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若年性パチンコ研究脳

若年性パチンコ研究脳

2021.11.12

研究#16-5:王道ミドル全盛期に現れた歴史を変えた革命機たち。CR機の足跡を辿る連続企画~2007年編~

rara rara   若年性パチンコ研究脳


どうもこんにちは。リーチ中でも打ちっぱなしな人が多い朗らかな環境のお店に通っているraraです。この前は告知が鳴って図柄が揃っても延々左へ打ちっぱなしをしている人を見かけました。もしかして右打ちとか知らないのだろうか……とハラハラしてみていると、台から右打ちしろと言われた瞬間に右打ち。全く奥が深いです。

さて、今じゃ当たり前のシステムになった右打ちですが、殆どの台が左打ちだった時代もありました。ということで今回はそんな時代を振り返る連続企画「CR機の歴史を振り返る」の第5回です! 過去回はコチラ

前回取り上げた2006年では、甘デジやST機の台頭を筆頭に、重い確率の確変機一辺倒だったスペックに多様性が生まれかけていました。今回はその翌年である2007年に発売されたCR機がテーマです! 


★2007年パチンコ界ピックアップ
・パチンコ旧基準CR機とパチスロ4号機が撤去を迎える
・新時代のスタンダード”王道ミドルスペック”の確立
・革命機:MAXタイプのST機『パトラッシュ』登場
・突確&突通が定着。遂には海シリーズにも搭載
・『雀球』の登場
 


という濃ゆい1年! そんな2007年にリリースされた現金機と雀球を含むパチンコの機種数は、327機種。(rara調べ) 前年の333機種とほぼ同じ数字になっており、まだまだ入替特需が大きかったことを示しています。


そしてそれら327機種をまとめたデータファイルがコチラ! 例によって超巨大データの為別枠にて公開しています。記事を読むのに必須ではありませんが、機種名を眺めるだけでもノスタルジックに浸れるので興味がある方は是非。

ということで早速細かい分析を見てみましょう! まずは2007年にリリースされた機種の初当り確率帯に関するデータです。

 

★ホールの覇権が交代!? 躍進する甘デジと安定のミドル

【2007年発売機種の確率帯】
ミニマム
(1/1~1/59)

6機種
 

(1/60~1/139)

85機種
 
ライトミドル
(1/140~1/239)
32機種
ミドル
(1/240~1/339)

105機種
 
ハイミドル
(1/340~1/369)
39機種
MAX
(1/370~1/399)
25機種
特殊
2機種
 


前年に引き続きミドルが首位をキープ! 超が付く大ヒットを記録した『CR必殺仕事人Ⅲ』や『CR創聖のアクエリオン』を筆頭に、大当り確率1/319前後、出玉あり大当りはすべてフル出玉、継続率60%前後……という、新時代の王道とも言えるミドル確変機が多数リリースされました。
 

▲仕事人シリーズ最大のヒット作になったⅢ。とにかくスペックが良い。


前年から増加傾向にある甘デジも絶好調で、右肩上がりにリリース数が増えている状態です。本命スペックのついでというサブの立場は完全に脱却し、甘デジ専用機が格段に増加しました。専用機かつ複数スペックという機種も多く、単純なリリース数だとミドルに次ぐ2位という大出世です。

その一方で、大幅に減少してしまったのがMAXとハイミドル。甘デジの隆盛と同時に、”その時出せる一番重い確率のスペックをメインに出す”という古から受け継がれていた文化が廃れていったことが分かります。

2004~2006年に散見された、可愛らしいほのぼの版権で1/399! みたいな台が激減し、重い台には重い題材が用意されるようになってきました。

さて、リリース数だと元気が無さそうに見えてしまうMAX機ですが……この年、後の機械に多大な影響を与えるMAX機が2つリリースされていました。詳しくは後ほど。

続いてはジャンルについてのデータです。

 

★04基準も5年目にして王道回帰?

【2007年発売機種のジャンル】
確変機
231機種
 
ST機
38機種
(うち通常あり3機種)
 
リミット機
1機種
 
転落機
2機種
 
一般電役
9機種
 
一種二種混合機
8機種
 
羽根物
17機種
(うち直撃大当りあり13機種)
 
普通機
6機種
 
雀球
1機種
 


まだまだ変わらず確変機の天下。一般電役や羽根物が微増してはいるものの、転落機やリミット機といった新機軸のデジパチはむしろ減少。04基準も4年目に入り、新しく出来るようになったスペックを取り敢えずで試してみるというフェーズは終了してしまいました。

そんな中、唯一定着した感があるのがST機。前回の記事では、実質甘デジ専用のジャンルであったことを解説しましたが……4年目にして、遂にMAXでのST機が初登場しました。『CRパトラッシュRED』です。
 

▲当時ほぼ絶滅状態にあったドット機が一気に増えたり、演出面でも後世に多大な影響を与えました


注目すべきはその圧倒的な高継続率で、なんと83%! 今となっては普通に聞こえてしまう数字ですが、60%前後の確変機がメインだったこの時代には圧倒的なインパクトがあります。

この時点での高継続率機といえばそれはほぼイコールでウルトラセブンなどのバトルスペック機でした。最後は突通で終わるバトルスペックと出玉なし大当りは切っても来れない関係だったところに、高継続な上に継続時はオール出玉ありというパトラッシュのスペックが受け入れられました。

実際にはSTスルーって出玉なし通常を引いたのと同じことで、むしろ時短が無い分キツイとも言えるのですが……与える印象が全てです。

もう一つパトラッシュが革新的だったのが”右打ち”という概念です。これまでにもアタッカーが右に配置されている台はあったものの、パトラッシュは電チューも右側に配置。1度大当りしてしまえばSTを抜けるまで右打ちオンリーで消化できます。

快適なのはもちろんのこと、前回取り上げた”ヘソと電チューでラウンド振り分けが変動する”という仕組みと相性抜群なのが右打ち。期待値の低いヘソ保留を貯めることなく、確実に高期待値の電チュー保留のみで抽選を受けられるようになりました。

非液晶搭載機ながら異例のロングヒットを飛ばしたパトラッシュは、翌年以後登場する機械のスペックへ絶大な影響を及ぼします。確変機一辺倒の時代が終わりに向かう前触れでした。

ちなみに、しぶとく現金機も生き残っています。

が……
現金デジパチ:2機種
現金羽根物 :6機種
現金普通機 :6機種
現金一般電役:1機種

と、いよいよもって現金デジパチが瀕死状態に。

CR機と全く同じスペックを作れる役物系の台は良いのですが、確変をつけられないデジパチをわざわざリリースするメーカーは殆どなくなってしまいました。

リリースの少なさから現金機の設備を減らす店が増え、需要の減少から更にリリースが減り……という悪循環があり、いよいよ現金機の最期が近づいてきています。

続いては出玉なし大当りの割合についてです。

 

★加速する出玉なし大当りの普及は遂にあのシリーズにまで

【2007年発売機種の出玉無し大当り搭載機種】
出玉無し搭載
222機種
(うち出玉無し通常あり29機種)
 
出玉無し非搭載
58機種
 


出玉なし搭載の割合がおおよそ8割! 最早搭載されているのが当たり前な世の中になってまいりました。

逆に、搭載していない58機種の方が良心的に見えてきてしまいますが……実は、その大半がST機となっています。ST機はスルーした時に出玉がありませんから、正直殆どの台に出玉なしが搭載されているようなものです。

この傾向は昨年からあったものですが、時代の流れに唯一抗い、頑なに全大当り出玉ありを貫いていたシリーズである海物語も『沖海2』からついに突確を初搭載。そして大ヒット! 

ここから先に出る海物語シリーズにも突確が標準装備されるようになり、いよいよ出玉なし大当りを搭載していない台が天然記念物ぐらいの存在になってきました。

また、ヘソと電チューでラウンド振り分けを変えられる仕組みを使った台も多数登場。同じ大当り回数でも、電チューで当てられた回数がどれだけ多いかで出玉が大きく変わる時代になりつつあります。

そして驚異の存在である”突通”を搭載した台が大幅に増加! ここまで突通が増えた原因として、”潜伏”の進化が挙げられます。ということで続けては潜伏搭載機の割合です。

 

【2007年発売機種の潜伏搭載機種】
あり
75機種
 
なし
196機種
 


マイナーな存在だった潜伏が、僅か1年で1/3の機種に搭載されるほどメジャーな存在になっています。

そして従来の潜伏機とは大きく潜伏の概念が変わりつつありました。潜伏確変と同時に突通を搭載するのが当たり前になっていったのです。

出玉なしを突確しか搭載していないなら、潜伏を見抜くことは容易です。ラウンドランプが光れば2ラウンド確変ですし、光らなければガセの小当り。極めて簡単に判別ができます。それに、1度潜伏してしまえば間に何回出玉なしを挟もうともずっと確変の確率で抽選されますから、打ち続ければ最終的には出玉ありの大当りをもらうことができます。

それに対し、突通搭載機の場合はラウンドランプが光った時点では潜伏が確定しません。ラウンドランプが光らなければそれは小当りですが、光ったとて突通の可能性があります。いわゆる”セグ”を確認すれば見抜くことは出来るものの、どのセグが確変なのかという部分に関しては自ら調べる他ありません。

この時”セグチェック”という文化が生まれ、それと同時にセグチェックしないユーザーを狙ったハイエナが活発になりました。4号機がなくなったことでパチスロのハイエナ文化が衰えた瞬間にパチンコが効果抜群になるというのも、タイミングが良いというか悪いというか……

また、この手の台には潜伏からの突通という非情のコンボも存在。初当たりで確変を引いているのに一切の出玉がもらえず、それどころか潜伏を回す分マイナスで終わるというとんでもない展開が起こりうるようになってしまいます。

このシステムを搭載した機種で一際人気を博したのが、初代『CR花の慶次』です。
 

▲7テンを特別な物にしたり、バトルタイプで転落の可能性が無い大チャンス演出(城門突破)を搭載したりと演出面でも革命的


慶次が斬新だったのは、潜伏期態度が異なる複数のモードを搭載していたことです。

通常モードの他に潜伏を示唆する傾奇モードと、潜伏期態度の高い極傾奇モードがあり、それぞれを行き来することで、常に内部確変の期待を持ちながら遊技することが出来る! 

というのが当時の宣伝文句でした。実際打ってみると、ラウンドランプが光らない単なる小当りから平気で極傾奇モードとか行っちゃうんですけどね……。

ただ、ラウンドランプやらセグを知らないか、敢えて無視して打っていれば純粋にワクワク出来る演出といえなくもありません。事実、慶次の大ヒット以降この手の突通を交えた複雑なモード移行をする潜伏機が急増。大潜伏時代の幕が切って落とされることになります。

さて、確変を引いているにも関わらず出玉を減らされ、そのまま追加投資の危険も孕んでいることから悪いイメージが強い潜伏ですが……そこで削った出玉を他に還元出来るという利点も存在します。

ということで続いては継続率のデータです。

 

★まだまだ低い継続率がメインの中、99.99999%継続の台が……!?

【2007年発売機の継続率】
49%以下
42機種
 
50%~59%
77機種
 
60%~69%
96機種
 
70%~79%
25機種
 
80%~89%
20機種
 
90%以上
2機種
 


時短での引き戻しなどを一切考慮しない純粋な継続率をまとめたのがこちらのデータです。今回は確変機とST機の区別はしていません。

ST機だ潜伏機だ革命だとさんざん煽っておいてアレですが、2007年の段階ではまだまだリリース数的にはマイナーだったのがそれらのジャンル。この時点では王道ミドルが得意とする70%以下の機種がメインとなっており、現在主流の高継続率機はまだ珍し目の存在に。パトラッシュや慶次の影響が現れるのは来年以降です。

そんな御時世ですが、歴代最高の確変継続率を誇る機種が登場したのもこの年。パチンコ界のNETこと、変態スペック乱立メーカーのアビリット(現コナミアミューズメント)より販売されたST機、『CRバックドラフト』です。
 

▲確変継続率99.99%?のバックドラフト


確変中の分母こそ1/99.6と重めの設計になっているものの、そのST回数はなんと2000回。ST継続率計算ツールに数字を入れたらエラーが出てしまいました。ほぼ100%継続です。凄い!!

……というものの、当然カラクリはありまして、この台の電サポ回数は0回or30回or2000回となっています。1度電チューで当ててしまえば振り分けは0回と2000回のどちらかになりますので、感覚としてはST機というよりも鬼のように確変中の当りが重い確変機になっています。この空回り具合こそアビリットイズム。

なお、天文学的な確率ですが2000回ハマりを達成すると本当の通常時に移行し、大当り確率が1/159.4に変貌します。

一見デメリットしかないように見えますが、この通常時からの大当りは電サポ回数が大幅に優遇されているとのことです。(詳細不明) 

2000回嵌めるのは現実的には不可能ですので、可能性があるとすれば店側のラムクリアによる強制的な通常時への以降でしょうか。つまり、お店が有利な状態を仕込むことが出来る台だったとも言えます。凄く面白いアイディアだと思うんですが、超マイナー台の超わかりにくいこのシステムを活用していたお店はこの世に存在していたのでしょうか……

そんな浪漫に思いを馳せつつ今回は以上です。それではまた次回!

 

★おまけ~雀球というジャンル~

シレッとスルーしていましたが、ジャンルのデータに雀球なる存在があったことにお気づきでしょうか。

かつてパチンコ店には、パチンコとパチスロ以外にも、『雀球』や、『アレンジボール』という遊技機が設置されていました。

これらは特殊なパチンコという位置づけではなく、完全に別のジャンルとしてホールに存在していたのです。
 

▲サミーの「ドリームジャンベガス」盤面下部には雀牌がぎっしり


雀球の見た目はパチンコにそっくりなのですが、遊技にはメダルを使用します。専用のメダルを入れると盤面内に封入された球を打ち出すことができるようになります。

盤面下に麻雀牌が敷き詰められているのが特徴で、打ち出した球は1球毎に必ずいずれかの牌に入賞。入賞した牌がそのままツモ牌となり、捨て牌を決めて、もう1度球を打ち出します。この一連の流れを規定の回数繰り返し、アガリを作るのが雀球というゲームです。

もちろん役の概念もあり、高い役ほど高配当を得る事ができますし、毎回ランダムで選択されるドラを手牌に含めると配当が上がったりと麻雀要素がてんこ盛りとなっています。

もう一方のアレンジボールについては説明を割愛しますが……一時期はこれらの専門店もあるほど人気がありました。

どちらも出玉性能が低いのが特徴で、勝ちも負けもそこまで大きな数字にはならない設計になっています。

そののんびりしたゲーム性が次第に出玉性能が過激化していったパチンコやパチスロに押され、自然と姿を消していくことになったと言われています。

アレンジボールは1度廃れてから、パチンコに近い形へ変貌を遂げて復活。『アレパチ』という通称で『アレジン』や『エキサイト』などの大ヒット台を排出し、一世を風靡しました。その後も細々と2004年まで新台が出されています。

一方、そのまま消えていったのが雀球です。1994年に発売されたサミーの『雀魔王Ⅲ』以降、長らく新台のリリースは行われず、専用の島設備が必要なことも祟ってか、ジャンルとしてほぼ絶滅状態にありました。

ですが、ほぼ絶滅状態であったにも関わらず04基準における遊技機規則の改正でも雀球は消滅することなく独自の規格として生き残り、適合試験の対象であり続けました。誰も作ろうとしなかっただけで、作れなくなってはいなかったのです。

そんな10年以上にも及ぶ長い沈黙を破り、雀球復活の狼煙として登場したのが2007年にサミーから発売された『ドリームジャンベガス』でした。専用の設備が必要という弱点を克服しており、パチスロの島にそのまま設置することができ、遊技もパチスロと共通のメダルを使って遊ぶことが出来るようになっています。

ですが……今のホールを見てお分かりの通り、雀球が再び復権することはありませんでした。やっぱり麻雀のルールを知っているのが大前提というのは厳しい気がします。

しかし、サミーは雀球を諦めてはいません。雀球普及のためのJanQというゲームを作ったり、なんと今年に入ってからも雀球が1台通過しています。

CR機が終わり、パチンコの型式名には『P』を付けることが義務付けられていますが、一見パチンコに見えてパチンコではない雀球の型式名には『J』が付くそうです。いつかホールに『J』の頭文字が輝くその日は来るのでしょうか。

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この記事へのコメント(1 件)

プロフィール画像
枠下蒼7
投稿日:2021/11/17
御存じかとは思いますが「アレパチ」は太陽電子(タイヨーエレック)の登録商標なので、アレジンやエキサイトはアレパチではありません。

パトラッシュ発売時に浮上した問題が、台枠の検定期限です。
この頃は台枠も新台から三年間の期限がありました。
パトラッシュは大ヤマトなどの台枠を使うのですが、古い機種から持ってくると、最悪はセルと一緒にして設置した時点で台枠の検定が切れていて設置できないことになる問題が。
通常だと5000-10000円ぐらいの台枠が長めに検定が残っていると30000円とかに値上がりしてましたね。

rara
代表作:若年性パチンコ研究脳

北海道に蠢く24歳のスロパチ好き。珍古店を探して全国を駆け巡ったり、大きいホールに一台だけ置いてあるマイナー台を打って、悦に浸ったりするタイプの人。最近のマイブームはパチスロミルキィホームズ。

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