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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2020.07.14

生誕25周年記念『クランキー』の歴史。

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン


私の住む東京では、新型コロナの感染者数の多い状態が続いています。また緊急事態宣言を出すべきとか、また経済を止めたら大打撃になるとか、重症患者がまだ少ないから大丈夫だとか。いろいろな意見が飛び交っていますが、最終的には“個々で気をつける”ことを続けるしかありません。

ホール関係の方に伺ったところ「全体的には前週比105%程度で稼働が戻ってきている。理論上、このペースだと10月には前年並みに」という話でしたが、また鈍化することは避けられないでしょう。

私も打つ機会というか、そもそも外出する機会が激減しております。そうなると困るのがコラムのネタ。私は1月下旬にはコロナ自粛を始めていたので、今年はずっと悩みっぱなしです。もう、みなさんにお題を募集したいくらい。

そのときに書いたのが“サンダーVの歴史”でした。そこで、前回からの流れもあるので、『クランキー』シリーズの歴史を振り返ってみることとします。「柳の下に泥鰌は二匹いない」と言われそうですが(笑)


さてさて、1995年から始まったクランキーシリーズ。25年、四半世紀のメモリアルイヤーだったりします。ここまで登場してきたのは5機種。機種名のとある特徴に気が付いているでしょうか?

『クランキーコンドル』
『クランキーコンテスト』
『クランキーコンドルX』
『クランキーコレクション』
『クランキーセレブレーション』

『クラセレ』だけ“セ”から始まっていて仲間はずれのように思えますが、そうではありません。英語名にしたときに“CC”となるのです。1995年の『クランキーコンドル』のヒットを受けて、同じイニシャルが並ぶ名前は縁起が良いとされたなんて都市伝説(?)も。

それを聞いたのは『CCエンジェル』と『ベイビーエンジェル(BBエンジェル)』ネーミングのこぼれ話。でも冷静に考えてみれば、エンジェルは“A”なので略すと“CCA”や“BBA”となって同じイニシャルではなくなるんですけどね(笑)

 

★技術介入機の火付け役にして頂点。初代『クランキーコンドル』

▲『クランキーコンドル』(ユニバーサル:1995年9月)

4号機最初期の1995年当時は、パチンコが約383万台に対して、パチスロは約70万台。パチスロは、ホールの片隅にちょっと置いてあるような存在で市場規模も大きくはありませんでした。その大半は、3号機以前の古い機種と約22万台を売り上げた4号機最初の大ヒット機種『ニューパルサー』(山佐:1993年)。約70万台のうちの22万台ですからね。どれだけ偉大だったか分かりやすい数字です。

『ニューパル』最大の特徴は、大量のリーチ目です。そこまでユニバーサルは、赤7のテンパイ型やスベリを魅力としていましたが、“大量リーチ目タイプ”に路線転換を余儀なくされ、そこで生まれたのが『コンドル』ということになります。

伝統のテンパイ型は、上段青7テンパイや中段赤7テンパイで継承。ボーナス絵柄の一直線でもリーチ目にならない箇所がある。“右リール下段チェリー付き7(ゲチェナ)”など、随所に『ニューパル』のエッセンスも取り込まれました。

しかし、単なる真似ではなく。“中段リリス”など、左リール枠内にボーナス絵柄がない箇所からのリーチ目という新しい楽しみ方も加えられている。通常時だけでも秀逸なリーチ目マシーンでした。小役狙いポイントは、左リールの21コマ中8コマ。そのうち6コマから異なる“成立ゲーム限定目”を拝むことができました。

とはいえ、最大の特徴は高い技術介入度です。リプレイハズシ打法は、BIG1回につき約50枚。設定1でもBIG確率は1/277だったので1日に30回は引ける計算。リプレイハズシをできるだけで1500枚も収支が変わってきたのです。通常時の小役狙いと併せて実行すれば、設定1でも出玉率は104%に。

そのアマさもあって、ファミコンに慣れ親しんだゲーマー世代の多くを取り込むことに成功。ここからユニバーサルの時代となり、2000年にはパチスロの設置が約132万台と倍増することになります。

 

★偉大すぎる先駆者を追いかけ続けた『クランキーコンテスト』

▲『クランキーコンテスト』(ユニバーサル:1997年6月)

『コンドル』の大ヒットを受けて登場した二代目も、大量リーチ目と技術介入がウリ。まあ、それは当然でしょう。基本は同じですが、細部まで洗練されているリール制御が特徴です。

詳しくは前回の“リール制御”を読んでいただきたいですが、1st停止の左リールで複数の制御があるのは『コンテスト』だけ。かなりチカラの入った後継機と言えるでしょう。その完成度の高さから、5号機クランキーのリーチ目は『コンドル』よりも『コンテスト』由来のものが多くなっています。

また、アマすぎて設定1だらけとなってしまった部分も改良。設定1の出玉率は100%程度と抑えめに。高設定を意識させるように、小役による設定判別(設定5と設定6がドンピシャで分かる)も追加されました。

しかし、人気が『コンドル』を越えることはありませんでした。この2年間でホール側の意識が“できないこと前提ではなく、できること前提”に変わっていったこと。パチスロ設置台数の増加から、パチンコのオマケではなく、利益を取る対象に変わっていったこともあります。設定1でも上等。その安心感には、どんな優秀な後継機でも敵いません。

『コンテスト』にも欠点がなかったわけではありませんけどね。まず、BIG中のリプレイハズシ打法の目押しが『コンドル』の2コマ目押しから、ときに1コマ目押しも必要と難しくなったこと。また、当時のREGは1枚がけで15枚払い出すのが主流でしたが14枚となっていました。ちょっとセコく映ってしまったのです。その後、15枚に改修された『コンテスト2』も登場しましたが……。

 

★5号機として復活も液晶が!?『クランキーコンドルX』

▲『クランキーコンドルX』(ユニバーサル:2006年8月)

9年の歳月を経て5号機で復活! と思いきや。かなり風貌が変化しました。唯一の液晶付きです。

実は、この液晶演出。基本はお蔵入りとなった2004年の『スーパークランキーコンドル』で作られたもの。2004年といえば、ストック機全盛。液晶が付いてストック機になっていたと考えれば、液晶付きだけであれば許せる気がしなくもないです(笑)

過去に当たった演出を参照していて、どれかに偏ることを避けていたり。どの演出からも期待ができるひと味違ったものとなっていました。いや“液晶付き?”というハテナマークが外れることはありませんでしたけど。

ということで、あまり『クランキー』らしさを感じませんでしたが。機械の内容としては面白かったです。ポイントとなるのが完走型RT。通常時のクランキーチャレンジから特定小役が入賞すると100G間のRTへ。途中でボーナスが成立しても、100Gを消化してメダルを増やすことができる。“第3のボーナス”という位置付けで搭載されました。

ちゃんと打てた期間が短かったので、文章も短め(汗)

 

★Aプロジェクトはここから『クランキーコレクション』

▲『クランキーコレクション』(アクロス:2013年3月)

アクロスブランドとして初となる機種。この機種がなければAプロジェクトは生まれていなかったかもしれません。ノーマル不遇な時期ということもあり導入台数こそ伸びませんでしたが、歴代『クランキー』シリーズの集大成ともいえるゲーム性は、ベテラン層を中心に高く評価されました。

生粋のコンドラーから見るとリーチ目はかなり『コンテスト』寄りですが、いまスロゲーセンで『コンテスト』を触るときに参考にするのは『コレクション』の知識から遡っています(笑) ですが、違和感はまったくないですね。

それどころか。見る人によっては黒歴史ともいえる『コンドルX』からもクランキーチャレンジが残りました。発生率は同じ1/655.36というのも素晴らしい。低設定を打っているとクラチャレ頼りとなりがちですが、アクセントとして秀逸なことを再確認。1リールでの鳥揃い確定や青BIG確定もあったり。「どう料理してやろう?」という醍醐味が詰まった1Gです。

『コンドル』は打っていたけど、ほかのものはあまり。そういうスロッターにも『クランキー』の歴史をかみしめる格好の機会となりました。

MB(REGに相応)中は1コマ目押しが必須なので大変でしたけどね。失敗しても枚数を調整したりして、平均125枚となれば設定1の出玉率は100%を超えてくれました。大丈夫、私もノーミスなんて狙っていません。

時代も大きく変わり、アマいノーマルを作るのが難しくなっていた時期。ただただ、登場してくれたことに感謝です。印象に残っている機種以外の部分としては。「クラコレがなかったらホールに行く機会が激減していたかも」というベテランスロッターが多かったこと。メーカー取材の際に開発で苦労した点を質問したら「社内の説得です」と言われたことです(笑)

 

★異端児にして王道の五代目『クランキーセレブレーション』

▲『クランキーセレブレーション』(アクロス:2016年10月)

検定期間の3年が経過したこともあり、Aプロジェクトとして再登場。クランキーチャレンジは廃されたものの、鳥周りのリーチ目コンセプトは『クラコレ』を踏襲・進化。青7周りは『B-MAX』ライクに配列が変更されました。

『クラセレ』の異端な部分は、ノーマル機なのに正式なBIGが存在しないこと2種BB(第二種特別役物・MB)によって構成されているため、パネルの配当表記もBIGではなく“BB”となっています。同様の作り方は『リラックマ』など、オーイズミの『ハネスロ』シリーズ。ユニバ系なら『ドンちゃん祭』がそうですね。

『ドンちゃん祭』は、ボーナス中にもRTを継続させる“貫通型RT”をゲーム性として取り入れたかっただけなので除外するとして。『クラセレ』と『リラックマ』に共通していえるのは“ボーナス確率を高めたかった”こと。ノーマルタイプは、当たってこそ面白い。私は王道だと思います。設定1でも1/135ですし。

その分、BB枚数は250枚とシリーズ最少ですけどね。5号機の規定では、2種BBの最大払い出し枚数は253枚なので仕方ないのです。ボーナス枚数の抑えられた6号機だと153枚なので、この作り方は困難かもしれません。

しかし、通常のBIGとはいえ『サンダーVライトニング』は251枚を獲得することができます。ベースが上がって確率がやや下がるのは仕方ありませんが。『クランキー』シリーズの再登場を願ってなりません。なんせ今年はコンドル生誕25周年なのですから。

 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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