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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2017.07.31
中3まではウブだったけど今はイケイケ! うちいく.TVの『ヤルヲ』さんが語る人生の光と闇!
▲関東での拠点、通称うちいくハウスにて。
「初めまして。あしのと申します」
「ヤルヲです。宜しくお願いします」
7月下旬。 都内某所のマンションの一室である。 缶ビールで乾杯しながら、まずは基本的な情報を確認する。
「ヤルヲさん、今おいくつでしたっけ?」
「今年32ッスね。昭和60年生まれです」
「お生まれは福岡ですよね」
「いや。おんぎゃーしたのは熊本です。で、3歳くらいで千葉に行って、それから10歳くらいで福岡──」
「あッ。そうなんですね。ほぇえ……千葉もですか……」
「そうです。で中高は完全に福岡……で社会人なって、いっとき大阪いったり──」
「ワオ。結構転々とされてますね……」
「子供の頃はどんな子でした? 小学校の頃とか」
「小学校ぐらいの時は……すでに今とあんま変わんなかったッスね。お調子モンみたいな」
「なんか当時の具合が偲ばれるエピソードはありますか?」
「そッスねぇ……。小4で福岡に引っ越して来て2学期のアタマから学校だったんですよね。で転校初日に挨拶があるじゃないスか。だからもうコレは初っ端にガツンとブチ込んでやらんといかんなと思って」
「最初が肝心ですからね。……何て挨拶したんですか」
「好きな食べ物はバナナです! ウホウホウホッ! って」
「なんでそれチョイスしたんですか(笑)」
「今でこそクッソ恥ずかしいんですけど、当時はそれが僕の中で最先端っていうか……イケイケやったんでしょうね」
「イケイケ……!」
「で、そうやってウホウホウホッてやったお陰で、シンペイちゃんっていう子と仲良くなって、その反面、女番長みたいなOさんって子からは、お前ちょっと調子乗ってんじゃんみたいな事言われてトラブって……なんか……フフ……」
「(笑)」
「あとその頃のエピソードと言えば……当時クラスにめっちゃタイプの子がいて……バレエとかやってた子と……あとYさんって子だったんですけども、彼女達は2人ともクラブで吹奏楽やってたんですよね」
「はい」
「昼休みにその2人と僕の3人で旧校舎に行って……楽器を吹かせて貰ったんですよ。マウスピースをこうやって咥えて……。んでその時にふと『あれ、これ間接キッスじゃね?』って気づいて。アッ! てなって。そしたらメッチャち◯こが勃ちましたね!」
「オーマイ……」
──というわけでインタビューウィズスロッターもいつの間にか16人目。 ターゲットは『パチンコ・パチスロを打ちに行く動画サイト:うちいく.TV』で大活躍中のヤルヲさんです。
パチ7とも無茶苦茶縁の深い方なので皆さんもおおよその人となりはご存知だと思いますが、折角の機会なんで今まであまり表に出してないウラのエピソードを中心にガッツリ訊いてきましたよ!
というわけで行くぜ。 ヒア・ウィー・万枚! ソイッ!
★幼少期のはなし。
「子供の頃の友達とかって、未だに遊んだりしてますか?」
「僕、福岡の中でもちょいちょい引っ越しがあったんで、一回全部縁が切れたんスよ。当時まだケータイも無かったし、連絡とりたくても取れんくて。ところが26の時にフェイスブック始めたら、もしかして友達じゃないですか、みたいな所からシンペイちゃんと繋がって」
「お。シンペイちゃん再登場。便利っすなあSNS」
「はい。そんで2人で飲みに行ったんですけど──言ってもね、もう20年振りとかなんで、そうなるともう他人じゃないッスか。お互い成長してるし。ノリが変わってウマが合わんくなっとったらどうしよう……って心配してたんですけども、実際に飲んだらまー同じで。中身何も変わっとらんくて」
「良かったですねぇ……!」
「んで居酒屋いって、キャバクラ行って、最後は中洲のソープですよ」
「変わってる変わってる。中身変わってる。大人になってる」
「あとは、当時仲良かった子にナオちゃんって子がいて」
「女性っすか?」
「男ッス。マンションの部屋が隣だったんですけども、ナオちゃんの家は犬を飼ってて。ある時隣から『ア~オ! ア~オ! ア~オ!』って声が聞こえたからナオちゃんちどうしたんかいなって思って。犬だったんですけども」
「(笑)」
「わかんないですよ? わかんないですけど、『ア~オ! ア~オ! ア~オ!』って」
「なんのエピソードなんですかコレ」
「わかんないッス。でもなんか思い出しました」
向かって左:あしの、右:ヤルヲさん
「引っ越しが多かったって事なんですけども、それはやっぱりお父様のお仕事の関係ですか?」
「そうです。なんかね、建設とか住宅系の仕事だったんですけども……」
「お父様とは連絡とってます?」
「いや全然」
「ああ、そうなりますよねオッサンになってくると」
「だって結婚するときも連絡しなかったですもん」
「え。マジすか」
「はい。姉ちゃんには言いましたけど。だからオヤジはしばらく僕が結婚したの知らんくて」
「今は流石にご存知ですよね?」
「もちろんもちろん。でも孫にはまだ会わせてないですね」
「ウオ。ホントっすか……」
「仲が悪いわけじゃないんですけどもね。なんか──なんでしょうね。特に理由は何もないんですけども」
「じゃあ……そうだな。お父様との思い出話を頂いていいですか」
「いいですよ。──そうですね……オヤジもオヤジなりに、たぶん僕に気を使ってて。家の事とかは全然言わないんですよ。母ちゃんは『勉強しなさい!』とか言ってくれてたんですけど、オヤジは全然……」
「はい」
「オヤジ、野球好きで、息子とのキャッチボールにめっちゃ憧れてたんでしょうね。で僕が小4の頃かなぁ……『ちょっとキャッチボールしに行こうか』って誘われて」
「なんて答えたんですか?」
「えー……。って」
「ノリ気じゃなかったと」
「はい。全然無かったです。そしたらオヤジが『分かった。ビーダマン買ってやるけん』って」
「ビーダマン! ってビー玉飛ばすヤツですよね」
「そうです。ビーダマン買ってやるけん、キャッチボール行こう! って」
「いいですねぇ。モノで釣る感じ。昭和の不器用な男ですね」
「……それでもう、渋々キャッチボールですよ。接待プレイです」
「それだけ聞くと結構仲が良さそうな……。そういうのちょいちょいあったんですか?」
「あとは……。図書館かなぁ……。僕とオヤジは本が好きで良く読んでたんですけども、ある時、オヤジと僕と、姉ちゃんとシンペイちゃんと4人で図書館に行ったんですね」
「……普通に家族の輪にシンペイちゃん居ますね」
「はい。で……オヤジがですね、その時ちょっと面倒臭かったのか、路駐して……駐禁切られて……」
「ああ。家族ドライブあるあるですねぇ……」
「オヤジはお姉ちゃんがその事を母ちゃんにチクるんじゃないかと思ったらしくて、車の中で、『お前、もしこの事母ちゃんに言ったら、この後サニーで何も買ってやらんけんね!』って脅してて」
「サニー!(※九州で有名なスーパーマーケット)」
「何か僕ちょっと引いちゃって。大人の汚い所をみちゃったなぁ……って。それで今あんまり連絡取らんくなってるのかも知れません」
「うそん!」
「まぁ……オヤジの事は好きとか嫌いとか、よく分かんないですね。今も昔も」
「……最後にお父様と話をしたのはいつですか?」
「割りと最近ですよ。オヤジのオヤジ……お爺ちゃんが入院してて、そろそろ危ないかも知れん……ってなって。じゃあ一回顔見せにいかないけんねってなって──それで集まったんスよね。その時に4年ぶりかなぁ? オヤジと会って。結婚して子供も出来たよ、って報告して……。今度見せにいくねって。……タイミングがね。あれば……」
「どうでした? お父様」
「うーん……。やっぱりちょっと、小さくなってましたねぇ……」
▲最新ゲーム機でスト2。
「話変わりますけども、初めてカノジョが出来たのはいつですか?」
「中3の時ですね。いきなり家にロクに会話したことないレベルの子から電話が掛かってきて。告白されて。もし良ければ……みたいな」
「家に電話。ああ……古き良き時代ですねぇ……」
「まだケータイとかじゃないですからね……。親もざわついて。何か女の子からの電話だし……誰やったと? みたいな……。もういいけん……もう部屋行くけん……って。でその後テンション上がって爆音でハイスタですよ」
「──その子とは、そのまま付き合う事になったんですか?」
「はい。でもあんまり色々できなかったッスね」
「あっち系も無しっすか」
「マジで無かったっす。当時は中3でまだウブなクソ野郎だったんですよ。だから何も無し」
「何か覚えてる事ありますか?」
「んー……。カノジョの家、結構ゆるかったんですよね。僕んちは結構厳しいというか、カチッとしてたんスけども、カノジョの家は割りとイケイケで。店屋物とか注文してましたね」
「店屋物とったらイケイケ……」
「僕ほんとに店屋物とか食べたことなかったんですけども、ある時カノジョの親から『おい、カツ丼食べていけ』って言われてビックリして。え、いいと!? って。ドキドキしながら食べて──それから自分ちに帰ったんですけど、店屋物食べたの親にバレたら怒られるかもしれん! って思って、お腹一杯になってるのに頑張って晩御飯食べました」
★受験と音楽と離別と。
「初カノジョが中3……。高校受験に影響とかはありました?」
「──僕めちゃくちゃアタマ悪かったんですよ。親としては公立に行って欲しかったらしいんですけども、僕の学区で行ける公立は結構アタマ良かったんですよね。……だからこりゃイカン、って塾に通わされて」
「あー……。貴重な青春の時間が……」
「はい。まあサボってカノジョに会いに行ったりもしましたけどね……」
「……どうでした? 塾は」
「あー……。当時仲良かったトキヤってヤツと一緒に塾に入ったんですけど、何か最初に学力ごとにクラス分けするからって言ってテストを受けさせられて。でも俺とトキヤはアタマが悪すぎて、2人だけの特別な、パソコンのある部屋みたいなのをあてがわれたんスよ」
「なかよし学級!」
「ホントそんな感じでした。パソコンっていうか、ワープロ? みたいなやつですよ。で、先生から『分からん所があったら言え』って言われたんですけども『分からん所って言われても全部分からんちゃけど……?』みたいな。なんやコイツ……って」
「一応先生は居たんですねぇ……」
「……その先生の事を僕らは『ホモ』って呼んでたんですけどもね──たまにトキヤがやる気出して『先生、ここ分からんちゃけど……』とか質問すると、やっぱりホモも嬉しそうにして丁寧に教えてくれて。そんな日は帰り道で『今日のホモ、めっちゃ心開いて無かった?』とか言ってましたねぇ……」
「(笑)」
「ヤルヲさん、音楽好きっすよね。学生の頃はバンドやってました?」
「やってました。びっちゃんと、平井と、僕の3人で……。びっちゃんは当時いっちばん仲良かったヤツです。平井はワキガで、仲間内でドリアンって呼ばれてました。もちろん言わないですよ? 僕ら優しいんで、本人には言わないですけど、まぁまぁドリアンでしたね」
「なんか稲中にそういうキャラ居ましたね……。ちなみにバンド名はなんでした?」
「『我集』です」
「ガシュウ……。それワキガ臭から来てます?」
「来てないです。我の集まりって事で。僕が決めたんじゃなかったかな……」
「どんな曲やってました?」
「オリジナルです。『ひきこもりforever』とか……」
「世界観が酷い(笑)」
「でもいい曲でしたよ。サビの部分の歌詞が『♪毎日テリヤキバーガー』ですからね」
「それ引きこもってんすよね……。お母さんに買ってきて貰うのかな……」
「でもカッコ良かったッスよ。デーンデーンズデッデデーンッ! みたいな」
「お。ホントだ。カッコイイ。ミクスチャーっぽい」
「でしょ? ちなみに『マージャンパイ』って曲はポップでした」
「何年くらいやってたんですか?」
「3年くらいかなぁ……」
「解散の理由は…?」
「メロコアよりも、ヒップホップの方がモテるって気づいたからですね。我集の後半も、僕の服装思いっきりB系でしたし。XXXLのTシャツ着て。靴も僕本当は26センチなのに、無理して29センチとか履いてましたね」
「ちょっとした段差でスッポ抜けますねそれ。あと雨水すげー入ってきそう。ちなみになんですけど、無人島にCDを3枚だけ持っていけるとしたら、何がいいですか?」
「あー……それ難しいなぁ……。えーとねぇ……なんでしょうね……。まずやっぱり『マイケル・ジャクソン』のベストですよね」
「うおお……MJきた。これは喜ぶ人いっぱい居ますよ……。うわ、イメージ違うんでビックリしました」
「やっぱり、マイケル・ジャクソンは揺るがないじゃないですか。基礎ですよね。どの曲がいいとかじゃなくて、アーティストとしてリスペクトです。だからベストでいいんですよね。何聴いてもいい。
次は……僕が今までで一番聴いたCDなんですけども、ヒップホップに『NAS(ナズ)』いるじゃないですか。そのミックスのヤツですね。全ッ部いいんですよあのCD。なんか他のアーティストの曲にNASの声だけ乗せたのとかがむっちゃ違和感なくて。死ぬほど聴きました」
「ちょっとチェックしてみます」
「あとは何だろうなぁ……インストですけども、『DJ Krush』のオムニバスに入ってる、8分くらいの曲があるんですよ。あれはいつ聴いても感情を持ってかれますね」
「ほえー……。知らない世界だ……。てか音楽について語るときが一番真剣っすねヤルヲさん」
「はい。やっぱり音楽は僕を構成する大切な要素なんで──……」
▲動画内でも『歌企画』は多い
「あとはテンガの話を良くされてるイメージです」
「テンガってか、オ◯ニーですね。それも僕を構成する大切な要素です」
「……オーケーです。学生時代を総括して、どうでした?」
ヤルヲさんは、少し考えてから頷いた。
「んー……そうですね。楽しかったですよ。色々ありました──。バンドやったり、遊んだり。あと僕のお母さんが死んじゃった時、友達が葬式に来てくれて、言葉を交わさずにハグして……泣いてくれたり……。なんだかんだで、色々ありましたね。僕をつちかってくれた──色々な体験があの時期に出来たと思います」
「え……。お母様が亡くなったのって……」
「高校3年の時ッスね」
「あら……。そうなんですか……」
「まぁまぁ急に──なんか具合が悪くなって、入院して、一週間くらいで亡くなりました」
「やっぱキツかったですか。当たり前ですけど」
「そりゃあ、結構な事件ですからね。ショックでしたよ。そんでオヤジもちょっとおかしくなって」
「…………」
「高校がね。僕自動車科だったんですけども、そもそも自動車あんまり興味なかったし、勉強も何をやってるか分からんし。これはもうちょっと人生考えんといかんなって思ってる時にそれだったんで──……」
「訊いていいのかな……。その時のエピソード何かありますか……?」
「──お母さん亡くなったんで暫く学校を休んでた時、当時の担任が家に来て。3年で担任になったヤツやったんですけど、僕そもそもソイツのことあんまり好きじゃなかったんですよね……。ちょ、外で話そうや……って。僕、その時に気に入ってたティンバーのブーツを履いて公園に行ったんスよ。そしたら担任がそれを見て『お前その靴幾らや?』って」
「はい……」
「『1万くらいッス……』って答えたら『あんまり贅沢すんな』って言われて。何やコイツ……。みたいな」
「うーん……なんも言えねぇ……」
「で、暫くして久々に学校行って……。クラスメートはみんな良いヤツばっかりだったから、心配してまた一緒に頑張ろうみたいな事を言ってくれて。コッチもテンション上がるじゃないですか。そしたらその担任がまたこっち来て『お前久々に学校来てからあんまり調子乗んなよ』みたいな事言って」
「うわぁ……。クソですねぇソイツ……お母様亡くなってまだ──」
「1週間くらいッスかね……。それでダメだコリャつって。やってらんねって。もう何か吹っ切れて、昼休みに家に帰って、そのまま辞めました」
「うへぇ……。なんだこの展開……。マジすか……」
「はい……。それからいっとき何もしなかったんですけども、とりあえず『ちゃんと働こう』って。でもう自分に何が出来るか考えたんですけど、なんとなく『夜やな』って思って。キャバクラで働き初めたんですよね」
「やっぱ中洲ですか?」
「はい、中洲です。もうね……むちゃくちゃスパルタでしたよ。メリケンサックで殴られたり」
「危なッ。死にますよそれ。顔面すか?」
「痛いっつか、熱い! って思いました。こりゃアルティメット・イケイケ過ぎてついて行けん! と。でもこれは普通に辞めるっつっても絶対辞めさせてくれんなと思って──最終的に飛びましたね」
★パチスロとないおさん。
「そういやまだ一回もパチスロって単語出てきてないんですけども、学生時代は打たなかったんですか?」
「僕パチスロ打ち始めたの結構遅くて。20歳の時なんスよ」
「何打ちました?」
「初代北斗です」
「名機ですねぇ……。友達と行った感じですか?」
「いや……。キャバクラで働いてる時に知り合ったお客さんに連れて行って貰いました。僕打ったことないんで何も分からないッスよって言ったんですけど、全部教えてやるけん大丈夫って言われて」
「おお……楽チンですね。最初意味わかりました? パチスロ」
「はい。教えて貰ってたし、しかも北斗は分かりやすいじゃないですか。ケンシロウが勝たなくても、負けなければいい……みたいな。だから普通に打って……」
「勝ちました?」
「これがねぇ……、1,000円でラオウ昇天させました」
「うえ、マジすか。すげえ」
「その後も初当たり重ねて……。すげー出てたんスけども、終わった後にその人に『じゃあ流してくるけん』って言われて『お前結構出したけん、はいコレ取り分』とか言って7,000円貰って」
「(笑)」
「当時はなんも分かんないから、なんだパチスロってこんなモンか……と思いましたね」
「福岡すげえなぁ……」
「だから最初は全然ハマらなかったんですけども、同時期にないおさんと出会って。改めて色々教えて貰って」
「おお……。いきなり出てきた。ないおさん。結構長い付き合いなんですねぇ……」
「はい。もうだいぶなりますね……。2人で並んで吉宗を打ってて。姫ビッグのカルタあるじゃないですか。最後の」
「ええ。ありますね」
「あれをね、左から手を伸ばしてきてスキップされて。なんやこいつって思った事もありました──」
「基本今と変わってないんですね……」
こうして徐々にスロにハマっていったヤルヲさん。 その後の活躍はご存知の通りです。
「うお……エピソード色々と豊富だなぁ……どうしよう。削る所があんまり無さそうな……。質問ラッシュ行っちゃいますね。巨乳と貧乳どっちが好きですか?」
「それは……何カップと何カップですか」
「じゃあ、まな板とたゆんたゆん、みたいな」
「触るんですか。見るだけッスか」
「えー……と。じゃあ触れるとして」
「付き合う前提ッスか。それともワンセッ◯スですか」
「ええと、1回。1回こっきり」
「それ、時間はいつですか。朝ですか夜ですか」
「条件分岐が激しいわ!」
「いや大切な事ですよ。状況によってかなり変わるんで……。難しいなぁ……」
「じゃあ答えは、『状況によって変わる』と……。次、あの世にパチスロ持っていくとしたら何がいいですか」
「パチンコでもいいですか?」
「はい」
「『CR新世紀エヴァンゲリオン 使徒、再び』のライトっすね」
「へぇ! マジすか」
「はい。全部好きッス。演出バランス、原作愛、作り込み、全部ッスね。一番打ったかもしれません。確変中に2R引いても演出がカッコよくて許せるし、ハマってても条件を満たせばミサトさんがネルフに入ったばっかりの頃の図柄に変わって──」
以下、5分くらいひたすらシトフタの演出がいかに優れているかを語る。
「もういいっす! わかりました。お腹一杯ッス。愛が溢れすぎてて怖いです。つぎ、なんかパチスロ業界に関して言いたいことはありますか?」
「……無いっすね。餅は餅屋。僕はここ数日でそのことに気付きました」
「あ。なんか深いですそれ」
「でしょ。だからもう何も無いっす。次どうぞ」
「はい、ではうちいく.TVについて何かありますか?」
「常々『僕が面白いんじゃなくて、うちいくが面白い』と思ってます。演出だったり、編集だったり、企画だったり。だからもう感謝しかないッスね」
「オーケーっす。では最後、ファンに一言お願いします」
「やっぱ感謝っすね。お陰でやれてます。ありがとうございます!」
「以上です! ありがとう御座いました!」
「こちらこそ!」
▲『僕が面白いんじゃなくて、うちいくが面白い』
★人生設定推測とシメ
以上。 うちいくTVのヤルヲさんへのインタビューでした。
いやぁ、実はこの日かなり緊張していたのだけど、実際にお会いしてみると凄え物腰柔らかな人でビックリした。 なんだろう。話し方が丁寧というか、会話してて物凄く楽しい気分になって、面白かったッス。
んで会話の内容なんだけども、今回はかなり作為的に選んでマス。 結構直球で初体験の話とかも伺ったり、あるいはないおさんとかナカキンくんのエピソードなんかもガッツリ伺ったのだけど、今回は恐らく初出しになる……もしくは今後も動画では出てこないであろうネタを中心にピックしてみました。折角のインタビューだしね。
さて、シメの人生設定だ。
ヤルヲさんはたぶんストック機。
んで演出が派手な台の奇数。 メーカーはどこだろう。ロデオかな。
よし決めたぞ。
ヤルヲさんの人生は、ストック全とばし確定の店で打つ『梅松ダイナマイトウェーブ』の設定3です。
天井クッソ深いけど大丈夫。BIGさえ引ければ何とかなる!
そして次回のインタビュー・ウィズ・スロッターは複数の候補者がおりまして、諸般の事情によりまだ誰になるか未定ッス。 誰になるかな……誰になるかな……。
というわけでまた再来週。 シー・ユー・ネクスト! チャオ
★うちいく.TVが気になった方はコチラ!
★ヤルヲさんのTwitterはコチラ!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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チワッス! おお、ブログ勢あざす!
ブログもそろそろちゃんと書かなきゃなぁとずっと思ってるんですけども、なんかスイマセン!
コメントありがとうございます!
謎ツボまた刺激します!
サンクス!
俺が面白いんじゃないんです、ヤルヲさんが面白いんです……な感じでした。
コメントサンクス!
今回のインタビュー、なんでか声に出して爆笑してしまって思わずコメント残すために会員登録してしまいました。
どこがツボったのかは自分でもわからないですし、いつも楽しく読ませてもらってるんですけど…ホント笑わせてもらってありがとうです
めっちゃ面白かった(*´艸`)
ヤルヲさんって、すごい人だなー(きみじみ)