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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2022.01.25

『リノ』の歴史

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

いよいよ5号機の設置も終了ということで、数多くの新機種が登場してきています。その中でも私が中有目しているのが『スーパーリノSP』。トマトの後の大連チャンが特徴の5号機以降の“リノシリーズ”です。

もはや“リノタイプ”と書けば通じるようにお馴染みとなったシステムですが、私のようなオッサンはどうしても“5号機以降の”という言葉を外すのをためらってしまうものです。それだけ『リノ』には歴史があり、システムも大きく変貌をしてきました。今回は、その歴史を振り返ってみたいと思います。

 

★大問題作だった初代。

▲3号機の『リノ』(ニイガタ電子:1990年)

初代が登場したのは1990年で、3号機の時代でした。液晶やら小役ナビなどは存在せず、今でいうノーマルタイプが中心だった時代です。『リノ』もBIGが360枚・REGが90枚のノーマルタイプとなっていました。

ニイガタ電子といえば『アラジン』の歴史でも登場していましたが、当時はサミー系列でもありながら独自開発もやっているメーカーでして。『アラジン』方向はサミーが開発していたのでそちらから後継機が作られ、それ以外は以降活動していた山佐系として受け継がれているのです。

さて、その3号機の初代『リノ』。メーカーが作った純正の基板のプログラムに大きな問題を抱えていました。特殊な打ち方をすると強制的にBIGが成立してしまったのです。今ならば、稼働停止となって代替機が用意され……と消えていく流れになるのでしょうが、当時はまだまだパチスロ創成期。なんとかして対策できないだろうか考えます。

そこで用いられたのが、違うプログラムを走らせる“裏モノ”でした。このような表現をする場合は「※メーカーと裏モノは関係ありません」と書くのがお約束ですが、この時はメーカーが直接関与していたとされ、検定取消処分となってしまったのです。これで「裏モノになって攻略法が使えなくなりました」となれば、まあ一つの着地点かと思いますが、そうはいきませんでした。


この裏モノは特徴的な連チャンシステムを持っていました。BIG終了後の早い段階で小役が揃えば、再びBIGが成立するものでした。

しかし、ただ単に小役が揃えば良いのではなく、細かな条件がありまして。BIG開始時から投入枚数と払い出し枚数を機械内部で監視します。BIG終了後もその監視は続き、払い出しがある規定のラインを超えた時にBIGが成立する仕組みとなっていました。

“BIG開始時から”というのがポイントで、BIG消化によっては連チャンゾーンが増えたり減ったり、1G目から4G目の基本となるゾーンではなく1G目の小役は無効で2Gから5G目までが有効などと変わったりしたのです。また、BIG後の小役成立は3枚がけである必要がないので、1枚がけとすれば連チャンゾーンを多く消化できる=連チャン率を上げられてしまったのです。

裏モノのままでも、ノーマルに戻しても攻略法の餌食になってしまう。そんな恐ろしい機種だったのです。


その扱いにくさもあり(そもそも裏モノなので、検挙される可能性もある)、大半のホールでは撤去されていきましたが「BIG後すぐの小役でBIG連チャン確定」という分かりやすい射幸性は当時のプレイヤーの支持があったため、2006年まで設置し続けていたレトロホールもあったくらいです。

攻略法を使えないように“BIGスタートから、連チャンゾーン終了まで。後ろに店員さんが張り付く”というアナログな対処はされていましたが(笑)。

さまざまな攻略法という“昔ながらの胡散臭さ”もありますが、小役落ちという純正基板の機種では実現できない(遊技機規則違反となる)ゲーム性の面白さも加わって『リノ』=連チャン機というイメージとなったのです。実際、出玉としても当時の中ではかなり強烈なほうでした。

 

★ストック機の基本型。

▲『スーパーリノ』(山佐:2001年)

2作目は、4号機時代となった2001年。内規の緩和によりリプレイ確率を変動できる機械が開発できるようになり、新規軸となるゲーム性が生まれます。ストック機です。確率の上がったリプレイでボーナスの入賞を拒否しながら成立したボーナスを内部に蓄え込み、ハマリゾーンとボーナスの連チャンを意図的に作り出す。そんな過激なことができるシステムでした。

そのハマりと連チャンを生み出す“シークレットストック機”の第一弾として選ばれたモチーフが『リノ』でした。初代から10年以上も経って、多くの人に“名前だけは知っている”伝説の連チャン機として白羽の矢が立ったのでしょう。

ボーナス終了時に次回ボーナス放出までのリプレイタイムのゲーム数を抽選。ボーナス終了時は(初代をモチーフにした)5G以内などの短いゲーム数が選択されやすく、そこで大連チャンを見込むことができる。この後4号機のパチスロシーンを牽引していくストック機の元祖といって良いでしょう。

しかし、この『スーパーリノ』には泣きどころがありました。設定変更時にボーナスのストックがなくなってしまうのです。これはシステムの発展途上ということと、内規や保通協との兼ね合いもあったでしょうが。設定変更でストック数が1つしか減らないように修正したのが『キングパルサー』でした。
 

翌2002年には、設定変更でストックが全消去されない『スーパーリノX』も登場しています。
 

また、ボーナス後の5G間の小役が揃うと高確率で連チャンとなる『リノV』も登場。まだ爆裂AT機が市場の中心で設置は伸びなかった記憶はあります。ストック機が全盛になったのは、AT機の出玉が大幅に見直されてからなので。

 

★ノーマルとして隠れた名機。

▲『リノNo.5』(山佐:2009年)

5号機初期に登場した『リノNo.5』。ストック機が作れなくなった時代ということもあり、ノーマルタイプとして登場しました。ボーナスは3種類で、BIGは純増308枚、ミドルは155枚、スモールは84枚。それぞれ出現比率は均等となっていました。

ここまで『リノ』といえば、連チャンというイメージでしたが、この『リノNo.5』はオーソドックスなノーマル機。そんなこともあってパネルに書かれた文言は、それまでの「IT IS THE BEST MACHINE ALL OVER THE WORLD.(この世で最高の台)」ではなく「THE BIGGEST LITTLE CITY IN THE WORLD.」に。筐体ロゴもポップに変わっていますが、これはアメリカのネバダ州にあるカジノ都市リノの歓迎看板をモチーフにしています。
 


 

★5号機版『リノ』システム誕生。

▲『リノ』(山佐:2015年)

新規設置できるのが5.5号機のみとなった2015年12月。新たな内規下でも面白い連チャンシステムは作れると、間髪を入れずに発表されたのが5号機の『リノ』でした。

通常ゲームは、2種BBを隠し持った状態で進行し、3択の特殊1枚を取りこぼした際に2種BBがトマトとして入賞。その消化後は純粋な通常時となってメダルの増えるボーナスを高確率で抽選する。初期5号機でネットが『ドラキュラ』コルモが『シーシー』岡崎産業が『ジャックポット』系で提唱していた連チャンシステムをより現実的に、ボーナスの消化方法をより時間のかかるものにするなど(短期出玉率・役物比率などの対策)パワーも見直した形と生まれ変わらせました。
 


導入当初は苦戦を強いられたものの、システムや楽しみ方が理解されてから根強い人気を獲得することに。連チャン時の期待値やトマトチャンスの確率が異なる『スーパーリノMAX』も登場。
 


5号機『リノ』の打ち方はそのままに、ノーマルタイプとして登場した『ハイパーリノ』。特筆すべきは1段階設定となっていたこと。プレイヤーの引きがすべて。引けなかったら自分が悪い。引けたら自分が偉い。しっかり打てば微妙に勝てるスペックで、どんなホールでも、ほぼプラマイゼロの期待値でホールを観察できるのが、私にとっては嬉しかったり。

 

★6号機でも『リノ』システムは作れる!


5号機『リノ』とシステムは同じ。6号機でも『リノ』タイプは作れると知らしめた台。5号機よりも出玉の制限があるため、ボーナスは純増約100枚の1種類のみに変更。通常ゲームのベース(回転数)も回るようになりました。

そのためトマトチャンスの確率は低くなることに。ベースアップ分と合わせて、トマトチャンスまでにかかる金額は同じ。連チャンゾーンの期待値もほぼ同じと、机上の理論では変わりなく打てるものとなっていましたが、5号機の『リノ』も残っている時期だったので稼働は大苦戦。ただ、もうちょっと評価されて良い機種とは思います。
 


2022年1月に導入開始された最新作。トマトが3択のみではなく、50%や66%や中段テンパイの確定トマトも作られました。その分、トマトチャンスの確率は低くなっていますが、3択のみでも確率がもう少し高いほうが……であれば『スーパーリノXX』を探していただければ。

特筆すべきは、天井救済機能が搭載されたこと。BB・RBから1831Gで天井状態に。ここで確率が上がるのは、確定の中段トマト。1831GのRTが終了して「純粋なハズレ+2種BB」の確率がアップします。この天井状態は、BBかRBが成立・入賞するまで継続します。トマトからスルーしても大丈夫ですぞ。


なぜ『リノ』といえば連チャンなのか。それは、このような歴史があったからです。初代を初打ちしたのは家庭教師のアルバイトをした帰りだったな。一瞬でバイト代が溶けたなぁ……なんて、あの日を思い出しました(笑)。

 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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