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パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

2022.11.22

大事故の予感~神台、再び①~

ラッシー ラッシー   パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

開店直後の店内は〝ヒント機種〟を探すプレイヤーが走り回り、福男選びさながら混沌としていた。ヒント機種とはいわゆる全台系だが、このマイホの場合、必ず札やリールにヒントが仕込んである。ゆえに全台系よりも分かりやすい〝ヒント機種〟と呼んでいる。

ヒント機種は設定4以上だが、そのほとんどが5・6であることは、これまでの実戦から分かっている。座った時点で勝利濃厚。負けたとしても、そこまで大きく凹むことはない。

俺も例に漏れず右へ左へと探し回ったが、やっと機種を特定した頃には手遅れ。ヒント機種はキッチリ満席になっていた。

だが、それでいい。

俺はギュッと右手を握り、早足で「とある旧台」のシマへ向かった。ヒント台が取れないのなら、やることは1つだ。むしろこれこそ俺が望んだ展開。口角が上がるのを抑えつつ、目的のシマへと急いだ。
 

マイホを好きな理由。

この日はマイホの旧特定日だった。いつもは閑古鳥が鳴くこの店も、旧特定日ばかりは様子が違う。全台系のほか野良(単品)の高設定も多いため、プロも大挙して押し寄せる。しかし、プロ以外にもチャンスがあるのがいいところ。

ヒント機種の確保は抽選に勝たない限り難しい。対して野良の高設定は完全にランダムで投入される。もう数年通っているが、投入パターンはまったく読めない。だからこそ、俺のようなピンの打ち手にもチャンスがあるのだ。

しかし、俺も完全に無策というわけではない。長年通い続けている間、ある旧台に高頻度で高設定が入ることは把握している。その旧台というのが……

パチスロ鉄拳2ndの筐体

5号機「パチスロ鉄拳2nd」(山佐)

5号機も本格的なAT機時代に突入して久しい。未だART機である鉄拳2ndを設置しているホールは少なく、もはやレア台と呼ぶべき存在になりつつある。それでもマイホは頑なに設置を続け、旧特定日には丁寧に扱っている。

想像するほかないが、おそらく店長か設定師が鉄拳2ndに並々ならぬこだわりを持っているのだろう。この設置ラインナップに私情を挟むところが素晴らしい。たまに行く都内の某店も、世間の評価など気にもせず頑なに平和・オリンピア系の機種を推している。

設置ラインナップや高設定投入パターンに私情や人間味が感じられるホールはいい。当然、攻めやすくなるという理由もあるが、たとえるならばクラブのDJに近い。店長や設定師の趣味・趣向・センスが感じられる。
 

ビンビン。

言うまでもなく俺以外の常連も、鉄拳2nd贔屓には気付いている。しかし、朝イチから狙う客は少ない。誰もが一撃性の高いAT機から攻め、どうにもならなくなると昼頃から鉄拳2ndに流れてくる。今回はその隙を突く!

案の定、鉄拳2ndのシマにライバルはおらず、難なく居心地のいい角台を確保できた。中押し小役狙い手順を脳内で復習しつつ打ち始めると、朝イチから100Gでスイカが5回も出現した。もちろんサンプルが少ないため上ブレの恐れもあるが…

スイカ確率
設定 確率
1 1/83.7
2 1/82.4
3 1/81.4
4 1/78.1
5 1/77.4
6 1/74.2

いずれにせよ悪くない兆候だ。そして5,000円を投じた直後の110Gで強チェリーから白REGがHIT。当然のようにARTは非当選だったが、その後は……

17G、22G、27G、93Gと怒濤のBIG4連打! そして4回目のBIG中に青7が揃い、待望の初ARTが当選!

――「できすぎだろ! 仮に高設定でも」

一応、設定差がある弱チェリー同時当選も確認できたが、こんな勢いが終日続くわけがない。期待しすぎないよう冷静にBIGを消化していくと……

――「う、ウソだろ!?」

BIG終了時からデビルバトルに発展!
 

デビルバトル
勝利すればデビルRUSH or ボーナスの激アツ演出。ボーナス終了からの発展ならボーナスの可能性は限りなく低いため、勝利=デビルRUSH濃厚となる。


さっき引いた青7揃いでデビルRUSHを射止めたのだろうか!? 青7揃い時の99%は通常ART「鉄拳RUSH」が当選する。たった1%のデビルRUSHが当選した!?

いや、これはバトルに負けて通常のARTに入るパターンだな? そのパターンなら、過去にも何度か経験しているが……

――「ま、マジかーーー!!」

予想に反しバトルに勝利! まさか本日一発目のARTがデビルRUSH経由になるとは!! もはや設定など関係ない。力技でこの店1番の出玉を叩き出してやる!!

このBETを押したときに発生する「デビルRUSH」の低音ボイスが堪らない。終日打っても聞けずに終わることがほとんどだが、今回は堪能させていただくぜ! 瞼を閉じて鼓膜に意識を集中し、勢いよくMAX BETを押すと……

台「ボーナス、確定っ!!
――「………へ?」

どうやらデビルバトル中に引いた強チェリーでBIGが当選したらしい。ちなみにデビルバトルはCZではなく連続演出の類なので、ここでボーナスを引いたからといって、通常ARTがデビルRUSHに書き換わるようなことはない。絵に描いたようなぬか喜びだ。

――「んだよっ!」

BIG終了後は準備中を経てART突入となるが、さらにその準備中でもBIGを重ね、100G以内でBIG6発という偉業を達成。そうしてやっと突入したARTは、鉄拳チャンス(TC)での引き戻しも含め2セットであっけなく終了した。

――「まあ、そう上手くはいかねえよな」

あまりの超展開につい浮かれてしまったが、ライバルが鉄拳2ndのシマへ流れてくる前になるべく早く設定判別を終え、次の台へと移動しなければならない。これだけ出玉があれば3台は判別できるハズだ。

気を取り直し打ち始めると、左肩をトントンと優しく叩かれていることに気が付いた。
 

ライターの憂鬱。

振り返ると、そこにはレースクイーンのような衣装を着た若い女性が立っていた。どうやらマイホが呼んだキャンペーンガールらしい。マイホに演者やライターの来店はないが、稀にこうしてキャンペーンガールが来店する。ここもマイホのいいところだ。

立場上、演者やライターが来店する日は、そのホールに行けなくなってしまう。その演者や媒体と関わりが無くても、ツモってしまうと「裏で設定を聞いていたのでは?」などと疑われてしまうためだ。

言わずもがな所属する攻略誌H関連の来店取材は、ホールを覗くことすら憚られる。普通にプライベートで打ちに行ったら、途中から顔見知りのライターが来店し、そっと台を捨てて帰ったこともあった。

近年は取材案件が多すぎるため、演者不在の取材系は避けきれなくなったが、やはり他媒体の取材案件でバカ出しするのも気が引ける。そんなわけで、なるべく媒体の取材案件を行わないホールを選んでいる。そういう意味でライターは、少しばかり立ち回りにくいかもしれない。

その点、演者やライターが来店しないマイホはプライベート打ちにピッタリだ。とはいえ、その過激な衣装はどうかと思うが。目のやり場に困り、反射的に目を逸らした。

女性「こんにちは~! お兄さん、出てますね~」
――「はあ……たまたまです」

女性「良い台ですか?」
――「いやいや、まだまだ全然分かりません」

女性「スゴい出てるから上手なのかなって思って」
――「上手? いやいや全然」

女性「ほら、お兄さんだけメモ採ってるじゃないですか」
――「メモ?」

言われてみれば、たしかにそうだ。攻略誌のライターは、プライベートでもメモを欠かさない。たとえ鉄拳2ndのように旬を過ぎた機種でも、なにかの誌面企画で役立つ場合があるからだ。メモのせいでライターだとバレるケースも多い。

近年はペーパーレス化が進みスマホへのメモに変わったが、出目はどうしても図で記す必要があるため、令和になった今でも常時メモ帳を携帯している。

女性「メモ採ってるから、上手な人なのかなって」
――「ハハ、そんなことない」

女性「なんのためにメモるんですか?」
――「なんのため? え…いや、その…」

仕事ですとは言えない。プロともライターとも思われたくない。常連客の一部は俺をライターだと知っているが、マイホは認識していないハズだ。仮にマイホにバレても追い出されることはないだろうが、できれば知られずにそっとしていてほしい。

――「趣味です」
女性「趣味? ……そうなんですね」

ど、ドン引きしてるじゃないか! そりゃそうだよね! パチスロを打たないキャンペーンガールからすれば、パチスロを打ちながらメモを採っている人間なんて奇人にしか見えないだろうね。でも、もうメモを採るのが習慣になっているのよ!

女性「……ガンバッテクダサイ」
――「……はい」

まさかパチスロを打ちにきて若い女性をドン引きさせてしまうとは。気持ちよく当たっていたのに、こんな悲しい気持ちになるなんて。いやイカン! 女子に引かれようが問題はない。ノーダメージだ!

今はこの台の設定判別をなるべく早く済ませ、次の台へ移動することに集中すべき! 今度こそ気を取り直し、ハイペースに回し始めた。
 

まさかのきっかけ。

その後200Gハマリ⇒REGを2連続で喰らい、大きく出玉を減らしてしまう。が、2度目のREGから150Gほどで、強チャンス目からARTがHIT! そして迎えた2セット目、ポンポンと2連続でREGが当選した。

REGでは大きな上乗せに期待できないし、出玉も大きく増えることはない。それでも大好きな「ART中にボーナスが当たる瞬間」を味わえているため、ストレスはほとんど感じない。レア役後のボーナス判別には、5号機AT機では味わえない喜びがある。

そして2度目のREGからARTに復帰してまもなく、スイカから100Gの上乗せに成功!!

――「はじまった! これを待ってた!!」

しかも、そのスイカでBIGも当選。この大量上乗せ+ボーナス同時当選こそ、ボーナス+ART機の醍醐味だ。その後もレア役からの直乗せやボーナスを重ね、ARTの残りゲーム数は360Gにまで膨れ上がった!!

とはいえ、鉄拳2ndは爆裂マシンではない。個人的な最高枚数は約7,000枚だが、あれはデビルRUSHがたまたまロング継続したラッキーパンチ。奇跡といっても過言ではない。鉄拳RUSHでそれを上回ることは、まずムリだと思っていい。が…

――「え!? こ、これは……」

スイカから煽りが続き、液晶で平八図柄が揃った。

――「頭突きコンボチャンスきたーーー!!」
 

頭突きコンボチャンス
2大上乗せトリガーのうちの1つ。消化中は1Gごとに継続抽選が行われ、継続のたび50G以上を上乗せる。突入率は1/2760で、平均上乗せゲーム数は約116.7G。


鼻息を荒くしたが、これはお約束の+100G止まり。まあ、これが現実だよなと思っていたら、そのわずか30G後、今度は強チェリーから頭突きコンボチャンスに突入!

――「おいおい、どうなってんだよ!?」

これもお約束の+100G止まり。ARTの残りゲーム数は、依然として300G台をキープしている。その後も勢いは衰えることなく、レア役からの直乗せやボーナスが当たりまくる。そしてボーナス後のART準備中にスイカを引くと、またも白REGが同時当選。
 

ART中のREG
REG中はレア役確率が大幅にアップしており、TC・ART中に引いたREG中はレア役成立のたびARTゲーム数の上乗せ抽選が行われる。トータルの上乗せゲーム数は、REG終了時に告知される。


REG中に弱チェリー・スイカ・弱チャンス目を引いたが、デカい上乗せには期待できない。まあ、当たってくれただけヨシとするか。そう思って何気なくMAX BETを叩くと―――
 

パチスロ鉄拳2ndの430G上乗せ


台「ブキャキャキャーン、ブキャキャキャキャーン、ブキャキャキャーン♪」
――「え………な、なんじゃごりゃあぁぁぁ~!!」

まさかの+430G!!
弱レア役しか引いていなのにだ。

――「ちょ、なにがどうなれば?」

REG一発で+430G。
まさに衝撃である!

これによりARTの残りゲーム数は760Gにまで爆増! 鉄拳2ndはデビルRUSHか鉄拳アタック(0G連上乗せ)にブチ込まない限り間違いは起こらない。そう認識していたが、どうやら考えを改めるときがきたらしい。


つづく

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ラッシー
代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-

山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。

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