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- 父が作ったオリジナル台でのパチンコ英才教育! 1GAMEの天膳様こと『ヨースケ』さんインタビュー!
インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2017.10.09
父が作ったオリジナル台でのパチンコ英才教育! 1GAMEの天膳様こと『ヨースケ』さんインタビュー!
本日のインタビュースロッターは1GAMEより二人目の刺客が登場。 天膳様コスでおなじみの『ヨースケ』さんだ。 御年38歳。ものっそタメ年であります。
ちなみにあしの(筆者)はヨースケさんとはこれが初対面──。
……皆さま、ちょっと我が身に置き換えてみて下さい。 初めて会うタメ年のオッサンとイキナリ居酒屋で膝ッ詰めで向かい合って、その人生を根掘り葉掘り訊いた経験とかありますか? 無いよ。無いよね。無いさ。普通は。 「しょっちゅうあるよ!」という奇特な方もおられるかもしれないけれど、そういう人は多分ハートがチタニウムで出来てると思う。
これねぇ、体験してみたら分かるけど、スゲー緊張すんだよ。 びっくりするくらい緊張する。 失礼だし。第一。マジで。 エロビデオとかで「出会って五秒で即◯◯」とかそういう感じの企画モノのがあるじゃないですか。もはやあんな感じよ。 もうちょっとクッション的な何かがあってもいいだろうと──。
そんな俺の煩悶を知ってか知らずか(多分知ってる)編集長が今回送ってきたLINEはこちら。
「あしのくん、次、天膳様行ってみよう。◯月◯日、場所は渋谷ね。ちなみに僕はどうしても動かせない予定があって行けない。スマン(笑)」
もうね。ケツに(笑)ついてっから。 奴さん、楽しんでやがる──! というわけで早速いってみよう! てつさんに続いて1GAMEより二人目の刺客! ヨースケさんの人生にロックオンだ! インタビュー・ゴーッ☆
▲現場はオーイズミフーズの居酒屋。イエス! 大繁盛本舗!
★優等生だったあの頃。
「なんかすいませんホント。あしのです。よろしくお願いします」
「こちらこそ。宜しくお願いします。ヨースケです。読みましたよ歴代のインタビュー」
「ウヒョーッ! お恥ずかしい。アザス!」
「先に言っちゃうと、僕巨乳が好きです!」
「あ、ラッシュっすねラッシュ。ホラもうコレ。アジェンダ作ってるんですけど、最後に『巨乳か貧乳か訊く』って書いてますもん。イエーイ!」
「(笑)」
▲一応毎回こんなの作ってます。(だいたい当日忘れる)
「ヨースケさんお幾つですか?」
「今年38です」
「おお……タメ年……」
「ですよね。そうなんですよ」
「結構同年代多いですよね。周りに。ピンポイントっていうか、なんかある世代なのかなぁ……。生まれはどこです?」
「石川です」
「お。能登半島。あの何か持ちやすそうな形の県ですよね。……家族は普通だった感じですか」
「いやぁ、インタビュー読ませて頂いて思ったんですけど、結構みんなアグレッシブというか、アバンギャルドな家庭の方が多かったじゃないですか。僕ホント普通の──中流階級って言えばいいのかなぁ……貧しくもなく、不裕福でもなく、ちゃんと学校行かせて貰えて──ご飯もあって、みたいな。至って普通の家庭だったんで……だからエピソードが何も無いんですよ。親が失踪したりとか──」
「だ、大丈夫ッス。無いのが普通なんで──。いやぁ、普通の家庭が一番ですよ。いい事です。ホッとします──。ご兄弟は?」
「三人兄弟で、全部男ッス。オレ長男」
「おお。お兄ちゃんなんですね。仲は良かったッスか?」
「良かったですねぇ。そんな大喧嘩したりとか、口聞かなくなったりとかは無い感じで……」
「てつさんは弟に殺されかけたらしいですよ」
(※参考:インタビュースロッターてつさんの回)
「読みました(笑)」
ちなみに当たり前だけどこの日、ヨースケさんはいつもの天膳様スタイルじゃなく、完全な素顔だった。 そのせいもあって初対面感が一層強かったのだけど、ビールジョッキを煽る氏の顔を見た時、俺はハッと息を飲んだ。
「あ。この角度からみたらアゴのラインが天膳様ッスね。おお──天膳様だ」
「えっ。そうすか。どうも(笑)」
「伊賀のビールお注ぎ申す! とか言わないんですね」
「言わないッスよ(笑)」
「さて。ではヨースケさん、子供の頃はどんな子でした?」
「うーん……。いい子でしたね。中学の時なんか、2回も生徒会長やりましたよ」
「うお、2回って凄くないですか。え。あだ名カイチョーだったりしましたか」
「いやいや。流石にそんな呼ばれ方はしませんでしたけども。誰もやりたがらないじゃないですかああいうの。だから気づいたら……。みたいな。今思えばねぇ、先生から気に入られようとしてた気はしますね。意図的にいい子してたというか……」
「うーん。長男っぽい。なんか変な趣味とか無かったッすか?」
「変な趣味……は無いかなぁ。でもカードゲーム作ってましたよ。ドラクエの攻略本買ってきて、モンスターの写真切り取って、こうやって画用紙に張って、このモンスターはこういう強さで……みたいな事をやってたなぁ──」
「あーいたいた。いましたねぇクラスに。そっち系かぁ……」
「うちの学校、カードゲームは持ってきて良かったんですよね。だから自作してみんなで遊んで──。なので卒業する時、文集みたいなのに『特徴、ゲーム作りが上手い』って書かれましたからね」
「当時からモノづくりが好きだった感じなんですねぇ(※ヨースケさんは現在、アプリ製作会社勤務)。てか家にMSXとかパソコンみたいなのやっぱりあったりしたんですか?」
「いや。欲しかったんですけどねぇ、当時はウチ、親がのめり込みによるヒキコモリを危惧してて、パソコンを買ってくれなかったんですよ。だからアナログでカードを作ってたんすよね──多分NHKか何かで特集みたいなのを見たんだと思いますけども、そういうのすぐ影響されちゃう親だったんで。第一、高かったじゃないですか、当時のパソコン。だからあんまり買って買って言えないし……」
「いい子!」
「でも中学2年の頃かなぁ。いよいよ買って貰って」
「キュッパチっすか」
「そう。PC-9801USでした」
▲ヨースケさんが初めて手にした魔法の箱。92年発売。(NEC)
「そんでプログラミングやり始めて──。ある時自分で組んだプログラムを『マイコンBASICマガジン』に投稿したら、スタープログラマーみたいなのに選ばれて、1万円貰いました。めっちゃ嬉しかったです」
「おお。中学生に1万円は地味にデカい!」
「デカいッスよね。でもお金も嬉しかったですけど、載ったことが嬉しかったですねぇ……。それでプログラミングって楽しいなぁと思って、そういう仕事で食べていけたらいいなって、高専に進む事にして──」
「出た。高専。てか高専率がやたら高いなこのインタビュー。やっぱ賢かったんですねぇヨースケさん」
「まあ小中はね。小中はですよ。優等生でしたね」
「ほえー……。なんか無いんですか? ゲスいヤツ。チャリンコとかパクったり……」
「何もないんですよねぇコレが。──兎に角、これは今でもなんですけども、ずっと親に恩みたいなのを感じてて。親もオレには『自分の好きなことをやれ』って言ってくれてましたし。反抗期みたいなのも無かったし、ホント普通の少年時代でしたね……」
「めっちゃいい子ッ!」
★パチとの出会い。
「高専どうでした? なんか外から見ると謎なんですけども。やっぱ真面目にロボット作ったりしてた感じですか」
「いや、高専ってねぇ、自由なんですよ。制服もないし。大学みたいな感じなんで──だから意外とみんなチャランポランなんですよね。集会とかもみんなくっちゃべっててうるさいし。あ、こんな感じなんだ、って。僕まだ真面目だったんで『うるせーな』って感情の方が強かったんですけど、なんかこのまま5年間過ごすのキツいなって思って、どっかで音を立ててそれが崩れるんですよね」
「崩れた瞬間とか、そういう象徴的なエピソードあります?」
「えーとね。体育祭の時かなぁ。みんなすげーサボってて。オレは当時そういうのは中学の頃に生徒会もやってたし『ちゃんと出なきゃ』みたいに思ってたんですけども『あ、サボっていいんだ』っていきなり気づいて──。大体オレは運動が得意な方では無いし。『もう出なくていっか』みたいな。フフ……それからだんだんと自由な校風に順応していきましたね」
「サラッと崩れましたね(笑) そっからサボりまくりですか?」
「いや。その後も授業はちゃんと出てましたよ。親への恩もあるし、そこだけはちゃんとしとこうって。ソレ以外ですね」
「ソレ以外。お……そろそろ出ますか。あのキーワード……」
「なんですか(笑)」
「なんですっけ。あれっすよね。こう、ハンドルをクイクイやって。玉がジャラリジャラリ……なんでしたっけあのー、パ……パチ……ン……?」
「そう。パチンコも高専の時ッすね(笑)」
「何で最初打とうと思ったんですか?」
「うーんとねぇ……。まあ、オヤジなんですけど、今思えば結構パチンコに行ってたんですよね。休みの日に居なくなったりよくしてましたし。で、負けた腹いせにオリジナルのパチンコ台を作って、それをオレら兄弟に遊ばせるんですよ」
「!!?」
「垂直の盤面にガラス張ってあるようなヤツじゃないんですけども、こう、結構な斜面にちゃんと釘を打って。一発ずつ球を打ち出して、何点に入った、みたいな。今思うとすげーよく出来てましたよ。球はたぶんホールから勝手に持って来てたと思うんですけども」
「(笑)」
「金型を作る仕事だったし、キッチリしてるんですよ。設計図を描いて、それをベニヤにうつして、ミリ単位で綺ッ麗に釘打って、見事でした。なんか覚えてるだけで3台か4台くらいあるんですけども、段々仕組みも凝ってきてバージョンアップしていくんですよね。最初は穴なんか無かったのに、そのうち穴が出来て。そこに入ると手前の所の何点って書いてある所にちゃんと振り分けて出て来るようになったり。次のバージョンになると真ん中に大っきい風車みたいなのが出来たり」
「本格的!」
「最終バージョンは大当たりに入るとランプが付くようになってましたもんね。『あ、射幸心ってこうやって煽るんだな』って、子供心に気づきましたもん」
「ウケる! すげえオヤジさんですねぇ!」
「はい。機械割もいい感じでしたよ。入るか入らないか、みたいなのの塩梅もちょうどよくて。たぶんオヤジも夜中にテストプレイを重ねてたんだろうなぁ……。いやーこれ音も鳴らしてぇなぁ! とか言ってましたねぇ」
「打ちてぇそれ……。動画でオヤジさんにデジパチ作って貰いましょうよ。制御系のソフトウェアはヨースケさんで、盤面はオヤジさん。『親子ドン』って名前で打ち上げハナビをモチーフにして……ああ、夢が広がる。お父様と一緒にホールに行ったこと無いんですか?」
「あ。ありますよ。『CRフィーバークィーンJX』(※SANKYO,1997年)を打ちました。ただそれは初めてじゃないんですよね。初めては18の時です。オヤジがオリジナルパチンコ作ってたし、パチンコにはそもそも興味があって──」
「ある意味英才教育みたいなもんですもんねソレ」 「はい。だから18の誕生日にすぐ行って羽根物打ちましたね。当時は高校生だからホントはダメなんですけど、いやオレは高専生だから良いんだッつって行きました」
「一人でですか?」
「はい。一人で。ただオレは行き当たりばったりで行くようなタイプではないので、ちゃんとインターネットで調べて──。結果、羽根物と呼ばれるジャンルは低投資で遊びやすいよ、というのを知ったんで、じゃあそこから行くか、みたいな」
「何を打ちました?」
「いやー何か変なの打った気がするんだけど、覚えてないんだよなぁ……。生まれて初めて球を流したのは『玉ちゃんファイト』(※京楽,1996年)なんですけども、最初なんだっけなぁ……」
「どうでした、初打ちは」
「あれはねぇ、最初1万くらい負けてるんですよね」
「腹たちませんでした?」
「いや、全然そんなことは無かったです。面白かったッスよ。割りと簡単にお金無くなったんだけど、『まあパチンコってそんなもんだよねー』と思いながら。普通に楽しめて良かった良かった──……みたいな」
「菩薩か!」
「当時からねぇ……まあ今もそうなんですけど、勝ちたいより打ちたいタイプなんですよねオレ。だからもう打てたからそれでいいやみたいな」
「なるほど……。ちょっとニュータイプですねこれは」
「そっから500円から打てる現金機をメインで打つようになって……だから、ゲーセンの延長みたいな感覚ですよね。大きなリターンも要らないから少しでも長く遊びたい、みたいな。で、慣れた頃にさっきの話に戻りますけども、オヤジと打ちにいって──」
「親子連れ打ち。いいですねぇ……。フィーバークイーンJXですよね」
「はい。あん時オレ勝ったんだよな確か……。5000円で1日遊んで最終的に勝って。でオヤジを見てると学生のオレには到底マネ出来ない突っ込み方をしてて。『えー、そんな入れるの!?』って」
「大人ですねぇ」
「大人でしたねぇ……。オヤジも最終的に箱持ってて。『これ幾らんなんの』『んー。2.5円交換だから幾らくらいかなぁ』みたいな話をしたのは覚えてます。オレいつも羽根物の現金機だけど、そこでやっぱデジパチの出玉の凄さというか……やっぱ大人ってすげぇなと(笑)」
「いやーホッコリしますわ。前回の梅木さんのインタビュー読みました? なんだろう。スーパーマリオとバイオハザードくらい違います。世界観が。全く違う。いやぁ有難うございますホント」
▲『CRフィーバークイーンJX』
★オナホマイスターの始まり。
「学生時代に一番勝ったのって幾らでした? 生臭い話で申し訳ありませんけども」
「んー。『華観月』(※京楽,1998年)で5万勝った時かなぁ」
「5万は超デカいですよねぇ学生には」
「デカいッス」
「何に使いました?」
「んーとねぇ……当時オレまだ石川だったんですけど、暗い所に行くと、アダルトグッズの自動販売機みたいなのがあって──」
「おおッ!?」
「そこでねぇ、オナホを買いましたねぇ……。まだ文明も発達してない時代だから高くて……」
「……参考までにどんなヤツを買ったか聞いていいですか」
「フフ……。これねぇ……あー……。そうなんですよ……あの……自動販売機に絵みたいなのが並んでて……、オレはですねぇ……可愛い美少女イラストの描いてあるヤツを選んだんですよ。結構リーズナブルだったし。名前覚えてますよ。『淫乱天使』でしたね……」
「どうでした。『淫乱天使』の具合は……」
「いや、違うんスよ。お金入れて……それで期待に胸を膨らましてボタンを押すじゃないですか。そしたらゴトンって下に箱が落ちてきて」
「はい──」
「したら、全然違うの出てきて。『bocky』って書いてあるんですよ。淫乱天使どこに行ったんだと」
「ボッキー!(爆笑)」
「なんかパッケージに『搾り出せカイカン!(ポンプ付き)』って書いてあって……で、取り敢えず使ったんですけどもボッキーではヌケませんでしたね。筒みたいなのにゴムが入ってて──これもう筒いらねぇじゃねぇかと思ってゴムだけで無理くりヌキましたけども、やっぱ安かろう悪かろうはダメだなと思って、次は18,000円する高級品に突撃して──」
「高ッ! 名前覚えてます?」
「『若奥様は柳腰』でしたね」
「どうでした、若奥様の具合は」
「硬かったです。そしてここからオレのオナホマイスターの道がスタートするワケですよ……」
「つうか親と同居ッスよね。見つかりませんでした?」 「いやぁそこはもう巧みに隠しつつ──。あとオナホはやっぱどっかでダメになるんで棄てるんですよね。で、処分に困って。ある時いけない事だと思いつつも一回だけ川に投棄してたんですけど、愛犬のクッキーの散歩がてら……橋の上から袋を投げて……したらクッキーが、そのオナホの入った袋が沈むまで吠えてるんですよ……」
「いい子からの転落がそのエピソードに集約されてますね!」
★コスプレと奥様。
▲コスプレイヤー時代のヨースケさん。イケメン。
「ヨースケさんと言えばコスプレのイメージが強いんですけども、ガチでコスプレイヤーだったんですか?」
「はい。元々は奥さんの影響なんですけどもね」
「あ、結婚されてるんですね! 書いても……?」
「あ。大丈夫ッス」
「ええと……それは石川……ですか?」
「いや、コッチ来てからッス。何から話せばいいんだろうなぁ。元々ねぇ、ウチの奥さんとはチャットで知り合ったんですよ。『ヒカルの碁』のチャットでした」
「え! チャットで!? すげえ。そんな出会あるんだ……」
「今風でしょ?」
「今風……今風? いや、チャットって単語がもはや(笑)」
「まあそれで色々あって、会社の寮で勝手に同棲始めて。24の時に結婚する事になりまして──」
「プロポーズの言葉とかありますか?」
「『結婚するゥ?』って」
「奥様はその時……」
「『するゥ?』って」
「(笑)」
「で、結婚前後くらいからコスプレやり始めて、その時はもうコッチ来てましたね。デビューは夏コミでした。そっからめっちゃハマって、毎週のようにコスプレダンパに行くようになって──」
「コスプレダンパ!? なんですかそれは。文化がもう……」
「なんかあるんですよそういうのが。コスプレダンパはねぇ……。女の子の比率が高い世界でした。だからもうオレも髭をちゃんと脱毛したりして、ガッツリとコスして恥ずかしくないように──」
「この時はまだ天膳様じゃあ……」
「無いですね。最初はねぇ『最遊記』の三蔵で、あとは色々やりましたね。『鋼の錬金術師』のヒューズとか、『銀魂』の局長とか……」
「あーもーエリートコースだ。なるほどなぁ……」
「だから最初は天膳も数あるレパートリーの一つだったんですよ。最初パチでバジリスクを知って。なんだこれ凄え面白そうと思ってツタヤでアニメ借りて見て。最初あんまりメジャーじゃなかったんですけど、併せ(コスプレ用語。同じジャンルのキャラを集めてコスプレする)がしたくて知り合いに頼み込んで朧と弦之介をやってもらって──」
「あ、で自分は天膳様なんですね」
「そう。天膳やりたかったんですよ。そしたらね、その時の朧と弦之介はのちに結婚しましたからね」
「原作と乖離しまくりなホッコリエピソードですね!」
「そうなんですよ。兎に角オレはブレイクの10年くらい前から天膳やってて……。決して天膳専門のレイヤーじゃないんですけども──」
「いやーでもかなりシックリ来てますよ今。メイクがどんどんエクストリームな方向に行っててあれはインパクトあります」
▲言わずもがなの天膳様。眉毛!
★1GAMEとパチンコ業界。
「てつさんの回でも聞いたんですけども、1GAMEってどんな集団なんですか?」
「まー最初は『パチで何か面白い事できねぇかな』くらいのノリで始めた感じですね。だから迷走してましたよ」
「みんな同業というか、リアルの友達の人たちなんですよね最初」
「そうです。てか同じ会社の連中で集まって始めた感じですね。天膳ジャグラーも、生放送の帰り道に『何か面白い事ないかなぁ』って言ってる時にふと『そう言えばオレ、コスプレやるんだよね』って。じゃあもうジャグラーの実機もあるし、天膳のコスプレでジャグラーやったら面白いんじゃない? みたいな感じで決まって──」
「あー。それは伺った事あります。なんだろ。てつさんのブログで読んだのかな?」
「で、一気に人気が出て、てつさんが代表になって百鬼夜行やったり動画やったり……。基本的には『面白い事をやる』ってスタンスでずっとやってる集団ですねぇ」
「1GAMEについて、何かありますか?」
「いやぁ、オレねぇ、ラッキーなんですよ。ホント、天膳のコスプレで人生が変わったと思ってますし。感謝しかないです。だからメンバーの誰も裏切りたくないし、ずっと仲良くしてたいと思ってて」
「うおぉ、やっぱ優等生だ!」
「そりゃ、無理したこともあるんですよ。今はちょっと変わってますけども、ボランティアで全員やってた時とか、キツいこともありました。でもオレは最初から何を言われてもNOと言わないという、信念? みたいなのがあって、辛くても全部やってきたと思ってます。明日からどうしよう……ってギスギスしてた時もあるんですけども、今はもう全部楽しくやれてるんで、それでいいかなって」
「確かにどんな無茶振りも断らないですよね。ユニバカサミフェスの時、笛吹いてませんでしたっけ」
「吹きましたねぇ。ああそうだ。パチ7の編集長も出た時なんですけども、あのね、こっちはメークしてるとはいえ顔出してるじゃないですか。めっちゃ緊張してたんですよオレ。んで編集長、本番ギリギリになって『あー、なんか緊張してきたァ』とか言ってて。あんたマスク被ってんじゃねーか! と」
「ああ! そうです! その編集長からなんですけども、今回実はミッションを受けてまして。絶対これ聞いてこいって」
「ん。何ですか?」
「すげー端的に言うと、『外からみるに1GAMEの方向性が変わってきたように思うんだけども、中の人としてどう思うか』みたいな感じですね」
「あー……。なるほど。普通に答えちゃうと、出来ることを増やす、というのがまずあって、その為に手段が変わってるだけで、目的はブレてないと思います」
「ほほう……」
「てつさんも良く言うんですけど、『ライブハウスでトップに立っても、それはメジャーじゃない』って。──ユーザー主体で勝手に業界を盛り上げるって目標がある以上、もっと大勢の人に色んな手段でアピールしたいんですけども……そのために出来る事はボランティアではどうしても限界があって……。例えば百鬼とか完全に手弁当でしたし──」
「いやー無償はちょっと流石に……生活もありますしねぇ、みんな」
「はい。これ以上仲間にボランティアを続けさせたくないってのはやっぱりあって、これでみんなやれる事が増えて人も増えて、最終的な目的に近づけるんなら、それはそれでいいんじゃないかなぁと」
「なるほどなぁ……」
「あとはねぇ、もう、てつさんに任せときゃ上手く行くんで、任せときゃいいんですよ……!」
「ぶっちゃけた──!?」
「──はい、もうね、あの人ホント凄いんで。任せときゃいいんですよ──。んでね、オレにも1つ確実に分かるのは、今のこの状況もまだまだ通過点であって、これからなんですよね。コストを賄えるだけの運営ができたとしても、そこから先にどうすればいいか。オレの中で明確なビジョンがあるわけじゃないんですけども、まずは一歩一歩ね──」
「なるほど……。纏めると、目標はブレてねぇと」
「はい」
「──だそうです、編集長。……さて。ヨースケさん、ついでにパチ業界に何か言いたいことありますか?」
「んー……。オレは今が一番パチンコパチスロが楽しいです。常にその時が一番楽しい。パチンコって奇跡を疑似体験できる遊びだと思ってて、やっぱり奇跡が起きたら祝福して欲しいんですよね。オヤジのオリジナルパチンコのランプじゃないですけども、演出ってやっぱり大事で──。出玉は置いといて、そういう意味ではパチンコとかパチスロってずっと進化し続けてると思うし、やっぱ楽しいッスよ」
「なんかありますか。その……奇跡の祝福で印象深いのは──」
「あのねぇ、『冬のソナタ』シリーズ(京楽)っすね。緊急入院モードって言って、キャラクターが意識不明の状態から目覚めたら確変ッてヤツなんですけど──……『通常起き得ない奇跡』が画面上で起きたら大当たり。しかも確変ですからね。だから、起きた時むちゃくちゃ祝福してくれるんですよねアレ。あー奇跡起きたァって実感するんです(笑)」
「すげえ楽しそうに話しますね! ホント好きなんですねぇパチンコ……。素晴らしいです」
「やっぱり究極……究極ですよ? 究極の所は『出なくても面白い』だと思うんですよ。何かもう最近の台とかで、昔だったら2,000枚くらい出そうな演出で20枚とかザラじゃないですか。オレはもうそれで満足というか。楽しめてるから全然いいと思ってるんですよね。だから進化してます。パチンコもパチスロも。オーケー!」
▲オシャレなシャツでした。
★質問ラッシュと。
「さて、結構いい長さになってきたので、ここいらでラッシュいきますね」
「巨乳!」
「はい。巨乳っすね。アザス! 次、墓に持っていきたい機種は……」
「パチだったら『フィーバーメガクィーンEX』(※SANKYO,1997)で、スロだったら初代の『戦国乙女』(※オリンピア,2013)かなぁ」
「うお。乙女っすか。意外。ジャグラーかと思いました」
「いやーケンシンがエロいんですよ。大好きです」
「なるほど。ファンに一言オナシャス」
「いつもありがとうございます! 中年の星として頑張ります! ヨースケの事は嫌いになっても、パチンコパチスロのことは嫌いにならないで下さいッ! あと、ファンの方々も是非オレらが打つ時は隣で打ってほしいです。一緒に遊びましょう!」
「では、奥様に一言!」
「家を空ける事が多くてさびしい思いをさせることも多いけども、温かい目で見て欲しいなぁ」
「愛してますか?」
「愛してます!」
「生まれ変わってもパチンコパチスロ、打ちますか?」
「打ちます!」
「はい以上! ありがとうございます!」
やべ。想定以上に長くなった。 さあ設定推測だ。
うーんねぇ、まっすぐだよね。だいぶまっすぐ。 変なギミックが無い、まっすぐな台。 やっぱ一応、液晶はあったほうがいいなぁ。 でもそんなに派手じゃなくて……。北かなぁやっぱ。北電子かなぁ……。
よし決めた。
ヨースケさんの人生設定は北電子の『ボンジョビ』。 設定は4。
ゴーゴーランプはないけども、ボンジョビランプがお光り申す! 以上、今週はここまで!
2週間後にお会いしましょう! シーユーネクスト万枚! チャオ!
ヨースケさんのツイッターはこちら
てつさんのツイッターはこちら
てつさんのインタビューも併せてどうぞ
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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