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スマスロ・スマパチ最新情報!スマート時代を大特集!
2022.11.23
【スマスロ】ラッシーが見た歴史的な1日! 導入初日『スマスロ元日』の熱気をレポート!
ラッシー スマスロ・スマパチ最新情報!スマート時代を大特集!
業界内だけでなくファンからも大きな注目を集める中、去る11月21日、遂にデビューを迎えたスマスロ。本記事ではただならぬ熱気に包まれた初日の現場レポートを中心に、スマスロを遊技する際の注意点なども紹介していきます!
開店前から激しいバトル
午前9時――
通知音が鳴りスマホを手に取ると、私が編集を担当している番組の出演者からLINEが届いていた。
「某店のスマスロ抽選事前予約、参加者4,000人だってw」
実は前夜の段階で「入場抽選の事前予約がエラいことになっている」とのウワサは聞いていたが、まさか1店舗の抽選に4,000人も集まるとは。これだけでも注目度と期待感の高さが窺える。
案の定、開店時間直後のSNSはスマスロを取れた・取れなかったの投稿が目立った。明らかに普段の新装初日と比較にならないほどの熱気である。とはいえ時差開放(※)するホールも多いせいか、SNSのタイムラインが埋め尽くされるほどではなかった。
時差開放とは?
文字通り開店時間とズラして新台などを開放すること。営業中に抽選を行い、昼過ぎや夕方から開放・遊技開始となるのが一般的。
ちなみに筆者も朝の抽選から参戦する予定だったが、徹夜をしても仕事が片付かず断念。とはいえ、近隣店の新装は時差開放が基本。こんな時のため予め夕方から抽選開放するホールをピックアップしていたので、そこに賭けることにした。
ザワつきはじめるSNS
午後2時――
仕事を終えSNSをチェックすると、すでに7,000枚OVERの報告が多数。中には万枚突破との報告も! 投稿の発信元までは詳しく分からなかったが、都内であれば開店からわずか4時間だ!! この十数年、忘れていた出玉スピードである。
出玉性能で「パチスロはじまった」と言われた6.5号機。スマスロの出玉性能は、その6.5号機とも一線を画すと聞いていたが、まさかこれほどとは! SNSのタイムラインは出玉報告で溢れ、ただならぬ熱気が伝わってきた。
ここで「夕方から抽選に参加しても、台を確保できるのか?」と不安がよぎる。抽選に負けてあぶれたプレイヤーが、夕方抽選開放のホールに押し寄せるのは明白。
パチスロの歴史において重要な1日だから、是非とも初日に打ちたい。いつの日か「おじいちゃんはスマスロ初日も経験したんじゃよ」と孫に自慢したい。というか一人のパチスロバカとして乗るしかねえ、このビッグウェーブに!!
遊技台確保なるか!?
午後5時半――
選んだのは都内の某大手チェーン店。時差開放のホールはたくさんあったが、このホールに決めた理由は2つある。1つ目は導入台数が多いというシンプルな理由。2つ目はパチ7の過去記事に「大手は導入初期からチカラ(設定)を入れる」といった内容があったためだ。
この店のスマスロは合計で34台。内訳は…
某店のスマスロ導入台数 | ||
---|---|---|
機種名 | 台数 | |
パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ | 15台 | |
Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!! | 13台 | |
スマスロ リノヘブン | 6台 |
※以降、機種名をヴヴヴ、バキ、リノヘブンと略
対して抽選に集った希望者は100人強。抽選倍率は概ね3倍。想像していたほど厳しい争いではなかった。ホール側もしっかり準備していたらしく、特に大きな混乱もなく時間ピッタリに抽選開始。そして筆者の10人ほど前で……
店員さん「はい、ヴァルヴレイヴ売り切れでーす!」
なんと! 抽選を受ける前に筆者の本命・ヴヴヴが満席に! すでにSNSのタイムラインがヴヴヴの大量枚数報告で埋め尽くされていたため、その影響が大きかったのだろう。
それでも退くわけにはいかない。将来の孫に「スマスロを初日から打ったんじゃ」と自慢せねばならないのだ!
そして、いよいよ筆者の番。タッチパネルに機種名が並んでいて、希望の機種をタップすると、即座に当否が告知されるという方式だった。すでにヴヴヴは選択できないようになっていたため、第二希望のバキをタップ。その結果……
見事、一発で確保に成功! ちなみにハズレならもう1度最後尾に並んでいいとのことだった。まあ、あのぶんだと2周目まで残っていたかどうか。ちなみに抽選時点での人気順(売り切れた順番)は以下の通りだった。
1位…ヴヴヴ
2位…バキ
3位…リノヘブン
遊技開始!!
午後6時――
店員さんのカワイイ声で遊技開始がアナウンスされ、3機種一斉に稼働スタート!
▲下皿のメダル払出口
気になるメダル払出口は、その名残こそあるものの塞がっていました。さて、記念すべき1枚目の諭吉先生がサンドに飲み込まれる様を写真に収めますかね…
あっ、早い! 一瞬で飲み込まれてしまった。てか待って! このサンド…
USBチャージャーが付いてるじゃないか!! なんと素晴らしい。開発者にお会いできたら、茶の一杯でも奢ってあげたい気分だ。ちなみにこのホールは遊技台の左側に元からUSBチャージャーがあったので、台の左右に2口ある状況に。
スマホと同時にタブレットや加熱式タバコの本体なんかも充電できるというわけか。もはや重いモバイルバッテリーを持ち歩く時代は終わったのかもしれない。
メダルサンドの操作方法は、概ねメダル機のそれと変わらない。メダル貸出ボタンを押すと、遊技機のクレジットに表示された枚数が増えるといった流れだ。
ちなみに従来のメダル機のクレジットは50枚表示が限度だったが、当然スマスロは51枚以上の表示も可能。ちなみにクレジットは5桁まで表示できるようなので、万枚を突破しても安心ですね(ニッコリ)。
そして、いざ遊技開始。メダルを入れる動作が無くなったことに少しだけ違和感を覚えたものの、打感は従来のメダル機と変わらない。これまで通り戸惑うことなくプレイできた。
思わぬクセが発覚!?
▲液晶のクレジット表示
このクレジット表示は、はじめのうちだけ違和感があった。これまで3桁以上なんて見たことないもの。まあ、これにはスグに慣れたけれど、どうしても慣れないのが……
▲下皿の右端
貸出ボタンを押したとき。筆者はメダルを床に落とすのが嫌いなので、貸出ボタンを押すとスグにスライダーの先端付近を手で覆ってメダルが飛び出るのを防ぐクセがあるのだが、これがどうにもヤメられない!
もう「貸出ボタンを押す⇒下皿の右端付近に手を添える」が一連動作になっている。こんなクセがあるなんて、スマスロを打つまで気付かなかった。
未だ毎ゲームでMAX BETを3連打するおじいちゃんを見るけれど、いずれきっと筆者も若い子に同じ目で見られるんだろうなぁ。「メダラーwww いつまで手ェ添えてんだw」って。
遊技中の注意点
1つ目の注意点は離席時
離席するときは少し緊張。これまではサンドのICカードだけ気にしていればよかったけれど、スマスロなら遊技機に残っているクレジットも気にしなければならない。離席するときは……
▲クレジット転送ボタン
まずはこのボタンでサンドのICカードにクレジットの出玉を移し、その後サンドからICカードを抜き取って席を立つ。ただ、そうするとクレジットにも下皿にもメダルがないため、完全な空き台と見分けがつかない。なので……
▲離席カード
こういった離席カードを置いて台を離れるのがマストになるかと思う。慎重派の筆者はカードだけだと心配なので、下皿に飲みかけのペットボトルを入れたり、イスにアウターをかけたまま離席していた。高いアウターならかけたままにできないけれど(盗まれた経験アリ)。
今後の問題点として挙げられているのが、クレジットに1~2枚が残った状態で空いているケース。空き台と解釈していいのか、それともキープされていると解釈するのか。現状は店員さんに確認してもらうほかないかと思う。
これまで同様、下皿が台キープの目印になりそうだとは思いましたね。離席カードはもちろん、下皿に物品があるかないかもチェックする必要がありそう。ただ、さっそく下皿に空き缶を置いてヤメていった人を目視で確認しましたが……。
大負けして悔しい気持ちは分かるけれど、嫌がらせはやめてほしいですね。
2つ目の注意点は投資時
他機種は分からないけれど、筆者が打ったバキはサンドの貸出ボタンを押すと小さな効果音が鳴ってクレジットが増加。サンドからメダルが払い出されたり、メダルを投入する手間がないので、遊技が途切れることなくとてもスムーズ。
が、快適すぎるがゆえに危険。投資が続いていたとき「えっ!? さっき投じた諭吉先生がもう残高ゼロに!?」みたいな感覚に襲われました。サンドから出てくるメダルを待つ時間が無くなったぶん、冷静にデータ表示器を見たりする〝間〟が無くなったんだと思う。
そしてやはり物理メダルを使わなくなったことで、持ち玉の〝重み〟を感じにくくなったということもあるかも。ついつい使いすぎちゃうクセがある人は、これまで以上に慎重に遊んだほうがいいかもしれません。
出玉がたくさんあれば問題ないのですがね。物理メダルが無いぶん、獲得した出玉が減っていくペースも早く感じました。メダル投入の手間や、下皿からドル箱に移す手間がないからでしょう。
しっかり自分で冷静になる間を作る必要がありそうだ。
3機種の初日の状況
皆さんの想像通り、出玉面で頭一つ抜け出したのはヴヴヴ。稼働開始から2時間後にはすっかり鉄火場。もちろん全台がお祭り騒ぎなんてことはなく、低設定と思しき台はキレイな右下がりのスランプグラフを描いている。
メダル機に比べ、出ているかどうかが分かりにくいのもスマスロの特徴。実戦店はデータ表示器のほか、各台の上に当日の最高出玉が表示される機器もあったため、どうにかシマ外からもボンヤリ状況が分かった。
▲各台の上にある最高出玉表示
対するバキとリノヘブンは静かな立ち上がり。特に筆者が打っていたバキに関しては想像以上にマイルドで、初当りを引けども引けども大きく伸びないという台がほとんど。ただ、実際に打つとその理由は明白。
バキには出玉トリガーが多数存在し、筆者の遊技中も何度か「ここさえ超えれば」という局面が訪れた。ただ、そこが簡単そうに見えて、なかなか難しい。
▲CZの前半パート
たとえばこのシーン。左1stの押し順ベルが成立すればATセット数×4個なのだが、左1stは易々と成立しない。中1stがほとんどで、ちょっと頑張れても右1stといった感覚。まあ、左1stが多いと通常時のベース上がっちゃうからね。
ほかにも「ここさえ超えれば」がたくさんあり、それらを超えたら大変なことになるのだろう。麻雀でたとえると、役満テンパイまではいくんだけれどアガれない感覚。3万円負けたが、〝あと一歩〟を何度も味わえたので納得はできた。
ええ、ぴったり3万円負けましたよ!!
午後10時――
ぼちぼちエンドルフィン(穢れのようなもの)が貯まってそうだが、時間が時間なので実戦終了。ちなみに筆者の台のAT初当りは5回で、500枚OVERは1度もナシ。ド派手な展開を期待していただけに少しガッカリ……。
冷静に3機種のシマを見て回ると、各台の上に表示されている「最高出玉」はヴヴヴが圧勝。次点がリノヘブンで、最も地味なのがバキだった。そして閉店後にデータをチェックすると……
各機種の勝率 | ||
---|---|---|
機種 | 総台数 | 勝率 |
ヴヴヴ | 15台 | 33.3% |
バキ | 13台 | 23.1% |
リノヘブン | 6台 | 33.3% |
各機種の5,000枚突破台数 | ||
---|---|---|
機種 | 5,000枚超 ()内は割合 |
|
ヴヴヴ | 3台 (20.0%) |
|
バキ | 2台 (15.4%) |
|
リノヘブン | ナシ (0%) |
詳細な差枚数までは分からなかったけれど、グラフから分かったのは上表の通り。ヴヴヴとバキは1度出はじめたら止まらなかった様子。3,000枚OVERと5,000枚OVERを分けて表記しようと思ったけれど、3,000枚を超えた台はどれも5,000枚を突破していた。
5,000枚OVERはヴヴヴが3台、バキが2台。これが午後6時オープンなのだから恐ろしい。ちなみに午後9時くらいまではほぼフル稼働で、空いてもスグに埋まるといった状況。
リノヘブンの差枚数プラス域は2台のみだが、台上の最高出玉は概ねバキより上。瞬間的な出玉はバキ < リノヘブンと解釈できる。ただ、ツボにハマったときのイケイケ感は、ヴヴヴやバキのほうが高いと言えそうだ。
ちなみに帰りがてら別のホールも覗いてみると…
ヴヴヴ
▲こんな台もたくさん見られた
バキ
▲不発の高設定だろうか?
ヴヴヴはドデカい夢の代償として、大きなリスクを伴いそう。バキもトリガーをしっかりモノにできないと、高設定でも大きく伸びないのかもしれない。リノヘブンは瞬間的な1,000~2,000枚を狙うなら、バキより向いている気がする。
スマスロ初日の感想
言うまでもなく初日は3機種とも稼働率が高く、久々に新装の熱気を感じることができた。空き台を探してシマの通路を多くの人が行き交う様子は、20年前の新装初日とまったく同じ光景だった。
6.5号機の登場時点ですでに「パチスロはじまったな」と感じていたが、このスマスロ初日はそれ以上。「はじまっている」を軽く通り越し、パチスロの復権を感じずにはいられない状況だった。ほとんどパチスロしか打たない筆者にとっては嬉しい限り。
近年はずっとパチンコのほうが好調で、スロッターである我々は苦しい立場にありました。その状況が、やっと覆るのかもしれない。さあ、今こそ反撃のときだ――!!
もちろん課題もある。
台確保や離席でトラブルが起こりそうな気がするし、「ノーマルタイプだけこのままでいいのか」との声も上がっている。ノーマルタイプ好きの筆者も気持ちは同じだが、そうなると法改正が必要になりますからね。スマスロよりずっと難しいんですよ。
課題や要望はあるけれど、今は素直にスマスロの登場を喜びたいと思います。
魅力的な出玉性能を有するスマスロ。特にヴヴヴとバキは、今後ホールの主力機種になるかもしれない。ただ、投資のリスクが高いのも事実。従来のメダル機も視野に入れながら、ムリなくスマスロと付き合っていきたいですね。
(C)SUNRISE/VVV Committee
(C)板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会
(C)板垣恵介(秋田書店)/バキッッ製作委員会
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- ラッシー
- 代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-
山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。
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