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6号機を迎える前のノーマルタイプ
6号機を迎える前のノーマルタイプ
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荒吐暦さん
青春は、「ほんもの」になるための戦いだ。 - 投稿日:2020/08/05 23:09
先日、某Aスロの出玉は終日で4,000枚ほど出たけど「まぁ下が暴れただけだろうなぁ。サロメ様出たし」というのと、半日打ってめっちゃベル落ちるしBB中スベりまくって10回の数値で1/4.6だからベタピンはないだろうけど、それ以外何も振るわず最後に1,000枚ほど固まって出た某A番長の比較を今更ながらにしてみたいと思ったわけです。
twitterでいいじゃんと思うかもしれませんが、字数が絶対足りないと感じたのでこうやって書いておく事に。
共通点として、両方とも既存のものがあってそこからノーマルへと作り替えられたという事。
そして、両方ともフル攻略で設定1でも100%を超えるというもの。
まぁ、まずこのフル攻略というものがパチスロサイボーグでもない限り不可能なんですが、そこはそれ。
狙うに値するものがあるのか?という点において重要な役割を示しているのです。
Aツインの場合「何で当たったのか?」これはボーナス入賞後PUSHボタンで判別が出来るのでまだいいでしょう。
しかし、A番長の場合これが非常に困難になります。
一例を上げると、チャンス目→判別→非重複→演出途中に1枚役やチャンス役成立→そのいずれかが重複。こうなると何がなんだかわからない。
そして途中の判別。これにビタを要求される事があり、これまた難しいものとなっております。そこをどうにかしないとフル攻略とは言えない…
最終的な答え合わせが出来る上に、ビタまでいらずともある程度のファジーさで絞込みが出来る台とひたすらハズレ演出を見せられ続ける台。
何故こんな事になってしまったのか?
それは「番長3」の演出が完成されていたからではないのかと思われます。
対決ないし特訓突入時点で当落が決まっており、そこに至るまでのG数で書き換えの抽選を常に行っているものに対し、『何かを引く事でボーナスの抽選を行う』この一つ(例外もあるけど)の事柄のみ。
判別の時点で答えが出ているものの結果を見せられても、それはただの消化試合にしかならないのでベル引こうが弁当引こうが「はいはい」としか思えないのがまた…
そしてもう一つ。
その完成された演出の『前兆』
これをボーナスタイプに置き換えた事によって、前兆の開始をどうするのか。
一枚役(当落が分からない)というあやふやなものを起点とする事で「お?第一消灯?と、いう事は…」というとっかかりを作れてはいるのですが、その後が結局上記のハズレ演出を延々見せられるだけという惨状に…
さすがにシャッター閉まっての一枚役がハズれた時は「その演出のフローはいらんやろ…」と思ってしまいました。知ってますよ、シャッターチャンス目が確定じゃない事は。
だからってこれは頂けません。番長だけに。
あと、一枚役やチャンス目以降でもない限り第二消灯ベルはいらなかったと思う。見てて辛い。
さらに言うと昔になればなるほど(番長3<番長2<番長)期待度が増すってのがまた辛い。
対決も特訓もまずハズレという前提で進めなければならない。
メリハリと言えば聞こえはいいけど、取捨選択出来ずに全部入れ込んでしまった優柔不断さも垣間見える。
せめて一枚役が確定ならば…台の面白さとしては個人的には「凪のあすから」「コードギアスC.C.Ver」「スカイラブ」「不二子Ⅱ」等、完全に負けてます。
AツインとA番長。
似ているようでまったく違うこのノーマルタイプを分けるものの一つがRT。
かたや入るかどうかはあなたのヒキ次第。
かたやBBなら終了後絶対付いてくる。
これだけ見れば後者なのですが、0G or 20G or 50Gとベル引かない限り永久にRT。この差がまたエグい。
そしてこの永久にRTのやったった感。
番長3で中ないし強対決1G目に揃ったベル。
皆さんどう思います?
やったったって思いません?
Aツインに置き換えるとドキドキゾーンでベルを引く前に白7リプレイを揃える。
これなんです。
気持ちよさと出玉フローを分ける一端が完全に負けてるんです。
元々A+ARTだからこそのRTのみへの矛盾のない設計が生んだ面白さと、AT,ART機を無理やり落とし込んでしまったがゆえに面白さの核となる部分がとっ散らかって収集の付かなくなった凡作。
ならもうクレアシリーズでいいじゃないかと思うでしょ?
僕もそう思います。
番長シリーズが大好きだからこそ、何故こうしてしまったのかという悲しさ。
まるで押忍!操の悲劇再びですよこんなの。
無理なら無理でスピンオフにしてみるとか、押忍!薫先生とか押忍!舎弟とかなんかあるでしょ…
撤去までもうそこまで迫っている中、少しでも楽しみたい、少しでも触れていたい。
そう思えるのはどちらなのか。
そんな台作りをして頂きたいと思った2日間でした…
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荒吐暦さんの
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