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若年性パチンコ研究脳

若年性パチンコ研究脳

2021.12.10

研究#16-7:『初代牙狼タイプ』へ早くも規制が! 潜伏全盛期・高継続率化のはじまり。~CR機の足跡を辿る連続企画~2009年編~

rara rara   若年性パチンコ研究脳


どうもこんにちは、新台に遊タイム搭載機が減ってきて複雑な感情を持っている20時からパチンカーのraraです。最近は22時帰宅とかばっかりで全くパチンコ屋さんに行けていません。

遊タイム搭載機が減り、ゲーム数に縛られずいつでもやめれる台が多くなってきたので、遅い時間帯からでも平気で打ち出せて精神衛生上良いです。ここ最近の出玉速度ブームも相まって、20時どころか21時から打ったとしても全然取り切れるのもよき。とはいえ、なんだかんだ言って夜の遊タイム狙いもやってたんですよね。

そんな賛否両論の遊タイムですが、到達するまでやめられないにしても『ゴールが見えている』という点においては良心的と言えるかもしれません。

そう。かつてパチンコ業界には、期待値的に撤退するわけにはいかないけれど、いつ終わるかもわからないという状態が存在していました。それが『潜伏』です。遊タイムと違って、潜伏には明確なゴールがありません。出口が見えない恐怖の中、追加投資をした挙げ句にもう一回潜伏を引かされてループする……そんな設計が当たり前の時代がありました。

ということで今回はシリーズ連載『CR機の歴史を振り返るの第7回。潜伏全盛時代とも言える2009年にリリースされたパチンコを取り上げます。
※過去回はコチラ
 
前回取り上げた2008年では、今も続くシリーズである牙狼の初代が登場。出玉なし大当りや潜伏を搭載した台が増えつつある中、それらとは真逆を行く『全大当りフル出玉あり+高継続率』というスペックを一種二種混合機により実現し、歴史的大ヒット機種となりました。

ですが、その派手なスペックは同時に『一種二種混合機の規制』をも呼び起こしてしまいます。
 


★2009年パチンコ界ピックアップ
◯一種二種混合機に継続率や出玉の規制がかかってしまう。
◯初代牙狼の影響か、MAXやハイミドルが復権ぎみに。
◯特図2偏重の流れが本格化。特図1はとてつもない冷遇が始まる。
◯一方、時代に逆行した台も僅かに存在。
 


そんな2009年にリリースされた機種は、236機種(rara調べ)。228機種だった前年からほぼ横ばいながらも微増となりました。旧基準機撤去の特需が終わってからも微増しているところから、パチンコ業界の盛り上がりを感じますね。

そんな236機種の詳細データはコチラ。 見てみると今でもホールで見かけるシリーズ機が本当に多いです。1回当てれば10年以上に渡って続くというのも夢がある業界ですよね。普通のコンテンツだと10年ってとんでもない数字だと思います。

さて、それでは早速2009年リリース機の確率帯分布から見てみましょう!

 

★MAX・ハイミドルが復調! こっそりと特殊機も登場!

【2009年発売機種の確率帯】

大当り確率
カテゴリ

 

リリース機種数
 

ミニマム
(1/1~1/59)
 

1機種
 


(1/60~1/139)
 

68機種
 

ライトミドル
(1/140~1/239)
 
19機種

ミドル
(1/240~1/339)
 

78機種
 

ハイミドル
(1/340~1/369)

 
36機種

MAX
(1/370~1/399)

 
35機種
特殊
4機種
 


ミドルタイプが首位で、続いて甘デジというリリース数ランキングになりました。この2つが強いのは最早例年通りと言ってもいいかもしれません。

例年通りではないのが、ハイミドルとMAXの復調です。2008年までは減り続けていましたが、ここにきて初めて増加に転じました。合算するとミドルに近い機種数がリリースされており、初代牙狼の影響を受けてか、派手な出玉性能を持つ台がフィーチャーされつつあることが見て取れます。

地味にリリースが途切れない特殊カテゴリからは、デジタルを回すために役物のハードルを設けたタイプが初登場。豊丸の『CR餃子の王将』です。
 

ドット液晶なことも含めて、かつて存在した”権利物”というジャンルを意識しまくった1台。そこに餃子の王将という版権をぶつける豊丸イズム。

これまでにも出玉性能に対して、極端に大当り確率が高い台は出ていましたが、ヘソの代わりに付いているスルーを通して電チューの開放を待つという仕組みの台がほとんどでした。これらのタイプは見た目上、普通のパチンコとあまり変わりがありませんし、遊技感もそこまで差があるわけではありません。スルーなのでヘソの返しが一切無いぐらいです。

対してこちらの餃子の王将は、もう見た目からして亜空間です。ドットデジタル真下に鎮座する役物がポイント! この役物を突破することで初めてデジタル抽選に挑むことができ、デジタル確率は1/23という圧巻の高確率! 当たると100%継続でリミット55回の確変に突入。ラウンド振り分けは存在しないため、安定して約3000個の出玉を得ることができます。

また、終了後には保留が4個残ります。1/23という高確率ですから、引き戻しに期待大! 電サポ終了時に残る保留ありきでゲーム性をデザインした初めての台かもしれませんね。今でこそ役物+デジタル系の大量出玉機は一定のリリース数があるジャンルになりましたが、その元祖が餃子の王将です。

さて、続いては2010年のジャンルについてです。2009年は初代牙狼の登場により一種二種混合機の存在感が増していましたが……?

 

★牙狼の影響で一種二種混合機が大幅に増加……しない!

【2009年発売機種のジャンル】

ジャンル
 

リリース機種数
 

確変機
 

181機種
 

ST機
 

38機種
 

リミット機
 

8機種
 

一種二種混合機
 

2機種
 

羽根物
 

3機種
 

普通機
 

2機種
 


例年にも増して確変機の割合が高めという結果に! 一方、初代牙狼の大ヒットでメインストリームになるかと思われた一種二種混合機は僅かに2機種という結果に終わりました。

この意外な結果は『規制』による影響です。初代牙狼のような役物を形骸化したタイプの一種二種混合機へ出玉制限規制がかかってしまったことで、”役物”と”出玉性能”という2つのアイデンティティを封じられてしまったのです。結果、一種二種混合機の盛り上がりは初代牙狼のみで幻のように消えてしまいました。

では、なぜ一種二種混合機に早くも規制が入ってしまったのか。

そのトリガーが、この年登場した一種二種混合機である『CR蒼穹のファフナー』。役物を形骸化させていた初代牙狼の対となるような機種で、図柄揃いの直撃大当りをほぼ排除することで、役物が主軸になっている超爆裂機として登場しました。
 

▲でかいフィギュアに目を惹かれてしまうが、本質は液晶下の役物とブッコミ。


時短の回数分、役物チャレンジに挑戦出来るというゲーム性なので正確な継続率は不明ですが、払い出し1770発固定の大当りが概ね85%でループするという圧巻の出玉性能を誇っています。ですが、役物を主軸に据えていたことが原因で1/2でV入賞する『SPルートを直接狙う攻略ネタ』が発覚。ベストな調整で熟練者が攻略ネタを使用した時の継続率はほぼ100%とも言われ、その圧倒的な破壊力から即撤去の憂き目となってしまいました。

アナログな役物を搭載しているパチンコと攻略法は切っても切れない関係にありますが、同じアナログ機でもマイルドな羽根物と一種二種混合機では問題の重大さが違います。何かあれば即撤去もやむなし。

ちなみにこの連載でも軽く取り上げていましたが、攻略ネタが原因で撤去された一種二種混合機はファフナーが初めてではありませんでした。
 

▲ファフナー以前に撤去騒動が起きた2台。これら3台はゴトではない”止め打ち”だけで攻略されてしまった。


ファフナーが問題になったのは、牙狼によって一種二種混合機への注目度が上がっていた中で、これまでに撤去された台と比べて導入数が多かったことです。

この撤去騒動をきっかけに、役物メインの一種二種混合機は急激にリリース数を減らしていくことになりました。そこに追い打ちをかけるように、初代牙狼のような役物を形骸化したタイプへの出玉制限規制がかかってしまった、という流れです。

さて、問題は市場には初代牙狼が平気で残っていることです。規制により同じ仕組みがもう使えない以上、何か別の仕組みを使って牙狼に匹敵する出玉性能を作る必要が出てきました。

そんな中での出玉なし大当り搭載機が勢力をさらに伸ばすことになります。

 

★特図2抽選へ立ちふさがるハードルとしての”潜伏”

【2009年発売機種の出玉無し大当り搭載機種】

出玉なし大当りの
有無

 

リリース機種数
 
出玉無し搭載
202機種
(うち出玉無し通常あり29機種)

 
出玉無し非搭載
28機種
 


昨年2008年に引き続き『出玉ナシ大当りを搭載していない台がマイノリティ』という結果に。さらに言うと、出玉ナシ大当りを搭載されてない台もそのほとんどがST機ですから、実質的にはほとんどの台が出玉ナシを搭載しているという状態です。

問題は『潜伏機』の割合ですが……。
 

【2009年発売機種の潜伏搭載機種】

潜伏の有無
 

リリース機種数
 
あり
151機種
 
なし
69機種
 


遂にここまで来てしまいました。潜伏搭載機が7割を上回るという状態です。そしてこの年に、潜伏機のあり方が変容しはじめます。これまでの通常時を退屈させないためのスパイスとしての扱いから、『極端に出玉性能を高めた特図2』へ簡単に移行させないためにあるハードルとしての存在意義が強くなったのです。

極端に出玉性能を高めて特図2、この流れの口火を切ったのが、仕事人Ⅲと冬ソナのメガヒットにより、トップメーカーの地位を確率しつつあった京楽より年初に発売された『CRキン肉マン』と『CRグラディエーターレボリューション』の2台。
 

▲同時発売の潜伏超人。どちらもモード移行演出が異常に印象に残る出来栄え。


なんと初当りの50%以上が出玉なし潜伏というそれまでとは異次元の振り分けになっており、通常時に直接図柄が揃う確率は1/600以下となっています。

その代償としてミドル機としては破格の出玉性能を誇っているものの、従来のパチンコからは大きく逸脱したゲーム性となっています。

この潜伏率を極限まで高めたシリーズを京楽は『進化系パチンコ』と命名。2009年末には、初当り1/400のST機でありながら初当りの57.5%が出玉なし潜伏という振り分けの『CR仮面ライダーMAXEDITION』が登場しています。
 

▲黒と赤のみのデザインがめちゃくちゃカッコいい。


ただでさえ終了時は出玉なしのST機に潜伏を搭載することで、1/400の大当りを引いたにも関わらず、追加投資した挙げ句STスルーで完全にマイナス、という展開が現実的に起こりえるスペックになっています。もちろん、ハードルを設けたかわりに当時のST機としては破格の出玉性能を持っているのですが…… 個人的には、ここまで来るとやりすぎの感があります。

ですが、いつの世も一撃性能が正義なのは歴史が証明しています。結果として仮面ライダーは一定の人気を得ることに成功。一種二種混合機が封じられた中でトップメーカーが潜伏で成功してしまったという事実は大きく、翌年2010年からはさらに極端な潜伏機が各社より登場することになります。

さて、最後に継続率に関するデータです。

 

★急激に高継続率化が進行! 一気に70%以上が主流に。

【2009年発売機の継続率】

確変継続率
 

リリース機種数
 

49%以下
 

12機種
 

50%~59%
 

22機種
 

60%~69%
 

89機種
 

70%~79%
 

45機種
 

80%~89%
 

50機種
 


ついにこの時が来ました。70%以上の高継続率が、絶対的なスタンダードだった60%台を上回る数となっています。04年の緩和から5年が経ち、遂に潮目が変わりました。50%台のリリースが極端に減っていることからも、業界全体が高継続率化へ舵をとったことが感じられます。

特図1と特図2でラウンド振り分けを変えることができなかった時代の高継続率機種は、出玉が少ないか、連チャンしても出玉なし大当りばかりであまり高継続率の意味がないという台が大半でした。ですが、潜伏を用いて特図2へのハードルを高めた機種は違います。そこにあるのは出玉を伴った本当の高継続率機です。

1度傾いた流れはもう止まりません。もっと極端に、もっと派手な出玉を。その代償に重い潜伏を。

そうして行き過ぎた潜伏時代は、唐突に終わりを告げることになります。ということで次回は、出玉なし大当りへ遂に規制がかかる2010年です。それでは!

 

★おまけ~潜伏とラウンドランプ~

潜伏を搭載している台には、小当りが付き物になっています。小当りは、”ガセ”のモード移行契機として搭載されている事がほとんどです。アタッカーがパカパカしただけでは出玉なしの2R確変によって確変へ移行したのか、小当りによって意味もなくパカパカしたのかが見分けられないというのが建前。

ですが、大半の台には『ラウンドランプ』が搭載されています。ラウンドランプとは、読んで字の如く大当りのラウンド数を報知するランプでして、大当りの時には必ず点灯させる必要がありますし、逆に小当りの時に点灯させることは出来ません。

つまり、どんなに潜伏期待度が高い演出でパカパカしたとしても、ラウンドランプが光っていなければ100%小当りになります。一切の希望はありません。この潜伏判別法は一部の台を除けば、手軽かつ確実な方法でした。悪い言い方をすると、ラウンドランプの存在を知っている人からすればモード移行演出は茶番だったとも言えます。

そんな茶番を改革したのが文中にも出ている京楽の『進化系パチンコ』です。なんとこのシリーズ、ラウンドランプを搭載していません。なんでそんなことが出来ているかというと、答えは簡単で進化系パチンコには”ラウンド振り分けが存在しない”んです。

仮面ライダーを例に取ると、特図1、2共通で13Rの大当り以外搭載していません。ラウンド振り分けが搭載されていない台に限っては、ラウンドランプを搭載しないことが許されます。もちろん、潜伏がある以上出玉なし大当りは搭載されていますので、出玉なし確変の時にはアタッカーが13回パカパカします。どんなに開放時間が短かろうと、13Rは13Rという衝撃的なトンチが炸裂。そして、潜伏煽りのガセ担当である小当りでもアタッカーは13回パカパカ。小当りと13R出玉なし確変を見分けるには、複雑なセグを確認する他ありません。

「進化系パチンコ」と名付けられた機種たちは、とにかく小当りの確率が高く、頻繁にモード移行演出が発生します。それら全てがラウンドランプで茶番になってしまっては確かに興醒めですから、純粋な気持ちでモード移行を楽しんでもうらうためのアイディア……だったのでしょうか。

現実のユーザーからは「一々セグを確認しなきゃいけないから面倒になった」という、なんとも物哀しい反応が帰ってきてしまったのでした。

出玉なしの大当りが完全撤廃され、一種二種混合機や小当りラッシュによって小当りが”無意味なパカパカ”とはかけ離れた地位になった今からすると、遠い昔のことになったエピソードでした。

 

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rara
代表作:若年性パチンコ研究脳

北海道に蠢く24歳のスロパチ好き。珍古店を探して全国を駆け巡ったり、大きいホールに一台だけ置いてあるマイナー台を打って、悦に浸ったりするタイプの人。最近のマイブームはパチスロミルキィホームズ。

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