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パチ7自由帳月間賞
2016.05.30
【佐々木真のお題】結果発表:出玉抜きに通いたくなるホールとは?
皆さん、こんにちは。佐々木真です。
「出玉抜きに通いたくなるホールとは?」にも、たくさんのご投稿ありがとうございました。なかなか難しいお題だったと思います。私もホール関係の方とたまにお話しさせていただく機会もありますが、出玉関連をさておくと「良いホール」という言葉は漠然としすぎて難しかったりするのです。そういう時のためにアイデアを募集したのでは……という邪推はなさらぬよう。図星すぎて何も言い返せませんから(笑)。
とはいえ、皆さんの意見は概ね一致していたように思えます。まずは、ラインナップ。好きな機種をメインにしろとまでは言わなくても、せめてバラエティコーナーに置いて欲しい。機種の好みは人それぞれですが、機種の数だけではなく「システムなどの違いもバラエティに富んだ」真のバラエティが、大ヒット機種が少なくなってきている時代にあって、大事になってくると私も思います。それをやるための“商品知識”と“パチンコ・パチスロ愛”ですね。
機種以外に目を向けると、これまた多くの方々が「店員さんの質」を書かれていました。ぬっこさんが書かれた、適度にほっといてくれて、適度にかまってくれる。名言ですね。最近は、パチンコ・パチスロをやらないというホール関係者も増えてきて、打ち手の心理を理解できないところも多くなってきているような気がしています。すべてのお客様を平等に。今はこのようなホールが多いです。ギャンブル的な側面もあるレジャーなので大事な理念ではありますが「適度に」という知識や理解に裏付けされた匙加減を放棄して、ホール独自の魅力を捨ててしまっている感は否めません。ふなちかまさんの客が客を呼び客を離す。これも名言ですね。このお客さんを呼べるユーザーを育てるのも、適度にほっといてくれて適度にかまってくれるような、打ち手に寄り添ってくれる店員さんが醸し出すものだと私は思います。
そのほか、多かった意見に「台のボリューム」「分煙ボード」もありました。最近はボリューム調整が搭載されている機種も増えてきましたが、自分が音量を下げても周囲が爆音だと意味がありませんね。と、せっかくあるのに活かせていないのは、分煙ボードも同じなのかもしれません。ピシャリと出すのも勇気が要るかもしれません。逆ギレされたら面倒……など思うと、結局は煙たいホールには行かなくなることでしょう。お恥ずかしい話、私は一度も使ったことはありませんが、煙く感じる人がボードを出すのではなく、煙を出す側がボードを出す。こういったことをマナー化できれば、また随分変わるのでは? 皆さんの書き込みから学ばせていただきました。
ということで、そろそろ「出玉抜きに通いたくなるホールとは?」の大賞を発表したいと思います。うっかりクオカードのクダリを書き忘れましたが、もちろん今回もありますよ。ええ、くりくり。さんからご指摘を受けるまで、気が付きませんでしたとも(笑)。
出玉抜きに通いたくなるホールとは?大賞!
ぬっこさん投稿作「ズバリ、これだ!」
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/5547#contents
はい、本文中で紹介した作品が選ばれることもあります(笑)。というか、それくらい「適度にほっといてくれて、適度にかまってくれる」は、心に響く名言でした。「適度に」は知識などスキルがないとできないこと。深い、深すぎます。
次点投稿作紹介
らびっとパンツァーさん 「ホスピタリティサービス」 https://pachiseven.jp/columns/column_detail/5806#contents
まさに、そんな適度の具体例。皆さんが書かれたことの集大成と感じるアツい投稿だったのっで、本当に最後まで悩みました。というか「適度に」というそのほかにも広がる言葉の深さが相手でなければ……。クオカード2枚にならないかしら(笑)。「こちらも店員さん達の頑張っている所をちゃんと見て、私は素敵だなと思ったら手紙をかいて渡してきたりします。」などと思わせてくれるホールならば、ほかのお客さんも集いやすくするユーザーも育つと思います。
もう1つ、特にホール関係の方々に読んでいただきたいのがコチラ。
毒舌曹長さん 【万人受けする究極の理想ホール】 https://pachiseven.jp/columns/column_detail/5685#contents
ご自身の体験から「バリアフリー法ギリギリでの寸法で作るのなら最初から作らんでほしいです」という言葉が響きました。サービスを提供するというよりも、努力しているというアリバイ作りが強ければ意味をなしませんね。分煙ボードも似たところがある。そんなところから、改めてマナーを考えるきっかけとなりました。
ホールの仕事とは?
と、皆さんの名言に唸るだけでは申し訳ないので、私が“機種ライターとして”ホールさんに求めたい一つの心がけを書いて締めようかと思います。
お客さんからお預かりしたお金で、そのお客さんが喜んでくれる機種を導入するのがホールの仕事である。
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- 佐々木真
- 代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン
裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。
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