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【回胴の探り手シリーズ】角屋角成のフラグ回収記

【回胴の探り手シリーズ】角屋角成のフラグ回収記

2025.12.31

角屋角成が選ぶ 2025年導入のベストパチスロTOP3!

角屋角成(かどやすみなり) 角屋角成(かどやすみなり)   【回胴の探り手シリーズ】角屋角成のフラグ回収記

2025年ももうすぐ終わり。今年、導入されたパチスロ新機種はざっと調べた感じ75機種ほど。新台ペースが速いように思えるけど振り返ってみるとそうでもない。

5号機時代は100機種以上リリースされた年がほとんどで、ここ数年は横ばいではあるものの年々減少傾向にはある。型式試験の適合率が低下傾向で、メーカーは新台を出したくても出せない状況が続いていると思われる。

台数が絞られると奇をてらった機種が出てこなくなる。サブカルとしてのパチスロが好きな自分としては少し寂しい現実だ。

さて今回は今年出たパチスロ機種を振り返りつつ良かったと感じたベスト3を発表したい。

おそらく新機種の7割くらいには触っているのだけど、残念ながら半分以上はしっかりと打ったとは言えず。本稿は終日打ったことのある(だいたい7000Gくらい)機種を対象にしている。

それでは2025年の寸評いってみましょう。
 

目次 読みたいところまで飛べます

1 1位 L少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The SLOT-
2 2位 スマスロ デビル メイ クライ5 スタイリッシュトライブ
3 3位 L東京喰種
4 2025年パチスロ新台の寸評

 

1位 L少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The SLOT-

激荒スマスロ時代だからこそ際立った遊びやすさ。レバーONでボーナスが抽選されているという安心感なのか、常に打っていたいと思えるほどに面白かったスタァライトが今年のNO.1。

原作愛にあふれる演出の流れは美しさすら伴っていた。

演出発展中に着信音の煽りと共に突入するCZ。前兆からのこの流れがあまりにも美し過ぎた。原作愛もマシマシながら、あたかも大当りかのようにCZ当選を祝う機種が増えたいま、その輝きは増すばかり。わかります。

リーチ目からシャッターが閉まって再生産。驚きと共に訪れる歓喜。ボーナスを引いた後もまだ楽しめる。これは発明であり革命。スマスロになって新しいARTの形に出会えるとは思ってなかった。
 

演出バランスがおかしいという意見を耳にする。ノンノンだよ。それは打てば打つほど味がでるの裏返し。打つほどに発見があり、遊びやすさはリピートを加速させる。

中段チェリーもポジションゼロもいまだ引けず。なんならクライマックスレビューすら引いたことない。まだやれてないことばかり……それでもスタァライトは面白いと自信を持って言えるのだ。
 

2位 スマスロ デビル メイ クライ5 スタイリッシュトライブ

ST駆け抜けが多く印象を悪くしがちだが、それを補って余るほどにチャンスが近い。本機の面白さはユリゼンバトルとジャッジメントカットボーナスに詰まっている。

500枚獲得すれば次回継続でユリゼンバトル。倒せば上位ST、倒せなくとも強化ST。この強化STの性能に開きがあるからこそユリゼンバトルは楽しめる。たとえ倒せないとわかっていても最後までアツくなれる上位チャレンジ。

さらに本機の醍醐味でもあるのがジャッジメントカットボーナス(JCB)。こちらもしっかりと目に見える距離にある。ST中にボーナスを射止めることができれば、そこにJCBの可能性は間違いなく存在するのだ。枚数に開きがあって消化中も楽しめる。
 

駆け抜けが多いことも納得できるほど、その先には無限の可能性が広がっている。オマージュ機種かと思って蓋を開けてみるとスマスロ随一のオリジナリティと出会える。
 

3位 L東京喰種

おそらく賞レースではトップ総なめであろう東京喰種。

喰種の良さは"やれそう"の具現化。喰種バトルはリプレイ引けば勝てるかも。バイツは小役を揃えるだけでいい。あれだけ軽い上段ベルがここで引けないワケがない。わかってはいてもうまくいかないバイツは「もう一度」を誘発する。
 

通常時・AT中ともにチェリーとスイカが活躍する機会も多く、全てのレア小役がアイデンティティを主張する。

スマスロの弱点であるリカバリー能力も高く、投資すればするほどリターンが大きくなるという危うい言説すら喰種の前では正論に見える。
 

2025年パチスロ新台の寸評

ここからは角屋が打った(最低7000Gほど)2025年のパチスロ新台を全て寸評。トップ3には選ばれずとも、どれも光る良さはあります。

チバリヨ2プラス

リミレスが弱くなったものの荒さは健在。ほど良く打ちやすくなっていてヤリスギランプの存在感も良い感じ。チェリー前兆のキテルキテル感はお家芸。チバリヨはハナハナと沖ドキのステージへ。
 
スマート沖スロ スターハナハナ

流行に寄せた軽いハナハナ。打ってみるとたしかに当たるがコレジャナイ感。ハイビスカスは理不尽にハマって理不尽に光ってほしい。華に魅せられたユーザーはただ光るだけじゃ飛びつかない。ハナハナis notジャグラー。
 
Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン

前兆の流れも良いし、作戦目を使ったSTも面白い。エヴァらしいわかりにくくクセの強い演出も良い味だしてる。初回STの難しさと報酬のバランスが悪かったのか。悲しいかな面白くても流行らない。そう告げられた気がした。
 
L にゃんこ大戦争 超神速

案外当たるのだけどあっという間に終わるAT。どうやって出したらいいかわからないから、一度でいいから1/8192引いてみたい。転生が正月に出るし、うまいことにゃんこ使うホール出てこないかな。もういっそ先駆けってことにしてさ。
 
スマスロスーパーブラックジャック

SBJの名のもとにオジサン世代が歓喜したスマスロ。もどかしさすら病みつきになるリオチャンス。自力で手繰り寄せる高確率とストックタイムは出目こそパチスロというメッセージ。唯一の欠点があるとすれば玉がでない。
 
回胴黙示録カイジ 狂宴

やれそうでやれないCZ。このイライラ嫌いじゃない。スマスロライクなゲーム性ではなかったので、もう1年くらい早く出る予定だったのでは…と勘繰りたくはなった。導入初期にSNSでの酷評が目立ったが、まだそれが理解できない。普通に面白いだろこれ。
 
スマスロ バイオハザード5

当たりが軽いと見せかけてインフェクションがないと土俵には立てず。エンタお馴染みの切りゲーなので好みは分かれるところか。一度でいいから上位に入れてみたかった。モンハンよりは好き(ストレスベース・当社比)。
 
Sister Quest(シスタークエスト)

ホールで再三イザヨイと戦うも一度も倒せず。切った後のハイエナが強くそれも話題に。ATがそこまで伸びない割に最深天井が深すぎて怖さが先行したか。見た目の割に荒いマシン。シスクエを覚えている人も少ないからこれはこれで良かったのか。
 
スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

しっかりとまどマギしていてATの重さや性能もちょうどいいバランススペック。人気があってスペックが甘い。こうなると打ち手はいいけどホールの運用は難しそう。一度でいいから据え置き店でドッペルを入れてみたい。うん、やはりホールが苦労しそう。
 
Lゴジラ

高いAT性能に偽りはなく上位ATにさえ入れば5000枚も余裕で狙える。自力感ありの払い出し目標や上位への特急券こそあったものの、打てば打つほどミエナイチカラが見え隠れ。立ち回り要素も多くハイエナも話題に。やれてるAT中の無敵感は今年イチか。
 
吉宗(スマスロ)

7が揃えば711枚が確定する。いくら初当りが重くてもREGがあったとしても711枚は偉大なのだ。対決と高確率中にリーチ目役という存在をおいたのがファインプレー。吉宗史上で最も吉宗してた吉宗。こういうのでいいんだよofザイヤー。
 
スマスロ 緑ドン VIVA!情熱南米編 REVIVAL

帰ってきた躍動の緑。当時のままの演出とゲーム性は過去を美化させているのだと説いてくる。出玉性能の4号機、ゲーム性の5号機。スマスロと合うのはどちらなのか。リバイバルの難しさを考える。少なくともVIVAではあった。
 
スマスロ ようこそ実力至上主義の教室へ

あまりにも情報量の多い画面、無駄にけたたましく鳴るベル連のSE。これよこれ、何が起こってるかわからない感じ。あまりにも無理なATもなぜだか許せてしまう。左下にねんどろいどがいたらなお良かった。おかえりダクセル。
 
花笠

天井を低くして当たりやすくしたチバリヨ。月光ランプの前兆とボーナス中のベル連は花笠らしさ。ボーナス中の指示なし時は逆押し推奨。この手の機種の未来について考えたい。月野レンとチェ・リーくんの次の動きに期待したい。
 
スマスロ ギルティクラウン2

打つ前はやれる気がするのだけど当たるたびに絶望する。ボーナス・ART全てにおいてどうすればいいかが謎。果たしてこれは大当たりなのか。自問自答を繰り返しながら、なぜかまた打ってしまう。あまりにも出し方がわからなかったofザイヤー。
 
いざ!番長

昨今のヒット機種詰め合わせ番長。完成度はお世辞にも高いとは言えないけど抑えるとこは抑えてある。番長4の方が好きだから悔しい気持ちもあるけれど、時代はいざを求めている。目に見える。やることが明確。現代パチスロに必要なことはこれだ。
 
LBプレミアムうまい棒

違和感多めプレミアム点灯以外はREGの割合高くなる。BT中は変則押しだと枚数が減ってしまう。楽曲良いのにあまり聞けないのは残念。時限スイッチ1G連で開きます。この話は誰に通じるのでしょうか? めんたいコンポタ納豆チーズうまみちゃんあらわる~♬
 
LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~

完成度が高い液晶付きBT機。機種よりもホールの扱いに混迷が見られた。エヴァに課題があるとすれば、それはBTそのものが持つ課題であろう。推測は小役ポチポチよりも温泉ペンギンを探すゲーム。で、終了画面の意味はなんなんですか?
 
L ダーリン・イン・ザ・フランキス

開発コンセプトは次世代イケイケパチスロ。出玉コンセプトは当たるし出る。コンセプトに偽りはなかったがあまりにも先を行き過ぎた感あり。時代が違えば覇権もあったか。良い芸術家ほど後の評価が高くなる。
 
ネオアイムジャグラーEX

初代アイムジャグラーから18年。5号機を駆け抜けた巨人はいまもなおホールで輝き続ける。ここ数年は若い世代にウケていてパチスロの入り口としての役割も大きい。Tiktokでジャンバリ動画が流行ってるってホント?
 
スマスロ 東京リベンジャーズ

高純増の荒いタイプでありつつ、高設定域の安定感を備えたスペック。台としての完成度は高く出ればめっちゃ面白いのだけど、低設定がキツ過ぎるのと周期とポイントに悪意があり過ぎてストレスは多め。髭ダンも多め。
 
L主役は銭形5

通常時の当選をCZではなくゾーンに寄せたリーチ目型のToLOVEる。引き戻しゾーンの有無やSTのあっさり具合はいまの打ち手にどう映るのか。ToLOVEると銭形を比べてみてヒット機種には何が必要なのかを考える。次の議題はこちらです。
 
Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2

ホールと打ち手の期待を背負った2代目。継承と改善、しっかり似せてしっかり違う。自力感マシマシな分、今作の方が好きという打ち手も多し。いまの僕たちにはこれが精一杯です。いえいえ、十分な仕上がりですよ。
 

 


(C)Project Revue Starlight
(C)OIZUMI
(C)CAPCOM
(C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会 (C)SPIKY (C)CROSSALPHA
 

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角屋角成(かどやすみなり)
代表作:【回胴の探り手シリーズ】角屋角成のフラグ回収記

札幌出身。パチマガスロマガのライター。第6回の旅打ち制覇者。パチスロ収支のみで沖縄から東京まで1年かけてカブで旅をする。パチスロ打って酒飲んで呑気に過ごしています。かどおわ。

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