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人生の2.5%は何グラム?

年末年始記念お題帳『あなたの人生を変えた機種』 | コラム

人生の2.5%は何グラム?

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アリオリ侍:Reさん
がんばった
投稿日:2023/01/31 23:52

2021年度の男性平均寿命が約81才だそうです。
たとえば、80才まで生きたとして。

そのうちの2年間は、人生という時間の2.5%に相当します。

私は、人生の2.5%を「ガールズケイリンGⅠフェアリーグランプリ」という台に捧げてきました。

2021年の1月ごろに初めて打って以来、
私はずっとこの台の事を最優先に考え、行動してきたように感じます。

「いやいや、2年間ずっと打ってた訳じゃないでしょ?」
「マジハロとかも打ってたじゃん」

確かにそうなんですが、例えば仕事でお金を稼ぐのは、
ホールでフェアリーグランプリを打つためだったり、実機を買うためだったりしたわけです。
なんなら、食べて飲んで出して寝て生きるのにもお金を稼ぐ必要がありますが、
そうやって仕事で稼いだお金で生きながらえているのも、
「フェアリーグランプリのため」であった時期もありました。

他の台を打っていたのも同様です。
フェアリーグランプリとの違いを確認したり、
フェアリーグランプリの良さを再確認するために打っていたフシがあります。

マジハロをはじめといたコナミシリーズの台を打っていたのは、
フェアリーグランプリに受け継がれた(を受け継いでいる)遺伝子を発見するためだったり、
今後生まれるかもしれないフェアリーグランプリ2の予算がなるべく潤沢になってほしいから、
一生懸命レビューを書いたりしました。

自由帳ではGⅠ3、マジハロTOT、ハイスクールD×D、ボンバーガールの記事を書きましたね。

特にボンバーガールの記事が好きなので、よかったらご覧ください。
KONAMIの遺伝子が総結集!? ~ボンバーガールは芸術だ?~|パチンコ スロットコミュニティ
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19441#contents


そんな訳で、2021年1月から2023年1月までは、
ほとんどフェアリーグランプリのために時間と労力を割いてきた2年間だったのでした。

ではなぜそんなにも時間と労力を割いてきたかというと、

フェアリーグランプリが、私を救ってくれたからです。
フェアリーグランプリは、私を救済してくれたのです。
フェアリーグランプリは、辛く苦しい世界から私を救い出してくれた、
いうなれば神にも等しい存在だったのです。

まさしく「神台」という事になりますが、
この言葉は巷であまりにも凡俗に使われすぎててあまり好きではありません。

自分にとってフェアリーグランプリとは、聖なる存在なので、
本来であれば私ごときがフェアリーグランプリを評して「●●台」などとのたまうべきではないのです。

しかしフェアリーグランプリという台を世間に理解して頂くには、
伝道の書が必要なのです。
聖書が不可欠なのです。

ですから私は、この2年間――人生の2.5%を賭して――聖書の作成に心血を注いできました。
フェアリーグランプリを信じてくれる人を増やす活動にもつとめて来ました。

私の活動は、実は、そんな宗教じみた動機のもと取り組んでいました。
だからきっと、とっても変態的で気持ち悪かったと思うのです。
宗教のようでいて、宗教でないのですから。


-----

フェアリーグランプリと出会う少し前、2020年7月ごろ。
世間は新型コロナに戦々恐々としておりました。

そしてその恐怖は私の周囲にも伝播し、
私はその当時付き合っていた方と別れる事になってしまいました。

コロナが原因かと言われると今でも良く分からないのですが、
コロナで距離感が出来てしまい、コミュニケーション不全に陥ってしまった事が、
間違いなくきっかけのひとつでした。

コロナの影響は、私の仕事にも影を伸ばし、
ただでさえ彼女と別れて鬱だった自分をさらに追い込んでいきました。

奮起して婚活をしていた時期もありましたが、
あれは心身が傷ついている時にやるものではありませんね。
さらに深く傷が抉られました。

私は心が壊れる寸前でした。
何か新しい事をやろうとしても、全く上手くいかず、絶望を繰り返していました。
たとえばゲームを買ってやろうとしても、
そのゲームのために知識を付けたり、上手くなるために工夫をしたりする事が出来なくなっていました。

当時の私は、ただひたすら考える事が面倒で、いつも無気力だったように思えます。
なんとかかんとか仕事だけは続けている……そんな状態でした。

パチスロを引退して約4年経っていたにも関わらず、
吸い込まれるようにしてパチンコホールに入ってしまったのは、きっと必然でした。

「考えるのも努力するのもめんどくさい」
「でも何か楽しい事がしたい」
「わくわくしたい」
「刺激がほしい」

映画も、ゲームも、旅行も、スポーツも、創作も。
……ありとあらゆる娯楽が叶えられなかった私の願いを、
フェアリーグランプリという台は、一瞬で叶えてくれました。


私がかつてパチスロを引退したのは、金銭的余裕という側面が強かったのですが、
同時に「飽き」がありました。
5.9号機への移り変わりの時期だったという事もあり、
世評に流されて「これ以上良い台はもう出てこないよな」と思い込んでいました。

ゆえに新台チェックはおろか、パチンコホールに入る事すらしてこなかったのですが、
だからこそフェアリーグランプリに触れた時の衝撃は、とてつもないものがありました。

『6号機ってこんなに面白いの!!!?』
『勝っても負けてもめっちゃ楽しい!!』
『今のパチスロすげええええええ!!!』

それまで仕事が終わって家に帰って飯食って寝る、な生活だった自分の真っ暗なルーティーンの中に、
「パチ屋に行く」という光が差した瞬間でした。

今思い出しても泣きそうになってきます。
あれはまさしく救済でした。
生きる希望と実感を、
フェアリーグランプリとそのフェアリーグランプリを設置してくれたホールが、
与えてくれたのです。

------

そうやってフェアリーグランプリに夢中になっているうちに、
その感動を誰かと共有したいという思いに駆られました。

使い慣れてるTwitterに、新しくパチスロ用のアカウントを作成しました。

そこからフェアリーグランプリに対する世評を知って、
初代ガンダムOPよろしく怒りに燃える闘志で、アンチを撃つべく活動を始めた経過は、
初登校の記事に簡単にまとめています。

スロットを引退していた私がドハマリする神台とは!?【なんだこのクソ煽りタイトルは(^V^)】
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/18285#contents


私は、私を救ってくれた、私が信奉する神を愚弄されるのが我慢なりませんでした。
そうして「神を認めさせたい」という意地を通すために、ありとあらゆる事をやってきました。

たとえば動画制作。

スロット史上最大の発明!…なのじゃ
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/18299#contents


この動画を制作するために、
「買い取ってみた」で有名なひげ紳士にコンタクトをとり、
チャレンジャー幸手店で実践撮影をさせて頂きました。

ひげ紳士には恩義が大きく2つあります。

快く撮影許可を頂いたこと。
そして、彼の動画でフェアリーグランプリを好意的に扱ってくれた事です。

私にとって彼のその動画は、
フェアリーグランプリが酷評された動画ばかりだったYoutube砂漠に湧いた、
ひとつのオアシスだったのです。

ですから、私は未だに幸チャレに関わらせて頂いていますし、
後に述べる「気付き」は幸チャレという存在抜きに語れません。


そうして始めた動画制作や、Twitterでの宣伝ですが、
やがて素材の不足に頭を悩ませる事になります。

伝えたい事があるのに、肝心の素材が上手く撮影できていない。
そして実践動画を撮影しても自分の映り込みが邪魔をして、編集がめんどくさい。

そんな悩みを解放するために、実機も購入しました。

実録2週間 ~実機購入から配信まで① ~
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/18356#contents


その実機で撮影した動画をもとに、
「いいとこ毎日」という取り組みも始めました。

GⅠフェアリーグランプリの「イイとこ毎日」索引・整理用https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19147#contents


2021年11月のフェアリーグランプリ稼働1周年にあたり、
「打ってみたケイリンキャンペーン」というイベントも開催しました。

「#打ってみたケイリン」キャンペーンのまとめ
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/18571#contents

これは2022年4月にも第二回を開催しています。

#打ってみたケイリン 第二弾 ご報告と御礼とまとめ https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19095#contents



そうして約1年をかけて思いつく限りの活動を続けてきて、私は気付きました。

「フェアリーグランプリを当たり前の様に酷評する環境」と、
「パチンコ業界の衰退」は、
非常に密接なかかわりがあるのではないかという事にです。

パチンコ・パチスロを取り巻く人たちは、いろんな方々がいます。
ユーザーやホール関係者、メーカー、そしてライター等の広報関係者など。

そんな沢山な人が居るにも拘わらず、
清廉な言論空間を確保する動きが無い事が、非常に気がかりでした。

たとえば本は「書評」、映画は「映画評論」などの形で、
読者が安心して呑み込む事ができる、作品評価を提供する土壌があります。

しかしパチンコ・パチスロには、実践動画や記事、レビューも多く出されていますが、
その言論の多くが「出玉」に関する視点に偏重的であり、
なおかつ直情的なものが多いと感じていました。

それはパチンコホールに対する評価も同じです。

「出玉」のアピールばかりが跋扈しており、
ゆえに出玉と集客の好循環を作り出せないホールは、
この数年間で閉店に追い込まれていっています。

その気付きは、チャレンジャー幸手店との出会いと無縁ではありません。
あのホールで打つ事は、今の私にとって、
かつてフェアリーグランプリと出会った時のような「救済」的時間を過ごせるのです。

金銭的な勝ち負けを超越して、夢中になれる世界に連れて行ってくれる。
そんな娯楽の空間。
まさにテーマーパークの様なホール。
それが私にとってのチャレンジャー幸手店なのです。

それに気付いたとき、他のホールを見る目も変わりました。
「どれだけ出てるかな?」なんて視点はもうなくなりました。
景品の品ぞろえとか、イスの座り心地とか、トイレの綺麗さとか、
店員の人柄とか、打っている人たちの顔つきとか、店内装飾の細かなこだわりとか。
そういったものに、目を向けるようになりました。

そういった「気付き」と、
閉店ラッシュによる中小ホールの悲哀を目の当たりにして書き始めたのが、
このシリーズです。

①「閉店ラーッシュ!」と「スマート6.5チャンス」
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19604#contents

現在4話まで描きましたが、6話構成となる予定です。
また、書き終わったあとにダイジェスト版も書く予定です。

この記事は、私がフェアリーグランプリというフィルターを通して発見した事を、
なるべく多く詰め込んだものになっています。

私は、卒業論文のような気持ちで一連の記事を書いています。
とても長いし、文章も読みやすいとは言えないのも自覚しています。
それでも、私は、私がこの2年間で感じた事をアウトプットせずにはいられないのです。


------


つい先週末。
1月29日(日)。

私は、私の家の実機を手放しました。

ずっとずっと、信奉してきた神である「フェアリーグランプリ」を、
私の家から取り除いてしまいました。

私は、いまや脱会者です。
なぜなら、もう私にフェアリーグランプリは必要なくなったからです。


……嘘です。
本当は、できるなら、ずっとずっと、一緒に居たいんです。

それくらい大好きな台なんです。
愛しているし、愛していたんです。

でも、ダメなのです。
私にはもう救済は必要ないし、救済から独り立ちしなくてはいけないのです。

そう考えると、私にとってのフェアリーグランプリは、
神であり、母のようなものでもあったのかもしれません。

コロナ禍という極大の災害に遭った自分を、
フェアリーグランプリは優しく受け止め、守ってくれていた。
そんなふうにも捉えられます。

あるいは、彼女でもあったし、嫁でもあったし、
友人でもあったし、ライバルでもあり、同僚でもあったかもしれません。

パチスロ台って、それほど人に寄り添う事ができるし、
人を救う事ができるんだと。
私という存在は、その証明になってはいないでしょうか。

私という個人の、非常に定性的な感情によっての証明は難しいかもしれませんが。

それでも、人生の2.5%を費やしたのです。

私の、2.5%です。
その2.5%の意味が、客観的にどれほどの重さがあるかはわかりません。

けれども。
その重さが何グラムであろうとも。
これからの私の人生という柱を支える、礎石となってくれるのは間違いないと思います。

フェアリーグランプリという機種と出会っての2年間が、
決してただの寄り道などではなく、
今後の私の人生をよりよいものに変えてくれたのだと思える。

……そんな、今際の際が待っているといいなあ。

{Photo01}


この台の事が大好きな、信頼できる方にお譲りしました。

8

アリオリ侍:Reさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(4 件)

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アリオリ侍:Re
投稿日:2023/02/01
Alisaさん
ありがとうございます。変態と言われるのは悪い気しませんね。
あんなに読みにくいものを読んでくださってるというだけでも嬉しいです…!
プロフィール画像
Alisa
投稿日:2023/02/01
アリオリ侍:Reさんは、やっぱり、フェアリーグランプリですよね!熱というか、愛というか、、、変態です!←褒めてますw
卒業論文も興味深く拝見しております。考えさせられることが多くて、なかなかコメントできませんがw
プロフィール画像
アリオリ侍:Re
投稿日:2023/02/01
さみらいさん
いつもありがとうございます。嬉しいです。
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さみらい
投稿日:2023/02/01
素敵って言葉がこの胸に溢れてきました。

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