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2020.04.22

『ダブルオーセブンSP』長く勝つための“マッチポンプ戦術” 書き手:佐々木真

佐々木真 佐々木真   パチ7自由帳・匠

技術レベルは比較的低めの年配層が好むシマ。出玉率はさほど高くなく、さらにスペックが引き出しきられることもないので設定はそれなりに使われる。今も昔も完全告知機とはそういうもの。技術でも知識でもそのシマでズバ抜けていれば、勝ちやすいのは必然。その勝てる環境を長く守りたいと思うのは、パチスロ生活者にとって当然のことだろう。

足りない。まだ足りない。この設定状況をより良くするためには、彼らの負けでは足りない。もっと射幸心という満足度を与えつつ、負けさせる方法はないだろうか。

 


1998年に高砂電器産業から登場した4号機の『ダブルオーセブンSP』は、最終停止でポ〜ンという告知音とともに盤面が赤く染まればボーナス確定。その分かりやすさもあって年配層の支持を集めていた。

しかし、中身は硬派な技術介入機。BIG中の技術介入効果は、難しい位置のビタ押しが必要なものの+25枚。1日に30回BIGを引くと仮定すると、それだけで日当は1万5000円も変わってくる。設定1のメーカー発表の出玉率は93.9%(技術介入なし)。年配層に合わせると低設定ばかりの営業はできず、必然的に高設定を多くすることとなる。他の機種の狙い台を失敗したときのオアシス。私にとって、そのような立ち位置の機種だった。

朝一番で座ることはない保険の機種。狙い台など関係なく勝てる状況にしたい。それを可能にするには、より平均設定を上げてもらう必要がある。私が勝つ分以上、彼らには負けてもらわなければならないのだ。しかし、平均設定が上がれば、技術介入分を差し引いても負けさせることは難しくなる……。


『ダブルオーセブンSP』には完全告知の技術介入機という以外にも大きな特徴があった。素晴らしいリール制御だ。

完全告知といえども告知されるのは最終リール停止後。逆押しをすると、右リール中段7は1リール確定のリーチ目。右リール上段に赤7が停止した場合、中リール上段にダイヤが止まればBIG確定の2リール確定目。しかし、その時点ではまだ告知はされない。最終リールを押した後だ。

これを利用してみよう。

2確目が出た時に離席。無人の席から鳴り響く告知音。繰り返しているうちにシマの住人の目が変わった。

こいつ、エスパーか?

快調に当たり続けるとシマの様子もさらに変わってくる。右リールから押せば当たるのか? 攻略法があるに違いない! そうなればこちらのもの。古くは『ニューペガサス』の逆押し。その後では『北斗の拳』の中押しも。その押し方をする意図など関係ない。出している奴の行動こそ、射幸心が高まった彼らにとって模範とされるものなのだ。

一人、また一人。右リールから押し始める。ボーナスを引けるかは神のみぞ知る。いや、今日ばかりは当ててあげていただきたい。彼らには逆押ししてもらわねばならない。

『ダブルオーセブンSP』もそう。『北斗の拳』もそう。4号機は、変則押しをするとメイン小役だけでなくリプレイすら取りこぼすこともあった。彼らには、通常時でさらなるスペックダウンをしてもらう必要があるのだ。

シマの平均設定を高く保つために。私が火を点ける分は、彼らに消火してもらわなければならない。設定はあってボーナスは引けても、彼らはトータルで勝てない。自分だけのオアシスは、こうして“マッチポンプ戦術”によって完成したかに思われた。


それから3ヶ月も経たないある日、異変が起こる。出方が変わった!? メーカーの意図しないプログラムを載せられた裏モノへと変貌してしまったのだ。技術云々の差は残っているものの、重きは連チャンするかどうか。彼らを勝たせる、射幸性と釣り合わせるにはそうするよりほかなかったのだろう。私の作り上げたオアシスはあっけなく瓦解したのであった。

また、次の機種を探すか。それだけ。ホールの利益も考慮して食い扶持を確保しようと努力し、それが長く続かないことも覚悟しておく。当時のパチスロ生活者は、私と同じ感想になることだろう。道の真ん中を歩けない。日陰の暮らしとはそんなものだ。

 

余談。

『ダブルオーセブンSP』の裏モノには、様々なバージョンもあったが、全てに共通するのはBIG中の技術介入が有効だったこと。

Wikipediaには、関西バージョンは40G程度でBIGが当たると紹介されているが、私の想像しているものと同じであれば連チャンは20G以内の誤り。BIGの連チャンは最大で8回(消化中に自力で初当たりを引いた場合を除く)まで。

同時成立バージョンは、いきなり成立後の小役が揃うもの。同時成立は、真性状態に入った時のみ。ショボいホールで打っていると、ノーマルや状態バージョンと見分けがまったくつかないことも。


って、話の内容がアレだったので、いつもと文体を変えてスカしてみましたが。全てのバージョンを打ち込むほど好きだったりします。一周回って。たった1回の初当たりでドル箱カチ盛りを想像できるリーズナブルな脳になると、ノーマルが最高となります。アツいゾーンなどないので、いつどこで当たるか分からない。これこそ、パチスロ最大の醍醐味ではないでしょうか。

※メーカーと裏モノは関係ありません

 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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