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元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~

元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~

2019.02.22

カタギリのホール非攻略『新台機種選定』

元・店長カタギリ 元・店長カタギリ   元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~


「ディスクアップ? あんな台は稼働しないよ」
と言い放った半年ちょっと前の部長と、


「ですよね、打つのはワタシみたいなオッさんだけです」
と同調した私をタイムマシンに乗って殴り倒しに行きたい。


どうも、毎度お馴染みのカタギリでございます。  


さてさて前回、前々回と新台入替に関してご説明いたしましたが、今回はそれに付随したテーマとして『新台の機種選定』についてお話させていただきます。

ホールが新台を選定するまでに、どのような経緯を辿るのか。高いお金を払って、どんな機種を導入するのか。店長さんの手腕が問われる重要な決断を迫られる局面について、そこまでの流れをご説明してきたいと思います。

 


★この記事で書いてあること。


 


①予算計画で決定している機械代費用を確認

モノを買うには、お金の準備。という訳で、まずは最初に「買い物に必要な金額」を把握しておきましょう。


ほとんどのホールでは年間の予算計画に沿った形で月々の営業計画を組み立てております。

その予算計画中の「機械代(きかいだい)」と呼ばれるものが文字通り遊技機の代金、すなわち新台として導入されるパチンコ・パチスロの購入費用になります。


新台は1台40~50万円、中古台でも数万~数十万円という破格の経費。中小ホールが頻繁に新台入替を行えない理由もおわかりいただけるかと思います。

機械代は大型連休前の、各メーカーからビッグタイトルが続々と登場する時期に大きく投じられるのが一般的です。


盆と正月、ゴールデンウィーク前に購入した新台の費用を、大型連休中にガッツリと回収。この流れこそがパチンコ業界の伝統芸と言えるでしょうね。ええ、もちろん皮肉ですよ。


 


②一か月の機械代を元に、その月に導入する機械を決定。

使える機械代は限られているので、その金額で何を買うべきかを決めるのが次のお仕事になります。


最新台か、それとも中古機か。

最新台であればメーカー、導入時期、スペック、価格、コンテンツの知名度、同時期に導入される機種などを事前にチェック。中古機であれば中古相場や現在の平均稼働、ホールへの利益貢献度などを調べて比較検討ですね。


また、中古台を導入する場合、常連客からの意見やアンケート用紙に書かれたお客様からの声も重視します。

行きつけのホールに導入して欲しい台があれば店長さんに声をかけてみる、アンケートに記入する等の作戦は意外と有効ですよ。

 


③最新台はメーカーのショールームへ。

最新台を購入する場合、やはり試打は欠かせません。そこで、いつ、どこに行けば新台を見ることができるのかを知る必要がありますよね。

この場合は、ホールにはメーカーから事前に連絡があるのが一般的ですが、その連絡方法は実に様々。


そこにはメーカーとホールの「親密度」が大きく影響するのです。以下、簡単にご説明いたしますね。


親密度…MAX
他の法人よりも先に新台が見られますという「先見せ(さきみせ)」の案内が、担当営業マンから店長の携帯電話に直接連絡が来る。いわゆるVIP待遇。


親密度…☆☆☆
担当営業マンからの直接の連絡はあるが、遊技台を見るタイミングは特定法人(いわゆる大手チェーン店)より遅い。一般的な中小ホールへの対応はだいたいこのパターン。


親密度…☆☆
新台登場のチラシがFAX、または郵送で送られてくるだけの塩対応。メーカーに売る気がない、営業マンの人員不足、買わないホールだと決めつけられている等、理由は様々。


親密度…☆
ホール側が自ら新台に関する情報を集めて、メーカーの営業所に出向く。営業をしなくても売れること間違いナシの大手メーカーは、小規模ホールなんぞ完全無視であります。


この親密度は、メーカーとのお付き合いの度合いによって激変。

そのメーカーの台を多く購入していれば親密度アップ、買わなければどんどん親密度はダウン。そう、『恋愛シミュレーションゲーム』と同じです。


余談ですが、こういった試打を行わない(事前にホール関係者に触らせない)機械も存在します。

1台数十万円もする機械を買って頂く相手に対してお触り完全NGにする理由は、試打させると買ってもらえなくなるからですね。


メーカー名も機種名もさすがに挙げられないので仮に『CR激ヤバ歌姫伝説 -序章-』とでもしておきますが、過去にはそうやって見事に売り抜けた台も数多く存在するのです。

そうやって売る方もアレですけど、それで買ってしまうホールもどうかと思いますよね。ああ、怖い怖い。

 


④中古台購入の場合は、然るべき業者へ

中古機を導入する場合には、そのホールさんとの付き合いが長い中古機販売業者さんから購入するのが一般的です。


その理由もやはり「業者との親密度」になりますね。名も知らない怪しい業者と、いきなり取引するのは何かと心配ですから。パチンコ業界はセキュリティ面を重視するため何より人との繋がり、つまり信頼関係を重視するのです。


付き合いが長いと値引きの交渉もスムーズに行えますし、購入だけでなく台を売却する際にもいろいろと面倒を見てもらえますからね。

 


⑤最新台は、買うまでが大変!?

購入する台が決まれば、いよいよ「売買契約書」の取り交わしとなるのですが、ここからが非常に面倒。


特に人気の新台を購入する際には、メーカーから様々な条件を提示される場合があるのです。具体的には概ね以下の通り。


・最新台を導入したければ、同時に別の機種も購入して下さい
・最新台をTOP導入(地域で最速導入)するためには、最低でも〇台以上は購入して下さい
・以前に××の機種を導入されていないので、今回の最新台は購入できません
・この機種を買う条件は、弊社のホールコンピュータも同時に導入して頂きます



……はい、見てわかる通り中小ホールがお付き合いできるレベルを遥かに超えているのです。これ、一般家庭が新車を買う話に置き換えたらどれだけ無茶な話か一目瞭然。


・人気の新車が欲しかったら、同時に別の新車も買ってね
・人気の新車をスグに納品して欲しかったら、同じ車を最低でもあと3台は買ってね
・以前にウチが出した車、アンタは買ってないから今度の新車は売らないよ
・この新車が欲しかったら、ウチで扱っている車庫も一緒に買ってもらいますよ



……ほら、どう考えても無茶ですよね? 重ねて恐ろしいのは、大多数のホールがメーカーからのこのような無茶な提示を我慢しつつも受け入れて購入しているという事実です。


欲しいからではなく、ライバル店を出し抜くために買う。そのために相手の言いなりになる。

それが、この素晴らしきパチンコ業界の仕組みなのです。


ま、怒りに任せた愚痴はこのぐらいにしておきますが、その他にも支払いの条件の話などもあって、なかなかスムーズにいかないのが契約のお話なのです。


機械代は高額のため分割の支払いになる場合がほとんどですが、当然ながら支払いが終わらないと売却することが不可能。

高いお金を払って買った新台がスグに人気が出なかったとしても、支払いが残っているため売るに売れないといったケースも起こりうるのです。

とにかく、何かと大変ですよ、何せ高い買い物ですから。

 


カタギリ物語。

▲『CR黄金ハンター ~伝説のいちごソード~W』

機械の選定に関してはしくじってばかりだった私が、これまでに導入してきた数々の台の中で特に強く印象に残っているのが

『CR黄金ハンター ~伝説のいちごソード~W』

という、あまり知名度の高くないパチンコ台になります。


この台の大当り確率は1/49.9で、2012年の発売当時では珍しい超・甘デジタイプのスペックのマシンだったと記憶しています。

簡単に説明するとこの台、迷宮で秘宝を探す、どこかで見たようなパチスロ機の演出をそのまんまパチンコの演出にしちゃいました的なパチンコなのです。


3本の液晶リールには赤7やベル、リプレイといったお馴染みの図柄が並び、それらの出目と演出によって大当りの期待度が変化するといった斬新なマシンでしてね。

ショールームで試打した私はスグに気に入って、何としても自分の店に導入しようと心に決めたのです。


「……そんな台、あったっけ? ま、どうしてもって言うならイイけど」

ショールーム巡りで同行していた部長は、この台は試打すらしなかったようですが、珍しく熱心に導入の意思を示した私の意見をアッサリと受け入れ、自店への導入が決定したのです。


当時、既に私の店の稼働は末期的な状況。そんな店に導入された、たった1台だけの新台。それにも拘わらず、この台だけは連日大人気。お客様に楽しく遊んでもらえるように、可能な限り期待に添えられるように。

そんな思いを込めて、一生懸命大事に使った、荒野に咲く名も知らぬ花のように健気に秘かに咲く最新台。


私の気持ちが届いたのかどうかはわかりませんが、地域で唯一、ウチだけが導入した無名の台が他店の最新人気機種に劣らない稼働状況であり続けたことは、私のささやかな喜びとなったのです。


この機種は、私が自分の意志で導入を決めた最後の台となってしまいました。そしてメーカーの奥村遊機の名も、今はもう、私達の記憶の中にしか在りません。


今回は台を売るメーカーと台を買うホールという「お金の動き」の視点を中心に書いていますが、メーカーには台を作る人達、そしてホールにも台を扱う人達、お客様を楽しませたいという想いを持った人々が存在する。

これはやっぱり忘れて欲しくはないのです。

 


新台選定のまとめ。

「新台の導入を決定するためには、お金と人間関係のどちらも大切」ということがお伝えできたのではないでしょうか。


どちらが足りなくても導入までの段取りがスムーズに運ばなくなるのは間違いありませんが、どちらがより大事かと言えば、やっぱりお金ですね。

最新台をドカンと大量導入するだけであれば、お金さえあれば大抵の人間を動かせますから。 とはいえ新台の導入だけで集客できたのは、既に過去の話。


お客様からの信頼を失ったホールでは、既に最新台でも新台入替初日から空き台が目立つような状況も決して珍しくはありません。

お金だけで物事を動かしてきた報いを、お客様だけでなく一緒に働くスタッフや、店を訪ねてくれる様々な業者さん達の心を裏切ったことへの裁きを、今になってようやくホールが受けているような気持ちになるのは、果たして私だけなのでしょうか。


お金を出して買ったものは、大事に扱う。それが出来なければ子供と同じですからね。

 

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この記事へのコメント(4 件)

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元・店長カタギリ
投稿日:2019/02/24
ちりっちさま。

華牌や笑ゥせぇるすまん、南国麻雀や宇宙かけ等、ウチの店でも稼働貢献してくれた台が多く「甘に名機が多い」という印象が強いメーカーですね、確かに。
個人的にも名古屋の本社を見学させて頂いたこともあり、思い出が尽きることはありません。

しかしながら、黄金ハンター導入前にオーナーの指示によってそこそこ大量導入させられた『NINJA GAIDEN』が大コケして店の営業がさらにキツくなったことは、あまり良い思い出とは言えませんw
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ちりっち
投稿日:2019/02/22
あー☆☆☆初代から黄金ハンター好きで好きで
これ触ったときはキャラ以外全然別モンじゃん!と面食いましたがw
モナコの甘って、しっかり作り込んでるから飽きないんですよね♪
版権モノで何故これを選んだ、ってのも多かったですけど
(解体屋ゲンとか頭湧いたのかと思ったw)
私デジパチの初打ちがドリームなので、いつまでもココロの中に奥村モナコフォーエバーです。記事にしていただき感謝☆
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元・店長カタギリ
投稿日:2019/02/22
すろ さま。

新台が買えるうちは会社が大丈夫ってことですよ(笑)。
現存するホールのうち半数近くは既に「買いたくても買えない」状況だと言われていますからね、資金的な理由で・・・・・・。
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すろ
投稿日:2019/02/22
ウチは稼働もしない台よくかうので社長○したい

元・店長カタギリ
代表作:しくじり店長

シルバ〇アファミリーみたいに小さなパチンコ店の責任者から一転、 雑巾がけがメインの業務となってしまった事務員へとグレードダウン。 そんな設定①のスランプグラフのような半生を、隔週水曜日に連載させて頂いております。 タイトルは「しくじり店長」。 パチ屋の店長が平社員へと降格していく逆サクセスストーリーを、 海物語シリーズの泡リーチを見つめるような気分でお読みください。

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▲3店舗を潰した『しくじり店長』の人生録をお楽しみください。(完結)

▲まさかの漫画化。こちらは連載中!


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