相撲設定

前回のコラムを
書いている時に
思い出したエピソードを
ちょいと書いてみますか。

●前回のコラム：猛吹雪にも負ケズ
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/6601#contents

スーパーの新店の
オープニングスタッフとして
色んな場所を転々とし
東大阪にしばらく
勤務していた時のこと。

1ヶ月くらいホテル生活が続き
仕事終わりに必ずと
言っていいほど同僚と
パチスロを打ちにいっていた。

そんな折に大相撲の
大阪場所が開催間近になる。

しかも宿泊していた
ホテルの目の前に
どこの部屋か忘れたが
相撲部屋があったのだ。

そんな最中であっても
仕事終わりに
ホテル近くのホールに
足を運ぶ２人。

そしてホールに
入るや否や目の前の
光景に絶句する。

皆さんも薄々
気づいているだろうが…

力士だらけなのだ(笑)

立派なちょんまげを
携えた大男たちが
大して広くないホールに
所狭しといるではないか！

２人ともしばらく
呆然としながら
その光景を見ていたが
同僚が驚くべき言葉を口にした。


『相撲設定だな…』


今思えば全く以て
意味が分からないのだが
その光景を見ていた
当時の自分は妙に
納得していた。

相撲設定は果たして
序の口なのか
横綱なのか真意を
確かめなければならない。

意を決してホールに
飛び込むわけだが
歩くのにも一苦労。

（せ…狭い…）

苦労しながらも１台
良さげな大花火を発見！

しかし、これまた
難儀しそうなのだが
力士と力士の間ではないか。

自分も横に大きい方だが
力士とは言うまでもなく
比較すらならない。

なんとか着席するも
両隣と触れ続けるのは
ほぼ100パーセント継続のST並か！？

しかし意外と静かに
打っているので
その点は救われた。

そうこうしている内に
ドンちゃんの小山型がでて
ボーナス濃厚。

しかしこの形はREG濃厚。
一縷の望みを賭け
１枚がけで中リールに
バー・チェリー・バーを狙う。

案の定、バー停止。

と、その時
右隣の力士の人が…


『残念でしたね！でも次は大丈夫！』


と声をかけてくれたのだ。


『ありがとうございます』


と礼を言いながら
その力士の顔を見る。

すると…
それがなんと！






全く知らない力士でした(笑)
しかし、あの屈託のない笑顔は
今でも忘れません。


『相撲設定だな…』


同僚が言い放った
相撲設定という言葉。

それはあの笑顔に
集約されてたのかな？





な〜んて
綺麗にまとめてみる(笑)


ちなみに本当の相撲設定は
おそらく序の口が
ほとんどだと記憶してます(笑)

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