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プロゲーマーも参戦！『パチンコパチスロ連れ打ち✕ゆる～いゲーム飲み会』レポート

じくゲーマーとパチンコパチスロゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

パチンコパチスロ好きにはゲーム好きが結構いる
ゲーム好きの中にもパチンコパチスロ好きは結構いる

これ、たぶん合ってると思います。

だったら大人の事情もいろいろあるけど、両業界やユーザーの交流があってもいいじゃない！ということで、パチ7主催『パチンコパチスロ連れ打ち✕ゆる～いゲーム飲み会』が2023年3月26日に神奈川県上大岡にて開催されました！

やることはシンプル、「朝から連れ打ちをして夕方からゲーム飲み会」です。しかもプロゲーマーさん3名がホスト役として連れ打ち＆ゲーム飲み会に参加してくれたのです！企画内容や雰囲気はとってもゆる～く和やかなものでしたが、実は本格的で豪華だった本イベントの模様を、格ゲー観戦勢で俺得な1日だったじくがレポートさせていただきます！

主な参加者

今回はパチ7からせせりくんとパチ7編集長、プロゲーマーのノビ・ユウ・タケの3氏が参戦！そしてパチンコパチスロ好きもいればゲーム好きもいる40名近い一般参加者が集い、あいにくの雨天ながら上大岡の地に熱いメンツが勢揃いしました。

▲パチ7からは編集長とせせりくんが参戦！

プロゲーマーの方々は3人とも『鉄拳』プレイヤー。しかも実は全員パチンコパチスロ大好きという良き理解者、むしろゴリゴリの「こっち側」の人なのです！では、鉄拳プロゲーマーの御3人を紹介しましょう。

ノビ

鉄拳史上初の世界大会三連覇を成し遂げ、アーケード版『鉄拳７FR』でも全世界最速で「鉄拳王」の段位まで上り詰めたチームのエース的存在。“神速のアサルト”の異名を持つ唯一無二の超攻撃的スタイルは相手も見る者も全てを圧倒する。

ユウ

『鉄拳５』時代から長きに渡りトッププレイヤーとして君臨するレジェンド。経験値の高さからチームの精神的支柱としても活躍する。絶妙な攻守のバランスと、圧倒的不利な状況からでも逆転する根性値の高さで会場を沸かす事も多い。“神の右脚”と呼ばれる絶妙な置き技が代名詞。

タケ

「攻め」が強い昨今の鉄拳において、圧倒的防御力で守り切り、相手に絶望感さえ与えてしまう人間性能の持ち主。教科書の様な基本に忠実なスタイルで、その固さはチームの守護神として存分に発揮される。

プロゲーマーとしての実績は3人とも相当なものですが、パチンコパチスロの実力も侮れません。特にノビさんは週に3～5日はホールに足を運び、パチスロで生計を立ててゲームをする日々もあったとか。

3人とも朝からの連れ打ちに参加し、パチスロで設定6をツモってゲーム大会に遅れてくる方もいました（ご本人の名誉のためにYさんとだけ記しておきます）。

ゆる～く連れ打ち！

神奈川のホール開店は午前9時。朝8時にあとでゲーム飲み会の会場となる場所に集合し、事前の説明が行われました。

上大岡駅前には3件ほどホールがあり、参加者の中にいた地元勢からは貴重な情報も？各々がホールを選択して戦場へと旅立っていきました。

当日のオープンチャットでは大量出玉や高設定ツモの報告もあれば、あえなく敗れて先に飲み会をスタートさせる人、近くの公園で雨露に濡れる桜を愛でる人など十人十色でした。連れ打ちは各々が無理のないスタンスで楽しむもの、大人の遊びってやつですからね！

ゆる～くゲーム飲み会！

夕方には参加者たちがゲーム飲み会の会場に再集結。施設貸切で飲み放題付き、他にもドリンク＆フードが注文可能でゆったりとしたスペースで思う存分ゲームと飲み会が楽しめる空間でした！

某国民的パズルゲームで対戦！

大人の事情で何かは伏せますが、ぽよんぽよんした感じの某国民的パズルゲームで参加者の対戦会が行われました！これにはもちろんプロゲーマー3人も参戦、ジャンルは違えど動体視力や判断力など常人を超えたゲーマー力で一般参加者を圧倒するはず……

……が、全員負けてるし！

どうやら格ゲーとパズルゲームでは事情が違うようでした（笑）。

全員参加の対戦は和気あいあいと進み、初心者同士ゆえの泥仕合や実は昔やってた系の上級者による白熱のシーソーゲームなど、盛り上がりがハンパない！

プロゲーマーの皆さんやパチ７編集長による実況＆解説も入り、もはやこれはesportsと言っても過言ではない（かもしれない）パチ7の新たな扉が開かれたシーンでした。

▲対戦する者と応援する者と日本酒をかっ食らう者がいる、まさにゲーム飲み会（笑）

▲勝負の行方を見守って応援するギャラリーもたくさん！

▲せせりくんもゲーム説明の実演や対戦で活躍！

格闘ゲーム『鉄拳7』デモンストレーション＆プロに挑戦！

ゲーム飲み会は、これだけでは終わりません。続けて今度はプロゲーマーによる『鉄拳7』のデモンストレーション（プロ同士のガチ対戦）が披露されました！

▲戦うのはノビさんとタケさん、プロの壇上ガチ対戦を大スクリーンで間近に見れる！

▲試合の解説はユウさん、初心者にも分かりやすく試合を解説してくれました！

実はこれ、格ゲー観戦勢の筆者から言わせればとんでもなく贅沢な企画です。「プロ同士の対戦」を「壇上＆大スクリーン」で「分かりやすい解説付き」で「近くで生で見られる」ってそうそうありません。

プロゲーマーによる試合や大会はオンライン配信の実況＆解説付きなどで視聴できますが、リアルでこんなに近くで見ることはできません。またオフライン大会は選手たちも真剣そのもの、観客も騒いだりお酒を飲みながら観戦なんてまず無理です。

▲アケコンは膝置き、これ格闘ゲームの基本スタイルです。

まず格闘ゲームをあまり知らない人が気付くことに、アケコン（アーケードコントローラー）をテーブルではなく、太ももの上あたりに置く通称「膝置き」プレイがあります。

これはオフラインでの対戦や試合では机の高さやスペースなど限られた環境であることが多く、より安定したプレイを実現するために自然と格闘ゲーマーが身につけたものだと思われます。

もちろんゲームセンターや自宅で楽しむ環境など、人によってその限りではありませんが、膝置きするだけでそれっぽくなること請け合いです。

そして近くで見ると分かるのですが、2人ともレバーやボタンを押す「運指」（うんし：指を運ぶ動作）が軽やかで力みがまるでありません。初心者ですとレバーをガチャガチャ（通称：レバガチャ）したり、ボタンをバーンと叩いたりしますが、この道を極めたプロは一味も二味も違いました。

▲プロによる対戦のスゴさに目を離せない参加者たち。

▲対戦はタケさんの勝利、会場は大きな拍手に包まれました！

デモンストレーションの次は、何とプロへの挑戦コーナー！しつこいけど、こんな贅沢な企画あっていいんですか!? ファンイベントではよく見られますが、だいたい大行列でこんな気軽にできるもんじゃありません。

しかもガチ初心者を相手に、何とユウさんがハンデとして片手プレイを披露！さらに挑戦者にはタケさんの懇切丁寧なサポート付き！

▲これが鉄拳プロゲーマー・ユウの片手プレイだ！

▲初心者のLunaさんのプレイもタケさんが手厚くサポート！

初心者だけでなく、参加者の中には鉄拳に心得のある方もいて果敢に挑戦しましたが、やはり全てプロゲーマーの勝利でした。

挑戦時には3人のうち誰と対戦したいかを選べたり、段位（鉄拳7の強さを示すランク）を聞いた上での対戦形式の希望を受け入れたりなど、プロゲーマーの強さをいかんなく見せつけつつ挑戦者に配慮したガチだけど温かい時間でした。

対戦終了後は野試合（自由に対戦するという意味の格闘ゲーム用語）が楽しめる時間となり、初心者同士がわちゃわちゃと技を当て合うほほえましい様子や、「あ、これレア役の時に出てくる女の子だ！」という野次に笑いが起こる今回のイベントならではの一シーンもありました。

▲編集長vsせせりくんのパチ7下剋上対決はせせりくんが勝利！

「これはアリ」な大満足イベントでした！

最後はユウさんから今回のイベントを開催するにあたっての想いが語られました。ぜひ次回も開催したいという言葉は、その場にいた誰もが望むものだったでしょう。

パチンコパチスロとゲーム、この2つに親和性があるのは間違いありません。みなさんご存じのとおりゲームをコンテンツとしたパチンコパチスロも数多くリリースされています。

しかしながら、お互いの業界の都合もあり、なかなか簡単に手を組むことはできません。それでも関係各所と調整してこのようなイベントを実現したパチ7やプロゲーマーの方々には頭が下がります。これを終わりにせず、新たな試みが行われることを期待せずにはいられません。