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パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

2017.04.04

『一歩』~イカチェック

ラッシー ラッシー   パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-


これまでの連載で「攻略ライター」の仕事をご理解いただけたと思うので、今回からは「いかにして攻略ライターになったのか」。その過程を綴っていこうと思う。俺がパチスロを始めたのは、栄華を極めた4号機時代。オールドファンには当時を思い出しながら、5号機世代には歴史モノを読むような感覚で楽しんで頂けたら幸いです。

――時は西暦2000年頃。
チャイムが授業の終わりを告げる。俺らはスグに教室の隅に集まった。

俺「今日どこ行く?」
友人H「今日は5日だぜ」
友人Y「それなら決まりだな」
友人A「じゃあ駐輪場に集合な」
俺「は?」

H・Y・Aとは、まだ友達になったばかり。この春からのクラスメートだ。なぜこの面々と仲良くなったかは覚えていないが、気付けば放課後はこの4人で遊ぶのが当たり前になっていた。

自転車はYの自宅の方向へ向かっている。

A「何打つ?」
H「俺はイプシロンかな」
Y「ビッグウエーブでしょ」
俺「は? 打つって何を?」
A「ああ、五十嵐くんは初めてか。パチスロだよ」
俺「ぱ…ぱちすろ?」

興味がなかったわけではない。学校の休憩時間や放課後に、よくパチスロの勝ち自慢を聞かされていたからだ。それでもホールへ行かなかったのは、親から「パチンコ屋は怖いところ」と散々聞かされて育ったからだろう。


「これから大人の世界に入るんだ」


口には出さないが、ペダルを踏む足に自然とチカラが入る。 ホールに足を踏み入れたのは初めてだが、内装は概ね予想通りだった。近年の大型店なら感動を覚えたかもしれないが、まだ90年代の香りが残る、小さなホールである。板張りの床、視界が霞むほどの紫煙、ガラの悪い客、同じくガラの悪い店員。今でこそホールは女性1人でも入りやすい雰囲気になったが、あの頃はパンチパーマの店員も珍しくなく、いかにも「大人の遊技場」といった空気が漂っていた。

店内に入るや否や、友人たちはお目当ての機種に一直線。この日は今で言う特定日で、広告規制のない当時はイベント日と呼ばれていた。機種の特性や台の良し悪しが分からない俺は、青い機種に腰掛けた友人Yの隣へ。

俺「これどうやって遊ぶの?」
友人Y「ここに1000円札入れると50枚出てくるから」
俺「1000円!? 高っ!」
友人Y「そのメダルをココに入れてレバーを叩く」
俺「ボタンでリールを止めるのね」
友人Y「そうそう」
俺「でも8000円しかないけど…」
友人Y「大丈夫、当たるから」
俺「マジ? ちょっとやってみっか」

この青い機種というのが、山佐の4号機「ビッグウエーブ」だ。

 

イカチェックで名を馳せたビッグウエーブ


名機と呼ぶほどの機種ではナイが、なぜか未だ多くのスロッターに記憶されている不思議な機種である。ゲーム性はオーソドックスなAタイプだ。

【編注】
・Aタイプ…BIG中のJACインが3回あるタイプ。 ちなみにJACインが2回ならBタイプ。


友人Y「BIG当たったら7000円分くらい出るから」
俺「マジで!? この赤か青の7を揃えればいいの?」
友人Y「そうそう」

恐る恐るメダルを入れてレバーを叩くと…ば、バカな!! 全く絵柄が見えねーじゃねーか!! パチスロライターの中には「初めて打った日から目押しができた」とか「初めて打った日にスベリが最大4コマだって理解したよ」という天才もいるが、俺には全く見えなかった。才覚などまるでない、ごくごく普通の初心者だったわけだ。

俺「全然7が見えないんだけど…」
友人Y「ハハ…毎ゲーム狙ったって7は揃わないよ」
俺「エッ!? 狙えば揃うんじゃねーの?」
友人Y「レバー叩いたときに抽選してて、当たり引かないと揃わないよ」
俺「…ちょっと何言ってるか分かんねー」
友人Y「まずイカ狙って」
俺「イカ?」

リールを見ると、ところどころに黄色いイカの絵柄がある。山佐の機種のプレミア演出で、たまに黄色いイカが出現するハズだ。そのイカこそが「ビッグウエーブ」のイカなのである。

俺「リールが回るとイカなんて見えねーよ」
友人Y「まあ、適当に打ってれば揃うよ」
俺「揃うとどうなるの?」
友人Y「ボーナスが当たってるかどうか教えてくれるんだ」

「ビッグウエーブ」最大の特徴は「イカチェック」と呼ばれるボーナスチェック機能だ。リールの上には12個のランプ(12連LED)が横一列に並んでおり、リール上でイカ絵柄が揃うと作動する。ランプの上には1・2・3…と数字が書かれてあり、光が10~12に停止すればボーナス確定となる。ちなみに1番右端にある12に止まればBIG確定だ。今振り返れば子どもだましのような告知機能だが、パチスロのパの字も知らない当時の俺には分かりやすい親切設計だった。

俺「ん…このリーチ目っていうのは何?」
友人Y「それが止まったらボーナスだよ」
俺「エッ? ランプで10以上に止まれば当たりでしょ?」
友人Y「…いいからイカ揃えて」
俺「分かった」

この頃の友人Yがどれほどパチスロを理解していたかは不明だが、きっとこの時の俺は面倒だったに違いない。 初めの1000円は何事もなくノマれたが、リプレイやヤシ(他機種で言うところのベル)は目押しができなくても頻繁に揃うことを知った。問題はイカである。すると2000円目で待望のイカ揃い! もちろん適当打ちで偶然揃ったパターンだ。

俺「イカ揃ったーーー!」
友人Y「…8か。ハズレだわ」
俺「やっと揃ったのに」

落ち込んでいるとスグにまたイカが揃ったが、コレもダメ。「スグに当たる」と言った友人Yを少しだけ恨んだ。しかし、のちにこの「ビッグウエーブ」こそ初心者にうってつけの機種だったと気付くことになる。「ビッグウエーブ」のボーナス確率で設定差があるのはREGのみで、BIGは全設定共通で約1/240。つまり設定1でもBIGが当たりやすいのだ。

ついでに少しだけ「イカチェック」の仕組みを紹介しよう。当時は知りもしなかったが、今振り返れば呆れるほど単純な仕組みだ。0枚役のイカ揃いフラグは頻繁に成立しており、成立した際にイカ絵柄を揃えると、必ずボーナスチェックが発生する。ボーナス未成立の状況なら光が9以下に停止し、ボーナス成立後なら10以上に停止する。当時はそんなことを知らないから、とにかくイカが揃えばチャンスだと思っていた。リーチ目は全く覚えられなかったので、イカが揃うまで一体どれほどの枚数をムダにしただろう…。

投資は4000円目に達し、パチスロを打ったことを後悔しはじめたころ、3度目のイカ揃い。俺と友人Yが凝視する中、LEDの光は11に停止した!

俺「当たった!」
友人Y「7揃えてみなよ」
俺「揃えられるか! 全然見えねーよ!」

友人Yに赤7を揃えてもらい、人生初となるBIGを消化。高らかに鳴り響くBGM、下皿にどんどん増えていくメダル。たしかにこれは堪らない! 即ヤメすれば3千円近くプラスになりそうだが…友人たちはまだまだ打ち続けそうな雰囲気だ。ここでヤメたら臆病者と思われるかもしれない。もう少し…もう少しだけ打ってみよう。すると数十ゲーム後にイカが揃い、LEDの光は再び10に停止! しばらく自力でボーナスを揃えようと奮闘したが、テンパイすらしないので、またも友人の手を借りて2度目のBIG。友人が「それ1万円くらいになるよ」というので、BIG終了後に即ヤメすることにした。

勝ち額はたった数千円だったが、学生だった俺にとってはあまりに大きな数千円。バイトせずにお金が増える方法があったとは! 思えばコレがワイルドサイド(荒野)への第一歩だった。言うまでもなく俺は、これ以降パチスロにドハマリすることとなる。

そしてほどなく、俺の人生を大きく変えた「名機」に出会うこととなる。俺に目押しを習得させた、あのモンスターマシンだ――。

 

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ラッシー
代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-

山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。

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