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パチンコパチスロ気になるニュースイントロ!
2023.02.16
日本初のスマスロ専門店スマートガーデン浦和店誕生! 『コンビニ型店舗』は、全国ホール数減少ストップの救世主となるか?
ぐらん パチンコパチスロ気になるニュースイントロ! ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2023年1月29日、ベテランスロッターにとっては超有名系列である『グリンピース系列』最後の店舗池袋西口店が閉店。34年の歴史に終止符が打たれてしまいました。
はい、これでグリンピースの歴史は幕を閉じます。
— どくまむし (@shinozk) January 9, 2023
これまでのご来店ありがとうございました。 https://t.co/T01q8JiXmr
5号機世代の方にとってグリンピースはレトロ台、珍古台で有名な店舗だったかもしれませんね。ですが4号機時代には、連日多数のユーザーが開店前から並ぶ超有名店でした。特に新宿店は、新宿アラジンなどと並んで優良店として知られていたんです。
日本有数の知名度を誇ったグリンピース。そのグリンピースの消滅は、古いユーザーであればあるほど衝撃が大きかったのではないかと思います。
止まらないホールの閉店ラッシュ
どうも、オールドルーキーぐらんです。
僕がグリンピースの存在を知ったのは、元ライターネギ坊さんの『グランシエル(アルゼ)』の実戦収録DVDです。当時はYouTubeはもちろん雑誌付録のDVDなどもほとんど存在しない時代で、コンビニで展開されていたデジキューブで購入しました。視聴時に「グリンピース、客の数がすげえ!」と、とても驚いたのをよく覚えています。のちに実際に新宿店へ行き打ったことも一度や二度ではないですし、ハナビの6確を打ったという良い思い出もあります。
池袋西口店にしても、僕がやっていたストリートファイター4というゲームの聖地と呼ばれたサファリというゲーセンの近くにあったので、訪れたことも少なくありません。
グリンピースというホールがなくなってしまうのは、やはり僕も古いスロッターですので衝撃的なニュースでした。そして、ホールの閉店ラッシュという波が有名店であろうが関係なく訪れている時代なんだと、改めて思い知らされました。
ご存知の通り現在、全国のホール数は1995年を頂点に、減少の一途をたどっています。
10時開店18時閉店という8時間営業スタイルで話題になった『ミクちゃんガイア東加古川店(兵庫県)』や、低貸しスロ専の『あまスロ(兵庫県)」』など、特徴的な営業を行ってきたホールも2023年1月末までに閉店しています。
最盛期には約18,000店舗あったホールも、2023年現在は約7,600店舗程に。約42%へと縮小しています(警察庁発表)。
これまでにも業界は大きな転換期を経てきたわけですが、上記のグラフの色を付けた線でもわかるように大きく店舗数を減らした時期がふたつあります。
■1996年-2001年(グラフの赤線期間)
・1996年のCR機の規制(+1回ループタイプ禁止・リミッターの導入)
・2001年の高射幸パチスロ問題
■2006年-2008年(グラフの黄線期間)
・4号機の撤去開始
なお、2006年は全国パチスロ設置台数が歴代最大の年です。5号機以降に伴う4号機の駆け込み検定・リリースが相次ぎ【みなし機・4号機新台・5号機】が併用されたという特殊な期間であったためと思われます。よって、4号機の撤去に伴いものすごい勢いで設置台数を減らし、5号機以降の費用面などの問題も発生。2007年の「ホール数前年比マイナス8.0%」は記録的な減少となってしまいました。
1996年~2001年を第一次淘汰・2006年~2008年を第二次淘汰とし、2020年から始まるコロナ騒動や6号機移行などに伴う現在の閉店ラッシュは、第三次淘汰とされたりもします。
スマスロの登場とコンビニ型店舗
スマスロ(スマートパチスロ)登場前、メダル・玉を使用しないスマート遊技機は感染症リスクを抑えるといった感染症対策面への期待や、まったく新しい枠組みの機械ということで出玉関連への期待をされていました。さらにスマート遊技機普及のメリットの一つとして、人件費の削減や設備費用のコストカットも見込まれています。
2022年7月に行われたスマート遊技機フォーラムでは、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)の兼次理事長より「平均的な600~700台設置の従来店舗は(条件によって変わるが)開業に20億~30億かかるところ、100~120台規模のスマート遊技機店舗なら1億ちょっとの費用で出店できるようになる」との見通しも明らかにされています。
となると、小規模の立地でスマート遊技機の専門店をワンオペ的に経営をするホールが「誕生するかも」しれない。それは減少の一途をたどるホール数の歯止めや、増加へと転じる「きっかけになるかも」しれないという可能性も生まれたのです。「コンビニ型店舗」と呼ばれたそのホール形態は、この話を聞いたことがある人なら「たしかにその可能性はあるんだろうけど、実際に誕生するかどうかはまた別問題では」と思ったのではないでしょうか。
20年ほど昔、ホール内に50台ないような小さいスロ専のホールがたしかにありました。僕も、渋谷のサッカーショップにベルカンプグッズを探しに行く途中にあった名前もわからない、学校の教室くらいの敷地のホールで不二子を打ったことがあります。自宅の最寄り駅には、設置30台位のホールがありました。集中機のアラジンとワードオブライツが並んでいる光景は今考えてもカオスです。そうしたホールがあったことを僕は知っていたので、もしかしたら一般的な感じ方よりも「コンビニ型店舗、あり得るよな」と思えたかもしれません。
そんな、可能性の一つとして考えられていたコンビニ型店舗が実際に、それもコンビニエンスストアの跡地という立地に誕生しました。
業界の光となるか。『スマートガーデン東浦和』に行ってみた
2023年2月8日、JR浦和駅近くにグランドオープンした『スマートガーデン浦和』が、初のスマスロ専門店として注目を集めています。 これはぜひ実際に見ておかなくてはということで、グランドオープン初日の2月8日に行ってきました!
デジタルサイネージの入口自動ドアが印象的な外観。事前配布の抽選参加券はすべて配布済みとのことでした。
■設置台全66台
・HEY! エリートサラリーマン鏡 23台
・Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!! 20台
・パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ 20台
・スマスロリノヘブン 3台
事前の僕の予想では大型店のスマスロコーナーだけを切り取った、ずらっと規則的に台が並ぶ形を想像していましたが、敷地を最大限に利用するためか壁沿いの設置のほかに、ホールの中心部はひらがなの「くの字」に5台ほどが嚙合わさる特徴的な配置となっていました。
▲スマートガーデン浦和LINEのフロアマップより(2023年2月8日時点)
円形島は多くのホールで見ることができますが、この「くの字」配置は台の後ろにメダル自動補給設備の必要がない、スマート遊技機ならではの配置ではないでしょうか。当然ジェットカウンターも必要がないので、その分のスペースに従来店より多く台が設置できていると感じました。
データ機器も普通のホールで使われている機器が使用されていて、店内Wi-Fiも完備されていました。店内Wi-Fi利用時に観覧できる店内機種リアルタイムデータなど、かなりサービスは充実していましたね。喫煙所も1人ずつの利用ではありますが設置されていました。
景品カウンターはかなり小ぶりで、一般的な店舗の半分ほどのスペースだったのが特徴的でしょうか。見えるところに端玉景品がなかったので、省スペースの手段かもしれません。
グランドオープン初日ということで、ホール内は大賑わい。ほぼフル稼働を維持していました。「メダルの払い出し音が無いので聴こえる音も変わるかな?」と思いましたが、フル稼働もあってか従来店のスマスロコーナーとの音の聴こえ方に違いは感じませんでしたね。
上記の店内機種データを見てもよさげな台が多々あり、相当に設定状況もよかったのではないでしょうか。僕は抽選参加券も無いので、空いたリノに座って普通に負けました(笑)
開店から正午を過ぎてもほぼフル稼働で、大賑わいのグランドオープンとなっていましたよ。スマートガーデン浦和(P-WORLDさんリンク)は、JR浦和駅からアトレ北出口を出て、道なりにまっすぐ徒歩1分ほどの立地となっています。興味ある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
コンビニ型ホールは流行るのか?
2023年2月上旬時点で、スマスロのラインナップはまだ4機種のみ。これから多くの機種が登場することになります。春にはスマパチ(スマートパチンコ)の導入も予定されていて、スマート遊技機はゲーム性含め大きく展開されていくことでしょう。
上記のスマートガーデン浦和のようなコンビニ型店舗も増えていくかもしれません。それこそ、現在脱サラして退職金でコンビニエンスストアを経営するように、大手法人などが手がけるパッケージング型のフランチャイズなどで経営するホールが生まれても不思議はない時代になるかもしれませんね。
最盛期の約42%という全国のホール減少問題にコンビニ型店舗が歯止めをかける救世主となるか、出店費用が実際どうなのか? 人件費は削減されているのか? 不明な部分も多いですが、試金石として要注目ですね。
ちなみに、最後に余談ですが「約42%に減少」という点のみで言うと、「711枚取れたBIGが300枚(払い出し枚数)しか取れなくなった」という減少率も約42%なんです。なんとも奇妙な一致ですね。
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- ぐらん
- 代表作:新機種リリース情報など
アラフォーにしてまさかのライターデビューを果たしたオールドルーキー。スロ歴20年超。Aタイプをこよなく愛するガチ風エンジョイ勢。バラエティ島の住人でもある。得意技は、甘いと言われる機種での大敗。
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一応、全国設置台数なんてデータも公表はされていて、コンビニ型店舗が増えても台数減ってたら…みたいな懸念もあるっちゃあるんですよね。
ただ、コンビニ型店舗の利点は「今まで出店出来なかった場所にも出店可能」だと思うので、都市部にちらほら誕生していく可能性は高いと思います。
店舗数が減少するなら小規模店でも良いので復興の兆しになるといいなぁ。
まずはスマスロの機種が増えて間口が広がることが必要だとは思いますが...スマスロノーマルはよw
そうかもしれませんねぇ。ラインナップが増えてゲーム性が広がったり、出玉グラフの描き方に多様性が生まれないと万人受けという観点では難しいのかも。
逆に、例えば北斗がめっちゃ流行って令和に北斗専門店復活なんて可能性もゼロではないわけで、今後の動向はスマスロの発展とともに注目ですね。
4号機時代結構入り浸っていたホールさんで、その頃はとてもよいお店でした。
スマスロ店舗は今のラインナップだと設定入れないとお客さんすぐに飛んでしまいそうで経営が難しそうな気配がしますねぇ。