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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
2017.03.28
『ドキドキマンゴー』と『LASTEXILE銀翼のファム』を考える
各メーカーから続々と新機種が発表されてきました。この4月から5月にかけて1機種。そして、5.9号機になる直前にもう1機種でしょうか。大手はもうちょっと多くなるのかもしれませんけど。そんなわけで、ショールームが多く集まる上野と自宅を往復する日々。これがもうちょっと続きそうです。
プライベート稼働は空き時間に『クラセレ』様を擦る程度。まだ『アナザーゴッドポセイドン』も触れておりません。打たれた方の感想はどうなんですかね? ホールデータをチョロっと見せてもらいましたが、設定が重要。でも、低設定のバカ噴きもチラホラあるあたり、やはりゴッドですね。5.9号機にはそぐわない仕様なので、長く重宝するのではないでしょうか。
ってね、そんな『ポセイドン』を見ても、5.9号機ならどう作るのか考えてしまうんですよ。ART部分に設定差は付けられないので、GOD揃いのような一発役ということになるんですけど。5.9号機では主にボーナスで設定差を作っていくことになりますが、そこにARTの一発役を搭載することも可能です。全設定共通の特定役で有利区間に突入。即ART発動とすれば良いだけのことです。
ただ、ちょっとした問題があります。ボーナス成立から揃えるまでの、いわゆる“内部中”は、ART関連の抽選を受けられないんですね。そんなところで一発役が揃ってしまうと、もの凄い苦情が出そうですよね(笑)。
まず、一発役をどのように作るのか。特殊リプレイにしてしまえば、ボーナス成立後のリプレイ確率変動を使って出現しないようにできます。これを小役で作ってしまった場合も『おそ松さん』のベルのように、小役コンバートさせれば出さずに済みそうですね。本当は、そのフラグが成立していたんだけど、通常の小役揃いとなるので外見上はわからない。そんな作り方をすることでしょう。
ぶっちゃけ『ポセイドン』だって、そのような作りにすることもできますけどね。まあ、ボーナス成立後にダラダラ回しても得をすることはないので、さっさと揃えるに越したことはありません。これは、パチスロが法制化された1号機時代から変わらぬ基本です。
いかん、また前置きが長くなりました。今回は、取材などで触った中から、面白いシステムを持った機種を考えてみたいと思います。
前兆を楽しめるノーマルタイプ
『ドキドキマンゴー』(パイオニア:4月2日導入予定)
まずは、前兆目を楽しめるのが特徴のノーマルタイプから。機種名にもなっているように、マンゴーでドキドキするマシンです(笑)。特殊リプレイのマンゴーが揃ったら同時当選に期待。2G連続でマンゴーが揃ったらボーナス確定という単純明快さ。
簡単にシステムを解説しておきますと。ボーナス非同時当選のマンゴーからは、1GのプチRTに突入。ここでは同時当選するマンゴー以外は、通常リプレイに変換しています。なので、ボーナス非当選なら連続しません。最初のマンゴーでボーナスに当選していた場合は、ボーナス成立後のRTに。マンゴーの確率はちょっと上げてあるのかな。いずれにせよ、マンゴーの後にドキドキしましょう。
って、それだけだと単調なんですけどね。ボーナス全体の75%がマンゴー絡みで、残りの25%は単独やほかの小役との同時当選(通常リプ含む全役)となります。ちゃんと意外性もあるのでご安心あれ。
それと、もう1つ面白い趣向が。ボーナスは3種類で、BBが約300枚。MBが約200枚。RBが約100枚となっています。MBとRBはどちらも「赤7・赤7・BAR」揃い。これは知識がないほうが楽しめるのかな。
もちろん、同じ揃い方で複数のボーナス種別とすることは御法度です。で、よく見ると、写真でも貼りましたが、左リールにある2つの赤7絵柄が微妙に違います。上のほうがBBとRB用。下のツヤのあるほうがBBとMB用です。BBの2種類も別フラグなので、全部を揃えられる位置に目押ししてくださいね!
ちなみに、変則押しはややこしいかも。チェリーは14枚ですが、ない位置を押すと10枚のベルが代用で揃ってくれます。このため、中・右リールでベルがテンパイした際には、左リールのチェリー狙いが必要となってしまうんですね。まあ、ここは素直にマンゴーでドキドキしつつ、いきなりの告知で驚きましょう(笑)。
まだ答えが出せていない新機種
『LASTEXILE 銀翼のファム』(オーイズミ:5月21日導入予定)
9年ぶりの新筐体「ゼクス」で登場する“A+AT+ART”のトリプルAが特徴の機種です。ATといっても、旧基準のようなタイプではありません。リプレイ確率が高くない中で小役の押し順ナビが出る純粋なATとなっています。まあ、それはおいおい。
ボーナスは、5号機の最高獲得枚数448枚のBIGを搭載していますが、プレミアム扱い。約204枚と約152枚のBIG。そして、61枚のREGがメインとなっています。BIG中は、7揃いでART。エピソードBIGとなればART確定。REGは約1/3でヴェスパボーナスとなってART突入のチャンスに。通常時からは、2種類のチャンスゾーンを経由してART当選となるのがメインルートです。
さて、このART「EXILE RUSH」が問題なんですよ。まだ、私も正確な答えを見つけられていません。
ARTとなっている間は、1Gあたり純増約1.5枚。この消化中は、ハズレ5回ごとにゲーム数の上乗せを抽選するのが特徴です。なので、リプレイ確率の低いAT状態に落ちたほうが上乗せに期待できるんですね。また、AT状態は上乗せ特化ゾーンの「防衛モード(写真)」となることも多いです。
いずれにせよ、ARTとATを行き来するのが特徴となっていますが、実にスムーズなんですよ。かなり凄いことだと思います。ええ。
リプレイ確率を変動できる条件はいろいろありますが、ボーナス関連の契機ではないので、特定出目ということになります。特殊リプレイで落とす。ナビを出さずにベルの取りこぼし目で落とす。これが従来機種の発想でしたが、今回は違うかもしれませんね。何よりもリプレイ確率が上がる(ARTに復帰する)ときも自然なんです。
まだ打てたのが発表会の数十分だけなので何とも言えませんが。ベルが揃うラインを複数用意して、右下がりベルは陥落・右上がりベルは昇格とかにしているのかしら。それくらいしか、打った感覚では思い浮かびませんでした。ベルの入賞ライン以外が答えだとわかったら、またコラムにさせてくださいませ。
ちなみに、AT中は微減します。リプレイ確率が高くない中で、小役をすべて獲得した場合に、小役だけでの出玉率が100%を越えてはならないという規定がありまして。ただ、その分は上乗せに直結するのでご勘弁を。
なので、ARTもフルに純増1.5枚ではないんですね。ダラっとした印象を持つ方も出てくるかと思います。その分は続きやすくなっていて、初当たりからの平均は200Gほどになるとのこと。高ベースにして通常時を長くするのではなく、当たっているところを長くというコンセプトだそうです。
私は、アリだと思いました。だってほら、ARTが長いほうが、この調べ物のサンプルを取れるじゃないですか(笑)。
さて、まだまだ取材ラッシュは続きます。もちろん、この機種もコラムにしますよ!
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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