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液晶演出×音楽~Part.1 大泥棒に学ぶ大当たりの美学~
液晶演出×音楽~Part.1 大泥棒に学ぶ大当たりの美学~
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ねぎしさん
根岸といいます 根岸です、ええ - 投稿日:2017/01/31 20:16
皆様、パチンコの「演出」はお好きですか?
ここで言う「演出」は バランスのことでなくエンタメとしての演出です
バランスについてはまぁ、ええ、なんというか、ほんとに……
どのメーカーも貴様ら打ったことあるのか、と問いたくなるものばかりですのでスルーの方向で……
さて、そんな(クソみたいな)演出バランスの話はおいといて、純粋な演出はお好きですか?
私は大好きです
例えば、私のアイコンであるCRグラップラー刃牙!
演出バランスとメーカーイメージのせいで人気は非常にアレでしたが原作ファンとしてはニヤリとできる演出、CGでは異常と言えるまで細かいところまでこだわったバトル演出
正直このクオリティでアニメ作ってくれたらどれだけ嬉しいことか、と思える奇跡の出来でした
あとは逆転裁判なんかもアニメパートは異常に気合いが入ってましたね
このように、パチンコやパチスロの演出と言うのをエンタメとして楽しむと中々楽しいんですこれが
ということでそれについてのお話をさせていただければと思いまして垢をとりました次第でございます
もし少しでも興味を持てたのでしたら是非とも続きを読んでいただければと思います
(warning! かなり憶測でものを語っております、へーほーふーん程度のノリで見ていただければ幸いです)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
さて、今回お話しさせていただこうと思っているのは液晶演出と音楽の組み合わせによる効果についてです
個人的にはこここだわるだけで演出が見違えるように輝くことがあると思っております
んでこの話をする際に避けて通れないメーカーがひとつ
HEIWAです
初代(厳密には二代目)シティハンターのストーリー大当たりまたぎにはじまり、アントニオ猪木という名のパチンコ機 道のまたぎ昇格演出、百花繚乱昇天RUSH!
そしてHEIWAの音と演出の組み合わせにおける最強シリーズ、ルパン三世!!
大当たりの入りにおけるまたぎ演出では右に出るものがない最強メーカーだと思っております
正直萌え台メーカーと言うより大当たり演出のメーカーなイメージすら持ってます
ということでこのルパンシリーズをつかって液晶演出と音楽の組み合わせによる効果について書いていけたら、と思います
さて、ルパンシリーズ
消された……の大ヒットもあり今では萌え台にならぶ代名詞となりましたこのシリーズ
製作スタッフの音の使い方に異常な愛を感じます
いやほんとすごいんですって
まずはまたぎ演出についてです
本当はシティハンターのゲワイが本家なんでそちらで説明すべきなんですけどね
ルパンで説明といったので今回はこちらで……
またぎ演出ってそもそもなんだ? といいますとリーチから大当たりでアタッカー開放までの切り替えを「またぐ」演出のことです
パチンコに限って言えばですけどね、ええ
この演出が有名になったのは確かシティハンターのEDであるGet wildからだったとおもいます
アニメパート終了間際からイントロが流れはじめて宇都宮さんの美声が入ってくる辺りからED映像に切り替わる、その変化またぎがあまりなかった表現だったので話題になったとかなんとか
んでこのまたぎ演出がパチンコでも使えるんじゃないか? ということでいろんな機種で導入されていったんですね
シティハンターはもちろん、マクロスF、そしてルパンシリーズ、と
さて、このまたぎ演出ですがどういう効果をもたらすか? と言いますといちいち演出の流れを止めることなく大当たりに突入できるんです
つまり大当たりの余韻を残したままボーナスに突入できるんですね
例えば牙狼だと図柄揃ってガロボーナス、とか言う大当たりの瞬間における勢いを一旦止めるような間があります
それに対してまたぎ演出は曲がなり続けることもあり興奮冷めやらぬまま突っ切ることができるわけです
さらにさらに! このまたぎ演出がかっこいいとさらに気分上々で楽しめるんですわ
特に消されたルパンのバトルルート初勝利時は必見です
正直これがやりたかっただけだろと言わんばかりに狙い済ましたセリフ、ボーナス突入タイミング! スタッフの中にあるかっこいいルパンを体現しております
次に注目するのは大当たりの印象に合わせた楽曲チョイスとそれに付随する演出です
これがミスマッチだと非常にアレです、北斗で大当たりしたときのBGMが海物語のアレだったらうわぁ……ってなりますよね
ですが逆にどんびしゃだとそれはそれはかっこよくなるんですわ
例えばWIMにおける復活ルパンボーナス
外れたあとゆらゆらしながらスクラッチ音と共にルパンを呼ぶ声、そして銃声と共に流れ出すルパン・ザ・ファイヤー!
映像も100億$の(使い回し)ものを引用しており、いつものアニメタッチとは違った若干マンガ風なタッチのルパン
この復活演出はほんとしびれます、ええ、是非に検索してください
いつものタッチでルパン三世のテーマ、をつかわずにあえて曲も画風も変えることによりいつもと違ったベクトルのかっこいい大当たりを演出しております
他にも機種イメージやタイミングごとのイメージに合わせることが、より興奮を与えるエンタメ性の向上に繋がるのです
例えば、主役は銭形
漢を全面に押し出し、黒や彩度低めの赤を基調にしたこの機種では、大当たり時に使うのはインストかピートマックジュニアのルパン三世のテーマがメインとなっております
なんと楽曲変更か裏のせ、もしくはフリーズしない限り島谷ひとみの楽曲は流れない仕様となっております
これは、先にかいた漢くささというか、どっしりとした重さのある機種の雰囲気を考えたら、ハイトーンの鳴り響く島谷ひとみの曲よりもピートマックジュニアの楽曲が選ばれるのも自然だと思いませんか? 逆にこの曲が選ばれたことで銭形の漢、なイメージを強調していると思えませんでしょうか?
次にロイヤル通……ロイヤルロードにおいては初当たり時は島谷ひとみ版のテーマのイントロ途中からはじまります
これは金色に光輝く背景に合わせてのチョイスだと思われるのですが、なぜかイントロ途中からの開始なんですね
イントロ最初もきらびやかなラッパとストリングスのシンコペーションから入るのですがあえて途中から、ATの開始にボーカルを合わせるため? それもあると思いますが、それだけじゃないと思います
ではなぜか? それは中低音の力によるものだと思います
このロイヤルロード突入時からのイントロと言うのはチューバ、トロンボーンあたりがデーーーンデーーーンデーーーンとものすごい圧を持って下に向かう音形をとっているんですね
これってものすっごく地面を踏みしめるような感覚になるいわゆる重厚感溢れる音形なんです
きらびやかながら海底に眠る神殿、といったただ明るいだけじゃない、ということを考えればこっちになるんじゃないかな、というのが私の考えです
あとこの超かっこいいロイヤルロード突入時のルパンのボイスもわざわざ低い声でさらにエコーかけて音量マシマシ、というあたりからも、そうじゃないかなぁ、なんて
以上のように、大当たりの種類ごとに音を選ぶことで華やかさをうみだしたり、興奮を掻き立てたり、機種のイメージを貫いたりすることができ、より演出を魅せることができると言えるのではないか、と思います
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……さて、ここまでルパンシリーズの例を使って大当たりに絡む音と演出の絡みの重要性について書かせていただいたわけですがいかがでしたでしょうか?
雑多でまとまりはないながらも読んでいただいた皆さんに少しは私のこの演出に対する思いが伝わっていれば幸いです
ここまでお読みくださりありがとうございました、また機会があれば続編を書きたいと思います
え、お前どこかで見たことある?
ははは、そんなバナナ
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ねぎしさんの
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このコラムへのコメント(3 件)
またぎの演出って何があったかなぁ~?
自分は揃えてボーナスゲームがスタートする瞬間が堪らなく好きで、聴きたいBGMの流れるボーナスを揃えたときはネジってから心構えをして指を離します。
初代Devil May Cryと初代悪魔城ドラキュラのビッグは5号機屈指の名曲!!!
コメントありがとうございます!
ほんとあのまたぎはよかったですよね……
やっぱりこれがかっこいいって演出ほんとにいいですよね、今度タフのスロ動画で調べてみようと思います
スロットではタフの特定条件でしか出ない(忘れました)ビッグ中のバトルの演出が好きです。クラシックとバトルが絶妙です。