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俺と尻2

★機種に関する話 | コラム

俺と尻2

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たれめさん
ストップボタン押すために仕事してる
投稿日:2017/02/10 12:48

i藤さんという友人がいる。


i藤さんは生粋のロリコンである。以前、一緒に打ちに行こうと誘ったところ、

「今はつるぺたの幼女が出てくる台しか打ちたくない。」

などと意味不明なことを抜かした事があった。



しょうがなく俺が、「麻雀物語の三女で我慢しなさい。」と言うと、

「あれはつるぺたの幼女ではない。お前はわかってない!」

と、気でも狂ったのではないかという返しをされ戦慄を覚えた。


そんな何時豚箱にぶち込まれてもおかしくないi藤さんが愛してやまない台に、NETの「シンデレラブレイド」がある。なんでも、ネモフィラの尻を叩いている時が人生で一番愉悦を感じる瞬間なのだそうだ。彼の今後の人生が気がかりでしょうがない。



今回の台は続編の「シンデレラブレイド2」
相性が良かったと言ってしまえば元も子もないが、手痛く負けた事がない台だ。
「初代の方が良かった」とかバグとか広報の不祥事とかは置いといて、綺麗な思い出だけ振り返ってみることにする。



「シンデレラブレイド2」(以下 尻2)
尻を叩いてゲーム数を上乗せする「お尻ペンペンタイム」という、未だ嘗て存在しなかった、存在する必要すらなかった画期的なゲーム性で一世を風靡した、「シンデレラブレイド」の続編。主な変更点に、登場キャラクターが大幅に増えたこと、AT中のバトルに主人公の姉達が味方として参戦すること、叩く尻をストックする「お尻狩り」が搭載されたことがある。



最初は一生触れることはないだろうなと思っていた。理由は簡単、「お尻ペンペンタイム」中にふと我に帰り、「俺は一体何をやってるんだ…」という自責の念に駆られるのを避けるためだ。


誰かと打っている時ならまだいい。後々笑い話の一つにでもなるのであればしめたもの。ただ、一人で打っている時にこいつが襲いかかってきたら目も当てられない。直ぐ様電車に飛び乗り、九十九里浜で海を眺めながら半生を振り返る羽目になる。



そういった理由で触れるのを避けていたシンデレラブレイドだが、i藤さんがあまりにも楽しそうに初代を打つ様を見て、いつかは打とうと決めたまま、尻叩きとのがっぷり四つは続編の尻2へと持ち越しとなってしまった。



尻2の良いところを、初代を知らない身で語るのであれば、AT中のバトルに姉達が参戦するところだと思う。キャラクターごとに攻撃力が高い・無限状態に入りやすいなど特徴があり、相性のいい敵も存在する。基本的にはシンデレラが選択されるため、姉の誰かが出てくればチャンス。レバーを叩く手に気合いが入るというもの。オススメは一撃が魅力のマリアだ。ベルで5ポイントとか減らす瞬間がたまらねぇんだ。


「お尻狩り」という、最高に馬鹿馬鹿しいネーミングもまた心地が良い。人を狩るのではない、尻を狩るのだ。最初に尻ありきなのだ。そして狩った尻を叩くのだ。これが一企業の企画会議を通り、世にお目見えしているのだと思うと、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと胸が熱くなる。



しかし…どうしてもこの台を打っていると、なんとも言えない気恥ずかしさが襲ってきてしまう。出てる時は楽しい。バトル中にベル連で一気に敵の体力を減らしていっている時なんかは快感としか言いようがない。ただそれと同時に、「あぁ…あの人はあんなに一生懸命になるほど尻を叩きたいんだな」と周囲に思われているのではないかという恐怖が全身を支配する。


違うんだ。確かに尻は叩きたい。でもそれはその先のゲーム数上乗せが第一の目的なのであって、俺に好き好んで少女の尻を叩く嗜虐趣味があるわけではないのだ。じゃあそもそもそんな台打つなよって?それを言っちゃあおしまいじゃないか。そこに台があって、そこに俺がいて、打つだけの金があって、尻を叩く時間がある。あくまで結果として尻を叩いているだけだ。俺は悪くない。悪くないんだ!俺の文句はNETに言え!



そんな被害妄想と戦いながらも、なんやかんやと楽しく尻を叩き、あの日のi藤さんの気持ちを少し理解することができたとともに、新たな性癖に目覚めそうな恐怖を抱えた。それでも、どうしても「俺何やってんだろう…」が襲ってきたときは、レバーでキャンセルしてしまい、なんだか負けた気分になってしまう。



ちなみに、スロットを打っていて最も「何やってんだろう」となった瞬間は、「十字架3」の両脇のボタンを片方ずつの手で連打した時だ。こちらもNETの台。別に液晶はいくら恥ずかしくてもいいから、NETは恥ずかしい動きを打ち手にさせるんじゃない。



尻を叩くという、現実ではなかなか体験できない、別に体験したいとも思わない経験を俺にくれた尻2。今度会う時はじっくりねっとり舐るように、しかし確実にその尻を叩き切ってやる。

その日まで、震えて眠れ。

5

たれめさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(8 件)

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たれめ
投稿日:2017/02/14
パチ7編集長さん
ありがとうございます!

迷走してる感は否めませんね。多分何かに祟られてるんだと思います。お祓いしてもらいましょう。
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パチ7編集長
投稿日:2017/02/14
相変わらず読ませますねぇ。

尻2の試打取材に行った時に、ボタンの触感に拘ったと聞き、ああ、このメーカー、もしかするとダメかも知れないと思ったような気がします。
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たれめ
投稿日:2017/02/11
岡井モノさん
ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります。

そんなことはなく、ただの捻くれ者です笑
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岡井モノ
投稿日:2017/02/11
たれめさんのコラムはいつも面白いです。
豊富なボキャブラリーと安定した記述からするに、どこかで書いていた方なのでしょうか。

しかしそんなたれめさんでも耐えられない十字架3のボタン、私は片側ずつ適当に押してました。
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たれめ
投稿日:2017/02/10
はらいそさん
大方当たっていてビックリしました笑
厳密には貧乳にコンプレックスを抱いている童顔の年上が好みらしいですw
法に触れるから幼女は画面の中だけで我慢すると言ってました
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たれめ
投稿日:2017/02/10
とよぴ〜さん
両手を挙げて万歳みたいな体勢になるのがなんとも間抜けなんですよねw
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はらいそ
投稿日:2017/02/10
麻雀物語の三女をツルペタに分類するというのはなんとく愚行。
おそらくそのi藤さんというのは厳密にいえばツルペタではなくツルペタであることに
コンプレックスを抱いてるであろう若干ツンデレ気風の女子が良いのであろう。
単純に元気な無乳に価値はないのだ。と、ここまで書いたところで幼女という部分に
気が付いていなかった自分を恥じた。彼はEDで意味もなく裸でダッシュしている
フェラリオの出てくるダンバインで抜けばいいと思う。
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とよぴ〜
投稿日:2017/02/10
僕も全く同じですねwww
十字架3のボタンを連打してる時に「なんやこれ」って思いましたw

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