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パチ7的『平成パチンコパチスロ史まとめ』

パチ7的『平成パチンコパチスロ史まとめ』

2019.07.03

【平成まとめシリーズ】激動の30年! メーカーの変遷を纏めてみた!②

あしの あしの   パチ7的『平成パチンコパチスロ史まとめ』

チワッスあしのっす!


先日アップされました【平成まとめシリーズ】の「メーカーの変遷を纏めてみた」なのですが、いくらなんでも長くなりすぎましたゆえ泣く泣く切り捨てたメーカーがまだ沢山ございます。んで、こういう記事はなるべく多くのメーカーに触れてナンボだと思ったので続編を作成しました。


平成と令和。節目のマイルストーン。そこにあのメーカーが無いのは変だ! とかそういう違和感が少しでも緩和できればこれ幸い。


とりあえず一発目は今一番勢いがあると言っても誰も文句はないであろう『大都技研』について。サクサク説明したい所ですが、何気に出自がこんがらがってるので一個一個紐解いていきましょう。コーヒーでも飲みながらゆっくりお読みください!

(※今回も煩雑になりすぎるのを防ぐ意味で社名から「株式会社」を抜いている他、誤読の可能性がない場合は機種名を略称で表記してたりします。ご了承くださいませ)


 

 

★意外と複雑な出自。唯一無二のアイデアメーカー『大都技研』

エーアイ/大都技研の代表作

・ロックンロール(2号機)
・グレートハンター(3号機)
・バンバン(4号機)
・ガンガン(4号機)
・シェイクシリーズ(4号機~)
・吉宗シリーズ(4号機~)
・押忍!番長シリーズ(4号機~)
・秘宝伝シリーズ(4号機~)
・忍魂シリーズ(5号機)
・Re:ゼロから始める異世界生活(6号機)

 

大都技研を理解するのにはまず「エース電研」についての説明が必要でしょう。


2001年に日工組に加入しパチンコメーカーとしてデビューしたエース電研。社名でピンと来ない方も「aaa(トリプルエー)」というブランド名で膝を打つかもしれません。代表作は『むし虫ランド』シリーズや『上へまいりま~す』シリーズ。それに『ベルサイユのばら』シリーズなど。この辺は長く打ってる方なら間違いなく触った事があると思います。筆者も『上まい』は好きなシリーズだったのですが、残念ながらエース電研は2014年に撤退してしまいました。


撤退後もベルばらの新作出てるやんけ! という声が聞こえて来そうですが、あれは「ソフィア」から出てます。その辺りはパチスロの話と大きくズレるので割愛。別の機会に譲りましょう。


さて1980年。そのエース電研に大変良く似た「エース電研販売」という会社が、PS業界の片隅で元気よく産声を上げます。なんとこれが後の「大都技研」なのです。


え、大都技研ってもともとエース電研の関連会社だったの!?


──と、事情を知らぬ筆者なんかは最初驚いたりしたのですが、実際はちょっと違って、両者の間には資本関係が一切無かったとの事。この辺は大都技研の会社沿革的にも切り捨てられてる部分なのでかなり憶測が入ってしまいますが、ざっくり言うとエース電研製のホール機器を取り扱う数多のフランチャイジーのひとつ、みたいなイメージでしょうか。正確じゃなかったらすいません。


そんな「エース電研販売」ですが1982年に社名を「エーアイ」に変更します。もとからエース電研の資本が入っていないので、いっそ匂いを消したほうが良いとの判断だったのかも知れませんし、あるいはその4年後、1986年に1号機の『ベルアルファ』にてメーカーとして参入するのを見越しての変更だったのかもしれません。たぶん後者の方が当たってそうですけども、なんにせよ覇権メーカーの萌芽が正式に誕生したのはこのタイミングでした。


ちなみに筆者は「エーアイ」という名前をガチで知りませんでした。一方で古豪のファンと話してると頻繁に訊く名前でもあるので、この「エーアイ」を知ってるかどうかが何らかの分岐点になりそう。


この時期に「エーアイ」名義でリリースした機種としては平成元年(1989年)の2号機『サファリラリー』、ユニバーサル委託製造の『ロックンロール』、そして3号機『グレートハンター』など。筆者はもちろん打ったことありません。当然見たこともない。ですが、この時点で既に平成の台ですからね。今年40歳の筆者がそんな感じなんで、平成という時代の長さに改めてため息がでます。


そしてここからすぐ大都技研に……とすんなり行けば良いのですが、そうは問屋が卸しません。なんとこの時「大都販売」という会社が既にありまして、ここが「大都グループ」なるものを形成しておりました。そしてエーアイは1993年、この大都グループに資本参加し、業務の一翼を担う事になります。


要するに「大都技研」はもともと外様で、大都グループじゃなかったんですね……!


エーアイはしばらくの間、社名そのままでパチスロ機のリリースを行なっていたのですが、1997年についに我々のよく知る「大都技研」に社名を変更。その翌年には『キャメロットII』でブランド変更後の再デビューを果たしてます。いよいよ世のパチスロファンが「大都技研」の名を目にする日がきました!


再スタートを切った大都技研。1999年には『バンバン』にて業界初のJACインフラグ持ち越し(シフト)機能搭載機をリリースし、翌年には『フュージョン』にて業界初の獲得枚数変動BIGを実現させます。赤より青が強い大都技研独特の強弱感はここからですね。(※コメ欄にてご指摘あり。獲得枚数変動BIGはマックスアライドの『風神雷神』でした)2002年には業界初の順押しAT『ガンガン』をリリース。これは筆者の中では未だにパチスロ七不思議の一つになってます。仕組みが説明できませんが、ともあれこの辺から筆者も大都技研のファンになってます。さらに同年、業界初のボーナスBGM選択機能搭載の名機『シェイク』をリリース! そして翌年にはシェイクの流れを組んだ説明不要の伝説的名機『吉宗』が世に放たれます。


『吉宗』はすごかった!


最近打ち始めた方には想像つかないと思いますが、711枚獲得できるボーナスが最大4回も1G連する可能性があると聞くとおしっこ漏れると思います。初当たりと併せて711枚の5連ですよ? ATじゃなくてボーナスでですからね! あれはエグかった! 吸い込みもエグかった! 筆者はお金があんまり無かったんでそこまで吉宗打ってませんけども、周りでは狂ってる方が沢山いました……!


ちなみに古豪のファンの中には「大都技研は機種の開発が遅ぇ」というイメージを持たれてる方もいるようです。筆者も実はそんなイメージをちょっと持ってます。実はこれ、出す台が全部ヒットするので開発しても製造が追いつかないから敢えて新台開発のサイクルを遅くしてるそうです。今はどうか知りませんが、過去そういう時期があったと。特に吉宗ヒット後に次回作『押忍!番長』をリリースしたのはなんと丸2年後。他のメーカーじゃありえないスパンですな! そういうところもかっこええのですが、スパンが長いからこそ台の作り込みができるという側面も絶対あるので、売れる→作れるの良きサイクルがグルグル回ってる好例だと思います。


よっしゃ、今後とも頑張れ! 大都技研! Re:ゼロ大ヒットおめでとう!

 

 

★名前が似てなくもない『IGT』と『JPS』

IGTの代表作

・ダイナマイト(4号機)
・マリリンモンロー(4号機)
・アダムス・ファミリー(4号機)
・ザ・ターミネーター(4号機)
・ウイニングポスト(4号機)
・逮捕しちゃうぞ(5号機)
・信長の野望オンライン(5号機)

 
JPSの代表作

・ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(5号機)
・ダイナマイトマン(5号機)
・アストロ球団(5号機)
・2027(5号機)
・どんまい!!ちゅ~吉(5号機)
・走れメロス(5号機)
・クイーンズブレイド流浪の戦士(5号機)
・ドリームジャンボ~幸福のチケットを君に~(5号機)

 

アルファベット三文仲間のIGTとJPSについて。これ今となっては聞いたことないユーザーさんすらいそうな気がしますが、解説してみましょう。


まずは「IGT」ですが、これは「インターナショナル・ゲーム・テクノロジー」の略で、本社はアメリカ。その日本法人がアイジーティジャパンです。んでIGTといえば1993年に発売した参入一発目の台『ベガスガール』を、なんと海外で開発したというエピソードが有名です。すごくないですか? たぶん最初で最後のアメリカ産パチスロ。本社はネバダ州にあるらしいのでたぶんコイツはネバダ産です。ネバネバしてそう!


しかしなー、すごいや。コレどう思います? 外国で作られたパチスロ。


現地法人で開発経験者募って作ろうや……。と誰しも突っ込む通り、結果はボロボロ。非常にマズイ出来だったそうです。その上、当たり前のように体感機による攻略法が発覚してしまい、販売も速攻で終了。これには販売担当の三共も苦笑いです。


これで反省したのか2作目からは現地法人による開発を開始します。おりしも「アークテクニコ」の開発部門が身売りされてた時期だったのでタイミング良くこれを取得、そのリソースを使い1999年には『ダイナマイト』、2000年には『ターミネーター』などを開発。2002年にはなんとマリリンモンローとのタイアップ作までホールにブチ込むという、カジノ用スロット会社ならではのぶっ飛んだセンスとマネーパワーを見せつけPS業界を震撼させました。


そして2004年にはサミーと提携。『ウイニングポスト』以降は目に見えて液晶のクオリティが上がりましたが、栄光の日々は長くは続かず。以降はヒット作から遠ざかっていきます。


販売不振が続く中、2011年にはとうとう日電協から脱退。これによりアイジーティジャパンはその歴史に幕を閉じることになりました。我が青春を彩った名機『ブルドッグ』をありがとう。グッバイIGT……!



次。「JPS」について。


JPSといえば5号機になってから参入した比較的新しい会社のイメージですが、会社の設立自体は1987年だそうです。当初の法人名は「大同エンジニアリング」でしたが、1995年に現在の社名に変更。その約10年後に『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』デビューしました。


5号機黎明期には『ダイナマイトマン』や『アストロ球団』など奇っ怪な台を次々と開発しておりましたが、2007年『2027』のヒットをもって中堅メーカーの仲間入りを果たします。何をもってして中堅とするかはさておき、一般にその名が浸透したのは間違いありません。参入からたった1年3ヶ月後の快挙でした。


勢いに乗るJPSは2010年に老舗「バルテック」と提携を果たします。確かに『ヘルズゲート』から『一騎当千XX』までのバルテックの作品は全てJPS製の筐体を使用してましたね! 


ちなみにバルテックはかつてゲームメーカー「タイトー」の関連会社でした。なのでタイトーの名作アーケードゲーム『インベーダー』や『バブルボブル』をパチスロ化していたり、またタイトーもガラケー向けにバルテックのパチスロをアプリ化したりと、それなりに蜜月だったようです。『美麗』とか『実戦パチスロオレ主義!!』とか打ちてえ──!


JPSはその後も『どんまい!!ちゅ~吉』や『走れメロス』など一風変わった台を定期的にリリースしていましたが2015年、突如日電協から脱退してしまいました。IGTと同じ流れです。ふむふむ。同じくこのまま終了するのか……と誰しも思った中、JPSは未だ絶賛活動中との事。


筆者は知りませんでしたが、なんとあの「安田屋」(YASUDA)さんと共同開発のもと、プライベートブランド機として『YASUDA7』なる台をリリースしており、今後も各ホールと連携してオリジナル機種の開発を続けて行くらしいです。まじかよすげえ……!


いやー『ダイナマイトマン』大好きだったなぁ……。気持ち悪いんだよなー液晶が。あのセンス好きです。ぜひまた全国に向けて面白い台を開発していただきたいです。頑張れJPS!



さてIGTとJPS。両者とも日電協を脱退したのに片や撤退。片や生存。これについて『パチスロ攻略ライターの思考ルーチン』を連載中の佐々木真先生によると「昔は日電協に加入しないと特許が利用できなかった時代がありますが、今は特許の絡みは薄いので、非加盟や脱退が相次いでいるイメージがあります。日工組に入っていれば、日電特許も使えますし」との事でした。


今は脱退しても、撤退が確定するわけじゃないみたいです。へー!

 

 

★ファンが多い『山佐』と『ネット』を忘れてた。

山佐の代表作

・パチスロパルサー(0号機)※尚球社販売
・プラネット(1号機)

・ビッグパルサー(2号機)
・スーパープラネット(3号機)
・ニューパルサー(4号機)
・ピカ吾郎(4号機)
・カンフーレディ(4号機)
・ナイツ(4号機)
・サイバー・ドラゴン(4号機)
・スーパーリノ(4号機)
・キングパルサー(4号機)
・天下布武(4号機)
・パチスロ戦国無双(5号機)
・パチスロモンキーターン(5号機)
・パチスロ鉄拳2nd(5号機)
・パチスロゴッドイーター(5号機)
・リノ(5号機)
・スーパーリノXX(6号機)

 
日活興行/ネットの代表作

・パルサーXX(1号機)※山佐「プラネット」の姉妹機
・ビッグバン(2号機)
・スペースバトル(3号機)
・バラクーダX(4号機)
・ブラックジャック777(4号機)
・エコトーフ(4号機)
・ゼット-30(4号機)
・モグモグ風林火山(4号機)
・スーパーブラックジャック(4号機)
・十字架シリーズ(4号機)
・熊酒場(5号機)
・カリビアンクイーン(5号機)
・シンデレラブレイド(5号機)
・スーパードラゴン(6号機)

 

さあ次。ネットと山佐。バンバン行こう!


「山佐」の正式法人名は「山佐株式会社」です。1967年設立で本社所在地は岡山県。結構ストレートというか、あんまり分裂したり統廃合みたいな歴史は経てない会社なんですが、過去に「ニイガタ電子精機」と提携してた時代がありました。


ニイガタ電子精機は1990年の3号機『リノ』でメーカー自らが◯◯◯(自主規制)を製造してしまい日電協を除名させられることになった事で有名(?)なメーカーです。もちろん筆者は3号機時代は打ってませんが、聞いたことはありますもんね。


で、自前でパチスロが作れなくなってしまったニイガタ電子が4号機になって復活のために手を組んだのが山佐です(ちなみにニイガタ電子は2号機時代はサミーと手を組んで『アラジン』をリリースしてますが、日電協除名以降『アラジン』シリーズはサミーから出てます)


2008年には「ニイガタ電子精機」「山佐」「パイオニア」の三社で「インパルス」というブランドを立ち上げ『リッジレーサー』の開発を行なっております。復活の狼煙を挙げたニイガタ電子。その後の活躍が期待されましたが、2009年の『リッジレーサー2』を最後に撤退を表明。以降の足取りはつかめません。南無! 余談ですがパイオニアが関わるタイアップ機はこの『リッジレーサー』のみとの事。そういう意味では爪痕を残しました!


山佐に話を戻します。1980年、0号機の「パチスロパルサー」、1号機「プラネット」、2号機「ビッグパルサー」など、パチスロ黎明期をガッツリ支えた老舗なのは言うまでもありませんが、やっぱり山佐の代名詞とも言えるのが4号機「ニューパルサー」でしょう。ティムくんが書いた平成まとめシリーズの記事「平成で最も売れたパチスロ販売台数ランキング」によると歴代第5位。23万台も売れたそうです。


ニューパルの発売が1993年。警察庁の集計によるとパチンコホールの総数のピークは1995年。ホールがまだ増えてる時期だったんですね。しかも時代はパチスロがいよいよ一般に浸透してこれから「うちにもパチスロ入れっか」みたいに、ようやく重い腰を上げ始めたホールが多かった頃です。フロアを作って最初に何を導入するか……という時に『ニューパルサー』という選択肢があったことは、パチスロ業界にとってかなり大きな事だったんではないでしょうか。


その後山佐は7ライン機『アストロライナー7』、完全告知機『ピカ吾郎』、CT機『ピンクパンサー3』などを世に送り出す傍ら、『シーマスターX』にて業界で初めて4thリールを搭載。『スーパーリノ』ではパチスロ史上に残る大発明、サイレントストックを実現します。ここで生み出された『解除テーブル』という用語はその後の5年ほどにわたり、パチスロのゲーム性の大前提としてアイコンのような存在になります。


5号機時代になると業界初の4メインリール機『ニューパルサーV』を生み出したり、あるいは『戦国無双』で無限ARTを実装したり。そして『モンキーターン』にて、ついに自らが生み出した「解除テーブル」と同等のゲーム性を5号機で再現する事に成功。一時は絶望視されていた5号機の、この予想外の爛熟において、モンキーターンの功績は決して小さくありません。(※コメント欄にてご指摘あり!最初に再現したのは三洋の『天外魔境卍MARU』でした!ごめんなさい!)


山佐を讃えよ! 山佐は偉大なり──! パルサー……(祈り)


あとの活躍はご存知の通り。『鉄拳2nd』とかは筆者の中でも好きな5号機のかなり上位に食い込んでますし、山佐は個人的に好きなメーカーです。パチ7の4周年のオフ会ではオイラ山佐チームのキャップでしたね! そういえば。佐々木さんとやったの覚えてます。メンバーのみんな元気かー!




さあ次は「ネット」です!


ここもそんなに統廃合の経験とかは無い会社さんです。元々は『日活興業』として1967年に誕生した会社ですが、1985年には上述の「山佐」の『プラネット』の姉妹機である『パルサーXX』を開発。子会社とか提携って訳じゃなく、単純に開発の請負だったのかな? ちょっとよく分かりませんが、ともかくデビューはここ。山佐の台の姉妹機からでした。


その後1996年に「ネット」に改称。パンチの効いたアイデアで「業界初」を連発する異端児として活躍し、2002年にはいよいよゲームメーカー「テクモ」と業務提携。液晶のクオリティが爆上がりし、『モグモグ風林火山』『スーパーブラックジャック』『十字架』などのヒット作を次々にリリースします。


ちなみに4号機後半を彩ったストック(ST)機ですが、山佐が生み出した「サイレントストック機」というのは文字通り「いつストックしたか分からないストック機」の事です。通常時は常にリプレイが成立していて、それを制御で蹴る。ボーナスが成立してても蹴る。蹴る蹴る! 揃わないリプレイは見た目ハズレ目なんでRT中=通常時、ですね。


それに対し「揃うリプレイ」で蹴るのを単なる「ストック機」と言います。これはストックタイム中は延々とリプレイが揃い続け、終わってから全部放出する感じ。これを2000年に『ブラックジャック777』にて生み出したのがネットでした。ネットのストック機を見てから山佐がサイレントストック機を開発したのかどうかは時期的にかなり微妙なのですが、もしそうならネットがなければ山佐もスーリノを作っておらず、そうなると『吉宗』も『北斗』も無かったかもしれませんね。


5号機になるとネットはいわゆる萌え路線を強化。もとから萌えてましたが更に萌え上がり始めます。


『ハーレムエース』『ドキッとビキニパイ』『茉莉花の剣』『シンデレラブレイド』『スナイパイ72』『ココナナ』『最胸伝奇 パイ遊記』など。まあパイ遊記が萌えるかどうかは別として、徹底して乳と尻に拘った台を続々とリリースし、パチスロの新たな楽しみ(?)を追求し続けるメーカーの側面を強く打ち出し始めたのはご存知の通り。6号機もこのノリで是非頑張っていただきたい! 


偉大なりネット! 崇めよネット! おしりペンペンタイム……(祈り)


さて次は普段あんまり語られる事のないメーカーさんたちにスポットをあててみましょう。誰が出るかな?

 

 

★あんまり陽の光が当たらないメーカーさんたちにも光を!!

まずは「岡崎産業」について。略称はザキオカです(うそだよ)。


岡崎産業の代表作をサクッと答えられるかどうかで「パチスロファン」と「パチスロマニア」のスクリーニングが出来ると思うのですが、みなさんどうでしょう。先に書いちゃうと『ジャックポット』『チャレンジマン』『ミラクル』『ニュートラッド』なんかが有名ですね。5号機だと『ガッチャマン』を挙げる人が多いかも知れません。


本社は三重県松阪市。1950年創業で、当時の社名は「尚球社」でした。0号機時代から活躍してたメーカーで、当初は山佐の『パチスロパルサー』の販売なんかも手がけていたようです。3号機以前はかなり寡作でしたが4号機になって『ジャックポット』シリーズがヒット。1991年には『ミラクル』で業界初のマックスベットボタンを搭載したほか「期待値方式のBIG」を発明。さらに2000年には業界初のRT搭載機『ニュートラッド』を世に送り出すという快挙を成し遂げています。そう。RTが無かったら当然ARも開発されてないので、たぶん『ディスクアップ』も『ハードボイルド』も『マッカチン』も無かったです。まあマッカチン別に要りませんけど、とにかく岡崎産業には敬意を払うべきだけの理由があります。


ちなみに岡崎産業は5号機序盤に『ラブゲッChu』という怪作をリリースしています。原作付きのパチスロなので別に岡崎産業は悪くないのですが、RT中に流れる『神様=お兄ちゃんっ!』という曲が最高に腹立つので気になる方は中古台を購入してみてください。そして筆者にも遊ばせてね。



次! 「大東音響」について。


上述の岡崎産業なんかは普段あんまり語られないメーカーの中でもかなり優等生ですが、「大東音響」は古豪の方でも記憶の彼方に埋もれてるかもしれません。


元々は「船井電機(フナイ)」の関連会社として立ち上がった大東音響は1985年にパチスロメーカーとしてデビュー。『キングガルフ』『リズムボーイズ』あたりは耳にしたことがあるかもしれませんが、上の方で書いた「ニイガタ電子精機」と同じくメーカー自らが○○に関わったとの疑惑で社長が逮捕された他、ペナルティとして3年間はパチスロの検定申請ができなくなってしまいました。


ここで倒産しても全然不思議はなかったのですが、大東音響は2002年に「藤興」に社名変更し2007年にはなんと7年ぶりの新機種を投入しています。機種名は『男気!祭野郎』。大工の源さんと花火師のドンちゃんを魔獣合成したようなキャラが、リーゼントのオッサンとかと「勝負じゃゴラァ!」とか言いながら対決して、勝ったらボーナス、みたいな台でした。


倒産したとかそういう情報は見つかりませんでしたが、とりあえず公式ホームページなどは既に消えており、現在はパチスロメーカーとしての活動実態が確認できません。事実上活動休止あるいは撤退と考えて良いかと思われます。南無!



さあ次! 「コルモ」について。


これもう知ってる人の方が少数派だと思うのですけども、5号機になって参入したメーカーの一つですね。初リリースは『ジャンジャン飯店』。そこから年1くらいのペースで新台をリリースし、2010年には『天空のシンフォニア』という成人ゲームのパチスロ化に成功してます。このまま新興メーカーとして定着するかと思ったのですが、現在は公式ページも消え撤退状態に。南無南無!


コルモ。成人ゲームのパチスロ化を行った、という意味では充分に爪痕を残してるかと思いましたが、よく考えると2007年に『夜勤病棟』がパチスロ化されてるので残念ながら二番手。これがもうちょっと早かったら歴史に残ったのに……と思っていろいろ調べたのですが、当の『夜勤病棟』を創った「イレブン」も撤退済みの模様。あと成人ゲームのパチスロ化に成功したのはタイヨーエレックの『ToHeart2』かなと思ったのですが、あれは元々全年齢版の後に成人版が出るのでギリ除外ですね。


ちなみに現在は成人ゲーム版権のパチスロは問答無用で検定落ちする模様です。当たり前だのクラッカー! でも『SOD』が大丈夫なのはちょっと不思議。


ちなみに「イレブン」の『夜勤病棟』はなんと新宿のスタジオアルタで発表会が開かれた事でも話題になりました。コンパニオンが全員ナースコスプレしてて写真見るとまあまあエッチいです。今じゃ絶対許されないというか、色んな関連団体がカンカンに怒ると思いますが、たった10数年前はそれが許されていたのだなと思うと、時の流れの不思議さを感じます。



そして最後は元長崎県民である筆者が一押しの路傍メーカー。「デージー」です。


これもう業界人でも覚えてる人かなり少ないと思うのですが、『ポリネシアンドリーム』作った所……というと何となくピンと来る方も居るような居ないような微妙な感じ。特筆すべき点としては「本社が長崎県」とう部分。そう考えると「デージー」という社名もたぶん出島から来てるんじゃないかと推察できますね!(マジかよ)


当時は「いよいよオラが村にもパチスロメーカーが出来たかァ」と遠き故郷に思いを馳せたものですが、デージーは参入から僅か3年で経営破綻。負債総額は4億5000万との事です。夢やぶれたり。ポリネシアンドリームだけに。
 

 

★まとめ。

いやー長いぜ。長いぜコレは。本編と併せて全部読んだ人には『読み王』の称号を与えます。個人的に。俺ァこんな長ぇ記事プライベートでは絶対に読まねぇモン!


とはいえ、平成30年。いろんなメーカーがありました。まだまだこれでもパチスロだけ。パチンコにはほぼ触れてません。そもそもパチンコはあまり詳しくないので、せせりさんにでもお任せします。あと本文で触れてないパチスロメーカーで「アレもいい会社だったんだぜ!」みたいなのがあったら、どうぞコメント欄でその思いをぶちまけてください。筆者も読みたいです。よろしくお願いします。


ああ、こういうの書いてたら昔のことを思い出してウズウズしますね。あれも打ちたいこれも打ちたい。ぐるぐる回るタイムマシンにのって、青春の日の思い出を。


というわけで以上! 令和ッ!


 

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この記事へのコメント(12 件)

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あしの
投稿日:2019/07/04
ちりっちさん
チワッス!
大家さんの「やっちん!やっちん!」って曲も名曲でしたなぁ……。うちたいなぁダイナマイトマン。へへ!
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あしの
投稿日:2019/07/04
gatsbyexさん
チワッス!
ほんまや! 修正いたしました! ありがとうございます!!
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あしの
投稿日:2019/07/04
もぐどんさん
チワッス!
ご指摘ありがとうございます!チャレンジマンは昭和の台なのでちょっと名前だけ追記しましたが、ミラクルは流石に触れないとマズイ台なので本文修正しております!ありがとうございました!
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あしの
投稿日:2019/07/04
ポリンキーさん
チワッス!
そうだ!!卍MARUだ!!普通に勢いで間違った事書いてました!すいません本文修正しました。ありがとうございます!
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gatsbyex
投稿日:2019/07/03
風神雷神はマックスアイランドではなくマックスアライドです
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もぐどん
投稿日:2019/07/03
尚球社の2号機チャレンジマン3号機ミラクルといった、業界最初の仕様を搭載してるのにサラッと流した?
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ポリンキー
投稿日:2019/07/03
5号機初のゲーム数テーブル方式ってモンキーターンより先に三洋の天外魔境がやってたような…。天外魔境とピンポン好きだったなぁ。

あとマッカチン好きだったわよ!!
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ちりっち
投稿日:2019/07/03
あしのさんありがとう(´∇`)
謎が解けたしダイナマイトマンの大家のベロチューも思い出せたw
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あしの
投稿日:2019/07/03
FLEAさん
チワッス!
藤興死んでるっぽいッス! でも一回7年沈黙してたんで、もしかしたら海外のセミみたいにまた17年後とか21年後とかにこっそり出てきて何か出すかも……? へへ
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あしの
投稿日:2019/07/03
貯金爆弾さん
チワッス!
うおッ! ホントだ。ガチで間違ってました。速攻修正しました! ありがとうございます! たすかりました!!

あしの
代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)

あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。

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