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元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~
2018.12.28
カタギリのホール非攻略『年末年始営業』
元・店長カタギリ 元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~
▲今回は『年末年始営業』について
今年も私だけ会社の忘年会に呼ばれませんでした、どうも窓際社員カタギリです。
さてさて、2018年も残り数日となりましたね。皆様も大掃除、お年玉の用意、おせち料理の準備、おじいちゃんに食べさせる少し大きめのモチの手配等でお忙しいとは思いますが、パチンコ・パチスロの打ち納めと打ち初め(うちぞめ)も、どうぞお忘れなきよう。そして当コラムも今年の書き納め。本年最後のテーマはやはり「ホールの年末年始営業」で締めることにいたしましょうかね。
良き年忘れとなりますよう、皆様のご多幸をお祈りしつつ、ついでに忘年会に呼ばれなかった事に対する会社への恨みを引きずりつつ、それでは参りましょう。
トンチキ!! 守銭奴!! しみったれ!! 無神経!! 2000回ハマれ!!
(本社の方向へ思い浮かぶままに呪詛の言葉を吐きつつ執筆開始)
★年末年始の営業って、やっぱり回収ですよね……!?
「暮れや正月ってバカみたいにボッタくるんでしょ?」こういった不躾な質問、ホール関係者なら耳にタコが88匹ぐらい出来るほど聞かされてきたことでしょう。
このクエスチョンに対して私は近年では「う~ん、昔ほどではありませんよ」と、収賄容疑の渦中に立たされた政治家のような曖昧な表情を浮かべながら返答しております。
確かに昔はゴールデンウイーク・お盆・年末年始と言えば「パチ屋の3大ボッタクリ期間」としてあまりにも有名でしたし、かつては私もこの時期、容赦なく回収させて頂きましたよ、ええ。しかしながら最近はこの時期に露骨に回収する店は普段からよっぽど強いホールか、あるいは完全に集客を諦めたホールかのどちらかだけ。こういった時期にしか来られないライトユーザーに対して露骨な回収営業の印象を与えてしまったら、彼らはますますホールから足が遠のく一方になってしまいます。つまり、昔ほど露骨に回収できるようなご時世じゃないのですよ、今は。 それ故に平常営業よりもやや渋め程度の営業を行う店が大半でしょうし、中には「新年一発目の営業のイメージは非常に重要なので元日だけは出す」といった営業方針を打ち出している法人さんのお話を伺ったこともあります。
事実、私も元日には今年一年の勝負運を占う意味で必ずパチ屋に足を運んでいるのですが、結果はなんと4年連続でプラス収支。さらに言うと過去2年ではいずれも昼過ぎに適当に座った台があからさまな高設定挙動という幸運にも恵まれております。そう、年末年始だからといってホールが横並びに回収営業を行っていた時代は、とうの昔に過ぎ去っているのです。
とはいえ、大回収に走るホールが多いのもまた事実。それ故に断言は出来ずに曖昧な表情を浮かべながらの回答となってしまいますが「大昔ほど調整内容は悪くない」のは間違いありませんよ。
★年末年始の営業は、普段とは他に何が違うの……?
他のサービス業と同様、この時期に頭を悩ませるのが人員確保の問題です。帰省したい大学生やフリーター、家族との時間を過ごしたい主婦のパートさん、そして酒を飲みながらの寝正月を希望する社員連中と、皆の労働意欲が著しく低下するこの時期のシフト調整は困難を極めます。が、会社から見れば稼ぎ時に仕事を休むスタッフなど論外。
会議室で上層部と現場の壮絶な攻防戦が繰り広げられた結果、妥協案として大晦日や正月は12時開店、あるいは21時閉店といった短縮営業に落ち着くケースが多いのです。もちろん、こういった話は中小規模のホールならでは。大規模なチェーン店では年末年始も完全フル営業、足りない人員は他店舗からの増員や派遣会社を使ってでも強引に補充する等、万全の体制が整っているのでしょうね。
年末年始に営業時間が短くなってしまう理由の背景には、実は深刻な働き手不足があるのです。わずかばかりの正月手当を貰うよりも休みが欲しいですからね、本音を言わせてもらうと。
★カタギリ物語。
私も現役ホール店員の頃は年末年始に田舎に帰るなんて、そもそも考えたことさえありませんでした。大晦日も元日も、店内で頭を下げて汗を流すのが当たり前。そんな暮らしに不満を感じる暇さえありませんでしたし、それがパチ屋の店員の本懐であるとさえ思っていたのです。
そんな従業員の気持ちを汲んでくれたのか、会社もまた年末年始ぐらいは従業員を労おうと、ささやかな施しを行うのがパチンコ業界の慣例。オーナーからお歳暮の品のお裾分けを頂いたり、大晦日には年越しソバが振舞われたり、正月にはお年玉と称した寸志が配付され、昼食時には寿司折を手渡されたことも。
以前は元旦に日本酒片手にスタッフ全員で乾杯をしてからオープン、といった正月ならではの光景も見られていましたが、酔っぱらったスタッフがドル箱でお客さんの頭を片っ端からドツきながらホール巡回をするという大事件が発生して以来、自粛となってしまいました。いくら正月とはいえど、さすがに仕事前にアルコールはダメですね。
かくいう私も元日の営業中、店頭でモチつき大会を行いながら日本酒を飲まされ続けてベロベロになって現場を途中退場するハメになったエピソードは『しくじり店長(https://pachiseven.jp/articles/detail/2844#contents)』でも披露した通り。まったくもって人に説教を出来るような立場ではございません。いやはや、お恥ずかしい話でありますが、これこそが正月営業。出玉には全く期待できないお詫びの意味も込めて、せめて酒を振舞ったりモチつき体験を楽しんで頂いたりと、様々な催し物で来店されたお客様に正月気分を味わってもらえるような努力をしているのですよ。
何かと目の敵にされ、バッシングの対象となるパチンコ店。パフォーマンスだろと言われてしまえばそれまでですが、地元の方々の笑顔で溢れる地域のコミュニティスペースとして、誰もが気軽に足を運べるような親しみやすい場であって欲しい。そしてスタッフにとっても働き甲斐のある、楽しい空間であって欲しい。それが、私の思い描く理想のパチンコ店であり、いつまでもそうあり続けて欲しいという希望の込められた場所でもあるのです。
★『年末年始営業』のまとめ。
終わり良ければ全て良し。一年の計は元旦にあり。年末年始にふさわしい2つの格言を我々に当てはめてみると、ユーザーもホールスタッフも反省や自戒の意味を込めて今年一年を振り返り、その年を締めくくること。そして新年を迎える上で今年の抱負や目標を掲げて決意を新たにすることは、共に自身が成長していくために欠かせない大事な時間の使い方だと思うのです。
暮れも押し迫って忙しい時期ではありますが、また来年も楽しくパチンコ・パチスロと触れあうためにも、今年の収支結果やホールでの楽しかった出来事を振り返る心の余裕も必要なのではないでしょうか。そして新年にはそれぞれの想いを込めて、また素晴らしい一年にするための努力を……。
……って、何を偉そうなことを言っているのでしょうか、私は。半馬鹿のクセに。 という訳で今年一年、当コラムをご愛読下さいまして誠にありがとうございました。皆様にとっても来年2019年がますます良い一年でありますよう、心から祈念いたします。ついでに、来年の忘年会には呼ばれるよう、オーナーに呪いをかけておきます。そして私も来年の干支はイノシシということで猪突猛進とまでは言いませんが、お猪口一杯分の日本酒を口にした程度のテンションで、頑張りたいと思っております。
それでは皆様、良いお年を……!
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- 元・店長カタギリ
- 代表作:しくじり店長
シルバ〇アファミリーみたいに小さなパチンコ店の責任者から一転、 雑巾がけがメインの業務となってしまった事務員へとグレードダウン。 そんな設定①のスランプグラフのような半生を、隔週水曜日に連載させて頂いております。 タイトルは「しくじり店長」。 パチ屋の店長が平社員へと降格していく逆サクセスストーリーを、 海物語シリーズの泡リーチを見つめるような気分でお読みください。
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かれこれ4年ぐらい呼ばれていないのですが、もう慣れました!
ネタだと思われていますけど実話ですからね、これ・・・
ドル箱をお客さんの頭の高さに構えて、シマの右端から一気にドミノの要領でドツいていったそうです。
しかも、終わった後に爆笑していたそうです。
恐ろしい、恐ろしい・・・
忘年会に呼ばないとは
酷い話ですね。
臥薪嘗胆!
そんなことがあったなんて( ・∇・)