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パチンコパチスロと依存問題関連記事まとめ
2019.08.28
【DMMぱちタウン×パチ7合同企画】ぱちんこ依存症問題をRSNさんから学ぼう!【リカバリー学園】
あしの パチンコパチスロと依存問題関連記事まとめ ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
7月某日。晴れ。スーツ姿の、そんななかでもパリッとしたサラリーマンとOLが行き交う六本木。
とあるビルの一室に、パチンコ・パチスロ業界に関わる4人の男女が集められていた。趣旨を知るもの。知らぬもの。それぞれ困惑しつつもしばし談笑する中、ややあって、肩で風を切りながら入室する男の姿があった。男の名はハニートラップ・梅木。
皆が静まるまでたっぷり時間を置いて、男は叫ぶように宣言した。
「さぁ始まりました! パチンコ! リカバリー学園んんんん!!」
お互い顔を見合わせながら、とりあえず拍手する参加者達。学園という単語を聞いて早くも『あ、今回は自分は学生の設定なんだ』と理解しピンと背筋を伸ばした者も居たようだが、握りこぶしを振り上げて、イエーイと盛り上がるカンの悪い者もいた。
「今回はですね! なんと『DMMぱちタウン』そして『パチ7』が合同で! いわゆる『ぱちんこ依存症』問題について一緒に勉強して行こうじゃないかという企画になっています。これからみなさんで一緒にやっていくんで。どうぞよろしくお願いします。申し遅れましたがわたくし、このリカバリー学園の先生をやっております。ハニートラップ梅木と申します! そして皆さんは生徒!」
パチンコ・パチスロ業界とは切っても切り離せない依存問題。その問題への理解を深めるため、六本木のとあるビルの一室にDMMぱちタウンとパチ7によって突如開設された秘密の学校である。現在のところ生徒数は4名。教師は1名。
特別講師を招いたり、取材にいったり。なんで依存症問題対策をしなきゃいけないの? ホールさんは具体的にどんなことやっているの? など気が済むまでシリーズでお届けする予定。 |
「ちなみに今回の生徒は、それぞれのメディアから『こいつは依存問題のことなんも知らんだろう!』という人をピックアップしてます。キミたち! キミたちだよ! これからキミたちにはね、依存問題について勉強してもらうから! おい、そこ! 笑ってんじゃないよ! あとね、ケンタ・ブリトニーくん。キミはね、編集長からの特別推薦枠ね。キミは編集長が知る限り一番やべぇ『依存症』ということだからね。キミにはホントリカバリーして欲しいと思っているからね!」
──ここで生徒の紹介をしよう。
DMMぱちタウン:MYME
学籍番号1番。DMM組・MYME。パチンコ・パチスロ・麻雀。3方位に向けてゴリゴリに依存のケがある意味、優等生。ぱちタウン「チームJAD」に所属。名前は「まいみ」と読む。めちゃ美人。落ちこぼれ生徒枠。
DMMぱちタウン:ケンタ・ブリトニー
学籍番号2番。DMM組・ケンタ・ブリトニー。AV業界とパチスロ業界を股に掛ける、DMMさんの凄い所を凝縮して3日煮込んだような男。パチスロとボート。ダブルで依存中。名前のブリトニーは浜田ブリトニーさんから。電気、水道は止められるモノ、と平然としている。 落ちこぼれ生徒枠兼重度『依存症』疑惑枠。
パチ7:おおみず
学籍番号3番。パチ7組・おおみず。別名「広島が生んだ養分イケゴリラ」。主にシャカリーナに依存。最近可愛い姪っ子が生まれて母性本能を刺激されてる模様。たまに巨乳アピールする。落ちこぼれ生徒枠。
パチ7:編集長
学籍番号4番。パチ7組・編集長。「俺は依存症じゃない」と言い張る所が絶妙に『依存症』くさい大人。本人曰く「強いて言えば家庭依存だから」とかいい話に持っていこうとするところもまた絶妙。学級委員枠。
「そして第一回目である今回は依存問題に取り組む団体であるリカバリーサポート・ネットワーク(以下RSN)から特別講師として、この方をお呼びしております。平田さんです。どうぞ! ハイ拍手! 今日はわざわざ沖縄から来ていただいているので、皆さんしっかりね、真面目にお話を聞くようにしてください!」
RSN:平田氏
パチンコ・パチスロの遊技に関連した問題の解決を支援することを目的に、設立された非営利の相談機関RSNの中の人。普段は沖縄でニューズレターなど、依存問題に関する広報・啓発資料を制作している。必要に応じて各地に飛び、セミナーなども行っている凄い人。
「RSNっていったら、この業界ではもう有名な団体ですよ。ココに居るみなさんは知ってて当たり前なんですが、どうですか? 生徒のみなさん。ご存知ですか? MYMEさん、知ってますか?」
「リカバリー……?」
「リカバリーサポート・ネットワーク。よくホールのお手洗いとかに貼ってあるポスターとか見たことないですか。あのピンクのやつ」
「トイレ? LINE友達募集とかしか貼ってなくないですか……? あとジャグラーあるあるとか……」
「良いよ良いよォ。すっごい良いよォ。落ちこぼれてるよぉ」
「いや、絶対見たことありますて。これです。これ!」
「あっ。見たことあります! これかぁ……! 今日見てきましたぁ!」
「大丈夫! いいんです! いいんですMYMEさん。これから知って勉強していきましょうという会なんで。逆に優等生です。……すいません平田さん。でも世の中にはこれくらいの認識の方もいらっしゃるということで、基本的なところから依存問題、ギャンブリング障害問題についてお話を……是非、お願いできたらなと──」
──こうして『第一回リカバリー学園』の火蓋は、切って落とされたのだった。
「えー、基本的な事なんですが、まず『リカバリーサポート・ネットワークとは何か』ですね。RSNというのはいわゆる、NPOです」
「エヌ……?」
「まずNPOが分からん……」
「NPOというのは特定非営利活動法人。砕いて説明すると、利益を追求しない団体です。主な活動内容は『ぱちんこ』に纏わる電話相談窓口で……」
「えー……。『ぱちんこ』ってひらがなで書くの可愛い……」
「そう。法律用語では平仮名なんだよね。そうするとパチンコもパチスロも両方の意味になるんだって──」
「(笑) えー、何をやってるかというと、電話相談です。先程のポスターも全国のホールに貼って頂いていますが、実は今は『パチンコホールは全店、依存対策をしないといけない』という風に規則改正で決まってるんです。
それで業界としてそういう取り組みをしていて。具体的な活動のひとつとして『RSNへの支援』があると。で我々の電話相談は2006年の4月に始まりまして、2018年末までに、3万件以上の相談を受けて来ています」
「年間で相談どれくらい来るんですか?」
「最近増えてきて、2018年で6,000件弱です」
「え、遊技人口減ってるのに何で相談増えてんの……?」
「それには理由がありまして、やっぱり報道ですね。いわゆるIR(統合型リゾート)・カジノの問題に付随して、そこに『ギャンブル依存症』という言葉が出てくる。そして不安になった人が電話を掛けてくると。それで増えています。あとは以前は16時までの相談受付だったのが、2017年から22時までに延長したのも影響しています。ちなみにRSNの所在地は沖縄。代表は西村直之です。結構この業界ではご存知の方が多い人ですが──」
「西村……誰すか……?」
「聞き方! 誰すかじゃないよ! 精神科医の西村先生ですよ。RSNの代表です。講演とか一杯やられてるので、覚えてくださいねケンタさん!」
「チッ。うるせぇセンコーだな……」
「……君たちMYMEさんを見習いなさい。見てください彼女を。突然、非常に熱心にメモを取り始めて──何書いてるんですか……。あ、『西村さん、偉い人!』って大っきく書いてますよホラ」
「(笑)代表の西村は精神科医ですが──なぜ精神医療が出てくるかというと、精神医療には『精神障害』の診断名として『依存』(あるいはアディクション、嗜癖)といったジャンルがあるんですね。『ギャンブル(ギャンブリング)』の他に『アルコール』と『薬物』があります。
アルコールと薬物への依存は、『物質使用障害』というグループになります。物質ではなく『行動への依存(行動嗜癖)』として『ギャンブル』への『依存』があり、最近になって『ゲーム(ゲーミング)』への『依存』が診断名に加わりました。ちなみに行動への依存には、買い物であったりセックスなんかも含まれます」
「ああ! タ◯ガー・ウ◯ズ!! セックス依存ってやっぱり病気なんですか?」
「──基本的には『依存』しているからといって、即『病気』なのではなく、日常生活に著しい支障が出ている状態となっていれば、臨床的に『精神的な障害を抱えている』と診断される可能性が出てきます。人間関係を壊してしまったり。金銭的に困窮したり──。そういう状態が問題なのであって、そうではないのなら『依存』していることは問題ではありません。ただの『趣味』のレベルかもしれませんし」
「次にギャンブル障害対策の最新動向について──。色んな『依存』がある中で今日のテーマは『ギャンブル』なんですが、状況として知っておいて欲しいのがカジノの問題なんですね。
日本にこれまで無かったカジノを導入しようとするにあたって、日本社会には『ギャンブル依存症』に対する強い懸念がありました。その中でみなさんご存知の『ギャンブル等依存症対策基本法』というのが出来たんですね。その『等』という括りの中に、ぱちんこと公営競技が含まれており、そしてこれからできるカジノも含まることになります──。
要するにぱちんこ業界は、国から『依存問題への対策をしないさいよ』と言われているわけですね。そして海外のカジノでは依存問題への対策として『RG』という考え方が一般的です。これは最近よく聞く言葉ではないかと思うのですが、RG……ご存じの方はいらっしゃいますか?」
「僕わかりますよ。レスポンシブル・ゲーミングです」
「はい、その通りです。国によっては『レスポンシブル・ギャンブリング』という所もあります。海外のカジノ事業者やカジノを規制・監督して、そこから税収を得る行政当局。
この当局は依存問題への対策を構築していくにあたって『ギャンブル依存症』と病名を付けて、医療分野だけに対策を委ねてしまうのではなく、『RG』というフレームワーク、あるいはアプローチ、ものの考え方・見方、プロジェクトやスキームの集合体、などと表現すればいいのではないかと思っていますが——を用意してきました。
ところで、ギャンブル依存問題対策のフレームワークにはもうひとつ、『PG』があります。これは分かりますか……?」
「いや……これは分からないです。もう一個Gついたら分かりますけど……」
「おっと! ちょっと待ってください、MYMEさんが前に進もうとしてますよ! 何の略ですか?」
「パチンコ……ジェネレーション?」
「……パチンコ世代!」
「(笑)えーと、正解は『プロブレム・ギャンブリング』です。問題あるギャンブリング。RGとPGの違いなのですが、この二つの対比を強調するために乱暴にざっくり言ってしまうと、『RG』では予防の重要性を強調し教育・啓発活動に重点的に取り組みます。
ギャンブルに関連した問題を最小限にとどめることを目指し、最小限にとどめるための体制や仕組みを、カジノ内だけでなく社会全体と地域コミュニティのレベルで構築しておこう、というスキームです。これをこの数十年間をかけて、主にカジノ事業者と行政の担当者・研究者が、コミュニティ・医療・福祉・教育分野の関係者と協働して練り上げてきました」
「なるほど。『RG』は予防を重視した動きってことですね。となると『PG』は……」
「『PG』では、既に問題を抱えてしまった人にどう対処していくのか、というスキームになります。ですので、こちらは主に金銭問題、あるいはメンタルヘルスなどの問題として限定的に捉えていると言っていいかと思います」
「例えばアメリカは国民皆保険制を採っていないので、医療の自費負担が大きいんです。だから精神科や心療内科を受診する。つまり医療を利用するのではなく、カウンセリングを利用する人が多くいます。
日本でも公認心理師が国家資格として整備されたことによって、アメリカのようにカウンセリングが身近になっていく可能性はありますね。現状ではギャンブルに関連した問題を『ギャンブル依存症』として医療の問題と見なす(医療化する)ことが社会的・政策的に主流となっていています。
そのためRGよりもPG的な対策が採られがちになっていると言えます」
「RSNはどっちなんですか?」
「すでに問題を抱えた方から電話を受けているので『PG』です。今、代表の西村は日本にRGのスキームを紹介しようとしています。今後の対策に直結する部分なので、みなさんも是非覚えておいてください。──この辺が今の最新動向です」
「次に、報道でよく使われている『依存症』という言葉。『症』が付いているので、皆さん病名だと思いますよね?
まず病名の診断と治療行為は医師のみが出来る行為です。国家資格である医師の免許を持っていないと診断も治療も出来ないんですね。ですので例えばチェックリスト形式の簡易的なテストに答えて、『はい』の数が多かったからといって、やっぱり『依存症』なんだ、と自分で診断を下すことはできません。
でも『自分は依存症なんじゃないか』とか、『家族が依存症かもしれない』といった相談の電話は、RSNによくかかってきます。医師の診断が出たわけじゃないのに、簡単に自分や家族が『依存症』と思い込んでしまう。『依存症』とは何か、ということがよく理解されていないのに、この言葉だけが広く使われるようになっています」
「よく『依存症』って言葉が新聞とかにも書いてありますが、実際に医師から『依存症』という診断をされた人は、私の知り合いには一人もいませんよ。でも『依存症』ってよく聞くし、書いてある。ここはやっぱり分かり難い。その一因は、精神科と他の診療科との違いにある、という事でしょうか?」
「そうだと思います。精神科医療は『精神』を扱います。『精神』の状態は、レントゲンや血液検査などのように数量的に分かるものではありません。診断はもやもやっとした『人間的』なものとなりやすくなります。
また最近の精神科医療の診断では、必ずしも『病因』を特定しないようになってきています。
例えば、ガンだったらガン細胞の種類を特定し浸潤の部位と程度を検査・観察して、診断します。精神科以外の診療科では大抵、病名の診断と『病因』の特定はセットで行われています。ですが精神科では必ずしもそうではありません。
ギャンブルに関連して問題が起きているが、それはどうしてなのか。『たぶんこれが原因だろう』と推測できるときもありますが、結局はっきりとはわからないこともある。大抵の場合、その人が持っていた『素質』やこれまでの経験、現在の環境などのいくつもの要因が複雑に絡み合っていたりするんです。
確かにギャンブルで問題が大きくなっているけれど、ギャンブル以外にも問題はあるのかもしれないし、『精神』だけを治療して問題が解決するとは限りません。ギャンブルに関連して問題が起きている場合、次の3つの要素について明らかにする必要があります」
「先生! 『生物学的な状態』っていうのはどういう事ですか? これ脳とかの話だったりとか──?」
「そうです。篠原教授(諏訪東京理科大学:篠原菊紀教授)がご専門の脳神経科学ですね。もうひとつ重要な要素が遺伝ですね」
「え! ギャンブル依存って遺伝するんですか!?」
「ぼくの所がまさしくそうですよ。お爺ちゃんがギャンブル全般大好きで、うちの母も依存してて──ぼくがパチンコに関するツイートすると、必ず『うちたーい』ってリプ送ってくるんですよ。『ほどほどにね』って返してます」
「ぱちんこにのめり込んでいる方の親や祖父母、親せきに、ぱちんこをやる方が居るということは、実際によくあります。もちろん、身近にぱちんこをやる方のいる家庭環境で育ってきた、という社会的な要因もあるでしょうが、遺伝的な要因もあるのかもしれません。
次の『社会的な環境』というのは、親がパチンコホールに出入りしていた、といった家庭環境の他に、例えば、会社をクビになってしまったり、奥さんがすごく怖い人で家庭の居心地が悪くて、自分の『居場所』がホール以外に無くなってしまっていて、ホールに居続けるために使ってはいけないお金まで使い込んでしまう、という事例があります」
「それすっごい分かります……。不安になったら打ちに行っちゃうの──」
「はい。それちょっと気をつけた方がいいですよ──。ただ、会社をクビになったのはもしかしたら別の問題が潜んでるかもしれませんし、のめり込んでしまったのは会社をクビになった事と無関係かもしれない。このような様々な要因までは、10分や20分といった短時間の診察1回だけではほとんどわからない。たっぷりと時間をかければいろいろとわかってくるのでしょうけど、今の医療制度では難しいですね」
「えー……。病因を突き止められない……。そうなると、ちょっと疑問なんですけど、それで『ギャンブル依存症』って治療ってできるものなんですか?」
「認知行動療法など、さまざまな精神療法の開発が進んでいますが、『ギャンブル依存症』に効くお薬というようなものは存在していません。病院に行っても、その人が抱えている借金が減るわけではないんです。奥さんがやさしくしてくれるようになるわけでもない。とりあえずの対処法は『ホールに行かない』ということになります」
「はい。無理! それ無理!(笑)」
「えー! もう心の強さとか、そういう感じ? なんですか」
「自分でなんとかするのは難しいので、例えばGAとかがあったり──」
「ジーエー……?」
「ギャンブラーズ・アノニマスね」
「……え? ギャンブラーズ・ハマリマス?」
「平田さんほんとすいません。この子ね、いい子なんですよ。色々教えてあげて下さい」
「(笑) GA(ギャンブラーズ・アノニマス)っていうのは同じギャンブルの問題を抱える人たちが定期的に集まって、ギャンブルの問題からの回復を手助けし合う『共同体』ですね。
同じ『アノニマス・グループ』として、アルコールの問題ではAA(アルコホーリクス・アノニマス)、薬物の問題ではNA(ナルコティクス・アノニマス)などがあります。これらの共同体は問題を抱える当事者たちが集まっているので『自助グループ』、あるいは12ステップのプログラムを使うことから『12ステップ・グループ』などとも呼ばれています」
※ギャンブラーズ・アノニマス
ギャンブルをやめたいという願いを持つ人が集う自助グループ。
「ワンデーポートさんとかはどうなんですか?」
「ワンデーポートは、利用者に合ったぱちんこ以外の『趣味』や『夢中になれる対象』を見つけるという活動をしています。それはマラソンだったり、アイドルだったり。とにかく、万人向けの、ぱちんこへの依存問題に対する『これが絶対正解』というものは無いのだと思います。
例えば『マラソンこそが、ぱちんこ依存の解決策だ』なんて言われたら、びっくりしますよね。ある人にとっては解決法として機能したとしても、別の人にはまったく無効であるかもしれないし、むしろ問題を悪化させるかもしれない。たったひとつの方法を誰に対しても効果を持つ絶対的な『万能薬』『特効薬』として押し付けることは、凄く危険です。
ぱちんこに過度に依存しているように見えるけど、果たしてぱちんこだけが当事者の生活を困難にしているのだろうか。ぱちんこ以外にも、いくつもの問題が複合していた、ということは、よくあることです。そして、それらの問題群を解決、あるいは軽減させるためにはどうすればいいのか。
当事者は支援してくれる人たちと一緒に、そして支援者は問題を抱える当事者の立場に寄り添って、まずはじっくりと話し合いを重ねていくことが必要だと考えています」
※ワンデーポート
暮らし・生活・余暇の使い方を包括的な視点で見直し、解決を図っていく回復施設。認定NPO法人。横浜市瀬谷区にある。
「強制的にぱちんこから距離を取るよりも、別の趣味を見つけるというのは凄くいいと思います。MYMEさん、なんか趣味ありますか?」
「最近ダーツとピアノを始めました」
「ああ、いいですねぇ……。先生安心しました。ケンタさんは……?」
「僕はボートですね」
「……だめじゃないか! 何をゆっとるんだキミは!」
「でも僕思うんですけど、例えばゴルフにめっちゃハマる人って、ゴルフにめちゃくちゃお金を使うじゃないですか。アレはOKでパチスロはダメっていうのがいまいち納得ができないッス。だってダーツだって金使うっしょ?」
「使う使う。めっちゃ100円入れちゃう」
「その趣味のせいで生活に支障が出ていなければ、やめる必要はないと思います。何かに適度に『依存できる』、言い換えれば『夢中になれる』という経験は、生活や人生に充実感やリフレッシュの時間、潤いをもたらしてくれます」
「はい! 先生質問です。例えば貯金がいっぱいあって、それを全部パチンコで使ってしまいました。日常生活に支障は出てないけど、頑張って貯めた貯金はゼロになりました。これはどうですか?」
「貯金というのは使う・使わないが本人の自由になるお金のことですよね? もちろん本人次第なのでしょうが、問題ないと思いますよ」
「でもゼロになるんですよ。それでヤバイって気付いて、めちゃくちゃ後悔したとしたらどうですか?」
「後でめちゃくちゃ後悔するのだったら、やめておいた方がよかったのかもしれませんね。ですが例えば世界一周旅行に、その時に持っていた貯金全部を使ってしまったとしましょう。数百万のお金と数カ月以上の長い期間を使って世界各地を巡るわけですが、それを『旅行依存症』とは誰も言わないのではないでしょうか」
「うわ、すっごい分かりやすい……」
「旅行もゴルフもぱちんこも、趣味としては夢中になれて、生活に支障が出ていない。自分の自由になるお金と時間の範囲内であれば、問題ないと考えています」
「要するに、同じ趣味のひとつなはずなんだけど、世間ではパチンコ・パチスロだけが特に危険なんじゃないかと思われているってことなんですよね。そういうんじゃなくて、しっかりギャンブル依存問題というものがどういうものなのか。これをまずは業界人として、実態を明確にして、正しく理解したい。そしてユーザーさんにも伝えたいと。──だんだん見えてきましたねこのリカバリー学園の趣旨が! みなさんしっかりメモ取ってますか?」
「精神科の医療について世間からどうも理解されづらい原因は、まだあります。変化が早い、ということです。最近でも『ゲーム障害』が診断名として登場したり。時代に合わせて凄いスピードで変化しています。不断に勉強し続ける必要があるのだなぁと思います。もしも80年代くらいで知識のアップデートが止まっている医師がいたとすれば、その知識は40年も前のもの、ということになります」
「80年代……やばくないですか?」
「はい。やばいです。極端な話、10人の医師がいたら10通りの診断が出てしまうかもしれない。というわけでアメリカの医師会が『診断基準』というのを作っているんですね。これを『DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders、精神障害の診断と統計マニュアル)』と言います」
「出た。チェックリストだ。やったことあるでしょう皆さん。『会社を休んでパチンコを打ったことがある』とか『使ってはいけないお金を使ってパチンコを打ったことがある』とか」
「そうです。診断基準は見かけ上、チェックリストの形式をとっています。DSMを参照する医師は臨床の現場で『特定の状態が特定の期間に存在している』という具体的な診断基準に照らし合わせて診断を行います。精神医療の診断への信頼性を上げるためにDSMは出版されました(DSMを使った診断は『操作主義的診断』と呼ばれています)
精神障害によっては、軽度、中等度、重度といった状態についての目安が記されているものもあります。『ギャンブル障害』の項目では、9項目の診断基準のうち、8~9項目に当てはまる重度、6~7項目の中等度、4~5項目の軽度となっています(英語版が2013年に出版されたDSM第5版の場合)
ギャンブルのプレイヤーはざっくりと、全く問題のないプレイヤー、リスクは高いけどなんとか踏みとどまっているプレイヤー(問題化する可能性のあるギャンブラー/潜在的な問題ギャンブラー)、あるいは他の人の助けを借りないといけないレベルの重度の問題プレイヤー(問題ギャンブラー/病的ギャンブラー)に分類されます。重度の『ギャンブル障害』に該当するのは全プレイヤーのうちの1~3%くらいであると言われています」
「僕は絶対重度だ──! その1~3%に入ってる自信あります」
「良いことじゃないんでね……。ちなみにその重度の方っていうのは、全部パチンコ・パチスロなんですか?」
「日本の場合、約8割が『パチンコ・パチスロに最もお金を使った者』だという調査結果があります(国⽴病院機構久⾥浜医療センター「国内のギャンブル等依存に関する疫学調査(全国調査結果の中間とりまとめ)」) ですがこれは2017年度の全国調査の結果ですので、今はもしかしたら公営競技の割合が増えてるかもしれません。ますますインターネットで手軽に投票できるようになってきているので」
「そうなんですよね。公営競技は家でお手軽にできるじゃないですか。でもパチンコ・パチスロはホールまで行かなければ打てないので、なんなら運動にもなる──」
「ならねーよ(笑) でも家で毎日ボートやってますっていう人と、毎週一回ホールに行ってますっていうんじゃ、たぶんホールの方が依存って言われるんだろうなぁ……」
「イメージ、なんでしょうね。打たない人の中には、そういう風に見る人もいらっしゃると思います。毎週ホール行ってるんだ、それ完全に依存じゃん、みたいなね」
「主に『ギャンブル依存症』という言葉が新聞などのマスコミ報道で頻繁に使用されていますが、最近は『ギャンブル障害』という言葉が使われることもあります。DSMという診断基準のお話をしましたけれど、日本でもDSMを使った診断がメインストリームとなってからは『ギャンブル依存症』とは言わなくなっています(DSM-Ⅳ-TR以降。それ以前のDSM-ⅢおよびDSM-Ⅳでは『病的賭博』)
古い診断体系を使っている人は未だに言うんですけども、DSMに『ギャンブル依存症』という診断名は存在していませんし、過去のDSMに存在していたこともありません」
「じゃあ、『お前ギャンブル依存症だろ?』って言われたら『あ、古いね。それDSM以前のヤツだよ』って言っても大丈夫ですか?」
「うわダッセぇ! ふっる! おいみんなァ! コイツまだギャンブル依存症とか言ってるぜぇ!」
「そこを争ってもしょうがない……(笑)」
「まあ精神医療の用語で言えば、ですね。訳語である『ギャンブル障害』の元の英語は『Gambling Disorder』なんですが、『Disorder』を『障害』と訳すことについて議論になった経緯があり、現在でもその訳語でいいのかどうか、議論が続いています。やっぱり精神医療でも『~症』としようという動きもあります。
世界最大のカジノの集積地となっているマカオでも、当然ながら依存問題の対策は行われています。マカオでは中国語とポルトガル語が公用語となっているのですが、『Disorder』を中国語で『失調』と訳しています。私は個人的に訳語としては、『障害』よりも『失調』の方がしっくりときます」
「失調! それいいですね。すぐ戻りそう」
「ちょっと調子崩してるだけですみたいな感じがしますね。実は僕、前から思っている事があって。『依存症』っていうと周りからの当たりがキツイじゃないですか。なんならお前が悪いんやろくらいの感じで来るんで……。自業自得やろみたいな。え、風邪引いてる人にそんな事言う? みたいな。
ギャンブル障害。ギャンブル失調。これだと『お前大丈夫か?』みたいな感じにはなるかもしれません」
「でもまだ、世の中で見る文字としては『依存症』が多くないですか?」
「マスコミには『ギャンブル障害』よりも『ギャンブル依存症』の方を使いたい理由や思惑があるのでしょう。『依存症』の方が、いわゆる「病気」であるというメッセージが明確に伝わりますし。精神科医でも『ギャンブル依存症』を使う人は少なくありません」
「じゃあもうオレら、今マスコミの上を行ったんですね!」
「ちょっと話を聞いてて思ったんですけど、人間て気持ちいい事が好きじゃないですか。アルコールとかセックス。あとパチンコ・パチスロ。依存するっていうのはこれはもう本能なんじゃないかと思って。だから本能に忠実な人がそういう風になっていくんじゃないかなと思うんですよ」
「こう考えてみて下さい。一時の快楽以上の大きな苦痛や負債があとから来たら、しんどいじゃないですか」
「僕は一瞬の快楽に全部賭けてるんで、それはそれでアリかなとも思うんですよね。人生観の話になるのかも知れませんが」
「繰り返しになりますが、過度な依存、つまり生活に支障が出るほどの依存でなければ、問題ありませんからね」
「比べるのはヘンかも知れませんが、山に登る人は『山登り、気持ちいい!』って、そのために全てを捧げる人もいますよね。そしたらアルピニストと呼ばれるわけで──」
「アルピニストは命を落とさない為に全力を尽くすじゃないですか。ルートの下調べだったり、天候の調査だったり、万全の装備だったり、もしもの時のバックアップだったり。それをせずに危険を犯すアルピニストはいません──。ギャンブルも一緒で、なるべくちゃんと遊べるように。天気の悪い日は避けて山に登るように……」
「ああ、それだ。ストンと入ってきた!」
「どしゃ降りなのに山に登りたくてしゃーないって登る人は、もうそれ結構ヤバイ奴ですからね」
「ちょっと待てばいいんです。天気が良くなるまで」
「待てない! 待てないんですよ。1時間あったらどしゃ降りでも行っちゃう」
「そういうとこだよ。いやーもう今完全に納得した。過疎店とかいわゆるボッタ店で打つ人は、高難易度ルートをサンダルとかで登ろうとしてるんだよ」
「ああ、でも分かる。絶対出ないって覚悟して打ってる事ある──。あれか……サンダルだったんだ……」
「まぁでも自己責任の範疇で、それを楽しんでいるっていうのであれば、問題ないわけだけどね。山とは違って、高難易度のところを攻略しても、満足度は低そうだけども(笑)」
「RSNへの電話相談でも、そういう問題のある行動をされる方はいらっしゃいます。破滅願望がある、というのでしょうか。自分自身で必ず負ける、あとで凄く困ったことになるとわかっているのに『やめられない』という相談です」
【質問者:MYME】
Q:自分は『依存症』と考えた事もないのですが、それでも『かもなぁ?』って、意識して生きていった方がいいですか?
A:電話相談でも実際に『私、問題ありますか?』と良く聞かれます。相談の中で色々詳しくお聞きして、生活に問題がでていないようであれば『大丈夫です』と答えています。常時意識する必要はないと思いますが、不安を感じたらいつでもリカバリーサポート・ネットワークにお電話ください。
Q:最近パチンコ・パチスロを打つ時間が長すぎて、ニュースとか見てないんですけど、これって依存ですか?
A:ニュースを見ていないから『依存』、とはならないので安心してください。
Q:パチスロを打ちたすぎて朝4時起きの生活が続いたりするのですが、それでも健康を害さなければ『依存症』じゃないですか?
A:生活に支障がでてなければ大丈夫です。それだけ夢中になれるものがあるという人生は、考えようによってはむしろ素晴らしいものなのかもしれませんね。ただ、体調を崩さない程度には睡眠をとって下さい。
【質問者:おおみず】
Q:こうなったらギャンブル障害だ! という基準はありますか?
A:日常生活に支障が出た時点で、過度にのめり込んでいる可能性があり、ギャンブルから距離をとるべきだと考えます。精神障害かどうかよりも、日常生活に支障が出ているかどうかを気にしてください。ギャンブルに関連した問題としては、特に「使ってはいけないお金に手を出してしまう」「ギャンブルのために借金を重ねてしまう」といった「金銭面でのトラブル」が多いようです。他にも「仕事」や「家庭」に問題が起きないようにギャンブルを適度に楽しんでください。
Q:では御曹司でめちゃめちゃお金を持ってて、仕事もしなくていいし家族に気を使う必要もない人は、起きてる間ずっとパチンコを打ってても依存症ではないという事でしょうか。
A:はい。その通りです。実際カジノのVIPフロアには世界各地からそういう人たちが来ていて、カジノの経営を支えているようです
【質問者:編集長】
Q:いわゆる勝ってるガチ勢についてなのですが、彼等の扱いはギャンブル障害対策の視点ではどうなんでしょうか。色々犠牲にしてそうな気がするのですが。
A:良い質問です。「ギャンブル障害」についての議論では「問題ギャンブラー」とは別に「プロギャンブラー」というカテゴリーがあります。「プロギャンブラー」は、一時的な興奮や問題回避・逃避のためではなく、お金儲けのためにギャンブルをします。そして長期的な収支は必ずプラスとなっています。ギャンブルを仕事と考えた場合、プロギャンブラーが一定の時間を犠牲にすることは、他の仕事の場合と同様に仕方のないことだと思われます。ただし、自分を「プロギャンブラー」とみなす「問題ギャンブラー」は多く、ギャンブルによって生活が成り立っておらず、むしろ破綻しているのであれば、RSNにご相談ください。
Q:我々メディアの人間に期待する事などはありますか?
A:RGの考え方では「基本的にギャンブルでは負ける」というプレイヤーに対する啓発が重要になります。ですのでメディアの方々には、特にファンに「勝てる」と思わせるのではなく「基本的には負けるように出来ている」ということを正確に伝える活動を期待したいです。
Q:射幸性とギャンブル障害って関係ありますか?
A:例えば射幸性が高い機種を打ってる人が全員ギャンブル障害になるのなら、カジノのVIPフロアで遊んでる人は全員ギャンブル障害になっていると思います。逆に、6号機でも低貸しでもギャンブル障害の状態になる人はいます。つまり射幸性とギャンブル障害の因果関係については、少なくとも現時点においては、実証されていません。
【質問者:ケンタ】
Q:明後日、料金未納で水道が止まる予定なのでですが、これはギャンブル障害ですか?
A:RSNに電話してください。
Q:ギャンブル障害対策のゴールとかってあるんですか?
A:明確なゴールはありません。安倍首相は日本にカジノをつくるにあたって「世界最高水準の規制」で臨むと公言しています。カジノの依存問題対策についても「世界最高水準」が適用されることになると思われます。そしてもし、カジノがやっている依存対策のなかに「ギャンブル等」であるぱちんこで行われていなかった対策メニューがあれば、カジノ産業からぱちんこ産業への問いかけがあるということは、当然予想されます。これから日本版カジノの依存問題対策が構築されていくことになりますが、ぱちんこ業界はその行方を注視していく必要があるでしょう。
2時間にわたる授業を終え、各々感想を述べあう生徒たち。咳払いを一つして梅木先生が声を上げる。
「はい! みなさん! どうでしたか第一回リカバリー学園。折角なので最後のシメとして、それぞれ感想を聞いていきたいと思います。ちなみに先生はね、感動しました。最初はちょっとみんなふざけてたんですけど、後半はかなり熱心に話を聞いていましたね。誰も居眠りせず最後までちゃんと──。見直したよキミたち。やれば出来るじゃないか! じゃあMYMEさんから順番に、感想をお願いします!」
「はい、私あんまりギャンブル障害の問題とか考えた事が無かったんですけど勉強になりました。もし周りで危ない人がいたらRSNの電話相談を教えてあげます」
「僕はとりあえず、もうお金借りて打つのはやめようかな、と思いました。あと僕がギャンブル障害なのか、精神科医の先生に診てもらいたいです」
「知らない事がいっぱいあって勉強になりました。あと個人的にDSMによる診断を受けてみたいと思いました。もしギャンブル障害だったらRSNに電話しますのでお願いします」
「メディアに関わる人間として何かできる事があればやってかないといけないんだなと言うのが凄く分かりました。あと国の言うことって根拠が結構薄いんだなと思いました。引き続き勉強していきたいと思います」
その姿を満足気に眺める梅木先生。そして特別講師・平田氏。こうして第一回、リカバリー学園は幕を閉じたのだった。
今回はRSNの平田氏を招いた座学というカタチでお届けしましたが、次回以降は実際に依存問題に取り組んでいるホールさんを取材してみたり、座談会をしてみたりと色々と考えているようです。
国内のギャンブル依存症の疑いのある人が536万人と発表されていたのに、2017年には過去1年間にギャンブル障害の疑いがある人は60万人と発表されたり。『射幸性』と『ギャンブル等依存症』の因果関係が立証されていなかったり。
ぱちんこ業界が依存問題に取り組むことに是非はないのですが、やはり何か不当なものを感じてしまうのも事実。我々もしっかりと、正しい知識と理解を深めて、変な話ですが防御力を高めないと、一方的に押し付けられるだけになってしまうかもしれない。
この企画が、正しい知識を得るきっかけになればいい。そんなことを編集長とDMMの方は話しておりました。ご興味がある方は、是非リカバリー学園の生徒と一緒に学んで頂ければ。筆者はそう思うわけです。
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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西村さんと平田さんを招いて、一般参加も出来る勉強会の企画を開催してもらいたいなー(*vωv)
A:RSNに電話してください。
断言しない・・・つまりギャンブル障害じゃない可能性が1%くらいはあると言うことですね!やったねケンタさん(白目)
パチンコはおいといても、競馬競艇競輪オート等々の公営ギャンブルがお盛んな日本でこの手の治療(?)関係が活発でないのは不味いかもしれないから、注目されることは良いことなのかもしれませんね。注目されてる割には公営の方では対策案は聞こえてきませんが(小声)