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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2022.06.14

パチスロライターに“なってしまう”まで。episode.16(7枚交換から等価交換へ。その立ち回り)

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン


飲みの席の口約束に毛が生えた程度ですが、なんとなく「パチスロを打つことを職業とする」んだなあ。と、思い始めて参りました。近年は演者志望の方も多かったりもしますが、“ライターになれるかも”というワクワク感はあまりなかったかな(笑)。

逆に恐怖のほうが大きかったです。当時はピンで食っているような猛者も多くいましたし、その機種のスペシャリストもまた多くいました。今でこそ1995年あたりから2000年にかけての技術介入機に詳しいほうのキャラと思ってもらえているような気もしますが、こちとら初期インターネット(パソコン通信)で“井の中の蛙”だったと思い知ってしまっていますからねえ。

あれだけ打ち込んだ『クランキーコンドル』にしても、その当時の狭い世界で「私よりも詳しい」と思っていた人なんてゴロゴロいました。中押しでリプレイを取りこぼしたのと同型でも、右リールがこの形だったらボーナスが当たっている可能性もゼロではない……とか知らんがな。そういう機種のスペシャリストのほうが厄介なのです。好きな機種だけを100%で打ち込めますから。

雑誌などの仕事を始めたら、好きな機種や勝てると思った機種ばかりを打てなくなるんだろうな。いや、待てよ。そこで何をやらされるかはまだ聞いていません。機種を調べるだけでなく、日々の立ち回りを書いていくような“誌上プロ”のような企画ページを任されたらどうしよう。ノルマを達成して裏モノでキャッハーしていたら叩かれること間違いなし。

……というか。収支的なものを目指す感じでは隠居状態となって久しいし、ちゃんと立ち回れるのだろうか。久々にガチで1ヶ月間フルに戦ってみよう。冷静に考えれば、どこの馬の骨とも分からぬ三十路のオッサンを、いきなり誌上プロという花形企画に起用するわけがないんですけどね。イケメンでもありませんし(笑)。

 

★足で稼いだ優良店。

1999年11月。P-WORLDはまだ黎明期で、加盟店舗が1000軒を超えたくらい。携帯のメールサービスはあったものの、まだまだ普及しておらず。優良店の情報は、自分の目と足に頼らざるを得ませんでした。ホールによって交換率もまちまちでしたからね。実際に打ってみないと分からないことも多かったのです。

そんな時に役立ったのが『クランキーコンドル』と『タコスロ』といった設定1でも激甘だった機種たち。これらを設置していれば、ほぼ7枚交換と推測できます。5号機時代の『サクラ大戦3』や、最近の6号機『愛姫』のようなものです(笑)。導入から年月は経っていましたが、まだまだ人気はありましたからね。

とは言っても、私は隠居状態。好きだから見かけたら打ってしまいます。そんないつもの視察の帰り道、とあるホールで流してみてビックリ。

えっ!? 等価交換!?
 


ガラガラの店内。ガラガラの『クランキーコンドル』のシマ。等価のコンドルなんて、垂涎の的。都内のプロ連中にまだまだバレていないようです。そりゃ、誰しも7枚交換と決めつけますよね。おまけにこのホール、この時はまだ台上のカウンタがなかったのです。

もちろん、サイトセブンのような家にいながらデータチェックできるようなサイトどころかインターネットも普及していませんし、そのホールに行ったところでパッと見ではどれだけ出ているかも、どのような打たれ方をしているのかも分かりません。

実戦感覚を研ぎ澄ませるためなのに、今さら擦られまくった『クランキーコンドル』で良いのかと言う話もありますが、まだデビューしておりません。そんな企画をどうするかという思考は持ち合わせておりません。勝てるホールを見つけたら打つだけです(笑)。


ということで、その翌日からこのホールに張り付くこととなりました。人間データロボと化して、自分が打った台は回転数も正確に。それ以外の台は、大まかな回転数とボーナス回数をチェックしていきます。13時間。『クランキーコンドル』は、ベタピンの状況のホールも多く見てきたし、打たされてきたわけです。しかしこのホールは、それとは雰囲気が異なります。

等価交換だけでなく、ベタピンでもない!?

ちょうど1999年から2000年にかけては、交換率を7枚から等価へと変更するホールが多かったんですね。ホールの立場になって考えてみます。交換率の変更とともに設定状況を等価仕様としてしまっては、これまでのお客さんを手放すことになります。「以前と変わらず楽しめて、交換額が多くなった」そう思わせたいところ。必然的に、交換率を変更した直後がアマくなるんです。このホールも、たまたま交換率を等価にした直後に私がフラッと寄って見つけたのでしょう。

 

★ホールの認知度を上げる努力。

それから、ジワジワと等価交換なのに遊びやすいとお客さんの数は増えていきました。そして12月に入って、ゲリラ的に「X’masケーキの補助券」なるものが配られるようになりました。3枚集めれば12月24日にX’masケーキをもらえるというもの。まあ、毎日通っていましたからそりゃ集まります。

「兄ちゃん、集まった?」いきなり横のオッサンに話しかけられるくらい浸透していきました。頭の中でゲーム数を数えているので、いきなりはヤメてください(笑)。

そして、X’masがもらえる12月24日当日。このケーキの代金はお客さんたちが払わされることになるだろう。そんな穿った見方しかできなかった私は、引換時刻の夕方に行ったわけです。すると……軒並み出ているじゃありませんか! オール高設定に違いない。
 

▲『アステカ』の兄弟機のCT機『ワードオブライツ』

なんとか空き台だった『ワードオブライツ』をキープして、私もおこぼれを頂戴いたしましたが、なんだろう? この負けた感。

毎日のように通っておりましたから、顔馴染みになった店員さんもいました。聞きましたよ。「今日は何事?」って。そうしたらこう答えるわけです。「いつもと同じですよ。ケーキの引換日というだけで」と。

このホールの戦略が一枚上だったということでしょう。特定の日(12月24日)に集客をして「通常通りの営業」と言い張って、出玉を見せる。今日ここに集まっているのは、補助券を3枚集めた人たちが中心。このホールが生活圏にある常連候補です。その人たちに「ここは他所と違うかも」と思わせ、グッと惹きつける。

年末年始の営業なんてどこも出ないと思われていた時代です。今でこそグランドオープンが多くなっていますが、それは他店が出さない時期だから。見せ玉効果として費用対効果が大きい季節だからです。

 

★このホールのその後。

年末まで賑わいを見せて、迎えた正月の三が日。朝イチに打ち出すタイミングで、店員さんが「お年玉です」と下皿に100枚ほどのメダルを入れてくれたり。やはり、他店とは一味違って映りましたな。設定状況は大盤振る舞いではなかったですが。

ただ、これらの分かりやすい施作もあって、この近辺でも随一の繁盛店に。2000年1月にはパチスロコーナーを拡充するリニューアルオープンもいたしました。そして、周囲にあった競合店は次々と閉店。今もこの地域の一強として君臨しています。

最近、好調だからパチスロコーナーを拡充するか。そんな簡単な話ではありません。そもそも、パチスロコーナーを拡充する計画があって、それを成功させるための種蒔きをしていたのでしょう。いや、お見事。大事なのは信用。その信用をちゃんと時間をかけて作っていたのでした。

まあ、春には『クランキーコンドル』も『タコスロ』もなくなって、普通の等価店になったので、私の足は遠のきましたけどね。それでも、ライターになった後の企画実戦やデータ取りでちょいちょい来ていました。


ケーキの引換や、お年玉など。今はできない手法ですが。それにしても、やり方がオシャレです。人を集めて通常営業と言い張って出す。これ以降、イベント営業が主流となっていきましたが、こんなスマートなところは記憶にありません。イベントと言い張って、ショボい出玉を見せられることは多いですけどね(笑)。

そんなこんな、1999年が暮れていこうとしていますが、等価交換化への決定打となるモンスターマシンがこの12月に登場しております。『クランキーコンドル』のようなメディアの企画に使えなさそうな時代遅れの激甘機種だけでなく、ちゃんと触ってはいますよ。その話は、また次回。

 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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