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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2018.05.18
『人間まお』インタビュー。パチ7とKADOKAWAのくず系女子2人が産み出した悪魔の書。
チワッス! ご無沙汰してます! あしのっす!
いやー、大人の事情で久々の更新になりました!何があったか……? フフン。全ボツだよ! イエーイ! デラマイッタ! 関係各所、ご迷惑おかけしました……。
さて、気を取り直して次ッ!
今回のお相手は出ました、この方! 先日KADOKAWAより『くず系女子。アラサーまおのカオスな日常』にて念願のメジャーデビューを果たしたパチ7コミック漫画家『人間まお』さんです!
人間まおさん基本データ |
・29歳
・東京都出身 ・看護師兼漫画家 ・くず系女子 ・鼻ほじ伝道師 |
はいこちら。右がまおさんですね。美人!
左側の方はKADOKAWAの桐谷◯玲(※自称)こと担当編集の『なすび』さんです。ちなみに当日はカメラマンとしてカモ原副編集長も参加していただきました! わーい賑やか。エヘヘ。
では張り切って行ってみましょう!インタビューウィズスロッター、人間まおさん編!
ヒア・ウィー・万枚だ!
★いつも鼻クソと共に……。
「いやーすいません本日はお忙しい中……」
「とんでもない! こちらこそありがとうございます」
「会って5秒で女性に歳を訊くのもアレなんですが、まおさん今は29歳……?」
「はい! まだギリギリ20代です」
「お生まれはどちらですか?」
「出身……。わたし生まれたのは秋田ですけども、すぐこっち来たんで東京って言ってます」
「ふむ。子供の頃はどんな感じでした?」
「貧乏でした。そして負けず嫌いでしたね。あと調子乗ってました」
「……おっとォ。どれピックしよう。じゃあ、貧乏についてちょっと訊いていいですか?」
「家のテーブルがダンボールでした」
「(笑)」
「わたしの家すっごい借金があって。わたしが産まれるちょうど前の日とか当日とかに土地を売って、全部返したらしくて。だから凄い良いタイミングで生まれたなぁって」
「いいタイミングって言っていいのかなそれ……。調子乗ってたってのは?」
「中学くらいまで『わたし以外みんなモブキャラ』みたいに思ってて。流石に途中で気付きましたけど、わたしだけ特別だしィみたいな。何かそんな感じで思ってました。ウフフ」
「まー子供の頃は結構みんなそういう全能感あるかも知れませんねぇ。あとは負けず嫌い……?」
「はい。何でも1位じゃないとヤダみたいな。ドッジボールも当てられたら絶対当てられた人を狙って当て返すとか。超負けず嫌いでした。2コ上にお兄ちゃんがいるんですけども、それともすごい闘ってました」
「あー。お兄ちゃん。アレっすよね。けん玉を鼻先にカスッカスッみたいな。サイコパス感が強めの(※『くず系女子』参照)」
「そうです。そのサイコパスと如何にして闘って勝つかみたいな。すごい考えてました。ちなみにお兄ちゃんいまクソデブですよ」
「おおう……。なるほど……。他に幼少期で印象深いエピソードありますか?」
「わたしこのインタビューの為に昨日子供の頃の写真とか観返してたんですけども」
「え! わざわざわそんな準備してくれてたんですか!」
「そしたらねぇ、ずっと鼻ほじってて」
「(笑)」
▲ハナホジスクショ
「なんか近所の子に鼻のほじり方を教えてるんですよね」
「鼻ほじ伝道師──!」
「こうやって指なめてェ、鼻ほじると上手く行くんだよって」
「やべえヤツですね!!」
「そしたらみんなほじるようになって。でも誰かほじった鼻くそを眉毛の所に付ける子がいて。あ、それは違うよーみたいな。鼻の下の所につけるとミゾの所がまっすぐになるからねーって、ちゃんと教えてあげたりして。そしたら周りのみんなもちゃんとそれを真似して──」
「地区ごとヤベェ!」
▲みんなでホジるよ! 続け続けェ!
「何歳くらいまでやってたんですか。ハナホジ」
「結構やってました。でもある時の学級会で『まおちゃん鼻くそほじってます』って誰かにバラされて。それが凄いショックで──」
「バラされたっつっても、むしろ伝導してますよね。隠す気なくないですか」
「一応隠れてたんですよ。この子イケると思ったらこっそり教えて……」
「その中にユダが居たんですね」
「はい。裏切られて辞めました……」
▲笑顔で空中浮揚するハナホジ伝道師。
★心の闇がドロリと──。
「中学の頃はどうでした?」
「そうですねぇ。それまでは調子乗ってたんですけども、中学が結構不良っぽい所で。『あ、目立つの辞めよう』みたいな感じで悟りました」
「それまでは『わたし以外全部モブキャラ』みたいに思ってたのに……」
「はい。1年生ってローファー履いて来ちゃいけない、ってルールがあったんですけども、無視して履いて行ったら先輩に呼び出されて、プールに靴投げられたり……。すごい怖いんですよ。階段燃やされてたりとか。ベランダから机が落っこちてきたりとか」
「荒れすぎじゃないですかそれ! 都内ですよね?」
「町田です……」
「あー……。なるほど。当時はなんかやってました? 部活とか」
「テニス部でした。部長やってたんですよ」
「お。リア充じゃないですか」
「でも後輩とかに嫌われたくないから、凄い甘かったです。舐められてました。わたしここ(額の横)の毛がないんですよ。だからあだ名が『ハゲ』で」
「イジメすれすれですね!」
「あ、仲は良かったんですよ。甘くしてたら舐められてただけで」
「まおさん、中学と言えば、やっぱりホラ。初恋みたいなエピソードあるじゃないですか。なんか無いですか?」
「あります。先輩が好きでした。もう何してもカッコよくて。ベランダからこうやっていつも眺めてました。ウフフ」
「先輩はやっぱりテニス部ですか?」
「いや、帰宅部でした。帰宅部って大体カッコいいじゃないですか」
「ちょっと良く分かんないですけど、ヤンキーが好きだったんですかね」
「確かに。ちょっとヤンキーでしたね。で、先輩にプロフィール帳書いて貰って……」
「あー! プロフィール帳。ありましたね! 懐かしい」
「はい。そこに住所とかあるから、放課後にその情報を頼りに家まで行って。あーここナンとか先輩の家だーとか。調べに行って。先輩帰って来るまでこっそり見守ってたりしました」
「え! 怖いそれ!」
「怖くないですよ。可愛いですよ」
「喋った事とか無いんですか? その先輩と」
「あります。でも『おはよう』とかだけで。お兄ちゃんの同級生なんですよ先輩。だから向こうからしたら『コウガの妹じゃん』みたいなノリで……」
「コウガ?」
「あ。お兄ちゃんコウガって言うんですよ」
「伊賀じゃなくて?」
「そう。伊賀じゃなくてコウガです」
「かっこいい名前ですねぇ」
「いまクソデブですよ」
「まおさん、ちなみに彼氏とか居なかったんですか。当時」
「あ。いました。バスケ部の部長です」
(んだよクソッ。リア充が!)
「でも凄いゴリラだったんです」
「バスケ部の部長……ゴリ……スラムなんとか思い出しますね」
「ホントあんな感じ。あのゴリラです。でゴリがある時、校門の前で待ってて。凄い一杯仲間を引き連れて……。で、その仲間のひとりから『この人まおの事好きだから付き合ってあげて!』みたいに言われて」
「嫌な告白だなぁソレ……」
「それでなし崩し的に付き合う事になりました」
「ゴリとはどのくらい付き合ってたんですか?」
「2週間でしたね」
「みじかッ(笑)」
「その頃わたしケータイ持ってたんですけど向こうが持って無くて。家電に掛けてきてとか言ってたんですけど、凄いイヤじゃないですか。好きでもないし。で、ちょうど付き合ってる時にわたしの誕生日だったんですけども、なんか『ザ・ドッグ』のストラップ貰って」
「ほう……。嬉しかったですか?」
「いやもうわたしその時ゴリの事キライだったし、『ザ・ドッグ』のストラップも付けたくないから、公園の土にこうやって埋めて……」
「埋葬ッ!?」
「最後こうやってお墓に手を合せて。ウフフ」
「闇が深ェ……!」
「大体わたしプレゼントも要らないって言ってたんです。なのに周りの友達が『貰ってあげて貰ってあげて』って。仕方なく受け取ったんですよね」
「その周りの友達は一体なんなんですか(笑)」
★格差を感じた看護学校。
「じゃあ次、高校です。どうでした?」
「高校は受験が思い出深いです。わたし滑り止め受けてないんですよ」
「自信あった感じですか?」
「貧乏だったからです。親にいきなりハローワークの冊子みたいなの渡されて『高校落ちたらコレね』って」
「おうふ。なかなかヘヴィーな……」
「何とか推薦枠に滑り込んでギリギリで受かりました。で、高校でチャッキーと出会って──」
「出た! チャッキーさん」
チャッキーさんとは……。
『くず系女子』に登場する奇天烈なキャラ達の中でもひときわ異彩を放つ、まおさんの友人の事である。 一言でいうと『超やべえ人』であり、件の単行本から立ち上る芳醇な狂気の香りの半分くらいは、この人に関連するエピソードから放出されている、と言っても過言ではないと筆者的には思っている。 |
【KADOKAWA担当編集:なすび】 |
||||
「まじか……。実在するんだあんな人……」
「最初は、チャッキーともう一人の3人でグループだったんですけど、女子特有のハブりハブられみたいなのがあるじゃないですか。わたしそういうのキライで。チャッキーもそういうのキライなんですけど、もう一人の子がそういう感じのを出すタイプだったんですね」
「殺しちゃったんですかその子……」
「殺してないです。ただ、ある時わたしチャッキーに『わたしあの子キライなの』って言ったら、チャッキーも『実はわたしも無理なの』って。そして2人で泣きながら語って、めっちゃ仲良くなって──」
「意外と青春してた(笑)」
「ホントそれくらいですねぇ高校は……」
「高校エピソードで何か他に言っときたい事ないですか?」
「えーと……。学校に変態が出ました」
「お。それはどういう……」
「学校の非常階段の所でみんなでお弁当を食べてたんですね。そしたら学校の外が見えるじゃないですか。そしたら向こうに変態がいて」
「具体的にどんな変態だったんですか」
「下半身丸出し系です」
「あー、そっちか」
「で、お弁当食べてるわたし達をみながら何かやってて。オカズにされてるんですよわたし達」
「自分達がオカズ食ってるのに」
「そう。オカズ食べてるわたし達をオカズに何かやってるんです。みんな『ワ~ッ! 変態がいる! わたし達オカズになってる〜!』ってすごい盛り上がって。写メ撮って」
「撮ったんすか!?」
「撮りました。爆笑しながら。あれが高校生活で一番盛り上がった瞬間かもしれません」
「え、それが!?」
「はい。そのくらいですね高校は……」
★くず系白衣の天使。
「そこからは看護師の道に……ですよね?」
「そこから本当は漫画家になりたかったんですけども、親に『あんたはどうせ離婚するんだから、手に職付けときなさい』って大反対されて。とはいえ大学に行くお金は無い! って言われたから、じゃあもう専門学校だなぁと思って自分で色々探して……」
「専門学校も高くないですか?」
「いや、都立の看護専門学校っていうのがあって、そこ滅茶苦茶安いんですよ。あ、ここだったらイケるかもと思って親に相談したら『看護師いいじゃん』って。じゃあやってみようみたいな」
「ノリ軽ッ!」
「で、受験勉強始めたんですけど結構難しかったんですよそこ。模試あるじゃないですか。あれ家に持って帰って答えを見ながらやってもC判定で」
「え、何で(笑)」
「わかんないんですよ。答え写してるだけなのにC判定みたいな」
【KADOKAWA担当編集:なすび】 |
||||
「これは落ちるかもなぁと思ってたんですけど、推薦枠で論文と面接だけで受かりました」
「あー…。それはたぶんテニス部の部長やってたのが効いたんじゃないですかねぇ。リーダーシップがどうのとか、なんかそういうの好きそうですもん面接官」
「ホントそうだと思います。めっちゃいい事ばっかり言ってました」
「実際どうでした? 看護学校は」
「周りがみんなガチで、意識の格差みたいなのを物凄い感じました。わたしだけ机の周りが汚くて。周りの子がゴミ袋持ってきて、『手伝ってあげるから一緒に片付けよう』みたいな」
「意識以前の問題ですねそれ(笑)」
▲なすびさんの突っ込みはキレッキレ。
「専門学校って、やっぱり実習とかやるんですか?」
「やりますよ」
「注射とか……」
「やりますやります。めっちゃやります」
「どうでした? ぶっちゃけ。人に針刺すのとか」
「超、楽しかったです」
「うわー……まじか。怖くなかったですか?」
「全然。他人なんで」
「えー……。信じられんねぇ……。逆に実習で怖かった事とかありますか?」
「出産立会が怖かったです。言ってもまだ研修中なので、普通の出産を見る筈だったんですけども、なかなか生まれなくて、吸引分娩になっちゃったんですよ」
「きゅ……吸引分娩……?」
「吸引するんです。赤ちゃんの頭にスポって何か付けて」
「お……おおう」
「それがもう凄くて……。妊婦さん発狂状態みたいになっていて。すっごい怖かったです。あんまり人の発狂状態とか見ないじゃないですか。意識とか失いそうになってて。こんなに痛いんだ出産って! と思って。そして雰囲気も怖いんですよ」
「というと……」
「最初は明かりも暗くて、オルゴールの音とか鳴ってるんですよ。なんかムーディなんです。でもなかなか生まれなくて『よし!吸引だ!』ってなると、電気もパッと全部付いて看護師さんとかもバタバタし始めて。色んな機械がだーっと運ばれてきて」
「緊急事態!」
「それからわたし、出産恐怖症になりました。わたしの時は絶対無痛分娩にして貰おうって」
「なるほど……。ちなみに、看護学校で学んだ一番大切な事ってなんだと思いますか?」
「うーん。全てのイヤな事には終わりがある、というのを学びました」
「イヤだったんですね」
「イヤでした(笑)」
▲まおさん29歳。無痛分娩希望。
★なー君についてのエトセトラ。
「さて、パチ7のマンガにも散々描いてらっしゃるんでアレなんですが、初めてパチンコ打った時の事を聞いてもいいですか?」
「当時付き合ってた『東大生:なー君』と一緒に行ったのがきっかけですね。最初は1パチで『海物語』を打ったんですけど、そこで4000円勝って。なんだお金稼ぐのって楽勝じゃん! って思ったんですけど、次の日4パチの『牙狼』で凄い負けて、しかもそれをなー君に見つかって怒られて──。それで悔しくなって毎日通って、養分化していく感じですねぇ」
「初めの『海物語』の時はやっぱドキドキしました?」
「楽しかったですよやっぱり。ルールが分かんないじゃないですか最初。だからこうやってハンドルぐいってやってるだけでお金稼げるのにまずビックリして。楽しかったっていうより、驚きのほうが強かったです」
「なるほど……。なー君、何年間付き合ってたんですっけ」
「6年です」
「その年代の6年はむっちゃ長いなぁ」
「長かったですね……」
「付き合い初めはまだ学生ですよね」
「はい。学生の頃にパーティで知り合いました。でも何かナンパ目的の人ばっかりでつまんないし、受付係やる事にしたんですけど、なー君もその係やってて。それが出会いでしたね」
「そこから6年かー。青春の後半部分を捧げた感じですねぇ。結婚の話とか出なかったんですか?」
「はい。付き合って4年目くらいから出てたんですけど、全然進まなくて。で、わたしと別れてからすぐ、なー君から『俺そろそろ結婚しようと思ってる』って連絡が来て……。で、なんかわたし『え、わたしの事!?』って思ってすごいドキドキして」
「実際は……」
「大学の同級生と結婚するって報告でした。わたしその時スタバでマンガ描いてたんですけど、すごい悔しくて悲しくて分けわかんなくなって……原チャで山に行って……周りが畑しかない所で泣いて」
「山で泣くっていいですね何か。自然が癒やしてくれる的な」
「それから3日くらい寝込みました。それをまたマンガに描いて……」
「うひょぉ。クリエイターの鑑っすね!」
「でも当時一気に痩せましたよ。5キロくらい。それからもうパチンコとスロットとマンガに打ち込むようにして。パチ7で描かせて貰ったり……。なすびさんからDM来て『コミックエッセイ+』で描かせて貰ったり……」
「単行本出たり」
「はい。嬉しかったです!」
「夢が叶いましたね」
「はい、叶いました!!」
出会いと別れ。看護師漫画家。
二足のわらじを履いたり脱いだりしながら、人間まおさんは今日もどこかで注射器とペンを執るのであった。
★祝! 単行本発売!
「さて、今回はKADOKAWAの編集「なすび」さんもいらっしゃってるので、折角なので『くず系女子』についてお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです!」
「そもそもなすびさんから連絡来た経緯ってどんな感じだったんですか?」
「あ、それちょうど最近『コミックエッセイ+』の方で描いたんですよ」
「ちょっと読んでみます……。ふむ……。あぁ、なるほど。なすびさん、前からまおさんの事を注目してたんですね」
はい。ブログ見てて『あ、この人ガチクズだな』と思って。どっかのタイミングで一回お会いしてみたいなと思ってたんですけど──実際お会いしてみると、予想通りクズでした。 |
||||
「まおさんは、連絡来た時どう思いました?」
「最初完全に詐欺だと思ってました。カモ原さんに相談したら『お金だけ払わないようにしよう』みたいな感じの結論になって。でも調べてみたらどうも本物っぽいし。これもしかして……みたいな」
「なに調べたんですか?」
「色々見ました。フェイスブックも見ました」
|
||||
▲単行本にサインしてもらいました。役得!
「俺、まおさんの本読ませて頂いたんですけども、感想として『ちょっと怖かった』んですよね」
「え。そうなんですか?」
「はい。チャッキーさんの話もそうなんですけど。一個一個のエピソードが少しずつ狂ってるじゃないですか。単品で見ると笑えるんですけども、一冊通読すると狂いが大きくなって謎の怖さを感じるというか。なんだろう。不思議な感じでした。もちろん面白かったし笑ったんですけど、読後感が独特というか……」
「あ、わたしずっと『人間の心理面』を描きたいって思ってたんで、それかもしれません」
「そうっすね……。まあ心理面もそうなんですけども『アリ食った』みたいなエピソードがストレートに狂気というか(笑)」
「えー。そうですかねぇ……」
「ちなみに編集長は『まおの単行本の読後感はベルセルクと一緒』って言ってました」
「(笑)」
「なすびさんから単行本に関して何かありますか?」
わたし自身がキラキラ系とかインスタ映えとかがキライなくず系なので、一回そういうマンガをやってみたかったのですが、実際にまおさんのマンガ読んでみると『わたしはまだまだ普通』みたいな感じになって気分が良かったです。ぜひ皆さん読んでみてください。 |
||||
「ありがとうございます。ではこのまま質問ラッシュいっちゃっていいですかね。まおさん、巨乳と貧乳どっちが好きですか?」
「巨乳です。触ってて気持ちいいです」
「墓に持っていきたい台はありますか?」
「初代牙狼!」
「ファンに一言お願いします」
「いつも読んで貰ってありがとうございます。パチンコに関係ないマンガばっかりですいません。各自単行本20冊買って下さい」
「なすびさんに一言お願いします」
「この人についていけば大丈夫だとわたしの本能が言ってます」
「ウケる。最後。生まれ変わってもパチンコ打ちますか?」
「来世は勝てる気がするんで打ちます!」
「よっしゃオッケー! みなさんありがとう御座いました!」
*******************
以上が人間まおさんのインタビューでした。
本文でも言ってるけども、『くず系女子』はお世辞抜きで独特な読後感があるので、一回読んでみるといいと思う。なんか知らんけど半笑いなるよ。
さて、人間設定。
まおさんは設定1と言いたい所なんだけども、美人だからある程度設定入ってると思う。3くらいかな。ただ機種は結構キ◯ガイ系だと思うよね。よっしゃ決めた。
人間まおさんの設定はJPSの『どんまい!!ちゅ〜吉』の3。
オリジナルゆるキャラの台だけど俺にはコイツがゆるく見えた試しがない。むしろちょっと怖い。そう。『くず系女子』のように──。
お後が宜しいようで!
それではまた次回! シー・ユー・ネクスト・万枚! チャオ!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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