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パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

2021.10.26

脇役の宿命~ルパン一族の秘宝~

ラッシー ラッシー   パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

前回のあらすじ
遂に迎えたリーグ戦番組の決勝戦。対戦相手は最強の敵・A先輩。ラッシーは「ルパン一族の秘宝」、A先輩は「アントニオ猪木が元気にするパチスロ機」と、両者とも最も愛する機種から実戦スタート。序盤で良好な挙動を確認し高設定を確信するラッシーだったが、ディレクターから聞きたくない情報がもたらされる。「Aももう高設定を確信しているみたいだ――」

あのA先輩が高設定を確信―――!?

今シーズンにおけるA先輩の戦績は、完璧とは言い難い。リーグ戦の4戦は、いずれも設定1だけを打っている。高設定に触れたことは一瞬たりともナイ。

では、なぜそんなA先輩が決勝戦まで勝ち上がって来たのか。その秘密はA先輩のプレイスタイルにあった。
 

パチスロを知る者。

A先輩は自身のプレイスタイルを、昔から一貫して「地蔵スタイル」と呼んでいる。これは文字通り「地蔵のように動かない」という意味だ。要するに〝1台に腰を据え動かない〟ということである。

どうしても「設定1=敗北」というイメージが強いが、実はそうとも言い切れない。出玉率は機種により異なるが、概ね設定1でも97%程度。

長く打ち続ければ負ける計算だが、とはいえ出玉率が97%なら負けっぱなしというわけではない。事実シミュレーションしてみると、勝率はほとんどの機種で30%を超える。雑にいえば設定1でも約3回に1回は勝てるわけだ。

もちろん「高設定ではナイ」と判断した時点でヤメれば、それだけでも勝率が高まる。そしてヤメ時を考慮し「良きところ」でヤメれば、さらに収支と勝率がアップする。

つまり、どんなにヒドくても〝大きく負けにくい〟。これがパチスロという遊技の本質。「アレでもない、コレでもない」と落ち着きなく動き回るヤツほど負けやすい。

この見解やスタイルは、第1シーズンから1度も脱落することなく出演し続け、幾度も決勝戦へ進出しているU先輩も変わらない。

1度腰を据えたら、じっくり設定を判別しつつ〝機〟を待つ。無論、高設定をツモるのが理想形だが、そうでない場合も〝機〟をモノにし「良きところ」で実戦を終える。

ごくシンプルな考え方だが、これを徹底すれば意外と負けない。ヤメ時を徹底すれば、むしろプラス収支が続くことも無くはない。現に今シーズンのA先輩は……

4戦全勝!!

無傷で決勝戦へと勝ち進んで来たのである! 全台設定1なのにだ! そんなA先輩が、この決勝戦でいよいよ高設定をツモった。今シーズンで1度もツモっていないのに。

やはり〝ここぞ〟の勝負所では引いてくるのである!!

――「……(チートかよ)」

心の中でひとりごちた。神か天か分からないが、やはりどうしてもA先輩を勝たせる気らしい。
 

殴り合い。

ツモってきた、この局面で。その理論で説明できない勝負強さを持ってこそのA先輩。どうやらスターとは、とかくそういうものらしい。

しかし、負けたと決まったわけじゃない。こちらも高設定挙動だ。お互い高設定に座っての殴り合いなんて、決勝戦に相応しい展開じゃないか! あとは俺のルパンが期待に応えてくれれば―――。

しかし200G以上続いたSHは、わずか400枚の獲得で終了。ボーナス+ART機ゆえ、BIGが絡まないと出玉は大きく伸びない。

対するA先輩は絶好調! 設定差がある赤7BIG以外の単独ボーナスを2回確認し、これまた設定差がある高確チャンス目からのART突入率も良好。ARTのストック数振り分けにも恵まれ、順調に出玉を伸ばしている。

ここでハマれば大きく突き放されるかもしれない。せめて人並みにボーナスが当たり、ART間を繋いでくれると助かるのだが……

するとSH終了からわずか26G。3連チェリーが成立すると、またもや演出への即発展はナシ! 次ゲームでリーチ目が出現し、揃えたボーナスは……

やっぱりREG!!

「マジでREGしか引けないな……」

このREGでもバトル演出が発生。しかし、ボーナス間ハマリはたったの209Gだ。そう簡単にSHを射止められるハズはないが……

半ば諦めつつ液晶を眺めていると、ルパン人形から催眠ガスが噴き出してまさかの勝利! 前回SH終了から5分もしないうちに、再びSHへと返り咲いた!!
 

【182~309G】REG成立時 SH当選率
設定 低確中 高確中
1 14.0% 14.7%
2 16.6% 18.3%
3 19.3% 21.8%
4 22.1% 25.3%
5 25.1% 37.2%
6 35.6% 48.4%

※REG天井も考慮した値

――「もう……6です。6ですよコレ」

実際6だという確証はナイが、高設定であることは間違いない。あとはBIGさえ絡んでくれれば……。1G、1G祈るようにレバーを叩きSHを消化していると、50Gほどで連チェリーが出現しボーナス確定!

――「頼むよ、マジで!!」

これがスーパーBIGで、100Gの上乗せに成功!! さらにSHを70Gほど消化すると、またもや連チェリーからボーナス告知が発生!

――「さあ、噛み合ってきました~!」
 

悲しき宿命。

結局、このSH中に5発のボーナスが当選! が、SH終了時の獲得枚数はたったの1,096枚……。そう、ボーナス5発のうち4発がREGだった。

約1,350Gを消化し、REGが7回、BIGはスーパーの1回のみ。ノーマルBIGフラグが完全に消滅している。

――「なんで今日なんだよ……」

ルパン一族の高設定は、過去に何度も打っている。しかし、ここまでヒドいREG先行は初めてだ。それがよりにもよって、この決勝戦という大事な局面で訪れるとは……。

対してA先輩はARTこそ終わったものの、また設定差のあるボーナスを重ねたらしい。やはりA先輩もツモっていると認めざるを得ない。

だが、同じ高設定なら俺のほうが有利だ。

両機種の出玉率
設定 猪木元気 ルパン一族
1 96.8% 97.1%
2 98.3% 99.1%
3 100.9% 101.3%
4 104.1% 104.0%
5 107.6% 108.6%
6 110.4% 115.5%

※シミュレート値

重要なのは2人の設定が456のどれかだ。仮に2人とも6でA先輩に敗れれば、もはや人間力の差。出玉率の差でもカバーできない人間力の差だ。

得意機種の高設定を直ヅモする。この上ないパフォーマンスを発揮してもなお、こんなにも追い詰められるとは。

手の平に汗を滲ませつつレバーを叩いていると、今度はベルから連続演出に発展し……

――「またバケかよ!!」

このREGはバトル非発展で終了。そしてなにもないまま200Gが過ぎ、再びベルから連続演出へ。これが待望のスーパーBIGで、そこからSHへ。が、SH中は上乗せもボーナスもナシで駆け抜け終了。徐々に不穏な空気が流れ始める。

――「まあ、まだ投資7Kですから」

そう強がってみせたが、背中はじっとりと湿っている。そして悪い予感は的中し――

252 REG
265 ノーマルBIG
236 ノーマルBIG
314 REG
114 REG


やっとノーマルBIGが顔を出したが、今度はARTがついてこない! SHどころか下位ARTのZTにすら入らない。そして相変わらずのBR比率である。

――「ホントに困ったなコレ」

高設定をツモったのにBR比率で負ける。なんと無様な負け方だろう。これが俺の宿命なのかもしれない。やはりスターの引き立て役でしかないのか。

いや、待てよ。

そもそもこのルパンは本当に高設定なのだろうか? ALL設定ジマであれば、メリハリがなくなるため設定を見抜きにくい。設定3あたりを高設定だと勘違いしている恐れもある。

――「盲目的に高設定だと信じるんじゃなく、少し疑ったほうがいいかも」

冷静に考えれば、これだけの展開で低設定はまずナイ。しかし、俺は追い込まれるあまり自信を失いつつあった。そして、これまで一緒に戦ってきた相棒・ルパンを疑いはじめていた。
 

狂気の発想。

プロデューサー「なんだ? ラッシーそれだけか?」
――「はぁ……食欲ないんで」

前半戦が終わり、13時過ぎから昼休憩に入った。

U先輩「はは、そんなヤラれてんの?」

この日は同時に最下位決定戦も行われており、U先輩はそれに出場していた。最下位になればトーナメント番組へ降格となるが、U先輩は余裕の笑みを湛えている。

――「いや、どうにかプラス域保ってますけど」
U先輩「勝ってんのかよ! それでその顔かよ?」

――「いや、マジでBIG引けないんス」

BIG6回に対し、REGは13回。言うまでもなくBIG出現率は設定1の確率を大きく下回っている。

U先輩「設定的な手応えは?」
――「まず上で間違いないんですけど」

U先輩「なんだよ! 全然問題ねーじゃん」
――「だってAさんもツモってんスよ?」

A先輩「まあね、出玉ノマれちゃったけど」

A先輩も苦しい展開が続き追加投資に入ったようだが、それでも予想設定は高設定のまま揺るがない。そんな状況にもかかわらず、A先輩はいつも通りニコニコと笑っている。

A先輩が苦戦しているというまたとないチャンス。なのに自分はBIGが引けず、なにもできずにいる。悔しい。BIGを引けないというくだらない理由で勝ちきれない自分が情けない。

U先輩「でも、後半でやること決まってるだけいいじゃねーか」
――「はぁ……」

U先輩「ツモってんなら、もうレバー叩くしかねえだろ?」
――「そうなんスけど……」

俺だって分かっちゃいる。けれど、この「BIGが引けない」という非科学的な事象は、今日のうちに解消されるのだろうか? このまま実戦終了時間を迎えるのでは?

旬な機種より自分が愛する機種を優先した時点で、1つ理を捨てたつもりだった。しかし、A先輩に勝つには「1つの理捨て」では足りないのかもしれない。

台移動か!?

高設定と確信したうえでの台移動。今後もBIGが当たらないと読んでの高設定放棄!? まさに狂気の沙汰だが、それぐらい理を捨てないとA先輩には勝てないのかもしれない。

しかし、いくらなんでも奇行がすぎる! パチスロライターという職業に唾を吐きかけるに等しい行為だ。視聴者・読者が絶対に真似してはいけない動き。だが、そもそも正統派でない俺なら――

プロデューサー「おい、ラッシー。休憩終わっちまうぞ」
――「は、はい。すみません……」

食欲はないが、後半戦も5時間ほどある。俺は促されるまま味のしない伸びきった蕎麦を啜った。


続く

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ラッシー
代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-

山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。

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