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ならば、おれは愛のために闘おう

★機種に関する話 | コラム

ならば、おれは愛のために闘おう

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ザンボさん
サラリーマンでありながらいかにパチスロと深く付き合えるかを模索してたら10年が過ぎてしまいました。 いかに勝つかではなく、いかに楽しめるかをメインに打ち続けています。よろしくお願いします。
投稿日:2016/10/26 17:32

皆さまごきげんよう。
最近仕事割と忙しくてあんまり打ててないなあと思ったら現時点(10/26)で25日稼働でした。
改めて見たらおじさんびっくりだわ。
言うても20時過ぎからちょっと打って勝った金で夜飯を食べるみたいな、つまみ食いみたいな生活してるからあまり意識できてないのかもしれません。夜スロは別腹。


さて。

大型新台ラッシュがようやくひと段落した昨今、いかがお過ごしでしょうか。
面白い台、そうじゃない台、色々あったと思いますが友人たちと話した結果は「いかにも新基準らしい台が揃ったな」という印象でした。良くも悪くも設定にそれなりなレベルで正直。そのうえで個人の好みの台を選んで楽しむ流れが良いと思います。
軽く見渡したところ、設定が入ってそうな場合はどうにも北斗修羅が安定している様子。普段そうでもないけどなんか強そうな日は軒並み埋まっている気がしますね。
個人的に北斗、というか勝舞玉との相性が激しく悪いので箱を積み上げる方々を見てうらやむ日々が続いています。

ところでその北斗、今回は修羅の国編ということで知名度が異常に低いシナリオをよく用意したなと思いました。大人リンやバット、ファルコなんかは北斗無双で既に登場していますが、割と知らないキャラばっかりだしなんかケンシロウもあか抜けてるしで大丈夫?これいちご味と間違えてない?と不安に思う方もいたと思います。
原作付きなのに原作のシナリオが知られていない…版権物という存在に対して若干の疑問を覚えますが受け入れられているようですし良かったと思います。

そんな原作つきスロットのうち、異常な知名度の低さを誇る台を今回はご紹介したいと思います。
その名はロードオブヴァーミリオン。原作はなんとゲームセンターのカードゲーム。略称LOVなんですけど余りに知られてなさ過ぎてロードオブ何とかって呼ばれてるのが面白いです。こーのーそらのしたーとか歌いだしそう。

わたくし、今でこそスロットルをメインとしておりますが小学生から今に至るまでゲーセン大好きっ娘でして。当然LoVも遊んだことがあります。というか結構カードも集めてたりしました。
そんなLovFanからみてスロットの方はどうなのか、逆にスロットから見てLoVのどこが魅力なのか、軽く打ってみた感想と共にお伝えしたいと思います。
今日のお題は「マナタワー(ATM)へ向かいます!」です。

--

まずは機種紹介から。
https://pachiseven.jp/machines/detail/4955

そして、ゲーム紹介も。
http://www.lordofv.com/lov3/

パチスロではLoV表記ですが実際のゲームはLoV3に準拠。そう、実は初代から計算すると10年くらいの歴史あるゲームだったりします。ただゲーム性としては別ですのでナンバリングは無視して正解かもしれません。

パチスロLoV、システムを一言で表すと「ハーデスそのもの」ですが、パチスロ未経験者にはわかりづらい表現であるので簡単に説明します。

■パチスロLoVの打ち方(初心者向け・通常時)

{Photo01}

先ず打ち始めると、画面上に使い魔カードと数字が出てきます。どんな打ち方をしてもいいのでとにかく奇数をそろえれば大当り。この手の台は大体奇数が偉い作りになっており、奇数のごろ合わせなどで当たりが近づいている事を教えてくれます。

{Photo02}

こんな出目だったりするとチャンス。

{Photo03}

こんな「サイコー」な出目だとすぐにあたったりします。オカルトではなく、そういう風な演出なのです。
ちなみにゲーム内のレアリティである程度奇数偶数が分かれている様子。上記の315なんてSRばっかりですね。

■パチスロLoVの打ち方(初心者向け・当選時)

{Photo04}

当選時はなんか物々しい演出で使い魔が出てきます。ゲームでもそこそこ強いソエルなり晴明なりが出てきてずがーんって表示の後数字のナビに従えばちょっとずつメダルが増えていくつくり。

{Photo05}

この数字の間楽しめるよ!途中で増えるかも!頑張ってね!



…以上。


パチスロの打ち方なんて実はそんなもんでして。とりあえず数字が揃うまでひたすら打ち続ける、数字が揃ったらナビの通り打ち続ける。改めて向き合うと今も昔も変わらないのです。


で。
そのじわじわ増えるを楽しませるために色々な演出があったりします。ここではLoVファンがニヤリとする場面を重点でお知らせしたいと思います。

{Photo06}

まずはこれ。画面右側にマナゲージがあるのですが、状況に応じて増えます。マナを取得する時に「マーナァ」と喋りますがこれゲーム中とまったく同じシステムボイス。
大量に取得すると「ママママママーナァ」「マーママーママーナァ」と喋りますがこれゲーム中の遊び要素で画面を連打するとこんな感じでママママ言うんですわ。また写真ではマナヘイストがかかっており、ロロやミリアを召喚すると発生したりします。

{Photo07}

その召喚がこれ。※これだけ公式から持ってきました
マナを90マナ溜めきると発生し、ルーレットで1体召喚。召喚された使い魔によって上乗せなどが発生します。この、無駄にコスト的にゲームに合わせた感じがニクい。そして「こんな戦犯デッキ(チームに迷惑をかける構成)誰が使うかよ!」とゲーマー目線では突っ込み待ちな感じがさらにニクい。
ゲーム未プレイな方に説明すると、左のいわゆる10ゲーム上乗せ連中は吹けば飛ぶほど弱い後方支援部隊。そして全員の属性がかみ合ってないから真価を発揮できない…とかそういう初心者丸だしなチーム編成なのです。ここでしか出て来ない奴らなのにこの仕打ちひどい!

この召喚然り、限定でしか出ない奴らが割とこの台に多く、当たり中のカットインでしか顔が見られない子もいくつかいます。ここではその一部の子(写真でとれた子)たちをご紹介。

{Photo08}

キマ。よわっちいんだけど海種でデッキを組む場合もはや必須レベルの大人気女の子。「やっほ!キマの事呼んだー?」が本当にかわいい。何かあるたびにケッコンしてこようとする夢見る乙女な所も素敵。

{Photo09}

ペルセポネ。そう、これハーデスの嫁なんですよ!全身を包帯で包んでハーデスの旦那相手に国家レベルで夫婦喧嘩中。ただし門限には帰ってくるヤンキー嫁。残念ながら旦那は未登場。

{Photo10}

ミリア。LoVのアイドル。説明書に登場し「淫乱なので脱ぎますね」という名言により一世を風靡しなんかいろんなゲームに出張してるみたい。とにかくかわいい。

他にもいろんな使い魔がカットインで出てきますがどのキャラもゲームでは人気なものを用意しています。蛇の姿をした奴(オオモノヌシ)なんか余りに強すぎて煙たがられるほどだったんですよ本当。
世間一般的な評価ではなく、ゲーマー目線の評価で人気の使い魔を出しているあたりにメーカー側の愛を感じます。


そう、愛なんですよ。


わたくし、パチスロというものを作る工程において、愛という要素はものすごく影響が高いものと考えています。特にタイアップ物においてはいかに原作を詳しく知り、パチスロに反映させるかが問われます。適当に有名な部分だけ引っ張ってくればいいや、みたいな台は総じてアレになるのは皆さまも知るところでしょう。反面、愛のある台はすべからく良台になる、そう思っていました。

過去形、です。

……愛があればだれが打っても良い台になる、その認識は間違っている…この事実気づかせてくれたのがロードオブヴァーミリオンという台だと、今回は思わざるを得ませんでした。

パチスロを作る過程で、原作を実際のパチスロにどうやって反映させるかは大事ですが、それと同時に「パチスロしか知らない人にいかにアピールするか」が大事な要素という事実に気づいてしまったのです。
今回のLoVには決定的にそれが足りない。ゲームをやっている人にとってはあの使い魔をここで使うかー!とか、覚醒システムをこうやって使うのかー!とか、そういう原作有りきの楽しみ方がありますが、逆が存在しない。

ブラックラグーンを打って「このロベルタというクソ強いメイドはどんな性格なんだ」とか、バジリスクを打って「天膳様は結局どういう形で倒されたんだ」とかそういう興味を持たせる要素が本当に少ない。

システムもそこまで悪くない(純増は残念ですが)。
演出や映像もゲームに持ってこいや!ってレベルの美麗な作りとなっている。
ただし、ゲームへ導く魅力がない、絶望的に無い。どんなゲームかすら説明がないからな!
ハーデスのようなシステムにした為ストーリー的なものが無いのはわかりますが、尚の事別の面で何とかならなかったのか…と思います。
先に紹介した使い魔たちもそれぞれエピソードを持っており、それぞれに魅力を持っています。それを絵面でしか伝えきれないのが本当に惜しい。


しかし。
ゲームへ導く魅力がない代わりに、ゲームを知っていると面白さが増えます。
他の実践記でも「原作を知っている人じゃないと面白くないと思いますw」ってのを結構見ます。


じゃあ、じゃあさ!やってみようぜ!ゲームってやつをよ!


実際、ゲーム中ではキマ、ミリアあたりは2、3回やればすぐに出てきます。カードとしての排出は厳しいかもしれませんが、代わりに他の子たちで遊ぶことが出来ます。
「ああ、あの意味の分からないマナはこういう意図か…」とか「ただ殴ってばっかりだったけど主人公たちめっちゃ喋るね!?」ってのを体感してもらいたい。
それを踏まえたうえで再度スロットを打ってみてほしい。楽しさが段違いになると思います。

いや本当に、マジで。

--


今回はどちらかというとゲーム版の方の布教になった気がしないでもないです。
システムはほぼハーデスなため、それ以外の差は出玉と原作の2つ。出玉は良くも悪くもマイルドですが原作は知らない人なら完全にマイナス要素ですからね。
それ故に評価は世間的にはかなり低めとなりがちですが、そこを払しょくするため、少しメーカーの望む楽しみ方を実践してみてはいかがでしょうか。


ではまた。

4

ザンボさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(6 件)

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ザンボ
投稿日:2016/10/27
>あざらしさん
ありがとうございます。ゲームプレイヤーの友人をお持ちなのですね。
出来ればお誘い合わせたうえ楽しんでみてください。ゲーマー目線だとまた違ったものが見えているかもしれないです。
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あざらし
投稿日:2016/10/27
LoVは、複数の友達が遊んでいるゲームだったのもあって
この台、気になってたんですよね。
ザンボさんの愛溢れるコラム、面白かったです。
今度遊んでみます。
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ザンボ
投稿日:2016/10/26
>久兵衛さん
STキャラまで持ってきたら(版権的に)大変なことに!
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ザンボ
投稿日:2016/10/26
>藤原ジェット@mr.マイトさん
ありがとうございます!
世間の評価よりそこまで酷い台じゃねーよ!?というのが少しでも伝わってくれるとうれしいです
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久兵衛
投稿日:2016/10/26
四魔貴族が出てきたら全ツするところでしたねw
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藤原ジェット
投稿日:2016/10/26
めっちゃ面白コラムでした!ありがとうございます!

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