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- 『パチンコは裏切らない』シンフォギア演出まとめでお馴染み「せせりくん」の心の闇に迫る!
インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2018.08.29
『パチンコは裏切らない』シンフォギア演出まとめでお馴染み「せせりくん」の心の闇に迫る!
ねぇ可笑しいでしょ、若い頃。
ねぇ滑稽でしょ、若い頃──。
島倉千代子さんの代表作である『人生いろいろ』の一節だ。 作詞は中山大三郎という先生で、彼はのちに「おそ松くん音頭」の作詞も手がけることになるのだけど、そっちは「おそ松音頭でヨヨイノヨイ!」とかそんな感じの曲である。
『人生いろいろ』と『おそ松くん音頭』。
この2曲を同一の作詞家が手がけているというその事実が、既に人生いろいろだと思う。 そう。人生にはいろんなことがあるのです──。
お世話になってます! チワッスあしのっす! パチンコ・パチスロ業界人にその人生について聞きまくるインタビュー企画。 今回でなんと記念すべき30人目だ! イエァ! ちょっとさ! 最近凄かったねー! ビックリしなかった!? ちょっと振り返って見ると、信じられんよコレは。
くすだまんぼーさんとサシ飲みもだいぶ緊張したけども、幸チャレでひげ紳士にお会いして人生について根堀葉掘り訊いたり。初対面だぜ? 口ん中カラカラなったもん。 んでその次がKADOKAWAの美人編集者&パチ7の美人漫画家のダブル美人攻撃でヘロヘロなって──んで次がまさかのビワコさんよ。これは緊張しました! いいんすかと! こんなん書かせて頂いていいんすかと! そして! 極めつけにしのけんさんですよ。 いやー感動したなぁコレは……。 感動したけどね、一方でずっと気張ってる訳ですよ俺は。 下手なことが一切書けない状況が連発で来てるんで、なんだろうプレッシャーでむちゃくちゃ毛が抜ける感じです。
でね、今回がね、やりました。パチ7編集部員せせりくんです(笑顔) よしよし。カタギリさん以来だ。同性の身内! ノープレッシャー! しかも彼は未だ26歳。 島倉千代子の歌う所の『ねぇ可笑しいでしょ若い頃』の真っ只中であり、現役バリバリのヤングマンなのだ。 構成ラクそう! イエーイ! というわけで早速いってみましょう。 インタビューウィズスロッター30人目。 パチ7編集部員、せせりくんです。 どうぞ!
せせりくん基本データ |
★パチ7機種ページ担当
★大阪出身の26歳。O型。 ★生まれたときからパチンコ好き。 ★吹奏楽経験者 ★高校時代イジメに遭う ★シンフォギア演出まとめ記事300万PV! |
★3歳にしてパチンコで高揚す。
「せせりくん、お久しぶりだねぇ」
「あしのさんお久しぶりです。今日はよろしくお願いします!」
「いえいえ。コチラこそだよね……! じゃあ早速……今何歳だっけ?」
「26歳です!」
「お。元気いいねぇ! 血液型は?」
「O型です!」
「出身どこだっけ」
「大阪です!」
「え! 大阪なんだ」
「大阪です」
「へー! 見えない」
「大阪出身に見えるとか見えないとかあるんですか」
「今の肩書はなんだっけ?」
「肩書ってなんですか?」
「ほら、カモ原さんだったら副編集長とか、あんじゃんそういうの」
「あ、何もないです」
「じゃあ、編集部員。みたいな?」
「そうですね。編集部員です」
「今ってゲンダイエージェンシー(※パチ7運営会社)に入って何年くらいなの?」
「えーっと今が……1年と5ヶ月目? かな」
「あら。社歴浅めなんだ」
「浅めです。ペーペーです」
「ふむ。……ちなみにね、今日のインタビューってしのけんさんの後の回になるのよね。実は今しのけんさんのインタビュー書いてるんだけどさ。しのけんさんの次にせせりくんなのね」
「え。そうなんですか? いいんですか?」
「うん。編集長がね『次せせり行けせせり!』ってめっちゃ指名しててさ。なんか『闇が深いから訊いたほうがいいよ』だって。それで俺もすごく興味があってさ」
「闇……。そんな闇ありますかね僕……」
「うーん。まだ分かんない。とりあえず探ってみましょう……。幼少期から訊いてみていい? せせりくんは子供の頃、どんな子だった?」
「どんな子……。パチンコ好きでしたね……!」
「最速ッ! 今までで最速だよパチンコの話出るの! え、もう行っちゃう? パチンコの話」
「ほんとすぐなんですよ。元々僕の母がパチンコ好きで。昔はホールもうるさくなかったじゃないですか。だから普通にお母さんの膝の上でこうやってパチンコ見てて」
「それって何歳とか?」
「パチンコをパチンコと認識したのは3歳の頃ですね。でも認識してない時期もあって、それたぶん2歳とか。下手したらもっと小さい頃からかもしれません」
「それ母ちゃん結構……。ゲフンゲフン。まあいいや。オーケー。その頃打ってた……っていうより母ちゃんの膝の上で見てた台って何だったか覚えてる?」
「もちろん。当時僕が好きだったのが『大工の源さん(※1996年/三洋物産)』と『モンスターハウス(※1996年/竹屋)』でした。あと『CRデンデンデン(※2000年/豊丸)』って台がほんと好きで。知ってます?」
「うわァ。知らねぇ……」
「あと『CRパンプキング(※2003年/豊丸)』とか。知りませんか」
「知らねぇなぁ……。ていうかさ、ちょっと聞きたいんだけど、それまだ小っちゃいときな訳じゃん?」
「はい」
「ぶっちゃけ、それがギャンブルであることは認識してたの?」
「うーん。どうだろう。ギャンブルっていうか、景品と交換できるってのは、結構早い段階で認識してたと思います。あと、図柄が揃ったときの高揚感ってあるじゃないですか」
「あるね」
「あれももう、3歳くらいのときから知ってて」
「うーん(笑)」
「図柄が揃って、玉が一杯出てきて、箱に溜まっていって。やったー! って凄い嬉しくなって。そういう高揚感みたいなのは最初から分かってました!」
「マジかよ……。えー……。なんだろうこれ。なんて言えばいいのかな……」
「なんか変ですか?」
「いや、変じゃないけど……分かんない。俺自身も今俺の胸に去来した感情が何かが良く分からない。もうちょっといろいろ訊いてみよう……。ちなみにそのとき、自分で打ったりとかもある?」
「ありますよ。母が玉をちょろっと上皿に入れてくれたんですよね。それでね、『CR黄門ちゃま2(※1994年/平和)』を打って……。あれねぇ、4図柄がノーマルリーチで揃っちゃったんですよね。それでうわーい! やったー!って」
「おおお……」
「うわーこんな簡単に当たっちゃうんだァ! 玉ジャラジャラジャラー。アハハ! 楽しいィ! って。それ3歳です!」
「あー分かった。分かったぞ俺は。さっきから正体不明の感情が俺を支配してたけど、はっきり分かった。『そんな3歳児いやだ!』だ。この感情」
「(笑)」
「ちなみに母ちゃんパチ屋に入り浸ってた感じなの?」
「結構入り浸ってましたね」
「父ちゃんは? 一緒に遊んだりとか」
「いやー、父親はあんまり子供と遊んだりするタイプじゃなかったんで」
「ほう……」
「だからもしかしたらですけど、父のそういう育児放棄みたいなところがストレスになってて、母もパチンコに逃げてたのかもしれないですね。今思えばですよ? ホントは全然違う理由かも知れませんけどね……」
「育児放棄……。じゃあ父ちゃんと遊んだ経験は……」
「無いですね。一回かな? キャッチボールした事があった……ような気がする、くらいです」
「ふむ……」
「うちは家族で外食とかお出かけとかするような感じじゃなくて。お出かけといえば母とパチンコ……。みたいな。ほんとに保育園終わりとかに迎えに来てもらって、そこからパチンコ……。そんな感じでしたね……」
「友達と遊んだりとかは?」
「小さい頃ですか? ホールで友達作ってましたよ」
「え、どういうこと(笑)」
「自分と同じような境遇の子がいるんですよね。親に連れてきて貰ってるみたいな。そこで顔を合わせるから同じ境遇の子で仲良くなって──。彼らとは仲良かったですね」
「オウフ……」
「そもそも僕、保育園を卒園直前で中退してるんですよね」
「ちょっとまって(笑)」
「保育園がイヤ過ぎて」
「それ自我芽生えるの早すぎない?」
「いやでもホントにイヤで。『行きたく無いからもう無理です』って母に言って」
「口調が高校生!」
「そしたら退園になって」
「退園って制度あるの!?」
「分からないですけど、とにかく卒業してないんですよ。保育園──」
「じゃあまとめると……母親とパチンコ打って……そこで友達作って……保育園退園して……」
「はい。そして10歳くらいまで母とホールに行ってました」
「10歳……。小学校4年とかか……。流石にそこまで行くと母親とべったりというわけにも行かなくなったんだね」
「いや、そうじゃなくて、その頃ホールのルールが厳しくなって、子供が立ち入れなくなったんですよ。だから僕はゲーセンでパチンコ打ちながらお母さんを待ってて。お母さんはホールでパチンコ打って、終わったら僕を迎えに来て……みたいな。やっぱ基本的にパチンコなんですよね」
「パチンコ漬けだねホント……。何打ってたのゲーセンで」
「そのゲーセンはゲーセンっていうか、パチンコとパチスロしかないようなお店だったんですね。だから種類もめちゃくちゃ一杯あって。全部打ちましたよ僕。それこそ『ギンギラパラダイス』『縁起マン』『フィーバーはっちん』とか。あと藤商事の台で最初にボタン搭載した『ダイナミックショット』とか。『おとぎランド』『ラッキーベル』『パチリーグ』とか……とりあえず全部」
「めちゃ覚えてるね……」
「めちゃ覚えてます」
「まあとりあえずパチンコは置いといてだね……。ちなみにゲームとかはどう? やんなかった?」
「ゲームですか? うちスーファミありましたよ」
「お。よかった。どんなゲームやってた?」
「『パチ夫くん』シリーズとか。あと『パーラーパーラー』が好きでした」
「パチンコかいッ! え。家でも? 家でもパチンコなの!?」
「はい。家でもパチンコでしたね……」
「えー……。ちょっとまって。想定外にパチンコの話ばっかだぞコレ……。何か無いの少年時代。パチンコ以外……」
「あ。違うんですよ。パチンコ以外は普通なんですよ僕。普通の小学生でした。例えばバスケやったりとか」
「やってたんだバスケ」
「はい。バスケ好きでしたよ」
「なんか俺今ちょっと安心した。良かったよ全部がパチンコじゃなくて! ホッとした。さあ聞かせてくれせせりくん。バスケの話を!」
「なんかバスケってシュートがパチンコっぽいじゃないですか。玉をチャッカーに入れる、みたいな」
「そこもかい! てかもういいよパチンコの話は……」
▲保育園を中退した男
★イジメという抑圧。パチンコという救済。
「中学とかはどうだったの?」
「目立ちたいけど引っ込み思案というか。そんな感じでしたね……」
「なんか部活やってた?」
「吹奏楽部やってましたよ」
「お! いいじゃんパチンコ要素なさそう」
「これは流石に無いですね。トロンボーンやってましたよ」
「トロンボーンってどんな奴だっけ……。ちょっと検索……。あ、これか」
「そう。それです。トロンボーンって独自性が出るんですよ。唯一ほかとちょっと違うみたいな。僕ピストン無理だし」
「ピストン! あれか。あのボタンみたいな」
「そうです。トランペットとかユーホニウムとかチューバとかはピストンなんですけど。僕ピストン無理で」
「ピストン無理ってなんかウケるね。じゃあもうピストン以外行こうと」
「そうなんですよ。それにマウスピースちっちゃいのも無理なんですね僕」
「マウスピースちっちゃいの無理……」
「そうです。トロンボーンはピストンじゃないしマウスピースもちょうどいいからコレにしようって」
「なるほど」
「トロンボーンやってる時も常にパチンコの事は考えていましたけど、パチンコ以外では唯一の青春かもしれません……」
「おお……。わりと普通の青春というか。ここはあんまり闇がないですね……高校時代は?」
「高校時代はねぇ、暗黒期ですよ。気づいたらイジメられてましたね……」
「ちょ……」
「なんか理由分からないんですけど、いきなり周りから無視され始めて……。放っといたらだんだん他のクラスの人も無視する人が出て来て」
「おいおい……」
「で、メンタルやられて……」
「ちょっとまって、これ書いていいの?」
「大丈夫です。書いてください」
「マジかよ……。ちょっとこれ聞いていいんかな……。傷跡を抉るようで申し訳ないんだけど、イジメられたキッカケみたいなのってあるの?」
「いや、全く分かんないんですよ。たぶん『あいつ無視しよーぜー』みたいなノリから始まったんだと思いますけど、気づいたら何か無視されてて。なんか体育の時間にテニスのボールをわざとぶつけられたり……」
「あーいるいるそういう奴」
「あとスリッパ隠されたり……」
「うわしょうもねぇ……」
「そうなんですよ。しょうもないんですけど、メンタルに来て。あと僕当時もやっぱり引っ込み思案なのに目立ちたがり屋なんで、学園祭で劇に出たくて」
「え、イジメられてんのに」
「そうなんですよ。それでナレーターみたいなのをやったんですね。そしたらイジメっ子に『死ねッ!』ってからかわれたり。そういうのがあって、いよいよ高3で不登校になったんですよ僕」
「うわ! 高3で!?」
「そうなんです……。最終的に卒業できるか出来ないかくらいの瀬戸際になって」
「それキツイなー! 大丈夫だったの?」
「大丈夫でした。先生たちが事情を汲んでくれて、課題とか一杯出してくれて、それをクリアしてなんとか……」
「危なかったねぇそれは……」
「ギリギリでしたね……」
「何かあんまり突っ込んで聞くのもアレなんだけど、イジメられてる時の心境ってどんなもんなの?」
「普通に死にたかったです。でもそれを救ってくれたのが、パチンコなんですよね」
「でた。パチンコ……」
「いえ、当時ねぇ、中学校の頃の友人達と一緒にゲーセンじゃないパチンコに初めて行ったんです」
「あ。中学校の頃の友達は仲良かったんだね。良かった……!」
「はい。それで何も考えずにパチンコ打って。ストレス発散というか……傷を癒やすみたいな……。めちゃくちゃ楽しくて」
「そりゃ楽しいよね。パチンコも友達も全員味方だもん……。自陣だもんねホール」
「そうなんですよ。あとはやっぱり、母親と一緒にパチンコに行ったり……」
「もう膝の上じゃないもんね」
「はい。並んで打って……。お母さんが種銭出してくれて。二人で勝ったり負けたり。楽しかったです」
「あ、なんかいい話だな……」
「当時の僕は確かにメンタルがボロボロになってましたけど、パチンコに救われたってのはかなり大きいです。癒やしというか……。パチンコって裏切らないんですよね。こっちからパチンコを裏切る事があっても、パチンコは絶対裏切らない。僕にとってパチンコってそんな存在になってました」
「ちょっとよくわかんないけど、なるほど……。パチンコは裏切らない、か……」
「裏切らないっすね……」
▲パチンコに救われた男
★ロミオとジュリエット。
「当時はパチンコは勝ってたの?」
「勝ってました。個人的にはホントにパチンコは楽しむために打つものだと思ってたので、勝つとか負けるとかはあんまり気にしてなかったんですけど、それでも勝ってたんですね。でもそのお金はパチンコをもっと打つためのお金であって、形に残る物を買ったりとかはあんまりなかったんですけど、ある時ほしいものが出来て」
「お。なんだった?」
「パチンコです。『CRロミオ×ジュリエット(※2010年/豊丸)』という台ですけど、この台が僕ホントに好きで……」
▲心の名機「ロミオとジュリエット」
「ロミオとジュリエット……?」
「はい。わりとマイナーな台なんですけど、原作がアニメで、ラウンド中とかにそのストーリーを見せてくれるじゃないですか。あれの魅せ方がほんとに上手くて……。良く出来てるんですよ。僕、ホールで打ちながら泣いちゃって……」
「ほぇぇ……打ってみたいね」
「ウチ、実機ありますよ」
「あ、結局買ったんだね」
「そうです。今でもちゃんと大事にしてます……。で、高校卒業して……。しばらくニートしてたんですね僕」
「うん」
「いろいろやることを模索してて、何か声優になりたいなと思ってユーキャンで声優の通信講座に申し込んだりしてたんですけども、結局自分のやりたいことってなんだろうと。ある時思って」
「うんうん」
「原始的なんですけども、『CRロミオ×ジュリエット』の良さをみんなに伝えたいというのが欲求としてあるぞと。だからもう、ニコ生で配信はじめました」
「え、生主だったの……?」
「はい。生主でした。パチンコの実機配信ですね」
「どうだった? 成功した?」
「ニコ生初期からの古株だったので、じわじわコミュニティ人数も増えていきましたよ。最盛期でコミュニティ◯人くらい居て」
「うお、なかなか!」
「こうやって打ってて、台の見どころとか面白さを解説してると、みんながその台に興味を持ってくれるじゃないですか。それが嬉しくて……。生きがいみたいになってましたね」
「あー! 通じるねぇ今の仕事に。それは通じてる」
「はい。それで『パチンコ・パチスロ業界で働きたい』って思って某専門学校に通うことになって……。授業料が80万だったかな……。今でもローン払ってますけども、企画書の書き方とか教えて貰って……」
「勉強なった?」
「いや、それよりも、そこで出会った講師の人に紹介してもらったバイトが、僕を変えてくれましたね」
「何のバイトだったの?」
「パチンコ屋のバイトです」
「徹頭徹尾してパチンコ!」
「はい。ホールスタッフって、あれは完全なる接客業なんですよ。楽しんでもらうとか、お客さんにストレスを与えない、というのが最大のテーマなんで……。一緒に喜んだり、一緒に悔しがったり……。これもやっぱり『台の面白さを伝える』という意味で物凄く楽しくて。これ天職だなと(笑)」
「モチベーション高いな……。そんな感じだったらすぐバイトリーダーみたいな感じになったり?」
「あ。なりました。すぐじゃないですけどね。でもリーダーみたいな感じになって」
「ほぇぇ……。何年くらいやってたの?」
「4年ですね」
「え。長ッ。え、専門学校から4年って……。最近じゃないそれ」
「最近ですね」
「飛ぶなぁコレ……。パチ屋ではいろいろあったかい?」
「ありました。8つ上の彼女ができたり……。お客さんが時短の取り合いで殴り合いしてたり……。台パンでセレクター外す人いたり……」
「(笑)」
「途中『ここで生きていこう』って腹を括りかけたんですけどね。やっぱり社員になるだけの勇気がなくて。今思うと責任感から逃げたかったのかも知れませんが、どうしても本格的に決める事ができなかったんですよね。だから4年ずっとバイトで……」
「長いなぁ……」
「長いです。ここのままじゃずっとバイトでやることになるから、何か改めないと……。ってちょっと決心して。仕事は好きだったんですけどね。で、ある時『東京行こう』って思って」
「いきなり!(笑)」
「東京には何かあるだろう、みたいな……。どっちにせよホールは住み込みだったんで、辞めるなら出ていかないと行けないし。じゃあもう東京かな、みたいな。あと、──これ言っていいのかな……。ある時Twitterでガイドの『なおきっくす』さんをフォローした時に、『あれ、ニコ生で配信してなかった?』ってDM飛んできて。ああ、やってました──。みたいな。そこから仲良くなって」
「え、そうなの?」
「はい。で、自分こういう状況で。仕事やめようと思うんですよねって。そしたらなおきっくすさんが『じゃあウチに来なよ』って」
「ウチっていうのはそれは……ガイドってことですか? 家?」
「両方です。僕、上京してきた時しばらくなおきっくすさんの所に居候してました(笑)」
「すげ。そんな出会いあるんだ……」
母の膝の上でパチンコを覚え、ゲーセンで知識を深めたせせりくん。 吹奏楽で頑張ったり、イジメに苦しんだり。 どんな状況でも常に、彼の回りにはパチンコがあった。 パチンコは裏切らないです。 笑いながら言った彼の言葉は実は結構深いのかも知れない。
上京後、ガイドワークスでの勤務を経て、1年と5ヶ月前にパチ7入りしたせせりくん。 彼が手がけた『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』の機種ページは現在300万PVとのこと。 やったぜ、せせりくん。 日本中の人に、『パチンコの面白さ』がバッチリ伝わってるぞ。
★質問ラッシュと設定推測。
「じゃあ、そろそろいい感じの分量なんで……。質問ラッシュいい?」
「どうぞ!」
「巨乳と貧乳どっちが好き?」
「巨乳……かなぁ……。でもどっちも……」
「どっちもはナシです」
「えー……悩む。どっちだろう。巨乳……うーん。揉みたいは揉みたいんですよ」
「うん」
「でも何とも言えない。一応巨乳で」
「一応(笑) わかりました。次、パチ7に何か言いたいことありますかい?」
「感謝ですね。パチ7にいて、楽しさしかないんですよ僕。惨めな気持ちが無い。だからホントに感謝です」
「おお……。なるほど。じゃあユーザーさんに一言お願いします」
「えーと……。僕の記事が好きな人は仲良くなれると思ってます」
「オーケー。じゃあ次、せせりくん機種紹介ページ担当じゃん。紹介する時のポリシーとかそういうのありますか?」
「あります。とにかく『面白さを伝えること』が一番大事なので、そこだけ気をつけてます。例えば面白くないと自分が感じても、面白く打つためにはどうやればいいか……。まず自分がその台について調べて、楽しめるようになってから伝えるようにしてます。基本的に全部のパチンコ台は何かしら面白いポイントがあるはずなので、『こういう楽しみ方もあるよ』って提案ですね。それはまさしく僕のやりたい事なので、今後もそういうふうにして行きたいと思っています」
「おお……。プロ意識……。すごいねぇせせりくん。さすがパチンコ英才教育を受けただけはあるね……! じゃあ次、お墓に持ってくならどの台がいい?」
「もちろん『CRロミオ×ジュリエット』ですね。あの世で演出のひとつひとつを掘り下げたいです」
「うける(笑) じゃあ最後! 生まれ変わってもパチンコ・パチスロ打ちますか?」
「打ちます!」
「以上! ありがとうせせりくん!」
「こちらこそ、ありがとうございました!」
はい、せせりくんインタビューはココまで。 何かねぇアレだね。編集長の言う闇は確かにあった。 ただ、想像してたのと違って、サラッとした闇だった。 もっとドロドロしてるかと思ったら、サラッと。
しかし若いのにたいていの人よりもパチンコ知ってるのは、一体どういう環境で育ったんだよと不思議に思ってたけど、聞いて納得。3歳から母と一緒に打ってるとこうなるのね……!
さて、そんなせせりくんの設定推測。
うーん。やっぱ「ロミオとジュリエット」なのかなぁ。 いやでも本人もこれロミジュリが来ると思ってるだろうから、敢えてスカそう。 よしゃ決めた! パチ7編集部員せせりくんの人生設定は「CRブンドリキング」のまあまあ回る台!
せせりって鶏肉だしさ。トリつながりで! まああっち粘土だけど! 以上!
今回のインタビューウィズスロッターはここまで! 次回はまたも凄い人が……!? お楽しみに!! チャオ!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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自分なんか始めたばっかりのセセリさんと同じくらいの年齢ですが、ほんとに好きなんだなって伝わってきますよw
今後引っ張っていくんでしょうねぇこの業界を!
世の中的にはギャンブルは悪だ!みたいな風潮がありますけど過度に借金とかやらかさなければストレス発散にもなるし話のネタにもなるし良いですよねー
地球に人がいる限り必要なコンテンツだと思ってるので頑張って欲しいです
おお、ニコ生時代をご存知とは! 通ですね!
べるさま>
救われてるねぇ。ホロっと来ちゃったよ書きながら。
ルナさん>
せせりくんホンワカしててめっちゃいい人だったよ。
イベント等で会えたらぜひ話しかけてみてくれい
次のスゴイ人も楽しみにしてるね♪
次のスゴイ人も楽しみにしてるね♪