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第1話:ハイスペックな人にパチスロを打たせてみた。
第1話:ハイスペックな人にパチスロを打たせてみた。
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パチ7編集長さん
パチ7の編集長やっています。 歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。 - 投稿日:2016/06/07 10:51
「なぁ、パチスロ、教えてくれへん?」
なんだか若かりし頃にお金に困った友人に言われそうな言葉だが、この言葉を発したのは某上場企業の役員さん。
役員さんと私は、パチ7立ち上げ前にお仕事上でお付き合いがあったくらいの関係。当然、役員さんの会社はパチンコパチスロに薄くだが関係がある。
メンドクサイので誠に勝手ながら以後役員さんのことは「やっくん」と呼ばせて頂く。
正直、パチスロ教えてくれへん? と言われるほどの距離感で接した覚えはないのだが、私がパチ7の編集長だという情報をどこからか入手した模様。その結果、冒頭の発言となる。
「あー、これはちょっと面倒ですなぁ」
そんなに親密じゃない上場企業のやっくんとパチスロを打つ、気疲れがとんでもないことになるのは明白。加えて全国をマスクで飛び回っていたとてつもなく忙しい時期の話。
しかもパチスロを打ちたい、ではなく教えて、という切り口。…覚える気も無いことは明白。
かといってお断りするのも角が立つ。なにせ失礼があってはならない取引先のやっくん。とはいえ繰り返しになるがそんなに私も暇ではない。
「…パチ7で記事にしていいですか?いじっていいですか?」
いわゆるダメ元である。これで断られるならそれでよし。角も立たないであろう。
「全然ええよ。面白そうやんな」
やっぱり大企業のやっくんレベルになると、ちょっと頭がおかしい。
さて、こうなってくると確認しなければならないことが多々出てくるが、まず最初に問いかけるべきはこれ。
「なんでパチスロ打ちたいんですか?」
「会社がそっち絡みやのに、打ってないっておかしいやろ?」
「はぁ、まぁ。でも役員まで登っちゃえば、もういいんじゃないですか?いまさら」
「あとな、パチスロがどんだけおもろいもんなのか知りたいんや」
まぁ良くある話ではある。もう少し踏み込んでみると、自分のキャパシティを超えてまでパチンコパチスロを打つ人間がいる、それほどまでにハマル理由を知りたい、という話も出てくる。
これはやっくんにとっては価値があることかもしれないが、正直、我々及びユーザーさんにとっては何の興味も湧かないし、記事にしたところで面白味もない。悩むなぁ…。
ここで私の心に小さな火がスッと灯る。
やっくんが役員という立場でパチスロをどう思うかはそこまでそそられないが、やっくんのようなハイスペックな人がどのようにパチスロに接し、個人としてどう思うのか。これなら興味がある。もしかしたら明晰な頭脳によって新たな攻略法を確立するかもしれないし、業界構造に対してなにか斬新な意見が聞けるかもしれない。
どんなファッションで、どれくらいの軍資金で来るのか。どれくらいお金を使えば心が折れるのか。果たしてパチスロを面白いと思うのか。要するにやっくんの会社を思ってという動機と目標はどうでもいいのだが、やっくん個人の動向には興味が持てる、そういうことだ。
「…観察していいですか?ハイスペックな人間がどういう風にパチスロに接するのか、どういう考えを持つのか?そのあたりを観察させてください。あと一杯奢ってください」
「…まぁ、ええよ」
こうして編集長とやっくんのなんだかよく分からない1日が始まったわけです。
第2話に続きます。
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パチ7編集長さんの
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このコラムへのコメント(15 件)
そうそう、ちょっとなんすよね(笑)
そうなんすよね。でもほんとの豪腕はここで運は使わないんじゃ?という疑問も。
豪腕でっせ‼︎
いや、ま、実際セレブ層がこの遊びをどう思うのか気にはなりますな。
うんうん。
そうなんすよね。実社会で上り詰めた人のヒキってものも気になりますよねぇ。
GOD着席。諭吉サンドイン。
やっくん「メダル入れて、これ叩けばええんやな?よっしゃ。」
パーオゥン・・・。
左を押してください
やっくん「私に指図するなーー!!」
中押し!!
やっくん「ほら、7揃ったやないか。何が左からやねん。」
まで想像した。
まぁ偉いですよね。現場感覚を知ろうとするんですから。
我々には関係ないけど(笑)
引っ掛けますか(笑) つか、そんなにスタートライン厳しかったっけ?
一度攻略法詐欺に引っかかった状態で始めたほうがいい。
そこで初めてスタートラインに立てる。