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回胴と銀玉に於ける他分野理論応用の考察 【雨】
回胴と銀玉に於ける他分野理論応用の考察 【雨】
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たれめさん
ストップボタン押すために仕事してる - 投稿日:2018/06/30 15:35
最近本当にツイてない。
最近本当にツイてない。
大切な事なので二回言った。負けるのはまだいい。負けるのもパチスロだ、寧ろ負けてこそのパチスロだ。重ねた敗北が多ければ多いほど勝利のカタルシスは膨れ上がるというもの。逆境からの生還を夢見て歯を食いしばり続けているが、いい加減右の親知らずが砕け散りそうだ。
そんな積み重なった黒星の中でも、一日の中で唯の一度も浮いた瞬間が無かった日ほど骨身に応えるものはない。あの時あの瞬間に止めていれば今日は心地の良い眠りにつけたはずなのに、そんな後悔すら抱く余地を与えてくれない屈辱的な敗戦。顎に一発イイのを貰ったかのようにフラフラになりながら涙目で店を後にするあの恥辱を、私は決して忘れない。
得てしてそういう日ほど、災難は続くものだ。帰りに立ち寄ったコンビニで確かに頼んだはずの旨辛チキンはレジ袋の中から忽然と姿を消し、先程まで外し続けた30%を見事射止めた俄雨が憎たらしく降りしきる。祈りの一つも捧げたことのない神に、仕返しとばかりに追い打ちをかけられているようだ。普段幾ら善行を積もうとも微笑みの一つも返してくれなかったくせに、此方が弱みを見せたらこれ幸いと毛という毛を毟り取ったケツに爆竹詰めて放置プレイとは何事だ。本当にありがとうございます。
癖が露見することを厭わず述べさせてもらえば、それらの降りかかる艱難辛苦すらご褒美という名の明日を生きる糧であり、更に言うならば自らの身にばかり降りかかっていると思える不幸も所詮は思い過ごしに過ぎない。自分が打ち出した途端に合算が設定1に向かって収束し始めるのも、やっとこさ入れたATの純増が悲惨な有様になるのも、天井手前に限ってバケ引いちゃうのも、全て「気のせい」だ。そう「マーフィーの法則」が言っていた。
「洗車をすると雨が降る」「トーストを落とすと必ずバターの面が下」など、ユーモラス且つ自虐的な経験を纏めたこの法則は、我々スロッターが抱える哀愁を的確に表現し得るものである。打ち始める前から「今日は遊びだから」と自分自身に敗北の言い訳を作っている日は大概負ける。負けても良いなんて勝者のみに許される戯言だ。猪木の言葉を胸に刻め。
しかし、この法則は私に一つの光明を指し示す事となる。洗車をすると雨が降る事を逆説的に考えるのならば、雨を望む時にこそ洗車をすればいい。聡明な諸兄にも経験は無いだろうか。初打ちでよく知らない台ほどプレミアフラグを引いてしまう、大して好きでも詳しくも無い台ほど勝ってしまうあのジレンマを。
無知が、無関心が、摩訶不思議な奇跡を呼び寄せるというのならば、連戦連敗ツキが最底辺の時にこそ打てばいい。マイナスにマイナスを掛けてプラスにする様に、落ち目の人間の逆を行く様に、自らの不運を逆手に取れば、それ即ち勝機となる。刃牙で言うところの、毒に蝕まれた身で敢えて毒手をくらうことで解毒作用とする、所謂「裏返ったァッッ」状態である。
逆境すらも己の力に変える、自己のバイオリズムすらも思うが儘となる究極の戦法。今こそ、この溜まりに溜まったフラストレーションを爆発させ、栄光の常勝街道をひた走る時だ。勝利の方程式は此処に顕現したりと、6-4-3というゲッツーみたいな三連敗を食らうまでは本気で思っていたあの時の自分を簀巻きにして沼に沈めたい。
パチスロに於いて、自己を正当化すら為の「逆」なんて上手くいくはずもない。抽選で良番を引き当てたのにウイッチマスターにひた走り三万負けてヘラヘラする「逆」なんてあってたまるものか。
そんな愚行に納得の意を示し、優しい微笑みと大らかな心で連敗の傷を舐め合える方からの御一報、常にお待ちしております。
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たれめさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
してェ…
パチスロしてェ〜〜〜〜…(したい)
たれめ復活っ!!(してない)
いつか不運な波も引ききって幸運の津波が来ると信じております。
そんな私の愛読書は
「小さい事にクヨクヨするな!」です