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- 第3回『パチンコパチスロ:パチ7ワイドショー(4月分)』
ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2019.08.02
第3回『パチンコパチスロ:パチ7ワイドショー(4月分)』
どうやら当コンテンツ『パチ7ワイドショー』はラジオ番組にもなるようです。
だったら私は要らない子なのでは? そんな日本各地からの疑問を代表して編集長にぶつけてみたのですが、理由はサッパリわかりませんが『おい、記事も書け』とのこと。お刺身、食べたいなァ、ついでにパチスロも打ちたいなァ……。 ま、愚痴はさておき。いつものように今回の参加者からご紹介いたしましょう!
「勇気をもって、ポッドキャスト(ラジオみたいな)配信もトライしております。暇でしょうがない方、ラジオが好きな方、よろしければ聞いてみて頂けると。記事には書かれていないアレやコレやのこぼれ話も……。手探りなので、成長前提で(笑)」
ラジオ的な:https://anchor.fm/pachi7/episodes/720194-e4pv97/a-ajuac4
※まだ仕組みがよく理解できていなくて……。色んなプラットフォームでお聞き頂けるはず、です。
★ゲストとコメンテーター。
ゲスト:ぴぃ店長
本職は某ホールの店長さん。見た目は眼鏡ヒヨコ。
うちいく.TV:ないお
うちいくTVの敏腕プロデューサー。見た目は山賊の親玉。
パチ7漫画家:まろっこ
絵を描く人。見た目は22世紀のファッションリーダー。一言も発さない。
パチ7編集長
当サイトのまとめ役。見た目はアベンジャーズの弓矢担当。
パチ7ライター:元店長カタギリ
この文章を書いている中年男性。見た目は特殊詐欺グループの一員。
まろっこさんはイラスト担当として呼ばれていますが、今回のトークには不参加。会場の隅っこで「早よ終われや」と言わんばかりの表情で、聖帝様のように見守っておられました。それが彼女の平常営業。さ、それでは始まりますよ。
★2019年4月の出来事ピックアップ。
出来事 |
注目:「”ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2018」の結果が発表!
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都遊協、広告宣伝規制の徹底で規制対象を明文化
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パチスロ6号機の適合状況、依然として低迷 適合15型式、適合率23%
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マルハン、ダイバーシティ推進成果報告会を開催
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注目:余暇進がパブコメを通じ、基本計画案に反論
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フェイスグループ、接遇スキル向上を目的に「接遇コンテスト」
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注目:2019年度マルハン入社式にて113名が入社
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注目:マルハン全店で自己・家族申告プログラムを導入
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ホール企業は年間で241社減 矢野経が発表
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注目:大阪府遊協、G20大阪サミットに伴い約1ヵ月間の入替自粛を決議
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日工組、4月から性能表示モニタの本運用を開始
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メディアミックスが、内製化マイスターを認定
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大都技研『押忍!番長』他楽曲がカラオケにて好評配信中!
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「Re:ゼロ」の稼働貢献度などを分析~パチスロ大学
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「懐パチコレクション」がYouTubeに開設
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ダイナムが熊本地震復興支援金として1,165万円を寄付
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売り場プロモーション試験、都内で約30名が参加
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注目:社会貢献機構 社会貢献17億円規模
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全日遊連、旧規則機の取扱いを決議
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777TOWN.netにて興奮必至の出玉バトル“777リーグ”
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増税時の来店頻度・使用金額の減少を懸念
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注目:平成30年度の立入検査実績は2,480店舗~健全化機構
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貴方野チェロスさん「えらそうに雑誌やメディア語るな」
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ジャスティン翔さん、スロマガ攻略軍団脱退・攻略マガジン卒業
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P-martTVのバラエティパックの価格流出
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ウラッキープラザが一時的に動画投稿を休止に
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うちいくTVヤルヲさんの営業資料流出
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P-martTVのお花見で「2確コール」会場では注意を受けた模様
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注目:競艇雑誌マクール副編集長「他業界からのボート業界への進出は構わないけど安易な考えは辞めておいたほうがいい」
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岡田和生元ユニバーサル会長の1億円プレゼント企画の全貌が開示!
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バジリスク絆の解説をするタイゾウさんが凄い
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サラ番のブルーレジェンド突入率判明
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注目:有名P業界コンサル グローバルアミューズメント青山真将樹氏がTwitterを開設
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注目:ハナビ通の最高設定Hは50枚で7700G以上回る
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注目:演者やライターがSNSで気に入らない人をブロックする行為はあり?
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次期参議院選に自民党から出馬する「尾立源幸」氏をパチンコ業界は強く推す
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★AKB48とディスクアップ。
■ぱちんこ広告協議会(PAA)主催
■ファン投票で2018年のパチンコパチスロ大賞を決める |
「まずは最初のネタとしてはショボいですけど(笑)、ワイドショー常連のPAAさんですね。『ファンが選ぶパチンコ・パチスロ大賞2018』の結果が発表されました、と。これ、知っています?」
「知っています。結構、バナーとかも見ましたね……」
「ええ、貼らされたんすよ。あ、いや貼らさせて頂いたんですよ」
「いっぱいあって邪魔くせぇなあ、と思っていましたけど」
「おいっ(怒)!」
「ただ、ウチは一切(リツイート等を)しませんでしたけどね」
「一応(PAAに)加盟しているんですけどね、うちいくTVさん。ま、PAAはファンと業界側の橋渡しというか、距離を近付けていきましょうよ、というのが活動内容に入っているので、そのひとつの形がコレですね。いろいろなメディアで毎年やっているじゃないですか、それを統合したものをやってみましょうよ、と。で、特徴としてはユーザーさんの投票で決めていくぞと。まあ、サイトのダサさはどうにかならんのかと思うけど……」
「某団体のファン感のロゴに似てますよね、そのうち丸いキャラが出てきそうな……」
「ま、興味のある方は検索してみてください(笑) で、ユーザーさんの投票の結果、2018年のパチンコ第1位はAKB(誇りの丘)だったと。これについてはどうです?」
「結論から言うと、これ以上の機械が出なかったから、最終的に記憶に残ったのが年末に出たAKBだったのかな、と。昨年は役物機が台頭してきて『CR沼』みたいな面白い機械も出てはいたんですけどねえ」
「天龍も2018年ですね、こちらは第4位です」
「コスモアタックも入っているんですよ!?」
「ええ? これほんとかいな(笑)」
「愛喜さんの組織票が動いたのでしょう」
「愛喜さんの組織票は15票ぐらいで終わっちゃうよ」
「これ、全体の投票数はどれぐらいだったんすかね?」
「これがね、出てないのよ……」
「第一位のパーセンテージが7.5%だと(得票数は)相当低いですよね? 2017年のデータがあれば参考になるんですけどね」
「第9位の冬ソナなんかはホールへの貢献度も高かったとは思いますが、ホールから見てAKBはどうでした?」
「まあ、頑張ってくれた方かな……」
「最初に導入したのは何台です?」
「1台」
「規模が小せぇ(笑)!」
「基本、最新台は買わないスタンスなので(笑) で、中古で買って、今は3台」
「今も稼動しています?」
「いや~、もうキツいっすよ。最近の新台は短命ですから。結局は(北斗)無双に戻る、みたいな」
「3ヶ月もたない台がほとんどですよね。でも逆に言えば、無双は強い?」
「無双は新台が入るとガクッと(稼動が)落ちますが、ミドルで新しいコンテンツが出ない限りは(お客さんが)戻ってくる、という感じですね」
「あとは、AKBはおっぱいボタンも話題になりましたよね」
「アレは良いんですよ。強打しても、誰にも迷惑がかからない」
「ああ…… 確かに……!」
「よくいるじゃないですか、意図的ではないにせよアツくなって強打したり、思いっきり連打しちゃっている人。このボタンは画期的ですよ。全メーカーさんに真似していただきたい!」
「これ、手垢とかは大丈夫です? 俺、手垢がスゲー気になるんすけど……」
「あ、全然大丈夫。サラサラしています。破れたりとかも無いですね」
「凄い技術力ですね。ま、パチンコは1位がAKBで、スロットはディスクアップ。まあ、これは……」
「順当、ですよね。技術介入をしっかり復活させたという意味合いでは良い台なんじゃないかな、と」
「時代に愛された感がありますよね」
「ちなみにコレ、最初から導入していました?」
「最初は入れなかったんですよ、(出玉率103%では)利益が取れないだろうと思ったので。でも、結果はご存知の通りじゃないですか。で、増産分を導入したと。やっぱり稼動しますね」
「機種選定のセンスが無かったんですね(笑)」
「利益ばかりに目が行っちゃったかも」
「まあ、こんなに人気になると思った人はいないでしょうね」
「でも、作っている人は『コレ行ける!』と思って作っていたと思いますよ」
「そりゃそうでしょうよ(笑)! 『こりゃダメだな』と首をひねりながら作る人はいないでしょうよ」
「いやいやいや! ダメだと思いながら作っている人は絶対にいますよっ!!」
「まあ、液晶も無いのに凄い台ですよね……。しかも若い子からオッさん達まで打っているし。で、実際やっぱり利益は取れないモンなんすか?」
「取れないですね、全然。もう諦めています。稼動が付けば良いですし、5スロに持っていったらこの台の価値が無くなりますし。我々がクランキー(コンドル)を打っていた頃を彷彿とさせるスペックなので、そういった面でもこの台があるだけで集客要素というか、ディスクアップがある店と無い店のどちらに行くか、という意味でユーザーの受け皿になり得るんですよね」
「ああ、確かに。狙い台をハズした時でもディスクアップ打つか、という選択肢が生まれますからね」
「あとは面白いのが、アクロス系を打つ人とディスクアップを打つ人って分かれているな、って」
「ああ、わかる! 俺もディスクアップはあまり打たないもの……9連敗で卒業しました」
「ユニバ系ノーマル好きの人と、ディスクアップを打つ人。違うお客さんですね」
「何でですかね、僕もアクロスのほうになっちゃいますね」
「『スイカハズれた!』と思ったらドゥインドゥインって、9枚役が払い出されるの。あの瞬間がまだ受け入れられない」
「設定差を感じにくい台でもありますからね。実際に高設定を使う時もありますけど、あまり(挙動が)変わらないです。下でも上でも出ます(笑)」
「こういう台の人気が出るのってホール的には良いことなんですかね?」
「技術介入機が出てきたことによってユーザーの間口が広がった、という意味では有難いなと思います。それを打ち手の人が楽しんでくれている、というのは既に数字が証明してくれていますから」
「でも、アナタのお店、1台しかないじゃないですか」
「そう。増台する勇気は沸かないというね(笑) やっぱり利益が取れませんから。多台数を導入している大手ホールさんは(機械代としてではなく)販売促進費として導入していると思うんですよ。集客要素として」
「利益は取れずとも売上や稼動には貢献するし、死にジマを作るより良いですからね」
「連れ打ちや、2人であれこれ言いながら打ちたい台なので、やっぱり2台には増やして欲しいですね!」
「2台かぁ…… 検討します(笑)」
「ま、PAAのファン投票は2019年も続けていくらしいので、皆様も良かったら投票してください。色々とプレゼントも貰えるらしいので、ね」
【カタギリのちょいまとめ】 個人的には今年に出てくる設定付きパチンコがランキングにどう影響してくるのかが気になっています。あと、パチ7の漫画家やライター陣の年間ランキングが出てこないのもどうなのかな、と思いましたね。各媒体、どこでもやっているじゃないですか。え? 興味無い? あ、そう……。
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★よかしん。
■余暇進(余暇環境整備推進協議会)が依存症問題対策に物申す
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「次、あまり広がる話題じゃないかも知れませんが『余暇進(よかしん)』という業界団体について」
「あまり有名じゃないかな……」
「僕は初めて聞きました。余った、暇の、進む……?」
「余暇を楽しく過ごそうぜ、みたいな…… 違うか(笑)」
「サークルかよ(笑)」
「(検索しながら)ええと、正式名称が『余暇環境整備推進協議会』ですね。安心して遊べる遊技環境作りなどの活動をしています、パチンコ法整備や政策提言活動も行っている、と。この余暇進さんが先日ありましたギャンブル業界の依存症問題対策に関するパブコメの基本計画案に物申した、と」
「自己申告制度やATM撤去に関する点ですね」
「他の業界団体とは立ち位置が違うなって。言っていることがすごく真っ当で、こういうことをしなさいよ、と書かれていることに対して『それって依存症対策にどれぐらい効果があるんですか?』と。バックデータが無いのはおかしいじゃないか、というようなことを言っている訳ですよ」
※余暇進の発言内容はコチラから
「環境を整備していますね(ひとボケ)」
「(ボケをスルーしつつ)そうそう。広告宣伝を規制するのは良いけど、それにどれぐらい因果関係があるのか調べてやるべきですよ、ということをおっしゃっているのです。それと、本当に効果があるんですか、どういう根拠でやっているんですか。ということですね」
「……文句を言う団体、ということですよね?」
「(笑)」
「いや、その根拠を調べる団体なのかな、と思ったら言うだけなんだ、って」
「いや、これに関してはこういう提言をされている、っていう話ね。頑張って言っているのに『文句を言う団体』って(苦笑) ま、言うには言うけどアンタらも別に根拠があって言ってる訳じゃないよね? ってことだよね」
「そうですそうです。いや~、推していきたいですね、余暇進」
「推していきたいよね(笑)。変にパチンコを擁護しようという感じでもない。すごく真っ当な文句を言う団体ですね」
「こんなまとめ方で大丈夫ですか(笑)?」
「もうちょっと勉強したい団体だな、と思いました」
【カタギリのちょいまとめ】 天の川を下ってきた人がトップに…… いや、余計なこと言わんほうが良いな。
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★パチンコを知らない社員?
■ホール業界も新卒採用の時期
■マルハンさんは113名が入社 |
「4月は新卒者に関する話題の多い時期ということで、大手さんは派手な入社式をやられていますね。マルハンさんで言うと新卒者が113名が入社されたと。ちなみに、ぴぃさんの会社は……」
「以前は採用していましたが新卒者がことごとくいなくなりましてね(笑) ま、残っている人間が今では店長をやっていたりはしますけどね、地獄のような時期を生き延びた人間たちが……。社員募集はしておりますのでドシドシご応募ください(笑)」
「この企画内での募集はどう考えても悪手だと思うんですけど(笑) ちなみに新卒ってどうなんですかね? ホール企業としては」
「新卒の人材はきちんと勉強をしてきた子たちなので、やはりクオリティは高いですし、(業界に)染まっていないので教育がしやすい。ただ、パチンコを打たない子が入社してくるのが昨今の流れなので、ねぇ……」
「そこですよね。僕はパチンコ好きな人がホールで働くというイメージがあるので、新卒者を積極的に採用するというイメージは無かったんですよ。以前に求人の話をホールさんに伺った時、ほとんどパチンコ打ったこと無い人からも応募があると聞いて驚いたんですよね」
「らしいね。たぶん新卒者の中の半分もいないと思うんですよ、パチンコ・パチスロが好きな人って」
「僕は最近、考え方が変わって。別にパチンコ・パチスロを知らなくても良いかなと。パチンコを使って面白いことをしようとか、大きなお金を使って新しいビジネスを作り出そう、って考えを持っている人がいれば面白いことが生まれるんじゃないかと思って」
「でも、ヤメちゃうでしょ。あのタバコの煙と、騒音。そして立ち仕事って……」
「大志を抱いている人は、それぐらい屁でもないですよ」
「逆にパチンコを知らない新卒の方が、パチンコ業界をどういう目で見ているんだろう、って疑問はありますね」
「エンターテインメント、アミューズメントみたいな打ち出し方をしているからね」
「あと大事なのは親御さんの賛成があるかどうかですね。本人は知らなくても親御さんがパチンコ業界、あるいはパチンコ・パチスロの遊技そのものに対する偏見や嫌悪感が無いことも重要になりますね」
「給与の水準も良いですよね?」
「他業種の新卒の給与水準はわかりませんけど、たぶん良いんじゃないですかね? 福利厚生もあって、ひと昔前のブラックな臭いも無くなってきているので」
「こっちの業界の方が逆に無いですよね。ホール社員は有給や昇進制度もしっかりあって」
「ヘタなことがあるとスグに叩かれるからね。ちなみに、個人的に聞いてみたかったことなんですが、ぴぃさんはマルハンで働いてみたいと思います?」
「ああ、勉強をしに行きたいとは思いますね。1週間でも良いから。たぶんカルチャーショックを受けるんでしょうね。ウチの社員にもマルハンさんで1~2年間やっていたって子がいるんですけど、やっぱり明るいんですよ。変なストレスを表に出さないんです。仕上がっているんですよ」
「マルハンさんに打ち合わせで行くこともありますけど、とにかくバックヤードが綺麗。んで、スタッフさんたちも皆がキラキラしていますよね。で、ぴぃさんの会社に行くと……」
「それ以上は言わないように(笑)」
「ぴぃさんところは建物がね。でもやっぱり教育システムが凄いんだろうなあ……。一度、マルハンさんの新卒の方にインタビューとかしてみたいなあ」
【カタギリのちょいまとめ】 マルハンさん、今年の新卒採用は113名。この数字を見た私の第一印象は「あれ、少ないぞ」でした。気になって調べてみたら、一昨年は297名でしたから。その理由は一昨年から取り入れた、本人の意に沿わない人事異動を行わない制度による退職者の少なさにあるのかな、と勝手に想像してしまいました。
今年の新卒者113名のうち、北海道や九州を含めた全国への異動可能という条件で入社されたのは全体の46.9%となる53名。残りの53.1%の60名は、一定の勤務地域内に限った異動なら可能、あるいは完全に異動を希望しない正社員とのこと。全国にチェーン店を持つ大手チェーンが、このような制度を採用している事実は多くの方に知って頂きたいですね。 |
★頑張れリーディングカンパニー。
■マルハンさん全店舗で自己申告・家族申告プログラム導入
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「マルハン全店、自己申告もしくは家族申告による遊技を止めるというプログラムを導入済み、だそうです。4月1日から」
※マルハンさんの自己申告・家族申告プログラムはコチラで確認頂けます
「自己申告の方は紙に書いてもらって『○万円使ったら止めてください』という上限額とか上限回数を決める内容のようですね」
「家族申告の場合は入場制限まで入るみたいですね」
「どうなんですかね…… 自己申告は大事かと思いますけど、家族申告は難しいかなと。例えば本人が物凄くお金を持っていて、パチンコで遊びたいと思っている。でも、家族は止めて欲しいという場合だと判断が難しいなと。もちろん業界全体がそうしなさい、という動きになればそうせざるを得ないんですけど。現段階でやってトラブルにならないかな、というところが気になりますね」
「今回のニュース記事では『予防に注力するため』に全店導入に踏み切ったとあるんですよ。確かに予防という切り口で考えると、マルハンはこういう取り組みをしています、というのは効果があるのかなと思います。でも、今のところはだったら他の店に行けばいいだけとも言える」
「どうなんですかね、こういう『止めてくれ!』みたいな話は。逃げ方って他にもいっぱいあると思うんですよ。ダメならボートに行けば良いや、ぐらいの考えになるし」
「まあ、ダメなら他のギャンブルって考えられる人はまだ良い気がするけどね、まだ、まともに思える。俺にはパチンコしか無いんだ、という人よりは。ま、パチンコ・パチスロはあくまで遊びなので、そんなに一生懸命やるものではないですから。何かを失ってまでやるモンじゃないですよ。サイトをやっている僕が言うのも何ですけど(笑)」
「そういった意味では家族申告の方が自己申告より必要じゃないのかな、逆に。周りが止めない限りは行ってしまう訳ですから。で、これを全てのホールが行うにはデータの共有とかも行わなければいけないですし、そうなると莫大なお金がかかりますよね。マルハンさんがそういう仕組みを作ってくれて、中小ホールがそれらを無料で利用できるようになれば良いな、と」
「ホールスタッフにオペレーションを落とし込むのも大変でしょうからね……。今日、2万円使っていますよ?って伝えるわけだもんね」
「この後、10万出るんじゃ! 今から取り返す! 無双行く、無双!!」
「みたいなことになるよな(笑) 『あと3千円で天井なんです!』とか言われたり。なかなか大変な作業ですよ。お前の店が出さねぇからだろ! とか……」
「絶対に言われますよね(苦笑)」
「それをどれだけ徹底してやり切れているのかは存じ上げないんですけど、凄いことだなとは思いますよね。こんな感じで日々、依存症対策をしっかり行わなければいけないなと感じていますよね」
「マルハンさん、頑張って欲しいっす!」
「マルハンさん、後は頼んだ! 水際の最前線でほんと大変だと思いますが……」
【カタギリのちょいまとめ】 癒し難い孤独感を抱えているからこそ、何かに依存してしまうのだと思います。それを自分だけの問題と言うのであれば、何も解決しません。とりわけギャンブル依存なんて、絶対に一人では解決出来ませんよ。他人との会話から解決への糸口を掴んだり、家族との対話によって依存状態から徐々に抜け出したり、同じ悩みを持つ人同士で語り合うことで、自分が孤独でないことを少しずつ認識したり。
解決方法は様々ですが、共通するのは向き合うべき誰かの存在が不可欠だという点です。家族の支えすら得られぬ場合には、その大切な役割はホールスタッフが担っているのかもしれませんね。 |
★新台入替自粛はホールにとって悪くない。
■G20やラグビーワールドカップで新台入替自主規制
■2020年には東京オリンピックが控えている |
「では、次。入替自粛ですね。今年はいっぱいありますね。G20があったり、ラグビーのワールドカップがあったりと。そもそも、この入替自粛って何かと言うと、新台の入替作業には所轄の方の立会いが必要になる、と。で、G20だと開催場所となる大阪の所轄の方々は、そちらの警備に駆り出される。つまり、新台入替に立ち会えなくなっちゃうよというので、それに合わせて1ヶ月間は入替をしませんよ、いう話ですね。これ、ホールからしてみたらどうですか?」
「良いと思いますよ、その地域が全て自粛するのであれば」
「積極的に新台を導入しないホールさんから見れば、そっちのほうが良いですよね」
「昔は新台入替って月に1度だけだったじゃないですか? で、行政も大変らしいんですよね、こういった警備に人数を割かれてしまうのが。そうなると協力しなければいけませんよね、許可産業としては。ただ(G20に関して)大阪だけじゃなくて全国規模でやっても良いんじゃないかと思いますけどね」
「2020年には、もっと大きな規模になりますよね。どれ位の期間になるんだろう?」
「ああ、オリンピックね」
「(自粛期間は)2ヶ月間は確実じゃないですかね。まだ具体的な期間は現場に下りてきてはいないですけど、そうなるんじゃないかなと」
「前回の(パチ7ワイドショーの)メーカーさんの話では、自粛期間を見据えた上で機械の開発も行っているそうですからね」
「自粛期間って、ホールの稼動はどう変わってくるんですかね?」
「やっぱり新台の需要は確実にあるので、少しは落ちると思います。ただ、機械代という経費が不要になるので安心ではありますよね」
「浮いた経費はどうするんですか? 利益にするのか、それとも出玉に還元するのか……?」
「利益確保に走るか、玉を出すか。そこは法人の考え方によって変わりますね。とはいえ、入替自粛後には機械がいっぱい出てくるので、そのためにお金を取っておこうというのが一般的かなと」
「ああ、なるほどね(笑) ま、こういった自粛が今年はありますよというお話。大阪でいうと6月から7月初旬ぐらいまで、だそうです。この期間に厳しくなるのはメーカーさん、そして広告屋ですかね……」
【カタギリのちょいまとめ】 私の記憶に残っている入替自粛といえば、2002年の日韓共催となるFIFAワールドカップかな。なんとかホールにお客さんを集めようと、店内のTVでサッカー中継を流していたなあ。試合が白熱してくると、皆さん全然リールを回さなくなっちゃっていました。
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★遵法営業店は優遇?
■健全化推進機構は2018年2480店舗で立ち入り検査を行った
■立ち入り調査はいわゆる抜き打ち調査 |
「続いて、平成30年度の健全化機構さんの立ち入り検査実績に関して。ぴぃさん、これって来られたことあります?」
「あります、あります。正しくカウントしているか調べるために計数機に玉を流す、変な部品が付いていないか台を開けてチェック、みたいなことをされますね」
「2,480店舗も行ったってことですよね? よく行きましたよね……!」
「要するに健全化機構さんは、ホールで不正が行われていないかをチェックして、安心して遊べる業界ですよ、ということを訴求していくのが本来の目的ですね」
「1ヶ月で200店舗以上……!」
「ホールにしてみれば怖いですよね。どんな人達が調査しているんだろう」
「悪いことはしていなくても、嫌な気持ちにはなりますよね(笑) アポ無しでいきなり来ますから、やっぱりゾワゾワしますし」
「検査が終わった後には報告書みたいなものは貰えるんですかね?」
「口頭での報告はありますね」
「証書みたいなのは貰えないんすか? 健全証書、みたいなものは?」
「これとは別に、行政処分を10年間で1度も受けなかった場合にはマル優(まるゆう)という賞状が貰えますね。これがあると(変更承認等の)行政申請がスムーズになるんですよ。本来は必要な立ち入り検査が免除される等の」
「へえ、それ良いですね! ゴールド免許みたいで。やっぱり、しっかり営業しているホールさんが優遇されていったほうが良いですよね。例えば、『今日はちょっと勘弁!』みたいに1回だけ立ち入り検査を拒否できるとか」
一同「(爆笑)」
「それ、絶対ヤッちゃっているじゃないっすか(笑)」
「これ、立ち入り検査を『この店、不正が摘発されたの?』という風に勘違いされたくないんですよね。単なる普通の検査に来られているだけなのに。特に問題ないのに」
「まあ、ぴぃさんのお店が問題ないかどうかは知りませんが(笑)」
「問題ないケースもある、ということでね」
「何かおかしくないですかねっ(笑)!?」
【カタギリのちょいまとめ】 これ、ガチで営業中にいきなり来るんですよ、パチ屋に似合わないビシッとしたスーツ姿の男性陣がゾロゾロと。で、台を開けさせられる訳ですよ。私も何度か対応しましたが、正直に言って感じの悪い印象でした。もちろんユーザーさんが安心して遊技できるように努力されているのは理解できますが、ホールにもそれなりの対応をお願いしたいですね。
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★知っておいてもいいこと。
■全日本社会貢献機構によると、パチンコ業界2018年の社会貢献額は約17億円
■歴代3位の貢献額 |
「これも僕は知らなかったんですけど、全日本社会貢献機構。パチンコに特化している訳ではないかも知れないんですけど、パチンコ業界が2018年に全体としてどれぐらい社会貢献・社会還元をしてきたかを調査した結果、17億円だったと。東日本大震災があった2011年には44億円。その後、2013年の17億円強に次ぐ3番目の多さだったそうです。他の業界と比べている訳ではないし、比べるものでもないとは思うんですけど、こうやってちゃんと調査してやっている団体があるんだな、と」
「何で昨年2018年は金額が伸びたんすかね?」
「災害が多かったから、じゃないですかね。」
「豪雨に地震。言い方は悪いですけどパチンコ業界は、こういうところは涙ぐましい程よね」
「でも、アピールするようなものでも無いと思うんですけどね」
「まあ、そうなんだよね。そうなんだけど、その一方で『そのカネの出処は俺らじゃねぇかよ!』とか言う輩もいるわけじゃないですか」
「逆に自分達の負けた分が、少しでもそういう分野で役立てたと考えれば良いじゃないですか」
「ま、金額の大小がどうのこうのではなくて、こういう活動も業界としてやっていますよというのは知っておいたほうが良いのかな、というところですね」
【カタギリのちょいまとめ】 公営ギャンブルの収益が福祉に役立てられているのは、ご存知な方も多いはず。しかしながら、多くのホール企業が災害復興への募金等を行っている事実はあまり知られていないでしょうね。ぴぃ店長のおっしゃるように、確かに積極的にアピールすることではないのですが、少なくともユーザーであれば頭の片隅には入れておいて頂きたい事実です。
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★愛が大事?
■パチンコ業界からボート業界への流入に対し、マクール副編集長さんが物申す
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「次、ボート関係。『マクール』という雑誌があるらしいんですけど、そこの副編集長さんがツイッターで『他業界からの進出は構わないけど、安易な考えはやめておいたほうがいい。愛が重要だよ』みたいなことをおっしゃっていた、と」
「どの商売でも一緒だと思うんですけどね、これは。隣の芝生が青く見えるから行ってみようかなんて、そんな甘いものじゃないのはどの仕事、どの職業でも一緒ですよ」
「これ、僕はボートの仕事は『青く見えるから』行っている感覚が無いんです。僕らは動画ですけど、パチンコ・パチスロライターがボートに行くと言われているのは、楽しみ方を教える仕事をやれているからなんです。で、ボート業界にはボートの楽しみ方を教えられる人が少ないんですよ。思いつく方がいない。その楽しみ方を教える能力に関しては、やっぱりパチンコ・パチスロライター、動画演者さん達は秀でているので、ボート業界に行ってるんじゃなくて『ボート業界から呼ばれている』んですよ、そういう能力を買って頂いて」
「うん、まさにそのとおり。良く目にする意見で『パチンコ業界で仕事が無いからボートに行ってる』とか言うけど、パチンコ業界で仕事が無い人はボート業界でも仕事が無いからね、当たり前の話だけど。やっぱり人気や、何らかの技術があるからこそ必要とされる訳でね。そもそも、パチンコ・パチスロもボートも両方好き、で良いじゃん。何でそんなに躍起になって否定するのかなって。まあ、ボート業界としては面白くないのかなあ」
「黒船が来ちゃった、みたいな(笑)」
「ういちさんの功績が大きいからなあ……!」
「パチンコ業界にもお笑い芸人やグラビアアイドルが来たら拒絶反応を示す人がいますよね、パチンコ好きでも無いヤツが来た、みたいな。でも僕の考えとしては、そういう新しい動きや勢力を排除しようとするのは業界を小さくするだけなので、やっぱりそういうのは受け入れて一緒に盛り上げようぜという考え方のほうが健全かな、と。あまり目くじら立てなくても良いんじゃない、というのが僕の個人的な見解です、はい」
【カタギリのちょいまとめ】 私も昨年はじめてボートレースを体験しましたが、予想以上に面白かったです。パチンコ・パチスロ以外にも面白い世界がある。それを知るきっかけを作ってくれるのがパチンコ・パチスロ関係のライターや演者さんであることには、むしろ感謝したい位ですけどね。
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★暴れん坊。
「有名コンサル、グローバルアミューズメント社の青山さんがツイッターを開設されて大暴れしている、と。攻撃的に見える発言だったりが多いなぁというところですね」
「……どういう意図があって大暴れしているんですかね?」
「僕はお会いしたことが無いですけど、業界では有名な方なんですよね?」
「僕は知らないですけど(笑) あまりそこには興味が無い、というか……」
「僕はリゼロに関して並ばせ屋さんとバチバチやっていた人、という認識なんですけど、言動がちょっと過激ですよね」
「これはユーザーとしての意見なんですけどコンサルの方って多いですよね、こういう感じの人。昔から。『シーサ。知らねえ……』とか言う人もいましたし。だからコンサルは店舗に対してこうやっていきましょうという仕事なので、外に向けてはそこでのフラストレーションを発散しているのかな、というイメージがありますね」
「そうだね。確かにコンサルにとってユーザーはお客さんじゃないからねえ」
「そうです。だからユーザーは別に知らねえ、誰だよ『うちいく』って? みたいな感じの人が多いイメージですね」
「まあ、コンサルさんの立ち位置としても全てのホールから好感を得ようとしても無理だし、無意味でしょうからね。こうやって過激な発言をする方にはファンが付くということも当然あるので、そういう狙いがあるのかなと思ったりもするんですけどね」
「メディア側として一度、インタビューしてみたらどうですか?」
「ちょうど(並ばせ屋)山本さんの『山会議』をやった2~3ヶ月後に青山さんもそういうことをやりますとツイッターで告知されていたので、取材を申し込んでみようと思っていたんですよ。山本さんだけに取材するのは片手落ちになるから。でも、参加申し込み者が0人ですというのを見て…」
※並ばせ屋山本さんの山会議記事はコチラから。
「そこに行く勇気は無かった、と」
「無かった(笑)」
一同「(爆笑)」
「ま、取材はしてみたいですけど面白くならないかな、とも思っちゃうんですよね」
「やっぱりホールのオーナーさんクラスの話を聞くようなものじゃないですか。こうすれば数字が上がりますよ、みたいな話を。それってユーザーからどうやって搾取するか、いかに楽しくホールの利用料を払ってもらうか、みたいな話になりますからね……。あ、今は言い方を優しくしましたよ(笑)? 俺らしくない言葉で喋りましたよ(笑)? だと思うので、それって全ての人に向けた言葉では無いんですよね。やっぱり企業向けの話し方になるのかな、って」
「落ち着いたら、というとおかしいですけど、どこかでお話を伺ってみたいなと思いますね。ま、青山さんの方からウチなんかは相手にしてもらえないかもしれないですけどね」
【カタギリのちょいまとめ】 サングラスに皮ジャン。それが、青山氏がホールに向けたFAXに掲載していたご自身の姿でした。しかも、記載されていた文章も完全に上から目線の命令口調。そう、青山氏はセルフプロデュースに長けた人物なのです。つまり今回、ツイッター上で注目を集めているのもご本人の思惑通りではないかな、というのが私の印象です。
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★活字の暴力。
「ツイッターの使い方で演者やライターがSNSで気に入らない人をブロックする行為は有りかという、SNSの運用の話が出てきていますね」
「ブロックは別に良いかな、と思っちゃいますけどね、僕は。変な喧嘩をするぐらいなら。どうぞご自由に、って感じですけど」
「SNSって『こうでなきゃいけない!』みたいな押し付けが出てくるのが一番ダメなことだと思っていて。これが良い、アレはダメ、それは個人がSNSで楽しむところだと思うんですよ。ブロックすれば確かに相手にもわかりますし、お前は嫌いだよと言っているのがわかってしまうんですけど……」
「ミュートにしましょう!」
「それは波風が立たない方法なだけであって、波風を立てたい人もいますし、わざと喧嘩したい人もいるんですよ。それも含めてSNSだと思うんです」
「そうそう。ブロックしたら『あ、逃げたな』とか言う方もいらっしゃるじゃないですか。人気商売だから答えるのが当たり前だろ、とか言う方もいらっしゃいますし。そういう人達に理解してもらおうとするのは無駄ですよね、それが彼らにとってのSNSの利用の仕方なんだろうし。ホントに嫌だったらブロックしちゃえば良いんですよ」
「無視しちゃえば良いんです。何度も何度も攻撃されようが無視しておけば、何も動きが出ないから」
「ま、ウチで言えばパチ7の公式アカウントとかであれば人をブロックすべきではないとは思いますけど、演者さんとかライターさんは個人の裁量で構わないですよ。真正面から受け止めちゃうと病みますからね」
【カタギリのちょいまとめ】 ここではテーマから少しズレていたので書きませんでしたが、ぴぃ店長が言った言葉で印象に残ったのが『活字の暴力』ですね。気心の知れた相手からであればSNSや動画やキツい言葉をぶつけられても笑いに変えられるけれど、同じ言葉を面識の無い人からSNSや動画上で活字としてぶつけられるのは傷付く、と。少し考えれば理解できそうなことですけど、面識の無い相手に勝手に親近感が湧いてしまうのも仕方の無い話ではあります。そんな訳で、ぴぃ店長にはもっと優しい言葉をかけてあげてください!
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★エクストラ設定。
「次、ハナビ通。話題になった『最高設定H』は50枚で大体7,700ゲーム回るよ、と」
「ええ、回りますね」
「お、さっそく(設定Hを)使われました?」
「はい。昨日(※収録当日はハナビHの導入2日目)は初日だったので」
「何枚ぐらい出ました?」
「4,000枚弱、ですね。ただ、夕方ぐらいに見た時は出てないな、という印象でしたけど。最終的には粘って頂いてそれぐらい出ていましたね」
「どういうつもりで(設定Hを)入れたんですか?」
「お客様の反応を見たかったんです。あと汚い話ですけど、やっぱり新台入替初日って一番注目が集まるじゃないですか。で、データを見る人が『ビッグもバケも回数が付いていないのにグラフが右上がり』って……」
「この店、新装初日にハナビ通に設定Hを使ったぞと……」
「そうなりますよね。で、設定Hを使う店だとわかったら、設定5や6も見えてくるじゃないですか」
「……でも、アナタのお店。(導入は)1台ですよね?」
「1台しか入れなかったんですよ、勇気が無くて(笑)」
「これって、試験用に設定Hを作った、ってことですかね?」
「ユニバさんにインタビューで理由を聞いたら『(前作の)ハナビと大差が無いので、話題作りのために搭載しました』ということはおっしゃっていましたね」
※ハナビ開発者インタビューはコチラから。
「こういう仕様でも作れるんですね……」
「これ、設定Hを打った人にアンケート取りたいです。面白かったですか、って。たぶん終日打ち切った人もいると思うんですよ。言い方は悪いですけど、単純作業を1日繰り返さなければいけないゲーム性って楽しいのかな、と思ってしまうので。仕事として見れば良いんですけど、遊技として見た時にそれは楽しいのかな、って」
「動画では(設定Hは)回せないですね……。1回ビッグ引いたらヤメます」
「ま、話題作りという点で言えば確かに話題にはなりましたね。設定Hを打ってみたいという人は多い、でも打った人はもう打ちたくないと(笑) ただ、僕は打ってみたいな、という結論です」
【カタギリのちょいまとめ】 私も一度は打ってみたいですね、ハナビの設定Hを。風鈴が揃いまくるハナビ、なんだか楽しそうです。バーサス通も出ないかな?
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★まろっこさんの限界。
今月は現役ホール店長の『ぴぃ氏』がいらっしゃったため私の出番はナシ。まろっこさんの忍耐力も限界に達したところで終了でございます。では、また来月!!
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執筆:元店長カタギリ
出演:ぴぃ店長、ないお、まろっこ、元店長カタギリ、パチ7編集長
編集:パチ7編集長
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- 元・店長カタギリ
- 代表作:しくじり店長
シルバ〇アファミリーみたいに小さなパチンコ店の責任者から一転、 雑巾がけがメインの業務となってしまった事務員へとグレードダウン。 そんな設定①のスランプグラフのような半生を、隔週水曜日に連載させて頂いております。 タイトルは「しくじり店長」。 パチ屋の店長が平社員へと降格していく逆サクセスストーリーを、 海物語シリーズの泡リーチを見つめるような気分でお読みください。
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文字と音声のコラボ、続けて欲しいです(/∀︎\*)