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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
2019.12.31
2019年パチスロゆく年くる年
まだ2019年にご覧になっている方は、良いお年を。新年を迎えてからの方は、あけましておめでとうございます。そんな中途半端な大晦日の更新となります。大晦日。なんか好きなんですよね。
「おおみそか」と読みますし、本来なら「大三十日」というほうがしっくりくることでしょう。三十路(みそじ)など普段からそう読みますし。いろいろ考えても地球の公転と自転で数字は自動的に進みます。デジタルの感覚では、圧倒的に数字でしょう。
「晦」の字を使っているのは当て字です。太陰暦を使っていた時代の名残り。太陰暦は、月の満ち欠けで暦を作っています。完全に月が隠れることを新月と言うのは、そこがリセットのタイミングだから。月代わりです。一月(ひとつき)と、月をベースにしている由来です。そこから、十五夜(満月)へと月が満ちていき、月末に向かってまた欠けていく。「月がこもる(隠れる)」が転じて「つきこもり→つごもり(晦)」に。年の最後なので「大晦日(おおつごもり)」となります。
江戸時代以前の文献では「大三十日(おおみそか)」という記述もあり、使われていなかったわけではありません。明治時代に太陽暦を採用して、必ずしも月が欠けている状態で月末を迎えるとは限らなくなりました。それでも“つごもり”が持つ哀愁を残したいというので、大晦日を“おおみそか”と読ませるようになった……のかな?
ということで大晦日。去りゆく2019年への哀愁を持ちながら、自動的に切り替わって進んで行く2020年のことを考えてみます。
大量の機種入替問題は続く。
5号機を打てるラストイヤー!
『バジリスク絆』『まどマギ』『アナザーゴッドハーデス』……2019年は、5号機時代を支えた多くの機種たちが退場させられていきました。人気もあって粗利の取れた機種たちの退場。ホールのライフはもうゼロに近くなっているかもしれませんが、その流れは2020年に加速していくこととなります。
遊技機規則が6号機のものへと切り替わったのは、2018年2月1日でした。その直前で“認定(通常は部品交換の権利、切り替わり時は設置許可と同等)”を取っていたとしても、設置できるのは2021年1月31日まで。遊技機規則改正後に型式試験を通過した一部の機種は残りますが、基本的に5号機を打てる期限はここまでとなります。
認定は、メーカーでなくホール側が申請するものなので、同じ機種でも設置を続けられるところとそうでないところがあります。外見では分からないので一概には言えませんが、来年1月まで設置できるのは約60万台と言われています。パチンコにもそこで設置期限が切れる機種も数多くあります。そんな一度には入れ替えられないので、2019年が実質的な5号機ラストイヤーとなるでしょう。
ちなみに。高射幸性と指摘された旧基準機の設置比率は、2020年1月末までに15%以下と決められました。既に20%を切っているところから『絆』『まどマギ』『ハーデス』が認定切れで自動的に撤去となったので、問題なくクリアできていると思われます。
高射幸性と指摘されていない機種ですが、こちらも検定・認定が切れた台は、2019年中の撤去が決まりました。新台を入れる際に、期限切れの機種がない証明書のような書類も必要になるようです。認定切れは外見では分からないですけどね。そんなこんな。どの機種がなくなってしまったかを確認したり、残っていれば最後のお別れをするような1年になるのでしょう。
そんなカレンダーがパチ7にはございます。是非ご活用ください(笑)
2020年パチスロさよなら予定日カレンダー!
そうそう。もう一つくらい話が残っていました。2020年は東京五輪が開催されます。全ての地域化は分かりませんが、警備など忙しい警察を慮って新台入れ替えを自粛する時期が設けられることになるでしょう。こればかりは仕方ありませんな。カレンダーではもうちょっと先まで置けるのに、早めの撤去も考えられるのでそこはご注意を。
代わりに導入される機種はどうなる?
人気機種の後継機に注目!
5号機を外さなければならないのだから、6号機を導入するしかありません。『バジリスク』や『ジャグラー』といった超人気タイトルの後継機が当然ながら控えています。そんなことを言っても、所詮6号機でしょ? とか言わないのっ!
確かに、5号機よりも6号機のほうが制約は大きいです。出玉率の上限やボーナスの獲得枚数は下がりました。でもね、そのシリーズのどこを大切にリメイクするかが大事ではありませんか? メーカーも分かっていますよ。たまに失敗もするかもしれませんが、そうしたら次で修正をかけてくることでしょう。
出玉率119.9%とかは無理です。一撃で2400枚以上も無理です。そんな我が儘なことを言う方はお引き取りください(笑) 売上に対しての還元をユーザー同士で奪い合うのがパチンコ・パチスロというもの。この基本は変わりありません。1回の勝利や一撃で取り返せてしまう。このほうが立ち回りを磨くのに邪魔だと思うくらいです。
ちょっと気にかかるのは、ビッグタイトルでも全体的に予定台数が少なくなっている傾向ですかね。買えるホールと買えないホール。その格差は大きくなりそうです。住宅街に近い中小規模のホールが頑張れる環境こそ、遊技人口の減少を緩やかにできるというのが持論だったりしますが……。大量の入れ替え問題と合わせて、多くのホールが廃業することとなってしまうでしょう。
最終的には機種ではないですから。その台を育てて、来てくれるユーザーを楽しませようとするかどうかですから。もう何年もコレ書いていますけど。
2020年が良い年となりますように!
IR絡みの贈収賄事件から飛び火したのか大手チェーンにも捜索が入って「北斗の文句は俺に言え」ばりに、パチンコ業界がバッシングされている年の瀬となりました。思い返すと暗い話ばかりでしたな(笑) おだち氏の落選とか。
希望の光となったのは大都技研の頑張りだったのではないでしょうか。6号機ATのベースとなった前年の『HEY!鏡』から、跳ねる系ATの『RE:ゼロ』。ノーマル技術介入系の『バンバンクロス』に、全てを捨てて初当たりを重視した『ピラミッドアイ』。ユーザーの好みは多岐に渡る時代となりましたが、誰でも印象に残る機種の1つは大都技研だったと思います。
老舗がこのまま引き下がるとは思えませんよね。2020年は、特にユニバーサル系に期待しています。5号機初期のように様々なメーカーが様々な方向性の機種を出してくる展開になるとは思いにくいです。数字以外、遊技機規則は変わっていませんから。内規の変更で変えられる部分なんてほんの一部分。根本のアイデアはとっくに枯渇しています。だからこそ、老舗の経験と意地かなって。
いずれにせよ、慣れ親しんだ機種との寂しい別れあり、新しい機種との出会いあり。それはどの年も変わらないことですけど。意味合いがちょっと大きい年になることは間違いありません。5号機よりダメなところを見つけるのは簡単なことです。だからといって6号機がダメというわけではありません。「ホールが設定を使うようになった」とか外の要因も含めて、良いことを見つけられる年となれば嬉しいですね。
このタイミングなので、良いお年をとも書きにくい(笑) まあ、そんなわけでして。2020年もよろしくお願いいたします。
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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