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パチ7自由帳月間賞

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2019.07.16

【伊藤ひずみのお題帳】2019年6月分『4コマ漫画(フリーテーマ)』結果発表!

伊藤ひずみ 伊藤ひずみ   パチ7自由帳月間賞

はい、どうも! 伊藤ひずみです!

今回のお題は『4コマ漫画(フリーテーマ)』でした! さっそく作品を見ていきましょう!

 

私は挑戦する人が大好きです。失敗したっていいじゃないですか。挑戦することに意味がある。何か新しいことに挑戦している方がいたら積極的にご紹介していきます。

■ひじきさん/ダメ嫁日和

今年の4月から自由帳で漫画をアップしているひじきさん。独特な絵柄と雰囲気が大好きです!今回、はじめて漫画イラストお題帳に参加してくださいました。ありがとうございます! お初ということで、こちらのコーナーで紹介させていただきました。

そして特筆すべきは色のぬり方。アナログ線画を写メった後にスマホで加工という方法がすばらしいアイデアだなと思いました。この作品はセリフが手書きですが、他の作品では色同様に写メ後に加工しており、こんな方法もあるのだなと、とても勉強になります!


 

ねこ美さん/起承転結 

公式陣の中からはねこ美さんがエントリーしてくださいました!ありがとうございます! ただねこ美さん…クオカードが欲しいとのことでしたが、公式陣は…公式陣は大賞に選ばれることはないんです!!  申し訳ありません!! とはいえパチ7で4コマといえばねこ美さん。さすがのおもしろさ! 現在は休載中の「ほぼ日刊ねこ美」の復活を楽しみにしております!
 

▲ねこ実さんの連載はこちらから(現在育休中)




 

▲ひじきさん/ダメ嫁日和

「挑戦した人々」でも紹介させていただいたひじきさん。漫画の雰囲気というかテンポというか、うまく言語化はできませんが、私はとても好みなんですよね!作り手として「自分には描けないなぁ」と感じる作品に惹かれるのかもしれません。ぜひまたご参加ください!

 

▲ポリンキーさん/【漫画】ディスクアップあるある2皿目

いつもご参加ありがとうございます!今回ポリンキーさんはディスクアップを打っている人にはよくわかるあるあるを4コマにしてくださいました。毎回安定のおもしろさですね!私もシンディに会いたい…。

 

▲ハンドルくんさん/たくさん出た時に言われるあるある

あいかわらずのハイクオリティ! 絵や内容の安定度はもちろんのことですが1コマ目のように遠景を淡くしたり、コマの大きさにメリハリをつけたりと、様々な工夫をしてらっしゃるのがとても勉強になります!

 

▲ロージーさん/アホ店長と、おさげちゃん

私が講師を務めさせていただいた最初のワークショップで初めて漫画を描いたロージーさん。たった2年でここまで描けるようになるとは…すごい…。継続的に自由帳やツイッターに絵を上げていたのも拝見していたので、やはり描き続けるって大事なんだなと再認識させていただきました。ぜひこのシリーズ、もっと読みたいです!

 

▲ハンドルくんさん/PACHINKO GIRL

ハンドルくんさんは2作品応募してくださいました。4コマとは思えない読み応え! コマを大きく取ると、このくらい情報量を上げてもゴチャつかずに読めるものなんですね! キャラ、設定、世界観からロゴ、パチンコ台などの細かいところまで作り込みがすごいです!


 

▲ハンドルくんさん/PACHINKO GIRL

おめでとうございます! 大賞のハンドルくんさんには5,000円分のパチ7オリジナルクオカードを差し上げます!

【評価ポイント】
最終候補の欄でも触れましたが作り込みがすごい! 話や設定を作っているときのワクワクがこちらにも伝わってくるようです。このキャラ、この設定を、ここでしか使わないのはもったいない(笑) ということで今回はこちらの作品を大賞に選ばせていただきました。というかそもそもハンドルくんさんは私からあーだこーだ言うようなレベルの方ではないので賞を送るというのもなんだか恐縮してしまいますが(笑)



 

はい!ということで今回の「余計のお世話」は、ねこ美さんの4コマ漫画でも話題になっていました「起承転結」についてお話ししてみたいと思います。「4コマ漫画」というテーマからははみ出して漫画全体の解説になると思いますが、よかったら参考にしていただけると幸いです。(今回めちゃくちゃ長いかも…覚悟して読んでいただけると…)
 

4コマ漫画に起承転結って必要?

そもそもの話なのですが、個人的には4コマ漫画で起承転結を意識する必要はないんじゃないかなと思っています。今回のお題帳の応募作を見ても、みなさんの作品はちゃんと漫画として成立しております。しかし全ての作品が起承転結にあてはまるかというと、あてはまるような、あてはまらないような…といった感じなのではないでしょうか。特に「1コマ目は起で、2コマ目は承で…」と1コマずつ起承転結を対応させようとすると、対応させられない場合も多いと思います。


つまり漫画には起承転結の形になっているものとなっていないものがある、ということです。起承転結とは1つの型であって、必ずしもすべての漫画がそれにあてはまるわけでないのです。使ってもいいけど必ずしもそれに沿って作る必要はないよ…くらいに考えておけばよいのではないか…ということですね。


実際問題、起承転結という考え方があるのは日本だけで、『ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101』(注1)というハリウッド映画の脚本の書き方を説明した本では、物語は4幕構成ではなく3幕構成で説明されています。日本の能も序破急の3幕構成ですし、近年出版された『超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方』(注2)ではなんと「13フェイズ」で構成するべきとされています。つまり「起承転結をきれいに揃えなきゃ!」と必要以上にこだわることはないということです。

(注1)『ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101』ニール・D・ヒックス著濱口幸一訳(2001)フィルムアート社
(注2) 『超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方』沼田やすひろ(2011) 講談社


 

じゃあ起承転結ってダメなの?

では起承転結は使えないのかというと、そんなことはありません。やはり昔から使われているだけあって、起承転結に沿っての物語を作ることには大きな利点もあります。説明していくにあたって、まずはそもそも起承転結とはなんなのか確認してみましょう(諸説あるのであくまで一例)


起:主人公の現在の状態、環境の説明。
承:事件が起こる。そこから展開が進む。
転:大きな転機。ここから結末に向かう。
結:結果


「事件」を「起」に入れるか「承」に入れるかは意見の割れるところですが、今回はこれで!ただし、これだけ見てもわかりにくいと思いますので具体的に肉付けしてみましょうか。



主人公はコスプレ衣装作りが趣味の男子高校生。自分が作った「マジカル天使プリンアラモード」の衣装を着てくれる人を探している。しかし体型も顔も完璧にアラモードになれる理想の人はそうはいない。


あるとき不良に絡まれる主人公。そこである少女に助けられる。彼女のハイキックがアラモードの必殺技「プリリンハイパーキック」と完全に重なる。体型も顔も運動神経も完全なアラモード。運命の人だと確信。しかし彼女は同じ学校の有名な不良少女。コスプレをしてくれるはずがない。びびりながらも彼女につきまとい説得し続けるも拒否される。しかし、数週間つきまとったことで彼女が喧嘩するときは必ず人助けだと知り、内面は優しい子だと知る。


あるとき喧嘩が原因で不良少女が先生に呼び出される。あと1回問題を起こせば退学になるとのこと。しかし彼女は人が困っていると手助けせずにはいられない。そんなときに以前、主人公に絡んだ不良どもが報復に。手を出せない少女。そこに主人公が助けに入る。しかし弱い。ボコボコにされる主人公。退学も辞さずに助けようとした時に少女はある方法を思いつく。それはアラモードの衣装を着ること。これで誰だかわからずに喧嘩ができる。そして不良どもを撃退。


喧嘩のあと、ほつれてしまった衣装。喧嘩のたびに毎回直す必要がある。2人で組めば、主人公は衣装を着てくれる人ができるし、少女は心置きなく人助けができる。こうして2人は町内の平和を守るコンビに。


とまぁ、パパッと適当に起承転結に合わせて32ページくらいのあらすじを作ってみました。不良少女の人助け癖が過去のトラウマと絡んでいたりするとドラマが深まりそうですが、まぁ今はこんなところで。このログラインがおもしろいかどうかは置いておいて、一応物語としては成立しそうです。この物語がどのような構造になっているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

『起』でやること

まずは先ほどの「起承転結」の説明では、具体的にどんなエピソードを入れていけばいいのかわからないと思いますので、各項目でやることをもう少し細かく分けていきたいと思います。

・日常
主人公が誰で、どの時代の、どこで、どのように住んでいるかを説明します。先程の物語では主人公は高校生。現代の日本でコスプレの衣装作りを趣味にして暮らしていることを見せます。

・潜在的な問題点、目的
そして、この段階で主人公が抱える日常への不満、不足感を見せておくと良いでしょう。先程の主人公では衣装を着てくれる理想の相手がいないというのがそれに当たります。


実はこれだけでも物語は成立します。日々の日常を描いて「なんてつまらない日常なんだ」もしくは「なんてすばらしい日常!」と主人公がつぶやいて終わる…という漫画でも一向に構いません。ただその漫画が評価を受けるにはかなりの独創的な雰囲気、絵柄が必要になるでしょう。それがないのであれば、おもしろい漫画を描くには「事件」を起こすのが手っ取り早いわけです。ただの一般人の日常を見せられてもおもしろくありませんが、そこで普通とは違う事件が起これば物語になるわけですね。

 

『承』でやること

・事件
事件が起こります。これを「起」の最後と考えるか「承」の最初と考えるかは自由ですが、基本的には「日常」と「潜在的な問題点、目的」を見せた後に起こします。そしてそれが潜在的な問題を解決するきっかけになっていくわけです。ここで起きる事件の質や日常との乖離の仕方によって、漫画のジャンルが決まります。ゾンビが出てくればホラーになりますし、「カレーパンが食べたい」レベルの事件なら日常系になりそうですよね。上の話では、絡まれた不良から少女に助けられるところが該当します。

・対応、対策
ここでは事件によって変化してしまった日常に対する主人公の行動の変化を描きます。ずっと見つからなかった理想の相手が見つかった主人公。それが不良少女だったことの戸惑い。それを乗り越えてアタックする様をここで描きます。

・対決
対応、対策をしてきた中での一応の結果が出るところです。大抵は一定の成果を見せておきます。最初は取り付く島もありませんが、徐々に心を開いていく少女…と、少し希望が見えてくると次の「転」との落差を演出できます。つきまとううちに少女が人助けのために喧嘩をしていることを知り、彼女のやさしさを知る主人公。そしてそれに気づかれたことで主人公を理解者として意識しはじめる…といったところでしょうか。

 

『転』でやること

・転換
ここでは単なる転換ではなく、上手く行きそうだったことをどん底に落とすくらいの落差を作ります。絶対に解決できないくらいのどん底。この落差が大きいほど、転としての効果があります。主人公はここで本当に倒さなければならない敵や、解決しなければならない問題点に気づきます。「倒した相手が実は中ボスで、本当の敵は一緒に旅した友人だった!」のような展開ですね。少し心を開いてくれた実は優しい少女が、次に喧嘩したら退学という事態になるというのが転となります。大人の決めつけで、せっかく開いた心が閉じてしまう…という流れもいいかもしれません。

・対応、対策2
ここでは「承」の対策のように易々とは進みません。何をしても打ち砕かれる。準備もままならぬまま、最終対決に向かわなければならない。喧嘩はできない、しかし人助けはやめられない。心もまた閉ざしてしまった。八方ふさがり感を出せるだけ出します。

・最終対決
全ての決着が付きます。追い詰められますが、意外な展開で逆転します。ここでの対決が主人公の心の成長とリンクしていると物語は大抵成功します。不良少女は喧嘩できないが、衣装を着ることで戦えるようになる、というのがこの部分に該当します。また弱い主人公が喧嘩に参加するという意外な勇気を見せることで、少女は再び心を開きます。

 

『結』でやること

・成果
最終対決により手に入れた成果を示す場所です。起で見せた潜在的な問題点を解決できたかどうかの結果発表となります。ここで「起」で示した以上の結果を手に入れることができるとよりカタルシスが大きくなります。「コスプレ相手だけでなく好きな人ができる」「それだけでなく町内ヒーローまで誕生した」という意外な成果物があることで、いい意味で読者さんの期待を裏切ります。プラスαというパターンだけでなく、望むものは手に入らなかったけど、代わりにもっとよいものが手に入るという構造もよくありますね。


以上のことを表にしてみましょうか。
 

話の展開を見ると山が2つあるジェットコースターのようになっていると思います。実は漫画としては平らなまま進んでも、山1つでも成立はします。しかし、それだと味気ない物語になってしまう場合が多い。だったら山を2つにしてみようかというのが「起承転結」という型の特徴なのです。山を意図的に2つ作ることで物語を盛り上げるためのテクニックとでもいいましょうか。

※起承転結を「山1つ」として使う方法もあると思いますが、私としては山を2つ作ることをおススメします。ただし4コマで使用する場合はコマの少なさから山1つとして運用することが多いかもしれません。


序盤でも述べたように「起承転結」は技術の1つです。利用できそうだなと思った方は利用すればよいですし。したくないのであれば使わなければいい。将棋の戦法のように考えるのがいいのかもしれません。「居飛車」を極めればもちろん強くなれますが、必ずしも「居飛車」にこだわる必要もない。自分に合う考え方を選んでいけばいいと思います。

最後に起承転結の各段階で必要なことをまとめてみます。

起 ・日常 ・潜在的な問題点
承 ・事件 ・対応対策1 ・対決
転 ・転換 ・対応対策2 ・最終対決
結 ・成果

お題帳である程度の長さの物語を募集することはないとは思いますが、何かの参考になれば幸いです。 ということで今回も長くなってしましましたいかがだったでしょうか。


現在、次回のお題帳も募集しております!  お題は前回大好評だった「パチ7公式漫画のイラスト」!  ぜひ御参加ください!

【伊藤ひずみのイラストお題】『第2回パチ7公式漫画のキャラ』

 

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伊藤ひずみ
代表作:伊藤ひずみのお題帳

漫画家。『のぞまこ。』『パッチくん』『若葉レバーオン!』『ロックンリール』など。パチンコで初めて触った台はCR海物語、スロットは初代北斗の拳。ぽっちゃりだったころのマリンちゃんの方がエロかったと思う今日この頃。

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