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パチ7自由帳・匠
2020.08.18
パチスロは知ることで本当に楽しくなる。 4号機名機『グランシエル』と5号機名機『ディスクアップ』 書き手:ぐらん(新人)
この度、昨年末の自由帳コンテストが縁となり、パチ7に拾って頂いた『ぐらん』といいます。自由帳で時々書かせて頂いていたので、もしも知って頂けていたら幸いですが、改めましてパチ7ユーザーのみなさま、よろしくお願いします。
さて、パチスロ歴の長い人は気付いたかもしれませんが、私の名前は『グランシエル(アルゼ:現ユニバーサル)』から取ったもので、かれこれもう長いこと使っています。TwitterのIDにもgrancielが入っているし、各種ゲームで名前の入力項目があれば全て『ぐらん』です。
なぜ、さまざまな場所でグランシエルの名を使うのかと問われると、それは私の人生を狂わせた豊かにしたスロットライフの始まりとなる特別な機種だから。自己紹介も兼ねて、心の名機追想として挙げるのならば、私の場合グランシエルしかありえない。
そしてそうなるきっかけは『それじゃグランシエルを半分も楽しめてない』という友人のささいな一言だったのです。
今から約20年前の2000年のこと。浪人しながら「18時~6時労働で残業アリ」という、働き方改革が始まるきっかけなんじゃねぇか、という素敵な職場で給料を得ていたぐらん。
その頃、ただのギャンブルのひとつとして、スロットを打っていた私の前にグランシエルは現れました。──ん? 受験勉強? はて、その日本語は知りませんね……
2000年のパチスロ業界と言えば、12月に『獣王』(サミー)によって爆裂AT機の時代を迎えることになる、極めて重要な年でもありますね。
グランシエルはそれより少し前の2月に、スタンダードなA400タイプの技術介入機として登場。キャラ図柄は鷲で、時代を代表する名機『クランキーコンドル(ユニバーサル)』を始祖とする系譜の一員とされています。そんなグランシエルの基本的な要素は下記の通り。
『グランシエル』の基本
●設定1のフル攻略での出玉率が100%超え。設定6なら120%超え。
●技術介入要素であるBIG中の15枚複合役取得やリプレイハズシにビタ押しが要求されず、比較的簡単。
●設定差はあるもののBIGは平均約450枚前後獲得可能。
●メダルを入れただけでもBGMが流れ、その他BGM含めまぁまぁ音がでかい。
●チェリーとスイカが同フラグだが、チェリーをこぼすとスイカも高確率でこぼす謎のイジワル制御。
●レバーオン時予告音アリだとBGM変化・フラッシュ演出に発展する。
⇒このBGM変化と「ループフラッシュ」(停止ボタンとリンクして左・中・右リールがそれぞれ単独でBGM変化や点滅を開始)がグランシエル最大の特徴。ループフラッシュとは別に「ウイニングフラッシュ」という従来と同じく全リール停止後に光るフラッシュもある。
スペック面の甘さと適度な技術介入。そしてユニバ系らしい秀逸な出目・制御と、従来機から進化を狙った上記演出等で、人気を博した機種となりました。
ただし、まだまだスロット初心者だった私にとって甘さと技術介入難度の低さは魅力でしたが、制御や法則など小難しいことは意識の範囲外。すでになかなかのスロッターだった友人と、一緒にグランシエルを打っていたある日のこと。パチスロとの向き合い方を根本的に変える転機がやってくるのです。
打ち込むほど愛しても1/2も伝わらない
「コンチプレミアきた!」
※プレミア演出。レバーオンで『コンチネンタル』(瑞穂製作所)のBIG入賞ファンファーレがリール回転中に鳴る、問答無用の0確
「よしよし、今日も調子良いぞー! グランシエル楽しいわー!」
初めのうちは、前述したように通常時メダルを入れただけでBGMが発生するなど、だいたい何か鳴ってるんで「うるせぇ台だな……」という印象を持ったグランシエル。けれど、BGM変化時のアップテンポ曲や重低音響く爆音曲。それらがバンドや音ゲーをやっていた私の琴線に触れ、結果的に「グランシエル、カッコイイ!」へと変わるのに、そう時間はかかりませんでした。
ある日もBGM演出を楽しみながら友人と一緒に打っていたのですが── 友人が、左・中リールを止め右回転中なのに『入ったわ』と言います。リールを見ると、
この出目が停止。
「あーそれ。ハズレたこと何度もあるよ」
『いやそれチェリーこぼしてっから。左ビタならこれ2確』
──なんですと……?
そうなのです。まだまだヒヨッコだった私は制御というものに対してあまりに無知で、この出目は『チェリーこぼしorボーナス』だということを知りませんでした。いやね、この鷲の上にチェリーがあるんですけど、枠上に鷲を押すとたった2コマをスベって引き込んでくれないんです。4号機ならではと言いますか、なかなかイジワルでしょ。
友人の台は言葉通りボーナスが成立。消化しながら私に語りかけます。
『お前さ、グランシエル楽しいって言ってるけど、完全に予告音・確定告知待ちじゃん。予告音無くてもリーチ目は出るんだし、それじゃグランシエルを半分も楽しめてない』
──なんですと……?
まぁ左の目押しミスってたらチェリーこぼしなんだけど、と友人は続けますが、私の頭には先ほどの言葉がリフレインしていました。
『半分しか楽しめてない……半分しか……半分しか……』
楽しむために目押しをするカッコよさ
格闘ゲームの大会で負けただけで悔しくて悔しくて涙を流してしまうような私には、なかなかに重い言葉。あまり他人と自分を比べるのは褒められたものではありませんが、この場合で言うと「俺はお前よりグランシエルを楽しんでいる」という意味の言葉に、まず生まれた感情が「対抗心」だったのは否めません。いやぁ、若かったなぁ……。
そもそもは、技術介入難度が低いからと打ち始めた機種ではありますが、いろいろ詳しかったり、目押しが上手い友人が悔しいけれど「カッコイイ」と私のつぶらな瞳には映っていたのかもしれません。たぶん、羨ましかったんです。
もともと「ゲームってのは、ルールやシステムを理解し、本気で取り組むほど面白い」というスタンスのゲーマーだったという素養はあったとは思いますが、雑誌等で情報を仕入れ始めると私の没頭癖に火が付きます。それまでは、派手なフラッシュが最後まで継続して小役揃ってなきゃいい。そんな程度にしか考えていなかったループフラッシュはもちろん、ウイニングフラッシュにも対応役があることを知ります。
そして「より楽しむためには」BIG中以外にも技術介入が要る、と痛感します。同時に、制御に対する知識を持っていたほうがいい、とも。知ることで楽しくなれる場面が多い、と気が付いたんですね。 そのための目押し力の向上にも努め始めました。最初はとにかく確実に左上段に鷲をビタ押しすることをひたすらやっていましたね。
おかげで以後、前述の「上段鷲テンパイ」をだいたい2確にできるようになったのはもちろんですが、もう一点。左上段鷲停止から右リール下段チェリー付き赤7です。それまではスイカハズレでリーチ目だったわけです。これまた目押しが正確なら2確に昇格させられたり、右リール「チェ・リ・チェ」サンド目のインパクトや、Wテンパイハズレなどの美麗目を知ることに──いわゆる出目の世界の楽しさやアツさを知ることができたのです。
もちろん、ようやく知ったグランシエルならではの演出絡みの魅力も忘れてはいけません。1リールごとの停止形やループフラッシュの継続・種類。「第1停止で小役or…、第2停止でスイカor…」と、期待感がだんだんと増していく感覚は、次停止ボタンを止める手をアツくさせてくれます! 第3停止を押した後のウイニングフラッシュの存在もあって、「最後まで0%じゃない!」と諦めの悪い私にマッチしていたかもしれません。
そしてそして自分でも革命的だったのが、左上段鷲ビタをミスして上段鷲テンパイがガセって「ちきしょう、目押しミスってた!」や、1コマ遅れて上段鷲ビタ失敗からずるーんと赤7が降ってきてのびっくり1確なんかも本来避けたかったミスでありながらも「楽しい!」と思うようになったこと。
そうなると、「あえて目押しをファジーにしてドキドキするのも楽しみかたの一つだよな」みたいな考えかたも出てきて、教科書通りから一歩踏み出した自分なりの楽しみかたを探索できるようになったし、なによりそれが嬉しかったんですよね。もう、半分しか楽しめてないなんて言わせない! ってくらいには「自分の機種」になったと。
きっかけは友人の言葉への対抗心でしたが、20年以上経つ今でも私の中で一番大切にしている上記を総合した『3リール9コマの世界』への扉を一緒に開けてくれたグランシエルは、やっぱり私の[特別]なんです。
いつかまた会えたなら、またあの頃のように
しかし、別れは突然やってきます。
合宿で免許を取りに行き(おい、浪人生)、シルビア180SXに乗る、確実にヤンキーであろう綺麗な受付の女性に3回フラれたり、同部屋になったアメリカ人と将棋をしてボコボコにされ、しまいには飛車角落ちされたりと傷心の中、合宿日程を終え帰宅。
「グランシエルに癒されに行こう」と翌日マイホに入店すると、グランシエルがいたはずの島にはなにやらドラゴンと戦うピエロの姿が……そう、甘すぎたのか撤去されてしまったんです……あの時の喪失感は今でも忘れていません。「じゃあ……」と座った『デュエルドラゴンR』(アルゼ)で5万負けたのも忘れていません。
しかも近隣にはほぼグランシエルの設置がなく、少し足を延ばした先のホールのグランシエルは注射されたグランシエルの顔をしたナニカだったので、実質全滅。
こうした突然の別れを経て、グランシエルへの思い入れはさらに増すことに。気が付くとグランシエルはそれまで「出れば何でもいい」と考えていた私を「スロットって楽しいじゃん!」へと、大げさに言えばパラダイムシフトさせた機種となっていました。
おかげでその後のパチスロライフにおいて「ちょっと頑張れば誰でも勝てた」と言われる時代を中途半端に消費し、今に至る訳ですが……うん、まぁそれはそれで。
「好きな機種・面白い機種」は今もたくさんあるし、きっと今後もたくさんできます。現に今の私は『ディスクアップ(サミー)』が好き。そのなかでも特に好きな出目がこちら。
この形の1枚B揃い(上段ラインの【青・黒・赤】)へ向かう道中が私のディスクアップ一番のお気に入りの打ち方なのですが、少し注釈が要ります。
①予告音発生
②左[リプ・チェリー・リプ]を狙ってここまでスベリ消灯(消灯有無問わず小役以上確定)
③右[枠内黒]を狙ってここまでスベリ消灯(スイカor実質ボーナス確定)
④中[上段にスイカ・チェリー・黒の黒]を狙ってビタ止まり! (1枚B重複ボーナス確定)
この一連の「だんだんと成立役がボーナス寄りに絞られていき、消灯も絡んでの演出で期待度も増していく感覚」何かを思い出しませんか? そう、この一点はグランシエルっぽいんですよ!
私、思うんです。20年も過ぎて、ふとしたきっかけでフラッシュバックするとか、もうそれ「初恋」だったんじゃないかと。
──あの頃キミにもらったものは、今も色あせることなくこの胸の中にいるよ(唐突なポエム)。
そんな私が「心の名機は?」と問われれば、それはもうグランシエルしかありえないわけで。Q.E.D。
グランシエルに出会って、ギャンブルとしての勝ち負けとは別の部分での「楽しい」を感じることがなかったら、その後何度か訪れるスロットの変革期のどこかで、私スロットやめてたんじゃないかと思うんですよね。
もしもスロットをやめていたら今こうして記事を書くことは間違いなくなかったわけで。「グランシエルが私をライターにしてくれた」と言って間違いありません。
ちょうど良い時期にグランシエルに出会えたことは、私のスロ人生において数少ない幸運だったと言えるでしょう、いやホント。──できれば収支面での幸運ももう少し欲しいとこですが……もう少し欲しいとこですが‼
最後に、定期的にリリースされるコンドルシリーズで唯一、名を冠した後継機が出ていない機種があるらしいので、みんなで確認してみましょう。
クランキーコンテスト・コンテスト2 ⇒ アレックス ⇒ グランシエル ⇒ クランキーコンドルX ⇒ アレックス7R ⇒ クランキーコレクション・セレブレーション ⇒ アレックス ⇒ ???
アクロスさん。そろそろグランシエルお願いします!
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- ぐらん
- 代表作:新機種リリース情報など
アラフォーにしてまさかのライターデビューを果たしたオールドルーキー。スロ歴20年超。Aタイプをこよなく愛するガチ風エンジョイ勢。バラエティ島の住人でもある。得意技は、甘いと言われる機種での大敗。
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こいつには愛しかないんですよ……(笑)
まぁ、時代的にガッチガチに攻略しながら打つって人も、挙動から設定看破するって人も少なかった時代ですからね……
グランシエルは、スイカと同時に成立する1枚と単独1枚とっていう、ネズミパターンと、アレックスのような予告・消灯の法則性で出せる気がします!
最初の頃は鳥ビタ頑張ってたんですけど、枠内チェリーのフリー打ちに落ち着いちゃいました(汗)ちょい時期外れなデビューってことで、フル攻略な方々の姿をあまり見なかったんですよね、当初。
おいしい、甘いなんて時期はほんのちょっぴりで、スペックの甘さは直ぐに知れ渡り、朝から満席。それからちょっとして外されてしまいました(涙)
あの時の喪失感ったらなかったですね。
いや~ほんと、人気の有り無しだったら地元では『無い』方だったんですけど、そんなの関係無いとゆーか、そんなこじんにお気に入りって台が溢れていた時代でしたね。
メーカーさん。右に倣えじゃなくてカラー出していこうよ。
そんで打ち応えのある台をお願いします!