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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
2022.01.11
2022年パチスロも激動の年?
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昔話の途中ではございますが、新年ということもあってご挨拶をば。
5号機が撤去されて完全6号機を迎える直前にいろいろな噂が出ていますが「有利区間の出玉を差枚数管理とする」以外には正確に決まっておりません(この原稿を書いている時点では)。決まったら改めて書くこととしましょう。
主にAT機の射幸性が問題視されて6号機となったはずなのに、AT関連は規制緩和の方向で進み、罪のなかったノーマルは厳しいままとか不公平だと憤りたくもなりますけどね。ボーナスの払い出し枚数は遊技機規則に書かれているので、規則改正まで変わることがありません。規則改正されたら6号機ではなく7号機となります。6号機の間は変わらないということですね。
流れてきた噂の中には、仮称とされていましたが7号機というネーミングも。ただ、そこに書かれていたのは遊技機規則ではなく内規で処理できるものであったので「こりゃ、詳しくは知らない人が考えたデマだな」と思っておりまする。ちゃんとした人が書いたなら7号機ではなく6.7号機とか、6の数字は絶対に動かさないと思いました(笑)。
★スマートパチスロ元年に?
ということで、現時点で決まっていることをば。6号機の遊技機規則は、ボーナスの枚数や出玉率が抑制された以外、ゲーム性に関わる部分はほぼ変更なしとなっていましたが、メダルレス遊技機が登場できるようにクレジット関係の文言は変更されました。メダルレス遊技機=管理遊技機のための布石ですね。と、これまでは管理遊技機と通称されていましたが、呼称は“スマートパチスロ”となるようです。
メダルレスになるメリットはメダル・ドル箱・計数機が不要となること。コロナ禍もあって、より清潔になるのはユーザーとしても安心です。ただ、初期導入費用がお高そう。
また、現在は台と独立したサンドを使ってメダルを借りる形になっています。ともすれば、丼勘定ができてしまう。ところが、スマートパチスロになると、第三者機関がインアウトを把握できるので、経営がガラス張りとなります。脱税前提ではないですが、歓迎するホールさんも嫌がるホールさんも出てきそうですね。
ユーザーが喜んでスマートパチスロのほうを選びたくなる=ホールとして売上が上がるメリットとして、これだけでは弱いでしょう。そこで、有利区間の継続ゲーム数を無制限とすることにしました。6.2号機で最大3000Gとなりましたが、そこからさらに緩和ということですね。
しか〜し、これでもまだユーザーのメリットとしては弱い。ということで、いろいろ話し合われているんでしょう。「有利区間が差枚数管理になる」ということは、そこまで2600枚ヘコんでいる台であれば「2600枚+2400枚=5000枚」一撃で出る可能性があるということ。ただ、その途中で3000Gの上限となれば終わってしまいます。これが無制限なら取り切れることになりますね。
遊技機規則が変わるわけではないので、許される出玉率の幅は変わりません。5000枚出すにも純増が速いタイプならば、短期出玉率などで引っかかってしまいます。必然的にゆっくり(1Gあたり3枚程度?)出すことになります。その際にゲーム数の上限は邪魔なのです。
分かりませんよ。正確なことはまだ決まっていないですからね。どこから差枚数を計測し始めるかとか、設定変更時の処理とか。どこまで情報として出てくるか分かりませんが、聞きたいことはヤマほどあります(笑)。 その他の分かりにくいメリットですが、2機種目以降がユニット交換だけでいけるなら、初期導入は置いておいて長く続けるほど入れ替えの費用はお安くなる=出玉に還元できるかもしれません。
また、玉やメダルの補給や回収をするのに、これまではシマ設備が必要でした。パチンコのシマはパチンコのまま。パチスロのシマも然り。それが1台で完結するならば、どこでも設置できることに(警察の許可などはさておき)。パチンコとパチスロの設置割合やレイアウトに自由度が生まれることでしょう。
いずれにせよ、今まで通りのものも作れる。新しいものも作れるということで、ユーザーとしては新たな楽しみに出会えるかもしれない歓迎すべきことと思っております。ノーマルの出玉は絶望のままですけど。開発さんは、いろいろ出玉設計の計算し直したりとか大変でしょうけど(汗)。うん、頑張って。応援しかできませぬ。
★完全6号機時代。
2月から完全6号機時代となるわけですが、コロナ禍で1年伸びただけのことと思っていたりします。もう昨年のうちに「かなりのホールが潰れるだろう・パチスロの総設置台数が激減するだろう」と覚悟を決めていたので「はい、1年遅れでその時が来ました」くらいな感想です。
正直なところ、パチスロの総設置台数は100万台を割り込むくらいに思っておりました。ところが、11月の時点で設置されている6号機は100万台超え。6号機を設置しているホールの中に閉店するところもあるでしょうが、その6号機の大半は中古市場に流れるかと思うので、少なくとも直近での100万台割れは避けられたように思えます。その先は知らんですけどね。
5号機初期も総設置台数は減り続け、底を打ったのは完全5号機時代から2年後の2009年。2006年の約200万台から約33%減の135万台へとなりました。2020年時点の総設置台数は約158万台。同様に33%減くらいなら約106万台。5号機初期以上の逆風ですし、こりゃ割り込むな(汗)。
昔話では、パチスロが歩いて行ける距離にあった身近な日常としての存在でしたが、今はわざわざ出かける非日常の存在となっています。店舗数の減少とともに。趣味のためにわざわざ出かけるのは、既に知っていて熱中しているからであって。何かきっかけで知ってもらう、新規参入者を呼び込むのは難しいですね。元々は自然減分だけ新規参入者が入ってきて成り立っていた業界ですが。今は少数派を切り捨てたまま、数はわからないですが毎年1割とか少しずつ減っていく一方のような気がします。
と、暗い話になりましたが。そもそもパチスロはパチンコの片隅にあって、利益が小さくても稼働していればOKというオマケ的な存在でした。その時代を知っているだけに、元に戻るだけとも思っていたり。市場規模が縮小しようが、世間からの評価はイマイチだろうが、自分が面白いと思える台に出会えればそれで良し。
ということで、このコラムが公開される頃は『スーパーリノSP』と対峙しているかと思います(笑)。
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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