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ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2019.06.27
自民党参議院比例代表公認予定候補『おだち源幸氏』はパチンコ業界を守ってくれる? in PAA勉強会
岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館) ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
令和元年6月15日 G&Eビジネススクール渋谷校会議室にて
皆さん御機嫌よう、岡井です、今回はぱちんこ広告協議会(PAA)の勉強会に参加しています。
本記事のテーマは遊技業界が直面している問題と政治。今回はパチ7ライター内でも指折りの政治経済有識者と名高い私と一緒に勉強していきましょう。
現在度々話題になっているぱちんこ・パチスロの規制問題。みなさんも有利区間や継続率上限なんかの話は聞いたことがあるでしょう。「夢が無くなった」なんて言われることも多い遊技機規制ですが、ぼくらの夢を壊すような意地悪をするのは誰でしょう、ばいきんまんでしょうか。
(遊技機の規制及び認定等)
風営法第二十条 第四条第四項に規定する営業を営む風俗営業者は、その営業所に、著しく客の射幸心をそそるおそれがあるものとして同項の国家公安委員会規則で定める基準に該当する遊技機を設置してその営業を営んではならない。
はい、その正体は『風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律』、いわゆる風営法とか風適法と言われている法律ですね。もちろん意地悪をしているわけではなく、ばいきんまんでもありません。この法律が無いと無限に吸い込める極悪マシーンの設置とかも可能となってしまうので、遊技者を守る法律という側面もあります。
……まぁ、「射幸心」の解釈がけっこう厄介だったりするのですが、それは一旦置いておきます。
さぁお勉強しましょう、だって勉強会ですもの。
◆遊技業界の悩みと法
現在の遊技機規制に対しては様々な声が聞こえてきます。私もパチスロのノーマルタイプ機種に規制が必要だったのかは、今でも疑問に思っています。しかしエンドユーザーである我々が、もっと魅力的な機種を設置して欲しいと夢いっぱいな意見をホールやメーカーに言ったところで「そうしたいのはやまやまですが、ご提案の機種はそもそも適合試験に通りませんので……」となってしまうのが現状ではないでしょうか。
PAA大島理事長・日電協兼次理事長・回胴遊商大饗理事長
今回の勉強会開催にあたりPAA大島理事長は「ファンの拡大と各種情報の正しい理解」を目的とし、続く日電協兼次理事長、回胴遊商大饗理事長が遊技人口やホール数の減少、6号機の適合率問題の現状を語られました。特に適合率に関しては過去月間40%前後であったものが現在では18%まで低下しており、遊技機供給不足の要因となる重要な課題と捉えられていました。
こうした現状は過去に問題解決を図るために成立した自主規制を含むルールや、冒頭で説明した風営法が強く影響しているのですが、移り変わる時代のなかでそれらが現状に適しているのかは常に考えていかなければなりません。「テレビゲームで遊ぶとバカになるからゲーム禁止!!」みたいな感覚で、「遊技者は全員依存症だからぱちんこ規制!!」と言われても困るのです。
ではどうすればいいのか、プラカードを持って国会前に集結すれば良いのでしょうか。猛抗議ラッシュ!! と銘打って4号機打たせろ等の激アツカットインをキメれば遊技業界は良くなるのでしょうか。いや、そんなことをすれば「やはりぱちんこ業界の人は……」と白い目で見られるだけ、当然ですが正当な手段でアプローチする必要があります、つまり選挙です。
日本は法治国家なので、法律に基づいて社会が動きます、そしてそんな法律の作成・改正に携わるのが政治です。政治は有権者によって選ばれた議員によっておこなわれる間接(代表)民主制、つまり自分で立候補する人以外は選挙によって選んだ人に意思を託すことになります。当然ですが自分の考えに近い人に投票する人がほとんどでしょう、言ってしまえば自分にとって最も都合のいい政治をしてくれそうな人を選ぶのが選挙です。
◆おだち源幸氏にかけられる期待
昨今遊技業界で注目を集めている人物がいます、それが参議院選挙で自民党比例代表(全国区)公認予定候補の『おだち源幸(もとゆき)氏』です。
「大衆娯楽である遊技産業を守ります」と語るおだち氏。
プロフィール(※公式ページより)
▲自民党参議院比例代表(全国区)自民党公認予定候補さんですね(公式ページより)
・公式webページ(http://odachi777.jp/)
・遊技関連twitter(https://twitter.com/odachi777)
おだち氏が掲げる「5つの約束」
1.遊技産業の貢献を発信します
2.遊技産業の復興を推進します
3.努力が報われる産業政策に取り組みます
4.地域に根付いた大衆娯楽を守ります
5.働く人たちに夢と希望を広げます
おだち源幸氏は上記のような約束をもって遊技業界に寄り添い活動すると明言しております。今までここまで明言した政治家がほとんどいなかったこともあり注目を集めています。(※厳密に言えば遊技業界に明るい方もいましたが、イメージリスクからか指摘されると関係を否定したりと歯切れの悪い場面もありました。)
勉強会内で講演されたおだち氏も
◯「一大産業である遊技機業界を守らなくてはならない」
◯「遊技機の試験が正しくおこなわれているか」
◯「業界の努力を法令等の都合で簡単に覆してはいないか」
◯「IR計画推進にともなう依存症のスケープゴートにしてはいけない」
と、様々な問題に対しての取り組みが必要であることを訴えます。
おだち氏が実際に話を聞いた人の中にはパチンコが生きがいと話す91歳のおじいちゃんもいたそうです。そうした人からパチンコを取り上げた世界が本当に「良い世の中」なのか。社会貢献や雇用創出という面を見ずに、負の側面ばかりが取り上げられてしまうのはおかしいのではないか。そうした疑問に対ししっかりと取り組まなくてはならない。いままでそうした声を上げる人(政治家)はいなかったと結びました。
こうした明確な姿勢をみせてくれる人はパチンコ・パチスロファンから見ても頼もしい存在ではないでしょうか。業界に良いイメージを持たない人が多いのは当然おだち氏も理解していることでしょう、それを承知の上で問題解決に取り組もうとする姿勢に遊技業界から注目が集まるのは当然のことであり、我々いち遊技者も関心を持つべきだと思います。
▲パチンコ業界もがっつり支援(公式ページより)
◆政治×業界×族議員
ここまで読んでいただいた方の中には「ぱちんこ」と「政治」の組み合わせになんとなく、良くないイメージを持つ人もいるかもしれません。特定団体の支持を受けるなんてずるい、遊技業界も自分たちの都合だけで応援している、と。
いわゆる「族議員」という見方をすれば、おだち氏が当選した場合「ぱちんこ族」と言えるかもしれません。
ただ、この族議員について勘違いされている部分が多いので補足すると、族議員というのは特定の業界への知識やコネクションがある議員を指す言葉ですが、言い換えるとその道に精通していることを意味します。これ自体はなんら悪いことではありません。例えばweb・ネット文化関連の法案があるとして、それらをなにも知らない、パソコンも触ったことがないという議員よりも、知識や経験がある議員に任せたいと思うのは当然のことです。
ある程度会社勤めをした経験がある方なら、選挙前に自社や取引先で「◯◯さんを応援しよう」というお知らせ等を目にしたことがあるはずです。実際に多くの業種・業界に強みを持った政治家はたくさんいますし、そうした人達の集合体が国会になり、様々な業界の代弁者として活動するわけですね。
※族議員に関して詳しく知りたい方はコチラから。
もう少し詳しく日本の選挙について説明しましょう。
日本の国政は衆議院と参議院の二院制でおこなわれます。そしてそれらは別々の国政選挙で衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙があります。おだち氏は参議院選挙で自民党比例代表(全国区)公認予定候補となっています。ちなみに参議院選挙は今年(2019年)の7月に予定されていますので、もうすぐですね。
実際に投票時に必要なのは『自分が投票する候補者の名前』と『所属政党』がわかっていれば大丈夫です。投票所に行けば候補者一覧を確認できますし、それぞれ「政党名を書いてください」「候補者名を書いてください」と案内してくれます。例えば上記のおだち氏を支持する場合は「自民党のおだち源幸」とだけ覚えておけば問題なく投票できるでしょう。
◆政界へのアプローチで考えられることと勉強会の感想
ここからは私見ですが、遊技業界に強い議員が誕生したからといって、ただちにホール設置機種が様変わりするということは無いでしょう。そもそもの目的はメーカーやホールが、好き勝手に振る舞えるようにすることではなく、産業として適切な状況を確立することです。もっともその一環で将来的に規制緩和の方向に動くことは十分現実的だとは思いますが。
ただ、政治の場で議論される業界になれば、その透明性というものは変化してくるように思います。先に話題になった遊技機の試験適合率の件をとっても「なぜ適合しないのか」「どうすれば良いのか」といった部分において開示される情報が少なく、開発者の方々は頭を悩ませています。第三者視点からも明確な基準が誕生するかもしれません。
その他、地域毎に異なる広告関連の問題や景品の市場価格相当取引等、業界内でも連携がとりにくかった問題が議論されていくことを期待したいですね。
特定業界に強い議員が誕生するということは、政治の場においてその業界を無視できないことになります。遊技業界も今まで無視されていたわけではありませんが、軽視される、あるいは後回しにされるような場面があったかもしれません。そうした時に「ちょっと待って、ちゃんと考えてよ」と声を上げる人がいるのは変化の第一歩となるのではないでしょうか。
今回私が勉強会に行った感想としては。
・みんな真剣に考えている
・業界人の人も覚悟を持っている
・選挙結果に変化をもたらすよう注力している
個人的にはもう少し問題解決への道筋や政策的な部分に触れていただきたかったのですが、目下の問題である投票率の低さの解決が先決というのも理解できます。
良くも悪くも遊技機業界と政治という組み合わせが話題となりそうですが、みんなちゃんと考えてますよ。『パチンコ議員』なんて揶揄されることは百も承知で動いてます。
◆選挙行こうぜ、パチンコ屋の抽選くらい簡単だから
政治というものは経済問題や外交問題等様々な要素を持っており、当然ですがおだち氏を含めた候補者や議員は遊技機業界問題のみを扱うわけではありません。
しかし自分が好きなもの、大切なものに理解がある人に代表してもらいたいという気持ちがあれば自然と政治にも関心を持てるのではないでしょうか。関心を持っても意味が無いなんてことはありません。我々の未来を決める重大なものです。
私は選挙権をもってから現在まで欠かさず投票に行っています。自分の意思を示してこそ政治を語る資格があると思っているからです。ばいきんまんならぬ皆勤マンと言えるでしょう。
今まで投票したことが無いというみなさんも、なんら難しいことはありません、投票所でも丁寧に案内してくれます。候補者の方も様々なメディアで政治姿勢を発表しているので、事前にチェックすれば自分の考えに近い、この人にまかせてみたいという人を選んで投票できます。それはあなたにとってよりよい未来につながる一票かもしれません。
そろそろ次回選挙もみえてきましたね、さぁみなさんもレッツ投票。
お話ありがとうございました!!
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- 岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)
- 代表作:オカイ☆サロン
学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ7自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。
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業界人のみならずファンの人も考えるきっかけ、動くきっかけになればいいなと思います。今後どう動くか要注目ですね!
この記事は一般ファンの方に関心を持っていただければと思って書きました。
既にご存知の方には余計なお世話ですし、知った上でどう判断するかも自由ですが、話題の人を知っていただくことは意味があると思います!
おだちさんはPS業界の人達の話題になってたし、色々な意見もTwitterで見てたけど…ここまで声高に言ってくれる人が出てきた事は、大きな変化になるかもなーって、めっちゃ期待してる!
ハナビストさんの自由帳にもこの事に触れてましたけど、業界内では関心の高いことなんでしょうな。