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ありがとう。さようなら。パチ7の5号機まとめ!
2021.11.01
5号機まとめ#01:過去最長約18年間の『パチスロ5号機時代』を時系列で振り返る。
パチ7編集長 ありがとう。さようなら。パチ7の5号機まとめ!
▲5号機のリリース数推移グラフ
▲パチスロ設置台数の推移
▲ホール数の推移(赤グラフはスロ専数の推移)
いきなりグラフ画像からスタートする革命スタイル。5号機初登場の2005年7月~5号機完全撤去の2022年1月に渡る5号機時代約18年間の『パチスロ機種リリース数・パチスロ設置台数・ホール数』の推移になります。
パチ7的『5号機時代』の定義
どういう風に区切るか、は特に定義があるわけではありませんので、パチ7では『ホールに5号機が設置されている期間』とさせていただきます。ゆえに初登場の2005年から完全撤去が予定されている2022年の『18年間』を5号機時代とさせていただきます。
この約18年間というのは今のところ最長政権(次点が4号機時代の約16年間)。平成から令和を跨いでいるわけです。内情をみてみると『5号機→5.5号機→5.9号機』という推移を辿っていますね。小数点ってなんや? という方は、ざっくりと『法律が変われば号機が変わる。内規(自主規制)が変われば小数点が変わる(変わらないこともある)』とご理解いただければまぁまぁ大丈夫です。
リリース数を見ると、最多リリース数記録は『2007年:200機種』が保持。4号機が完全撤去され、本格的に5号機時代へ移行した年ですね。5号機全体でのリリース数はおそらく1463機種。はい、おそらくで申し訳ございません……。歴史が長すぎたり、限定機種などもあって自信をもって正確なリリース数をお伝えできません。ですが、誤差は少ないかと。
パチスロ設置台数は、完全5号機時代を迎えた2007年にガッツリ(400万台弱)減っておりますね……。その後、ART機やAT機が隆盛を迎え、回復傾向。ホールの大型化や低貸し人気の影響も少なからずあるでしょう。5.9号機そして6号機時代へ移行するに従って、再度減少傾向、というところですね。
ホール数の推移。何かの教材になり得るほどのきれいな右肩下がり。2004年と2020年を比較すると、約35%減。スロ専でみると、約50%減。様々な要因があっての結果ですが、まぁ減っています。コロナ禍の影響が反映される2021年はどうなることやら……。
はい! 5号機時代、絶好調でした! とは決していえない推移ですが、そんな長きにわたる5号機時代を『ありがとう。さようなら。5号機まとめ』として振り返ってみようと思います。いろんな企画記事を公開させていただく予定ですが、この記事でまとめるのはザックリとした『時系列まとめ』になります。触りであり、入り口と考えていただければ幸いです。『5号機の歴史表面をさらっと振り返る』もの、ということですね。
それでは5号機タイムトンネルをご一緒しましょう!
★5号機時代を年代ごとにさらっと振り返る。
2004年(平成16年)
5号機へ規則改定されたのが、2004年(平成16年)のこと。ここからパチンコパチスロの試験機関『保安電子協会(保通協)』へ5号機の持ち込みが始まり、実際に5号機が世の中にリリースされたのが翌2005年になります。
2005年(平成17年)
初めて世に登場した5号機はパチスロではなく、『パロット』という特殊ジャンル。パチンコ玉で遊技するパチスロって感じですね。知らない方は意味がわからないですよね。ま、もはや絶滅しましたので、分からなくても大丈夫です。
純粋にパチスロ5号機となると『初代エヴァ』で正解。初代エヴァは『4号機とは比較にならないコイン持ち』『右リールでチェリー入賞』など5号機ならではの要素を搭載。スマッシュヒットとなるも4号機併設時代だったので、まだまだ5号機を優先して打つのはマニア層という印象。2段階設定機種(設定1と設定6のみ)が登場するなど試行錯誤を感じる時代でもありました。ちなみに2段階設定機種の『デビルマン』には、小役重複ボーナスも搭載されていました。
2005年(平成17年)のチェックポイント
★初の5号機『パロット:CRP花月伝説R』登場
★初のパチスロ5号機『新世紀エヴァンゲリオン』登場
★2段階設定(1or6)機種『サクラ大戦・デビルマンなど』登場
2006年(平成18年)
まだまだ4号機併設時代なので、5号機は全体的に苦戦中。そんな中で初期5号機に光を射した『リプパン方式』が登場。特定の役を意図的にハズシたり、入賞させたりしてRT(リプレイタイム)を延命させる方式ですね。『ボンバーマンビクトリー』が設定6出玉率119%で話題になりました。『初代スパイダーマン』も出玉率119%で登場し、夢中になったおじさんスロッターも多いのではないでしょうか。また5号機初のAT機である『ゴルゴ13』も登場。出玉に夢が見れる状況が出始めた、というところでしょうか。
初の公称萌えスロである『小麦ちゃんマジカルて』の登場もこの年。『初代ツインエンジェル』も登場しているので、萌えスロ萌芽の年とも言えそう。ゲーム性でも幅が広がりを見せたのが2006年。リプレイの連続でボーナス期待度が高まるという小役重複を活かした『アクアビーナス』、最大2,000GのART搭載の『ジャックと豆の木』が登場しています。
2006年(平成18年)のチェックポイント
★ボンバーマンビクトリーやスパイダーマンなど『リプパン方式』機が高出玉率で登場
★5号機初のAT機『ゴルゴ13 ザ・プロフェッショナル』登場
★萌えスロ元祖小麦ちゃんやジャックと豆の木、アクアビーナスなどが登場
2007年(平成19年)
2007年9月に4号機完全撤去を迎え、5号機時代が本格的にスタートした記念すべき年。それを象徴するかのように伝説的5号機『アイムジャグラー』が登場、人気を博します。引き続き『初代リンかけ』を代表としてリプパン方式機が稼働を牽引していましたが、無限ART搭載の『戦国無双』や、ARTの連チャン性と独自ストーリーが魅力の『2027』が登場。ART機が台頭します。
一方のノーマルタイプも『エヴァまご』の大ヒットや、『青ドン』『シェイク2』なども登場し、かなりの勢力を誇っていました。エヴァまごは人気アニメとのタイアップ機でもあったので、初打ちはエヴァまごです、というスロッターも多いのではないでしょうか。設定推測に不可欠とも言える小役カウンターが活用され始めたのもこの年でしょう。
2007年(平成19年)のチェックポイント
★伝説的5号機『アイムジャグラーEX』登場
★無限ART搭載の『戦国無双』、連チャン性とストーリー性が魅力の『2027』などART機が人気を博す
★『初代リンかけ』『仮面ライダー』などリプパンハズシ機も引き続き人気
★ノーマルタイプでは『エヴァまご』『青ドン』『シェイク2』などが登場
2008年(平成20年)
完全5号機時代が本格的スタートした翌年の2008年。実はこの年に早くも遊技機規則の緩和がありました。小役優先制御やフリーズが認められるなどしましたが、出玉に関する部分は残念ながら変わらず、というか認められず。
ホールではリプパン方式機が人気を保ちつつも、『キン肉マン・バイオハザード』などが山佐から登場し、ART機が隆盛を迎えます。そんななか、初の押し順ART機『押忍!! 空手部』も登場し、後のART絶頂期の礎となります。
ノーマルタイプでは、一部で熱狂的なファンを生み出した(私です)『格闘美神ウーロン』や『北斗の拳 将』『桃太郎電鉄』などの名機も登場しています。
余談ですが、パロットが最後にリリースされたのもこの2008年(最後は2008年4月ニューギンの美ら花)です。
2008年(平成20年)のチェックポイント
★遊技機規則緩和があり、小役優先制御やフリーズなどが認められる
★『キン肉マン』『バイオハザード(山佐)』などハイスペックART機が引き続き人気
★ノーマルでは『エヴァ約束』『ウーロン』『桃鉄』などが登場
2009年(平成21年)
前年に初登場した押し順ART機を中心に、引き続きART機の天下。『初代バジリスク』『初代緑ドン』『初代エウレカ』などの後に続くシリーズの初代が登場。まだ完成形ARTの雛形とも言える『初代忍魂(通常時からもARTに突入する)』が登場したのも、この年。ボーナス+RT機『ツインエンジェル2』のヒットも見逃せません。萌えスロジャンルの定着に貢献しています。
ノーマルタイプでは『青ドン ハナビの極』や『タイムレスキュー』『うる星やつら2』が登場。リリース数は少なくとも、良質な機種が粒ぞろいという印象。
2009年(平成21年)のチェックポイント
★『初代バジ』『初代緑ドン』『初代エウレカ』など名機シリーズの初代が登場
★『忍魂』がボーナス+ARTの完成形に迫る
★『ツイン2』を中心に萌えスロ勢力が拡大を始める
2010年(平成22年)
ボーナス+ART機の完成形と言われる伝説の名機『新鬼武者』が登場。他にも『緑ドンviva』や『ギラギラ爺サマー』なども登場し、ART絶頂期に突入といったところ。事実、パチスロ設置台数が回復傾向に切り替わったのがこの年ですね。
ノーマルタイプでは『初代マイジャグラー』が登場。ジャグラー帝国盤石の構えとなっていきます。大人気エヴァシリーズの第3弾『エヴァ魂の奇跡』も登場。そして、ボーナス+RTタイプのバリバリ技術介入機『ひぐらしのなく頃に 祭』の登場もこの年。技術介入に飢えていた4号機世代のスロッター界隈で人気を博しました。
2010年(平成22年)のチェックポイント
★ボーナス+ARTの完成形が登場し、押し順ART確立。ART絶頂期へ
★パチスロ設置台数が回復傾向へ
★『ひぐらし祭』のスマッシュヒットで、技術介入機にややスポットが当たる
2011年(平成23年)
『押忍!番長2』や『北斗救世主』『秘宝伝 封じられた女神』『サクラ大戦3』などが登場し、ART絶頂期継続。そして『モンキーターン』『ミリオンゴッド 神々の系譜』などボーナス非搭載で、ARTのみで出玉を増やすタイプも台頭。ゲーム性の広がりを見せます。
この年のトピックスとしては、いわゆるゼロボ(ゼロボーナス)搭載の『エージェントクライシス』の登場でしょう。ゼロボってなんぞ?という方は、高純増(5号機規則で最大純増3.0枚)を実現するために、増えないボーナス(通称ゼロボ)を搭載している、というご理解でひとまずOKです。まぁこの機種自体は世の中的に人気はでなかったのですが、これが後の高純増AT機の礎となるわけです。
ノーマルタイプでは『ハーレムエース2』がヒット。出玉率119.5%の『頑固一徹』、『エイリヤンビギンズ』なども話題になりました。RT付きですが、2リール+倍々リール搭載かつ意外すぎるタイアップで一部で話題になった『リラックマ』の存在も見逃せませんね。
2011年(平成23年)のチェックポイント
★ボーナス非搭載ART機『モンキーターン』などが登場し、ART絶頂期継続
★『ゼロボ』という発明が登場
2012年(平成24年)
高純増ART機が数多く登場した2012年。『鉄拳デビルver』『バジリスク2』『秘宝太陽』などは、純増約3.0枚。『花の慶次(ニューギン)』や『バイオハザード5(エンターライズ)』など、パチンコメーカーや新興メーカーの機種がヒットした年でもありますね。
ノーマルタイプでは『初代クレアの秘宝伝』が登場し、後に続くシリーズとして萌えスロ界隈で存在感を示します。他にも『ニューパルSP』や『マイジャグラー2』などの定番シリーズが人気。ノーマルタイプは翌2013年に歴史的プロジェクトが産声をあげます。
2012年(平成24年)のチェックポイント
★高純増約3.0枚のART機が続々登場し、人気を博す
★『バイオ5』『鉄拳2nd』など従来のボーナス+ARTタイプも引き続き人気
2013年(平成25年)
5号機史上で大きな動きがあった年のひとつ、それが2013年です。高純増AT機の台頭がそれです。『北斗転生』『エウレカ2』『攻殻機動隊SAC』『化物語』『ラブ嬢』など数多くのヒット機種が生まれました。ここから5号機はARTからATへ重心を移していきますが、ART機でも『初代まどマギ』『初代戦国乙女』など名機シリーズ初代が登場しています。とはいえ、ART機も擬似ボーナス+ART機がメインという変化が起こっていますね。
そして長く不遇が続いたノーマルタイプに救世主が登場します。そう、『クランキーコレクション』です。現在まで続くAプロジェクトがスタート。ホールから足が遠のいていたノーマル好きの方々にとっては、重く立ち込めた雲間から差し込んだ光のような感覚だったかと思います。少なくとも私はそうでした。とはいえ、多くのスロッターがAプロジェクトを認知するのは、第3弾『ハナビ』の登場まで待たなければなりません。
高純増AT機の台頭、ART機の名機登場、Aプロスタート。やはり重要な1年ですよね。
2013年(平成25年)のチェックポイント
★高純増AT機が台頭し、ART→ATへシフトチェンジが始まる
★ノーマルタイプ界で『Aプロジェクト』スタート
2014年(平成26年)
2014年も大きな発明があった年。その発明とは『アクセルAT』です。アクセルATってなんぞ? という方は、減るボーナスを搭載して低ベース+高純増を実現している、とざっくり理解頂ければOK。そしてロングランAT機『ハーデス』や『バジリスク絆』『サラリーマン番長』などが登場します。バジ絆は導入当初は稼働がつかず減台などされましたが、後に人気が爆発。バジキッズという言葉が生まれたり、中古機がそれまでの常識を破壊する価格で取引されるなど、パチスロ史に名を残しました。
忘れてならないのは『沖ドキ!』の登場もこの年ということ。導入当初は新潟などエリア限定でテスト販売・設置されていましたが、すぐに全国設置に拡大。シンプルなゲーム性で老若男女問わず幅広い支持を集めました。
AT機の天下が続くかというところですが、ここで主にAT機に対して規制が入ります。純増2.0枚上限(ボーナス込)やペナルティの禁止などがその内容です。これがいわゆる『5.5号機基準』です。行き過ぎた出玉性能に待ったが掛かった、ということですね。
ノーマルタイプでは、Aプロジェクトから『B-MAX』、他にも『エヴァ決意』や『ニューキングハナハナ』が登場。技術介入機としては『うみねこのなく頃に』も登場しています。
2014年(平成26年)のチェックポイント
★『アクセルAT』が登場し、AT機人気が加速するが……。
★同年9月に『5.5号機基準』に移行する通達
2015年(平成27年)
この年も、と書くと毎年じゃん! というツッコミが聞こえてきそうですが、2015年も大きな発明が生まれています。こうやって振り返ると、メーカー開発者さんの努力とアイデアに感服せざるを得ません。2015年の発明『リノ』の登場です。斬新なボーナス連チャンシステムと出目の気持ちよさで、人気機種へ駆け上がります。
『ミリオンゴッド神々の凱旋』が登場したのもこの年。前年のバジ絆、ハーデス、サラ番などとともに、設置期限ギリギリまでの長寿を全うします。
ノーマルタイプでは、Aプロジェクトで最大の設置台数を誇る『ハナビ』が登場します。この機種からノーマルタイプが好きになった、というスロッターもいらっしゃることでしょう。ジャグラーとハナハナに支配されていたノーマルコーナーで、大きな存在感を示した名機と言えますよね。他にも『マイジャグ3』や、悪ふざけの塊『コクッチー』なども登場しています。
そしてこの年に、初の5.5号機『麻雀物語3』が登場。この年の11月以降の新規設置は5.5号機(純増上限2.0枚)のみ、となります。
2015年(平成27年)のチェックポイント
★『リノタイプ』の登場
★Aプロジェクト最大ヒット機種『ハナビ』が登場
★2015年11月以降の新規設置は5.5号機のみ
2016年(平成28年)
本格的に5.5号機導入が開始された2016年。『まどマギ2』や『戦国乙女2』『バジリスク3』などが登場。まどマギ2など人気を得た機種もありますが、マイルドになった出玉性能ゆえに、苦戦する機種が大半でした。
出玉性能が抑えられた分、というわけではないかもしれませんが、演出面やハード面を強化する機種が目立ち始めます。プロジェクションマッピングを搭載した『アステカ 太陽の紋章』は、良くも悪くも記憶に残っているかたも多いのではないでしょうか。
出玉性能に影響を受けなかったノーマルタイプでは、Aプロジェクトから『バーサス』『ゲッターマウス』が登場し、ノーマルタイプコーナーの占有面積が徐々に拡大します。ジャグラーシリーズでは『ファンキージャグラー』も登場した年でした。
そして、5.5号機に移行したばかりのこの年に早くも『5.9号機』の概略が発表されます。有利区間や役比モニタなど聞き慣れない言葉が出てきたのがこのタイミングです。5.5号機から5.9号機そして6号機への流れは、かなりの駆け足だったことがわかりますよね。
2016年(平成28年)のチェックポイント
★本格的に『5.5号機』導入開始も、稼働的に苦戦する傾向
★早くも『5.9号機』の概略が発表される
2017年(平成29年)
今も現役で人気稼働中の『押忍!番長3』『聖闘士星矢 海王覚醒』が登場した2017年。聖闘士星矢はARTの期待枚数が高く、突破型のゲーム性も相まって大人気に。300万円オーバーという中古機価格はまとめサイトやSNSでも話題になりました。
前年2016年に概略が発表された5.9号機も早くも登場。『戦国コレクション3』や『ブラックラグーン3』などですね。有利区間及び有利区間ランプが初めて登場したわけです。5.9号機は他にも有利区間移行確率・ART確率に設定差を設けてはいけない、など厳しい制限があったので、ヒット機種は出にくいと予想されました。ですが、翌2018年に予想を裏切る大ヒット機種が生まれます。
ちなみに同年9月以降の新規設置は5.9号機のみとなり、さらには同年同月に『6号機』への規則改正案も発表され、5号機時代の終焉期に突入していくことになります。
ノーマルタイプからは『タロットエンペラー』が登場。設定5・6がREGメイン、コイン持ちが異常に良いなど特殊な仕様で、一部で話題になりました。
2017年(平成29年)のチェックポイント
★番長3や聖闘士星矢海王覚醒など、最後の5.5号機が駆け込みで登場し、全体的にリリース数が増加
★9月以降の新規設置は『5.9号機』のみ
★『6号機』の規則改正案が発表される
2018年(平成30年)
驚くべき速さで5.9号機時代に切り替わり、さらには6号機の概要も発表された翌年である2018年。この年に5号機最後のヒット機種とも言える『ディスクアップ』が登場します。ビタ押しを要求される技術介入機ながら、設定1でも出玉率103%というスペックの甘さもあって大人気機種に。ホール側からは「甘すぎてどうやっても利益が取れない。でも人気機種だから外せない」という悲鳴にも似たものが……。
ボーナスメインタイプとしては、BIGの獲得枚数が変動する『不二子TypeA+』や、お馴染みAプロジェクトから『アレックス』、ジャグラー帝国からは『マイジャグラー4』、初代リンかけやスパイダーマンを彷彿とさせるG-RTシリーズと銘打たれた『コードギアスC.C.ver』も登場しました。
2018年(平成30年)のチェックポイント
★新規設置は『5.9号機』のみ
★同年2月に『6号機』へと規則改定
★同年10月には初の6号機『HEY!鏡』が登場
2019年(平成31年)
既に6号機時代に片足を踏み入れたような2019年。新機種開発のメインも6号機へ移行。それに伴い5号機リリース数も、5号機初登場2005年の7機種に次いで少ない16機種にとどまります。『ハナビ通』や『プレミアムハナハナ』『ニューパルDX チェリーver』などシリーズ機のリリースが目立ちます。
一方で、設置期限を迎える人気機種が出始めます。この年に期限を迎えたのが『アナザーゴッドハーデス』や『サラリーマン番長』など。これ以降、5号機のなかでも高い爆発力を誇った機種が続々とホールから姿を消していきます。
2019年(平成31年)のチェックポイント
★6号機時代が目の前。5号機リリース数も歴代2番目に少ない『16』機種
★『ハーデス』『サラ番』など人気の5号機が設置期限を迎え、姿を消す
2020年(令和2年)~2021年(令和3年)
5号機のリリースもなくなり、6号機設置比率が徐々に増えていきます。とはいえ、ホールの稼働状況はまだまだ5号機メイン。2020年に『ミリオンゴッド神々の凱旋』が撤去となりますが、新型コロナウイルスの影響でホールの営業も止まり、機械供給も止まります。その影響で多くの機種が設置期限延長となりました。5号機時代の延命と言えるでしょう。ゴッド凱旋や翌2021年撤去の『沖ドキ!』に関しては、撤去しないホールも存在し、業界内で問題になったのは記憶に新しい、というところですね。
その後、さらに一部の機種が設置期限延長され、5号機完全撤去の期日が『2022年1月31日』に決定。番長3や星矢海王覚醒、まどマギ2などの現在でも人気の機種は、それ以前の『2021年11月30日』で撤去となります。いずれにせよ、もうじき我々は5号機時代の終焉を迎えるわけです。
2020年(令和2年)~2021年(令和3年)のチェックポイント
★5号機の設置期限が延長され、5号機時代延命
★完全5号機撤去は『2022年1月31日』に決定
★6号機時代へ。
いろんなホールさんのお話をうかがうのですが「スロットはしばらく厳しいでしょう」「パチンコに注力します」「無理せず守備的にいきます」など、6号機時代に関する明るい話を聞くことはほとんどありません。
あまりにも業界環境が違うので、比べることに意味はありませんが、4号機→5号機の移行時に厳しい状況を乗り越えて、盛り上がりを作ったパチスロ業界です。長く待つことなく、6号機で歴史的な名機が出てくることでしょう。……多分。そもそも既に6号機で楽しい機種、かなりありますからね。
ホールさんは運用が難しいと思いますが、ユーザーとしては6号機を楽しんでいる層は相当にいらっしゃいますよね? メーカーさんの日進月歩も大いに感じます。A+ATという可能性、ガメラのような大量獲得タイプなどは、まさに希望。
2022年1月31日。全ての5号機が撤去される予定ですが、その後には『スマートパチスロ(管理遊技機)』というメダルレスパチスロの登場も控えています。もうダメだ、と思われるところで復活するのがパチンコパチスロ業界です。5号機時系列を改めて振り返ると、6号機時代にも明るさを感じることが出来るのではないでしょうか。
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- パチ7編集長
- 代表作:ゆる調
パチ7の編集長やっています。1978年生まれ。嫁と息子一人ずつ。スロ歴18年パチは苦手。歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。
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素敵な表現ですね…!
業界に活力を注ぎ続けて下さった名も知らない無数の方々には、本当に頭が下がる思いです。
ありがとうございます。なんというか、パチスロの生命力みたいなものを感じますよね!
包括的に流れを振り返られる機会になり、大変勉強になりました。