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ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2020.02.04
スポーツパチスロ時代到来!? P-SPORTS超ディスクアッパー選手権『東京予選』密着レポート!
岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館) ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
どうも皆さん御機嫌よう、岡井です。
昨年夏に開催されたディスクアッパー選手権がパワーアップして帰ってきました。その名も『第一回P-SPORTS 超ディスクアッパー選手権』。決勝大会で優勝するとその目押しスキルが認められるだけでなく、賞金として3,310,000円がもらえるという激アツ大会であります。期待値のかたまり。
P-SPORTSとは、遊技におけるスキル(技術)を中心に、“スポーツ”と捉えた『今までにない新しい競技カルチャー』と定義されており、出玉性能の枠を跳び越えた新たなぱちんこ・パチスロの楽しみ方と言えるでしょう。
今回は大会のスケールも大幅パワーアップ。東京・大阪・福岡と全国3会場にて一般予選が行われ、各会場の上位15~20人で決勝進出2名の枠をかけた決勝進出決定戦、そこで決定した地区代表が2月22日の本大会で腕を競うという流れになっています。
そんなP-SPORTS、そしてディスクアップに魅せられた猛者達が集った各予選の模様を、東京会場を中心にお届けしましょう。
パワーアップした超ディスクアップ 高得点への道
特別仕様の超ディスクアップ、上パネル部は液晶になっているぞ!!
今回使用される機種はもちろんディスクアップであり、リール配列もホール設置台と同様のもの。しかしここからが競技仕様の特別版であり、“超”ディスクアップたる所以。
競技は最大2分間の中で筐体上部に指示される図柄を目押ししていき、そのビタ押し判定も1/16コマレベルで判定されて得点が変化。さらにミスなく連続で揃えるとボーナス得点が加算されます。つまり目押しの「スピード」、「正確性」、「連続性」、そして揃えやすいあるいは得点の高い図柄指示を引く「運」が問われるのです。
具体的に説明すると要求される目押しレベルはこんな感じです。
1/16コマが勝負を分ける
一口にビタ押しと言っても、この選手権ではビタレベルが分かれて判定されます。特に最高難度の超ビタは4/16コマを狙う必要がありますが、成功すれば並ビタの1.5倍のポイントを獲得できるなど、ハイリスクハイリターンな仕様。
『コンボ』数も重要!
正確性に加え、パーフェクトポイントを成立させる運も必要
目押しをミスなく続けると獲得できるコンボボーナスもあります。単純にビタ押しが成功する(並ビタでもOK)とコンボ数が上がり、ボーナスポイントを獲得できます。特に、5・10・15・20・25という節目のコンボ数に到達すると、1000ptゲットとなるので、重要になります。
また1リールビタ押し成功で1コンボ加算なので、3リールビタ押しを成功させれば(ANYは無関係)、それだけで3コンボ加算。もちろん、ビタ押しをミスすると、また0コンボからとやり直しとなる。ビタ押しの正確さが問われるシステムですね。
運の要素も! ◯◯をそろえろ!
稀に『赤7をそろえろ!』といった指示が出る場合があります。これも高pt獲得のチャンス。特に『☆(星図柄)をそろえろ!』は、チャンス。☆をダブルラインで揃えることが出来れば、3000ptゲット!
『◯◯をそろえろ!』は上表の表に確率で管理されています。ゆえにここは己の運が大切。そしていざ出現した時に落ち着いて揃えることができるメンタルも。
正確さだけでも、スピードだけでもダメ。想像以上に複雑かつ難しいのが超ディスクアップ高得点への道だと理解いただけたと思います。
これ、動画なんかで見てるとまぁまぁできるんじゃないかと思えますが、実際にプレイすると相当厳しいです。毎ゲームビタを要求される緊張感もハンパではなく、普段のパチスロがいかに図柄を引き込んでくれているかを実感できます。そしてそんな厳しさを喜びに変える変態猛者達が熱視線を注ぐのがこの超ディスクアップなのです。
2020年1月18日、東京予選開始
夏の大会に引き続き登場のお三方
オープニングセレモニーでは嵐さん、ピスタチオ田中さん、そしてハニートラップ梅木さんが登場し、大会主旨やルールの説明で会場を温めます。そしてピスタチオ田中さんによるデモンストレーションがおこなわれたのですがまさかの目押しミス連発、「おいどうした」とイジられる結果に。やはり問われるは『メンタル』ですね。
その後はエントリーした選手が順次来場し、選手権に挑んでいきます。当日は東京も雪がちらつく天候だったのですが、当日枠を含めたくさんの腕自慢が来場。意外にもギラギラした雰囲気ではなく、はやく超ディスクアップを打ちたい、楽しみたいという気持ちで臨んでいる方が多いようでした。中には目押し全然自信無いけど打ちたいから来ちゃいました、という別の意味の猛者まで。うん、それもアリですね。
東京代表の座をかけて、いざビタ押し!!
予選を終えた選手に話を聞いてみると、やはり緊張したという意見が多数。馴染みのホールと違う場所というだけでなく、一発勝負という重みや周囲のハイレベルな選手を目の当たりにして攻めたビタ押しに挑戦せざるを得ない、といった大会独特の環境もあり、いつも通りの実力を出すということがまず難しいようです。
心技体が揃ってこそ力を出せるという部分はまさにスポーツの世界。P-SPORTSの看板に偽りなし。参加者さんが『くやしかった、難しかったけど、何より楽しかった!』と口々にしていたのは、印象的でしたね。
超ビタ連発!! 超ディスクアッパー選手権東京代表決定戦
予選上位20名が再度集結し、決勝進出決定戦がおこなわれます。
まずはずらり並んでの戦い、ここまで残った猛者揃いとあってあちこちから超ビタを知らせる『ジュジュジュジュワン』が鳴り響きます。平均して24,000点以上はあるのではと思われるハイレベルな戦いの中、ここへきて30,000点超えを叩き出す選手もおり会場の熱気も最高潮に。
※点数にピンと来ない人は、20,000点以上出る時点でかなり上級者と思って下さい。私なら隣で打たれたらおしっこ漏らして泣きます。
そこからさらに上位8名に絞られ、勝ち残り戦に進みます。ここからは1人1人が順番に挑戦するスタイル。尋常じゃない緊張感が溢れ出ております。いずれ劣らぬ実力者達でありますが、2月の決勝大会に進めるのはわずか2名。
会場内の全注目を集める予選決勝席
ホールであるような隣がチラ見してきて気が散るどころの話ではありません。会場全員がガン見です。大勢の人とカメラに見守られながら打つパチスロは普段と全く異なる環境、ここで実力をしっかり出せるメンタルが重要だと再認識させてくれます。
目押し力、精神力、そして運。 激闘の8人
「椅子ゆっくり調整して」「自分のタイミングではじめてね」とMC陣が声をかけながら、いよいよ最終ラウンドである東京代表決定戦がスタート。
高まり続ける緊張感の中で激闘をくりひろげた8名がこちら!!
予選決勝の一番手という重圧の中で戦ってくれたのはぷるーんさん。最も緊張するであろう初手の一打目をしっかりと決めたのはさすが。
続く二番手はヘッドペさん。フリー打ち可能な部分を流れるように素早く止め次に備える等、細かなテクニックもみせてくれました。
落ち着いた目押しで着実にポイントを積み重ねていったのははせDさん。ビタ成功率97%をこの舞台で出せる精神力がすごい。
時に素早く、時にじっくりと緩急をつけた目押しが印象的だった夜景さん。開始数ゲームの高速ビタでのスタートダッシュが驚異的でした。
前身大会の優勝者である夜々さんは開始前から「攻めていきます」と果敢な姿勢をみせてくれました。こうした精神的な強さはP-SPORTSには必須でしょう。
立ち上がりから人差し指、中指、薬指を駆使した高速押しを披露してくれたのはナカガワさん。スピードを追及した見事なテクニックでした。
レバーオンから第一停止までを常に一定のリズムに保ち続けたガロンヌさん。己のルーティンを崩さずにペースを保つことが高得点の秘訣でしょうか。
予選一位通過のスポンジさんは「親指が躍動する僕の目押しを皆さんにみせたい」と宣言して会場を沸かせてくれました。もちろんその実力も折り紙付きです。
目押し一つ一つに喜びや悔しさがあり、最終ゲーム後のスコア表示までの間は見ている方も胃が痛くなりそうな緊張感。成績上位暫定席に座っては入れ替わる文字通り椅子の奪い合い。
幾多の戦いを勝ち抜き、東京予選の頂点に立ったのは──
東京代表は 若きチャンプはせDさんとTEAMfantasistaスポンジさん!!
はせDさん スポンジさん おめでとうございます!!
1位通過は34150Pを出したはせDさん。「(液晶指示)出目が良かった」と語っていましたが、運はもとよりそれを落ち着いて目押しする実力が決勝の舞台で発揮されていました。
1位通過の若きチャンプ、はせDさん
緊張はしていたがリールが回り出すと集中できた、と語ってくれたはせDさん。試合が始まると他の事は目に入らない、まさにアスリートのようです。目押しを意識したのは『猛獣王』からとのことで、4号機後期機種とはシブいと思っていたら5号機『猛獣王 王者の帰還』のことでした、つい最近じゃないか。ニュージェネレーションです。
目押しが上手くなるコツについて聞いてみたところ、リーチ目機種を打ち込んでいくうちに「この目を出したい」「ここを押すとスベリで判別できる」といった具合に楽しんでいるうちに身に付いたそうです。好きこそ物の上手なれ、目押しスキルといってもあまり気負い過ぎることなく、自分の興味がある機種を楽しむことから始めるのが良いのかもしれませんね。
ちなみにはせDさんは技術介入至上主義というわけではなく、目押し不要機も楽しんでいるとのこと。「機種ごとに面白さのベクトルが違う」とは本人の弁ですが、様々なパチスロの楽しみを発見するという意味では、このP-SPORTSもパチスロファンへの良いきっかけになったのではないでしょうか。
2位通過は29840Pのスポンジさん。予選から安定した実力をみせていましたが、なんでも目押しレジェンドであるひやまっちさん率いるTEAMfantasistaの一員だとか。
ひやまっち会長とガッチリ握手をかわすスポンジさん
TEAMfantasistaとは、目押しを中心としたパチスロ技術を高め合うサークルであり、会長である『ひやまっち』さん曰くサーカスのようなエンターテイメント集団とのことです。パチスロチームと聞くと、いわゆる出玉を求める“軍団”やノリ打ちグループを想像しがちですが、それらに当てはまらない新たな楽しみを見出す存在のようです。
当日のスポンジさんも激励に訪れていたひやまっちさんに見守られ、笑顔をみせながらこの選手権を楽しんでいる様子でした。当日は彼を含む多数のチームメンバーが参加されていましたが、メンバー間での切磋琢磨の結果がここで現れたということでしょう。
目押しでその存在感をみせつけたTEAMfantasista、これもまたパチスロ新時代。今後が楽しみな彼らの活動はツイッターアカウントやyoutubeの『ぶっとびチャンネル』でも確認できます。
決定戦の最終スコアはご覧の通りです
熱戦は大阪・福岡・アプリでも、さらに……?
予選は大阪・福岡でも開催。各予選で超ビタで決め、決勝までコマを進めたのは──
大阪予選1位のK・Iさんと2位のスギさん
K・Iさんはものすごい緊張で倒れそうだったと振り返りながらも、見事ディスクアップ愛をみせつけてくれました。一方すぎさんは普段と変わらず打てたと落ち着いて語ってくれたのが印象的です。
福岡予選1位のとももさんと2位のMOPさん
今回の結果は棚ぼたでしたと謙遜しながらも、代表となったからには腕をあげて万全にして挑みたいと語ってくれたとももさん。九州勢の名誉のためにもいい得点が出せるよう頑張りたいとMOPさんは意気込みます。
ここからさらにシミュレーターアプリでの出場枠が2名あります。各地区予選で涙をのんだ挑戦者がアプリ枠で返り咲くのか、それともまだ見ぬ猛者がここからとびだしてくるのか、こちらも見逃せません。
そしてなんと、こんなチャンスが!!
決勝当日に予選大会実施!
2月22日のユニバカ×サミフェス2020の会場にて当日予選の開催が決定!!
当日予選でウデを見せつけ大会のダークホースになるもよし、ここで再トライして地方予選の雪辱を果たすもよし、単純に超ディスクアップで遊びたいなんて人ももちろんよし。
各地区の予選に参加できなかった方、参加したけどもう1度チャレンジしたい方など、どなたでも参加出来るようですよ。
2月22日は東京ビッグサイト青海展示棟で盛り上がりましょう!!
熱戦は終わらない、決勝大会は2月22日のユニバカ×サミフェス2020で!!
熱戦が繰り広げられた超ディスクアッパー選手権の各予選も終了。
取材してみて感じたことは、参加者全員がディスクアップを愛し、楽しんでいたということです。賞金付き大会ということもあり、正直もっと殺伐とした雰囲気かなと、想像していましたがそんなことは全くありません。予選参加者もベテランから若手、女性の姿もちらほらあり、家族連れの方も(お子様は観戦) みんな笑って楽しんでいました。
そしてP-SPORTSを競技として振り返った時、サミーさんの本気を見た気がします。前大会も素晴らしい大会でしたが、そこに改善の要望があったのも事実。そこで競技機の配列をホール設置台と同じにする。練習可能なアプリをリリースし、さらにアプリ高得点者も決勝出場可能とする。予選会は時間毎に参加者を割り振って混雑を避ける。他にも多数ありますが、これらはいずれも競技として適正な環境を整え、ファンの要望に応えたものだったのではないでしょうか。
現在激動を続けるパチスロ6号機時代、ともすれば渾身の新台も「メーカーはファンのことを考えていない」などと評価されてしまうこともあります。そんな中でこの超ディスクアッパー選手権は間違いなくパチスロファンに向き合った競技イベントであり、「楽しんでほしい」「挑戦してほしい」といった気概にあふれていました。ここには取り組むメーカーさんの本気があったと思います。
サミーさんから提唱されたP-SPORTS。こうした新たなパチスロの楽しみ方は今後も広がってほしいものですね。
盛り上がりをみせた予選大会、決勝大会では予選以上のドラマが生まれるか!?
さて、これだけ盛り上がった選手権もまだ予選。決勝大会はユニバカ×サミフェス2020の会場で開催されます。おそらく予選以上の熱戦が繰り広げられることでしょう。観戦するだけでも興奮することは間違いありません。2020年2月22日は会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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- 岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)
- 代表作:オカイ☆サロン
学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ7自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。
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東京予選に参加したのに、岡井っちに会えなかったのが残念だったー。゚(。ノω\。)゚。
「ホールとは違う独特な雰囲気」は、参加したからこその体験だったし、あたしも「超ディスクアップの実機を打ってみたい」と思って参加したから、気軽に参加できるイベントもあるといいなー♪