初めてのパチンコ　～奪われたバージン～

初めまして。藤原ジェットです。　目を通してくれた皆さんダンケダンケ。


突然ですが・・


｢僕は・・　パチ＆スロのコラムを書く事が夢やったんや・・」

本当です。信じて下さい。嘘じゃない。目を見て。ほら。

今思うに人生の半分以上を、遊技機と共に過ごして、
笑ったり、泣いたりしてる訳です。

時には掴んだkに喜び、時には失ったkに絶望をした。
趣味が興じて店員にもなったし、いわゆる養分でもあった。

正直に言えば、楽しい思い出より、色んな意味で辛い思い出の方が多いかもしれない。

それでも、後悔は無い。　どれもこれも、人には決して表立っては話せなくとも、大事な思い出だ。


そんな思い出や、僕が熱心にホールに通う今を、この自由帳に少しづつではありますが、
書き連ねて行きたいので、宜しければ、お付き合い下さい。

前置きが大変長くなりましたが、まずは僕と、パチンコの出会いを、記してみたいと思います。




ろんぐろんぐたいむあごー。　時は１９９６年ーーー。


そう、森且行がSMAPから脱退した、あの年の話である。



｢藤君。　パチンコ行ったことあんべ？」

悪友sが校舎の裏煙草を吹かし 、見つかれば逃げ場の無い場所で問うて来た。

｢ねぇよ。お前あんの？」

｢行ったべ。兄貴と。　１万１千円勝ったっしょ。」

悪友sは俺にとって全ての師匠である。
彼から煙草を習い、ボンタンを履き、自販機エロ本の場所を教わった。

そんな彼から｢パチンコ」と言う言葉を聞いた時、少しだけドキッっとした。
コイツ、また俺が知らない事やってる。って感じの。ドキッ。

｢プ○ザ。家の近くの。行ったっしょ。２０００円が１万１千円っしょ。」

その時の僕が想像するに、パチンコ屋とは、｢大人が」｢たむろする」｢場所」だった。

そのなんとなく大人な感じ。中学生の大馬鹿小僧が惹かれるには、十分過ぎる理由だった。
しかも２０００円が１万１千円だ。少年ジャンプが１冊２００円、セブンスターが２３０円の時代。



心が踊らない理由が。。　　無い。。。


この日、僕は、ジャージに健サル（※１）くわえタバコはセブンスターと言う成り立ちで、
生まれて初めて、ホールの扉をくぐる。　


これから先、少なくとも20年経った現在も決して縁を切る事の出来なくなった、
遊技機と出会うのだ。



・・・・・・・・長くなったので、実際の初打ちレポは次回をマテw・・・・・・・・・・

（※１）　健サル　【ケンサル】　健康サンダルのスタイリッシュな呼び方です。

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