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SENZIN伝

SENZIN伝

2017.04.21

SENZIN研究『偏見』:恐喝SENZIN

タイルまん タイルまん   SENZIN伝


今回はSENZIN伝の読者であるA氏が出会ったSENZINを紹介したい。


ある日の事。 A氏は仕事が休みで暇だった。給料日前という事もあり、財布の中身はキンキンに冷えきっていた。打ちに行きたいけど、こんな悪魔的な金欠状態で20スロなど打てない。さて…どうしたものか…。 床に寝転びながら紫煙をくゆらせていた。


仕方ない。1パチで我慢するか。


1パチなら低投資で遊べる。更にミドルスペックなら、下手をすれば髭の野口が性転換手術してすました顔の樋口に変身するかもしれない! いや、上手く事が運べば、オールバックの福沢大先生へと変貌を遂げる可能性だってある…! A氏は意気揚々と支度して家の近くの1パチコーナーがあるホールへ。


ホールに到着したA氏は脇目も振らず1パチコーナーへ。 盛況で空き台がほぼ無い状態だったが角にあった牙狼が運良く空いていた。
 

CR牙狼 魔戒ノ花〜BEAST OF GOLD ver.〜


スペックは1/319のST機。ST突入確率は53%となっており、ST回数は161回のロングSTとなっている。 牙狼なら福沢も夢じゃないな。 そんな事を考えながらA氏は耳栓を装着して席に座り打ち始めた。 1野口が消え、2野口が消え…3野口をサンドへと滑り込ませた。

うーむ…当たらん…。 MAXよりかは大当り確率は軽くなってるとはいえ所詮は1/319。なかなか当たらないものである。


疲れてきたなぁ…。

「$☆*」

早く当たらないかなぁ。

「○%♪!」

熱い演出見たいなぁ。

「$☆*!」

A氏がそんな事を考えていると背後からふいに肩を叩かれた。


振り向くと白髪短髪の男性SENZINがA氏を睨みつけながら何か訴えている。

年齢は80歳位だろうか? A氏は戸惑った。何故にこのSENZINは俺に何かを訴えてきているのか?耳栓と周りの雑音で何を言っているのか分からない。しかしSENZINの表情を見る限り1つだけ確かな事が……プッツンいってらっしゃる。A氏は耳栓を外してSENZINが何を伝えようとしているのか尋ねようとすると


「無視してんじゃねぇぞ!お前に言ってんだよ!!」


予想以上にプッツンされていらっしゃった。 怯むA氏。決して無視していた訳じゃなく、ただ単に聞こえていなかっただけだったとか。


「人が声かけてんのに無視するとは何様だ!」

「いえ…聞こえなかったんで…」

「嘘つけ!」


SENZINからすれば聞こえていようがいまいが無視されていたという結論に達していたらしい。 A氏は弁明の余地も無く、ただ呆気に取られていた。


「なんでお前、ここにいるんだよ!!!???」


A氏とSENZINはたった今出会った。初対面である。

A氏は考えた。 このSENZINはどこかで頭に強烈な刺激を与えてしまった為に短期記憶障害を起こしているのだろうか? もしくは生き別れた祖父なのだろうか? つまり俺はこの人の孫で、感動の再会を今果たしている状況なのだろうか?しかし似ても似つかぬ顔、しかもよくよく考えれば祖父は元気に生きていることも思い出した。

ゆえにその推測は間違えであり、単に齢相応のボケがきているだけなのだろう。 一瞬でそこまで考えてしまう程、意味が分からない質問をA氏は投げかけられていた。


「なんでって…どういう事ですか?」

「お前若いよな?なんでそれ打っているんだよ?」

「牙狼好きだし…」

「違う!なんで低貸し打ってるんだって言ってるんだ!」


A氏は驚いた。


「若い奴はパチスロ打ってろ!」

偏見の凄さに更にA氏は驚いた。

「いや…ここに5スロ無いから…」

「20スロがあるだろ!そっち行け!」

「お金無いし打てないので…」

「ジャグラーでも打ってればいいだろ!」

ジャグラーの事は知ってるのかよ!A氏は心の中でツッコんだ。

「さっさと移動して俺にその台よこせ!」

A氏は真正面からA氏が打っている台を堂々と奪おうとしているSENZINに驚く事しか出来なかった。

私も長年SENZIN研究をしているが、この様なケースは初めて聞いた。これではただの恐喝である。A氏はホールの中心で『なんて日だっ!』と声を大にして叫んでも許されると私は心から思った。


「若い奴はパチスロ打て!1パチは俺らが打つ!どけ!」

「ちょっと!そこさっき空いたからそれ打てばいいでしょ!?」

「これがいいんだ!これが打ちたいんだ!」

「嫌です。」

A氏は真顔でハッキリ断った。

「なにぃ!?やんのか?」

なんとも喧嘩っ早いSENZINである。もうここまで来るとジャイアンそのものである。自分の物にする為に最終手段は拳で理解させようなど、私の中ではジャイアンか世紀末救世主伝説のモヒカンかの2択である。 面倒になって渡す方向に行く人もいると思うが、A氏が出した答えは無視。 スッと耳栓を装着し、今回は意図的な無視に徹した。


「#¥☆○$!」

何かを騒いでいるSENZINの方も見ずに無視を決め込んだ。 ほどなくして諦めたのかSENZINは姿を消した。 やれやれ…。

A氏はひと息ついてパチンコへと集中したかった所だが…あのSENZINが何処へ消えていったのか気になる。 チラチラと周りを気にしながら打っていると…いた。 SENZINは1パチコーナーを徘徊していた。しかしA氏の後ろを通りかかるとビタッと足を止める。そして熱い眼差しでジーっと見てくるのが分かる。 気にはなるが、気がつかないフリをしていると台が騒がしくなりスンナリと当たった。


フッハハ! SENZINよ! 残念だったな!


そう思いながら後ろを振り向くと既にSENZINの姿はなかった。 福沢まではいかなかったが、野口が樋口へと昇格する位の出玉は出た。出玉を流していると、例のSENZINが別な台を打っている姿が目に入った。

A氏は流し終わった後にSENZINに嫌みを込めて声を掛けた。


「止めたんで打っていいですよ?」

SENZINはA氏を睨みつけ、

「お前が出したから、あの台はもう出ねーよ!!馬鹿が!!」


SENZINの中のオカルトでは、1度出た台はもう当たる事は無いらしい。それより何より、素晴らしく口が悪い。

A氏は勝ったので、罵声を浴びせられても気にもせずヘラヘラと笑って帰ったとの事。 これがA氏が体験したSENZINとの出会いだったらしい。 なんとも強烈なSENZINである。


私はこの話を聞いた時に、頭に浮かんだことがある。SENZINがパチンコを打たずに、パチスロを打っている姿を見ると違和感を感じる事ということである。

これと一緒で、SENZINも1パチを打っている若者に違和感を感じるのかと思った。

若者はパチスロ打ってればいいだろ。 物凄い偏見である。

が!

SENZINはパチンコ打ってればいいだろ。 こちらも物凄い偏見である。

お互いがお互いを偏見の目で見ているのか。

個人的な見解だが、確かにSENZINとは偏見が強い方々が多い気がする。


例えば私が出会った中で断トツに多いのは新しい物が嫌いなSENZIN。 新しい物=わけの分からない物という事になるらしい。例えそれが便利な物でもだ。食べ物に関してもそう。老人ホームで働いていた頃に昼食の主菜で『鶏肉のピカタ』という物が出てきた。 最早SENZINからすれば謎の料理である。実際の物を見れば唐揚げとも違う何か。ひじきや味噌汁などで白米を食べ、ピカタそのものに手をつけないSENZINが続出した。

こちらから勧めても 「貴方が食べなさい。よく分からない物は私は食べません!」 と、全員が口を揃えて一口も食べずに残した事がある。食わず嫌いも偏見の一種である。


パチスロを遊技するSENZINもいるが、SENZIN達の遊技人口が多いのは圧倒的にパチンコの方である。そしてパチンコを打つ理由は目押しなど不要で、今も昔も基本的な遊び方がシンプルだから。 新しい物が嫌いというのは大きな変化を求めていないからだと考える。

逆にSENZIN達から見れば、若者は変化を求めるものだからパチスロ打てよとなる。

偏見を無くす事は難しい。 年代は違えど、同じ趣味として同じ空間で遊技しているのだから、そんな偏見を取っ払って楽しめれば1番なのだが……SENZINの凝り固まった偏見を揉みほぐすのは難しい。

それならば!若者の私達だけでも偏見を持たずにSENZINと接していく事が平和な世を作る第一歩なのではないかと私は考える。

ただし、打っている台をよこせ!など言われても渡さなくていい。それは平和な世を作るのではなく、ただの恐喝であり暴力が支配する世紀末の世へ真っしぐらとなるからであるっ!!


今回はA氏から頂いた話を中心に講義したが、俺もこんなSENZINと出会ったよー、私もこんなエピソードあるよー、なんでSENZINってこんな事するのー?などなど質問なり、エピソードなりを募集してみようと思う。採用された方には私からでは無くパチ7編集長から素敵なプレゼントがあるかもしれない…労いの言葉とか。 ……念のために記すが、決してネタ切れの類ではない。


それでは本日の講義はここまで!解散!

 

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この記事へのコメント(1 件)

プロフィール画像
ライオン
投稿日:2017/04/21
ご年配の方に絡まれて大変だと岡井さんに相談したら
タイルまんさんに隣にいてもらえば?とのお言葉をいただいたので
二人でご年配ホイホイになりにホールへ行きましょう(笑)

タイルまん
代表作:SENZIN伝-僕らもいつかSENZIN-

祖母から父へ、父から自分へと脈々と受け継がれてきたギャンブルの血筋。何故か博才だけは受け継がれなかった哀れな駄目人間。
今日も貴方と同じ空の下の何処かで負けています。

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