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俺の就職先がパチンコパチスロ雑誌のわけがない①
俺の就職先がパチンコパチスロ雑誌のわけがない①
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貯金爆弾さん
お久しぶりです。ドリクルは金欠で引退してます(涙) - 投稿日:2022/01/25 20:03
1996年、夏ごろ。
自分が北海道の某大学4年生だった頃の話。
この頃は、いわゆるバブル崩壊の煽りを受け、就職氷河期と呼ばれる時代だった。
自分は将来の計画が完全にノープランで、就職活動をする気にイマイチなれなかったが、適当な説明会に参加し、めぼしい会社の面接に行ってみたら、あっさり内定をもらってしまった。
そこは某ファミレスを経営している会社だったが、他の会社の試験を受けるのも面倒だし、もうここでいいや、と就職を決めてしまった。
つまり卒業まで半年以上ありながら、ヒマを持て余す「ウイニングラン状態」となっていたのである。
肩書きこそ「学生」だが、学校に行く必要もなく(卒業に必要な単位も取得済み)、毎日パチンコパチスロを謳歌するバラ色の生活を送っていたわけだ。
ちなみに、大学1年~3年までパチ屋でバイトをしていたが、4年生になったら忙しくなると思い、辞めてしまっていた。まさか4年生が一番ヒマになるなんて・・・。
で、あまりにもヒマだから就活中であることを装い、パチ&スロメーカーの会社説明会に参加したりもした。メーカー社員に超マニアックな質問をぶつけたり、就活生たちとパチ談義に花を咲かせたりと、なかなか刺激的な体験だったと思う。もちろん、説明会が終わると現地のパチ屋を視察することも忘れなかった。
そして、そんなパチ&スロ漬けの毎日を送っているうちに、気づいたことがある。
もしや俺、パチンコパチスロの超エリートなんじゃね?
いや、エリートと言うと嫌味っぽいな・・・。なんつーか、毎日パチ屋へ通い、さらにメーカー社員や就活生たちと話をしているうちに、自分のパチ&スロに対する「熱量」が病的レベルであると自覚してしまったのだ。今風に言うなら「超絶オタク」と呼ぶべきか。
正直、普段からパチ仲間達と話をしていても、自分の熱量は飛び抜けており、よく「お前、詳しすぎw」とか「パチ屋かメーカーに就職しろよ」などと言われていた。なので多少なりともその自覚はあったのだが、この数か月でそれが確信に変わっていた。やはり自分のパチ&スロに対する熱量は、病的レベルだったと。
その確信を後押ししたのは、4号機の『クランキーコンドル』だった。当時、自分はコンドルを打ち込んでいたが、都会へ行けば自分レベルの打ち手などゴロゴロいると思っていた。しかし、東京や名古屋のホールを何軒も回ってみたが、正直、そのレベルは低かった。
ちなみに、ここで言うレベルとは「目押し」ではない。例えばBIG中のリプレイハズシなんて、ベスト手順でそれなりの目押し力があれば、誰が打っても同じような結果になる。
なので、自分が最も重視していたのはスピード。とりわけ「通常時の消化スピード」だった。
当時、自分はタイミングだけでチェリー&スイカを超高速で狙う打ち方を確立していたが(今で言うなら、ワサビ氏のハナビみたいな打ち方。スイカが揃ってもウエイトが掛かるため、スイカウエイト打法と呼んでいた)、そのような打ち方を実践する人は、東京のホールでも皆無だったのである。もちろん自分が見回った範囲での話、ではあるが。
そしてこの事実は、自分を増長させるに十分であった。マグマのような自信が漲り、1つの結論を導き出す。
俺の生きる場所はファミレスじゃねぇ。
パチンコパチスロ業界だ。
大学4年の秋。
こうして自分は、「就職先が内定している大学生」から「いまだに就職先が決まらない大学生」にクラスチェンジしたのである。
つづく・・・?
※続かなかったらゴメンなさいw
7
貯金爆弾さんの
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このコラムへのコメント(10 件)
メーカー訪問は楽しかったですよ。とあるメーカーで
「なんで御社のパチンコ台は、ハンドルから手を離しても玉が1発余計に出るのか」と質問したら、「ホールの売り上げが上がるからです」と即答されたのはビビりましたw
自分は高校時代が「ラグビーorパチ」の生活だったので、その反動から大学時代は「勉強orパチ」にしてました。
って、常にパチ屋へは行ってましたね(笑)
自分もスロプーにならなくて良かったと思ってます。勘違いしてな時期はありましたけど(笑)
コンドルは甘すぎたので、逆に「これが撤去されたら困る人多いだろうな」と、冷静な分析をしてました。
北海道はパチンコが低換金率の代わりに甘かったので、スロよりもパチのプロが多かった気がします。
自分は本州に遠征して裏モノとか打ってたので、それほど勝ってませんけどw
バブル時代の就活、羨ましいなぁw
メーカー社員にマニアックな質問をぶつけられるなんて、すごい!
続き、めっちゃ楽しみっす!
パート2、楽しみにしてます!
自分も学生時代、これで食っていけるんじゃね?なんて思ったりしましたが、規制であっさり撤去されるのを繰り返されると、これは楽しむものだと悟りました。
ちなみに自分の就活はバブルで気付くと内定出てる時代で苦労せずに仕事見つかると言うのもありましたね。
96年かあ。まだ軸足パチンコでスロは遊びの位置付け。モンスターハウスばかり打ってた頃かなあ。スロも3号機の○モノばかり打ってたなあw
趣味を仕事にするのは、モチベさえ続けば最強ですよね。実際は人間関係とか色々あるので、一筋縄ではいきませんが・・・。
営業は未経験ですが、精神がタフになりそうですね~。
自分はビタ押しを磨くよりもスピード重視で、コンドルなら1日9000G回してました。当時は若さもあったので、超高精度なリズム打ちが出来たんですよ。今やボロボロですけどw
大花火の目押し対決動画、懐かしいw
あのスピードと精度はブッたまげましたよ。
なるべく続きを書こうと思ってますが、この話、あまり笑いどころが無いので、テンションがイマイチ上がらないのです・・・
良くも悪くもメーカーとホールの裏側を知りましたわ。
自分も全盛期はビタ押し99%の精度でした。ジブラばりに目押しさせたらマジNO1と思っていたのですが、中武さんとひやまっちの動画みたとき「え、なにこの人たち。一周で目押ししてね?」とびびりまくりました。今では白7が見えませんw
続き楽しみにしてます!