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元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~

元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~

2019.05.03

カタギリのホール非攻略『パチンコホール店長』

元・店長カタギリ 元・店長カタギリ   元店長カタギリのホール非攻略~パチンコパチスロ情報バラエティ~

▲今回は『ホール店長』について解説

毎度おなじみ、しくじり店長ことカタギリでございます。 今回は私のかつての肩書である『パチンコホールの店長』の姿に迫ります。


知っているようで、実は良く知らない。イメージは出来るけれども、具体的にはわからない。皆様にとっては、そんな存在でしょうか。昔の漫画で描かれていたような『パチスロの設定で客と勝負するイケメン』を連想する方もいれば、事務所のモニターの前で偉そうにふんぞり返る傲慢なオッさんを思い浮かべる人もいらっしゃるのかな。ええ、私も皆様の中の店長のイメージが想像できません。


ならば、という訳でテーマは『ホール店長のあれこれ』でございます。私が見てきた、そして経験してきたホール責任者の現実をお届けいたしましょう。

 


★この記事に書いてあること。



 


★ホール店長の年齢層は?


私の知る限りで最も若くして店舗責任者となった方は20歳(入社3年目)で、最高齢の店長さんは60歳でした。皆様の予想以上に幅広い年齢層ではないでしょうか。


ハタチの店長さんは良くも悪くもハッキリと物申される方で、正に怖いもの知らずといった雰囲気を全身から漂わせた目つきの鋭い若者。そして還暦の店長さんは申し訳ないですが実年齢よりも遥かに老けて見える、陽気な性格だけが取り柄の仕事の出来ない男性でしたね。


若くして大抜擢された理由は、物怖じしない言動が評価されて。定年間近での配属は、コンサル会社からの派遣として。後から聞かされた就任までの経緯はそれぞれですが、どちらも現場の人間から見れば不可解で不快な配属、という印象を受けたのを覚えています。


若過ぎた責任者は目上の人間に対する敬意が、年老いた責任者は部下に対する威厳が致命的に欠けていたために、程なくしてその地位を失うことになりました。 年齢相応に振る舞えねば、職場をまとめることなど出来ないのです。ましてや、それが曲者揃いのパチンコ店であれば尚更ですよね。

 


★ホール店長の収入・年収は?


複数の法人で店舗責任者を任された私の、当時の手取り額は約30~40万円。金額の差はズバリ、店舗規模の違いです。賞与の額は業績によって大きく変動したため、年収で言うと450~650万円程度だったと記憶しております。


ちなみに私が執筆いたしました『しくじり店長』の中に登場するヒロタ店長の月収は60万円。これは事務所の机上に無造作に置かれていた氏の給与明細がたまたま目に入ったために知ることになった数字でしたが、この金額は当時のモチベーションにも繋がっていました。いつかは私も60万円。そんな夢を思い描きながらホールの床に散らばっている銀玉を磁石の付いた棒で拾い集めておりました。

 


★ホール店長の業務内容。


店長に任されている仕事は店舗の運営ですので、その中身も実に多彩。大別すると計数管理、教育、防犯、販促といったところですかね。


中でも、計数管理に欠かせない日々の調整業務が手腕の問われる仕事であり、労力を費やす作業と言えるでしょう。私も数少ない休日でさえも、閉店後に店舗に顔を出して調整業務だけは行っていました。後に休日の調整はマネージャーや主任に依頼するようになりました。ですが、閉店後に電話で細かいやり取りを行いながら指示を与える必要があったため、1年365日、1日たりともホールから頭を切り離して過ごせる時間はありませんでした。


現在、我が社では一般社員にも作業として調整業務を行わせています。それによって店長を始めとする役職社員の負担は大幅に軽減されましたが、情報漏洩のリスクの増加や、そして何よりも調整業務そのものを軽視することにならないのかなと、私は年寄り臭く危惧しております。

 


★ホール店長に求められるスキル。


前述の通り、数多くの職務を全うするためには幅広い知識と豊富な経験が必要になります。従いまして、ひとつの分野に特化したスペシャリストではなく、あらゆる業務に対応できるゼネラリストでなければなりません。 ……が、そんな優秀な人材であれば、他業種に就職して大成するでしょうよ。


そんなことより私がホール店長にとって一番大事なスキルは何かと尋ねられたら、ズバリ体力であると断言いたします。プレイングマネージャーとしてホール内を走り回る運動能力、接客対応(特にトラブル対応)を行う際の胆力、オーナーからのプレッシャーに耐え得る精神力。それらを受け止める総合的な力を『体力』として表現しましたが、概ね賛同を得られる回答ではないでしょうか。


どう見ても内臓の調子が悪そうな顔をしている店長さんや瘦せ過ぎ、激太りの店長さんは大勢いらっしゃいますからね……。 その他に重要なスキルは『決断力』でしょうか。リーダーにとって必須の能力ではありますが、一部の遊技機が数百万円を超える中古価格となっている現状を考えると、新台導入時に何を買って何をスルーするのか、店長さんの決断力が店舗運営を大きく左右する時代になっていることは間違いありません。

 


★ホール店長の休日。

私が店長就任時の休日は、月に5日。その数年後に月6日へと改善されました。過ごし方は新機種の展示会か、試打や他店視察と称しての稼働。そう、完全にパチンコ・パチスロ漬けの休日です。前述の通り、夜は調整業務もありましたからね……。


既婚者の店長さん達の中には家族サービスに精を出す方もいらっしゃいましたが、やはり休日の少ない仕事ですので総じて家族仲がイマイチな方々が目に付きました。それを知る若手社員の中には将来に不安を感じる子たちも少なくありませんでした。


こうした背景もあって、最近では大手ホール企業を中心に福利厚生が大幅に改善されてきていますね。それに伴って店長を始めとした社員の休日も昔より多くなっているようです。大昔は月4休(週1)だった店長さんの休日も、今では月8日(週休2日)も珍しくありません。過ごし方は変わらなくても、時間的な余裕が以前よりも増えて心にもゆとりが出来た、そう考える店長さんも少なくないはずですね。

 


★カタギリ物語。

私が初めてホールの責任者を任されたのは、ちょうど30歳になったばかりの頃でした。前任者がオーナーと口論になって突然の退職。それに伴う玉突き人事。


お前、明日から店を頼むわ。課長からの宣告に、言葉を失った私。


その数日後、高級なスーツに身を包んだ紳士的な中年男性が事務所にやってきました。「オーナーから私と一緒にこの店を盛り上げてくれと頼まれた」と告げた恰幅の良い『新課長』と名乗る男性は、私の吐き出した不安の数々にしっかりと耳を傾けた後、 「君のような、店のことを真剣に考える男がいれば安心だよ!」 と大声で叫び、私の左肩にポンと腕を乗せたのです。


それじゃ、明日からよろしく。それが、私が耳にした彼の最後の言葉でした。


翌日も、その翌日も彼は事務所に姿を見せませんでした。代わりにやってきたのは旧課長。というより、以前から知る私の上司であるサガワ課長である。まるで新課長の来訪など夢物語であったかのように、誰からも何も聞かされない毎日。そんな疑問を口にすることさえ許されぬような不穏な表情を浮かべているサガワ課長。あの紳士が存在していた証は、私のスーツの内ポケットに眠っている1枚の名刺だけになってしまいました。


そんなことがあったことさえも忘れかけていた数か月後、私は手元にあった業界誌のページをめくって仰天しました。 遊技機の不正改造で販社の取締役が逮捕されたニュースを伝える記事。事件の犯人としてそこに載っていた名前は、内ポケットの名刺に刻まれていたものと同じ。そう、安心だと強く宣言してくれた新課長は、ちっとも安心できない人物だったのだ……。


これは、しくじり店長としての第一歩を踏み出す私にバトンを手渡した男の話である。


 


★『ホール店長』まとめ。

私が初めてパチンコ店に足を運んだ日から、既に30年近い年月が流れ去ってしまいました。当時は街のあちこちで見かけた数十台程度しか設置していない小さなホールは軒並み姿を消し、それと同時に多くの店長さんもこの業界から離れてしまったことでしょう。


私はそういった多くのホールが街から消滅した現状を憂いて、古き良き時代を取り戻したいというノスタルジックな幻想を若者たちに説きたいのではありません。


むしろ、誰のためにも何の得にもならなかった繁華街の雑多で猥雑な光景が、青少年にとって穏やかで健全なものへと形を変えたのであれば、それは良いことじゃありませんか。


しかしながら現存するホールで己の職責を全うするために今日も額に汗を、時に頬に涙を流しながら尽力する店長さんの姿を頭に思い描くと、その背中にオーナー、スタッフ、そして地域のパチンコファンといった様々な人々からの期待を一身に抱えて踏ん張っている光景が浮かび上がってくるのです。


それは私が成し得なかった、志半ばで諦めた夢。今も未練がましく憧れる、取り戻すことのできない日常。 必要ならば生き残るのが必然で、不要ならば淘汰されるのが自然。その摂理はパチンコ店、そして運営する店長さんに対しても当てはまるのでしょう。


私は店長としては挫折してしまいましたが、ホールの姿が変わっても、ひとりのユーザーとしてあり続けるつもりです。何故でしょうね、そこが私にとって必要な居場所のような気がするから、でしょうかね。


 

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この記事へのコメント(2 件)

プロフィール画像
ざきゃ
投稿日:2019/05/04
昔住んでた埼玉で副店長が金を盗んで逃げたなんて話あったなぁ
プロフィール画像
すろ
投稿日:2019/05/03
うちのホールはよくわからん、何回店長変わったことか。

元・店長カタギリ
代表作:しくじり店長

シルバ〇アファミリーみたいに小さなパチンコ店の責任者から一転、 雑巾がけがメインの業務となってしまった事務員へとグレードダウン。 そんな設定①のスランプグラフのような半生を、隔週水曜日に連載させて頂いております。 タイトルは「しくじり店長」。 パチ屋の店長が平社員へと降格していく逆サクセスストーリーを、 海物語シリーズの泡リーチを見つめるような気分でお読みください。

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▲3店舗を潰した『しくじり店長』の人生録をお楽しみください。(完結)

▲まさかの漫画化。こちらは連載中!


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