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オカイの全機種レビュー:パチスロ歴史語(レキシガタリ)

オカイの全機種レビュー:パチスロ歴史語(レキシガタリ)

2021.01.15

エヴァシリーズ歴代パチンコパチスロ全機種レビュー:序 (2004年~2011年)

岡井モノ 岡井モノ   オカイの全機種レビュー:パチスロ歴史語(レキシガタリ) オカイ☆サロン

現代パチンコ・パチスロとアニメ作品は非常に近い関係を築いています。

『ルパン三世』や『北斗の拳』といった作品はアニメ放送終了後も定期的に新作が発表される定番シリーズとなり、近年でも『魔法少女まどか☆マギカ』『コードギアス 反逆のルルーシュ』といったタイアップ機がヒット。今ではマイナーと言われる作品でもパチンコ・パチスロで登場することは珍しくありません。

そうした流れを定着させたアニメのひとつとして『新世紀エヴァンゲリオン』が存在します。アニメ界にブームを巻き起こしたエヴァはパチンコ・パチスロにも多大な影響を及ぼしており、現在まで多数の機種が発表され続ける人気シリーズとなりました。

アニメ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開を控えた今、改めてパチンコ・パチスロ界においても長い歴史を持つエヴァシリーズをご紹介しましょう。振り返ることであんな機種もあったという懐かしさや、この機能や演出がここから採用されたという進化を感じる部分もあるのではないでしょうか。

(※販売台数は岡井調べ)

 

『新世紀エヴァンゲリオン』とは?

パチンコ版の演出より。主人公の碇シンジとエヴァンゲリオン初号機

パチンコ・パチスロをレビューする前に、まずエヴァンゲリオンというアニメについて簡単に説明しましょう。

『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年から1996年にかけてテレビ東京系列で放送されたSFアニメ作品。大災害「セカンドインパクト」が起きた世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描きます。

斬新な映像表現と、それ以上に賛否両論を呼んだストーリー展開が放送終了後も話題となりアニメブームを巻き起こし、後のアニメ作品へも強い影響を与えました。1997年には劇場版が公開、その後も漫画やゲームといったメディア展開が続き、令和に入ってからも新作映画の公開が予定されています。


パチンコ・パチスロもそうしたメディア展開の一つに数えられます。アニメ本編のみならず、今ではすっかり長寿シリーズとなったパチンコ・パチスロ版エヴァの歴史、ここから振り返ってみましょう。

 

序:2004年~2011年。機種数11。販売台数約150万台。

【2004年~2011年(7年間)のエヴァシリーズまとめ】
機種数 P 6機種
S 5機種
合計 11機種
販売台数 P 約111万台
S 約37万台
合計 約150万台
NO.1販売台数 P CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜
(5作目:約24万台)
S 新世紀エヴァンゲリオン 〜まごころを、君に〜
(2作目:約10万台)

まずはじめに数値関係から、今回は2004年~2011年までをご紹介しましょう。

2004年に初登場した『CR新世紀エヴァンゲリオン』から2011年の『モバスロ ヱヴァンゲリヲン ~真実の翼~』まででエヴァシリーズは11機種が登場。同機種のスペック違いに関しては、いわゆる甘デジタイプのものも含めて1機種とカウントしているので、実際にはもっと多く登場していたイメージを持たれている方も多いでしょう。

 

▲パチンコエヴァ販売台数推移(2004年~2011年)

機種別の販売台数では、初登場の『CR新世紀エヴァンゲリオン』から12万台を超える大ヒット。アニメファン以外をも巻き込んで右肩上がりの成長を続け、最後のシ者では23万台を達成します。

初代の12万台という数にピンと来ない方のために補足すると、2019年の最大販売台である『PAスーパー海物語IN JAPAN2 with 太鼓の達人(SANYO)』が約5万8千台です。時代が異なるとはいえ、どのパチンコ店にもエヴァコーナーがあるレベルのヒットと考えていただければ良いかと。

 

▲パチスロエヴァ販売台数推移(2004年~2011年)

パチスロエヴァは初代『新世紀エヴァンゲリオン』が約2.3万台の販売台数でスタートします。一見寂しい数値のようにも思えますが、当時は4号機の『北斗の拳(サミー)』『押忍!番長(大都技研)』というモンスターマシンが現役で稼働していたため、さすがに相手が悪かったと言わざるを得ません。とはいえ2万という数はほとんどの店で複数設置があった台数であり、当時はイベント対象機種として活用されることも多くありました。

エヴァが真価を発揮したのは2作目のエヴァまごからであり、約9.9万台を販売し一挙にトップ機種に躍進。ちなみにあの『バジリスク~甲賀忍法帖~絆(ユニバーサル)』は約5.5万台なので、その2倍近くが流通していた計算になります。その後は他機種の追随もありゆるやかな下降線を描きますが、パチスロコーナーでも定番となったエヴァは一定の存在感を保ち続けます。


と、数値関係を確認したところで機種ごとのレビューに入っていきましょう。今回は『序』として2004年~2011年の機種をご紹介していきます。なお、パチンコで派生展開された別スペック機も文中で触れる場合がありますが、ご紹介は原則としてメインスペック1機種とさせていただきます。

 

2004年~2007年 初登場時から大きな影響力を持っていた“エヴァンゲリオン”

2004年

・CR新世紀エヴァンゲリオン 販売台数約124,000台

ぱちんこ店にエヴァが初登場したのは2004年のこと、この頃はまだ牙狼も慶次もありません。発売時から複数のスペックが同時登場しましたが、最も確率の重い「ZF」「ZX」の大当たり確率は1/496.5。当時としては特別珍しくはなかったのですが、今考えると猛烈にヘビーな確率でした。

この頃のアニメタイアップ機は客層に合わせてか放送終了後20年以上経つような、いわゆる懐かしのアニメ作品が選ばれることが多く、比較的近年のメジャータイトルがパチンコ化するという意味でも設置前から話題になりました。

そしていざ設置されるとエヴァの内部電源時間という原作設定を活かしたミッションモード、突然確変を広く認知させた暴走モードをはじめ、高品質な演出が評判となりアニメファン以外にも広く支持される大ヒットに。同演出はその後多くのパチンコ機に取り入れられました。

突然確変を初搭載したのは平和の『CR木枯し紋次郎EJ』だったのですが、エヴァが優秀だったのはリーチにもならない状態からのみ突入するという演出バランスでした。それまでアツい予告やSPリーチ待ちだったパチンコにおいて、通常時に止まったチャンス目からシンジ君の「動け、動け、動け、動け! …動いてよ!!」で始まるインパクトは絶大。もしこれが派手な予告を伴って暴走モードに入る仕様であれば、「期待したのに大当たりじゃなくてガッカリ」と真逆の評価になっていた可能性もあったのではないでしょうか。


本機のヒットをきっかけにホールではタイアップ機が飛躍的に増加。パチンコのヒットを受けての新作アニメやゲーム展開等逆輸入現象も起こり、新作アニメの制作委員会にパチンコメーカーが名を連ねるといったことも珍しくなくなりました。


 

2005年

・新世紀エヴァンゲリオン 販売台数約23,000台

パチスロ版のエヴァは2005年から3パネル展開で登場、パロットを除けば初めてのパチスロ5号機としてホールに設置されました。

機種性能としてはボーナス中心に出玉を増やすノーマルタイプでレギュラーボーナス後は100GのRT付き、最高設定だと出玉率は109.2%程。演出としては各種予告や使徒とのバトル等が搭載されており、不意に起こる法則崩れが打ち手をアツくさせました。

本機の持つ特徴としては、パチスロエヴァという以上にパチスロ5号機といった部分が大きく、4号機時代の常識でもあったJACハズシや小役高確は無くボーナス図柄も全て別フラグ、ボーナスストックやATといった爆発的に出玉を増やす要素ももちろん存在せず。出玉性能は大人しいものだと認識されていました。


4号機も混在していた時代、ホール内ではメイン機種というよりは安定した収支を求める勝率重視派に好まれる台というような位置づけでしたが、市場において「5号機はこういうものだ」と周知した功績は大きく、パチスロの新時代、新世紀はここから始まることになります。
 

2006年

・CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト 販売台数161,000台

前作のヒットを受けて登場したパチンコエヴァの第2弾、通称「セカパク」。好評だった各種演出や暴走モードといった基本部分はそのままに、演出パターンの増加と全体のバランスを調整。前作で指摘されていた一部予告が複合すると期待度が大幅ダウンとなってしまう現象も改善されるという、まさに正統進化と呼ぶべきものでした。

規制によって1/400より厳しい機種が作れなくなったこともあり、設置の多かったスペックは大当たり確率1/397.2の「SF」。前作ではバランスの良いタイプと位置付けられたスペックが、世相の変化によって確率が厳しい爆裂スペックと評価され、バランスタイプは1/344.9の「XF」とされていきました。ちなみに電チュー賞球が1つ減ってるので実は前作よりスペックダウンしています。


本機でエヴァは完全にホールに定着し、海物語に次ぐ定番機種となります。また、2008年にはいわゆる甘デジタイプの『CRA新世紀~エヴァンゲリオンプレミアムモデル~』も登場し、良くも悪くも新機種が後にライトスペックで登場する2度売りの流れに業界全体が乗っていくこととなります。
 

2007年

・CR新世紀エヴァンゲリオン 〜奇跡の価値は〜 販売台数約187,000台

シリーズ最終章と宣伝されたパチンコエヴァの第3弾『CR新世紀エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~』は導入前から雑誌で度々取り上げられ、先行導入された店舗では平日朝から長蛇の列ができるほどの人気を誇りました。

スペック的には前作とほとんど変化が無いものの、さらに演出が強化され豊富なパターンが用意されました。暴走モードは条件によって3種類に派生するようになり、リーチ演出もアニメ版とは違ったパチンコオリジナルストーリーを採用、そしてここから渚カヲルは出れば確変確定のプレミアキャラと位置付けられます。

本機ではアスカが主役と位置付けられており演出での登場回数も多いのですが、その分アスカが出てきてハズレというパターンも多くなってしまいます。パチンコ的には当然の結果ではありますが、シンジやレイと比較してアスカが出てくると期待薄となってしまうという主役としてはあんまりな扱いに。

十分なヒット作ではあるのですが、同年には遊びやすいミドルスペックとして『CRぱちんこ必殺仕事人Ⅲ(京楽)』が、怒涛の大量獲得連チャン機として『CR花の慶次(ニューギン)』がヒットした結果、それまでエヴァが持っていた絶対性がやや薄れた年でもありました。


 

・ 新世紀エヴァンゲリオン 〜まごころを、君に〜 販売台数約99,000台

パチスロエヴァはこの「エヴァまご」で早くもホールの主役に躍り出ます。基本的なシステムは前作を踏襲しながらも、新たにシャッター液晶や次回ボーナスまで続くRT「暴走モード」を取り入れ高設定の出玉率もパワーアップ。

また、本機はパチスロ5号機攻略の概念を定着させた台という側面も持っています。小役や青7BIG確率をはじめ各役に設定差があったため、スロッター達が小役カウンターを持参して朝から判別というスタイルが定着。4号機のような連チャンモードを持たない5号機において、それまで以上に設定という部分が重要視されていくムーブメントを作りました。

なお、本機よりエヴァバトル以外にもキャラクターがスポーツで競い合うというオリジナル演出が採用されます。展開によってはフリースローやビーチバレーで同級生と対決した数G後、さわやかに使徒を殲滅するチルドレンが見れます。


この年は設定6で出玉率119.8%を誇る『リングにかけろ1(サミー)』やART中心のゲーム性を実現した『2027(JPS)』も登場し、縮小傾向が続いていたパチスロ業界に活気が戻ってきた年でもありました。そんな中でパチスロエヴァが定着したのはまぎれもなく本機のヒットがあったからでしょう。

 

新劇場版、公開

2007年はアニメエヴァにも大きな動きがあった年でした。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』としてTVシリーズのリメイク映画が公開され、その後も4部作として『破』『急』『?』の公開予定が発表されたのです。

テレビシリーズ終了から10年が経過していましたが、ゲームやグッズ展開ではない久々の本編アニメ作として注目を集め、公開後2日間の観客動員数は23万6158人、最終興行収入は20億円とエヴァ人気の健在ぶりを見せつけることとなりました。
 

新劇場版の映像も続々とパチンコ・パチスロに採用されていきます

その後もヱヴァンゲリヲン新劇場版は2009年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で公開後2日間の観客動員数は35万4852人、最終興行収入40億円。2012年に公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(同『急』より改題)で公開後2日間の観客動員数は77万1764人、最終興行収入は53億円と勢いを増していきます。

そして新型コロナウィルスの影響で延期となりましたが、公開を控えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にも大きな注目が集まっています。

総務省による「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査報告書」によると映像系ソフトの市場規模は2012年以降増加傾向を続けています。特に印象的なのは邦画分野におけるアニメの強さであり、近年も『君の名は。』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』といった作品が大ヒットしています。エヴァシリーズもそうしたソフト市場を牽引していくタイトルだと言えるでしょう。

 

2008年~2011年 パチンコ店の定番となったエヴァンゲリオン

2008年

・CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜 販売台数約199,000台

大方の予想通り登場したパチンコ第4弾『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜』、通称シトフタ。前作で言ってた最終章ってなんだったんだよと多くの人が思った疑問は、公式PVで「第3弾までが一つの章でした」とよくわからない説明がされました。

本機から演出・盤面が一新。それまで4スペック同時発売だったものが1スペックに絞られ、EVA専用枠が採用されました。また入賞口による確変内訳が変えられ、確変中の暴走モードが頻発してイライラするという状況が改善。しかしなぜか暴走モードプレミアムは発生率1/10億と無茶苦茶な低確率に。あとは突発当たりと呼ばれる変動中に初号機が登場して当たり図柄を揃えるという演出が特徴でしょうか。

大当たり確率にはほとんど変化は無いのですが、時代の流れか賞球が13に、そして電チュー賞球が3に減少したのが地味に痛く、当時は前の方が良かったと言う声も少なくありませんでした。しかし後年その演出バランスが再評価され、今でもシトフタが一番面白かったと言うファンも多い機種です。

 

・新世紀エヴァンゲリオン ~約束の時~ 販売台数約90,000台

エヴァまごで一気に躍進を遂げたパチスロエヴァの第3弾ではお馴染みのレイチャンスを廃止、現状維持ではなく微増するRTとして暴走モード、さらに上位RTとなる覚醒モードを採用。これによって暴走モードはボーナス待ちとなってしまい退屈といった弱点を克服し、さらにRT突入となる特殊リプレイ確率が上がる天井機能も搭載しています。

前作よりやや難しくなったものの、成立役確率をカウントして設定推測するといった要素は健在。新劇場版の要素を取り入れた演出もパワーアップし、ボーナス後1Gで赤7or青7が成立すれば発生するフリーズ演出を喜んだファンも多い機種でした。

なお全くの余談ですが、下パネルに採用されているイラストはガイナックスの同人誌が初出であり、おそらく同人誌表紙がパチスロパネルになった唯一の機種でもあります。


しかしこの頃からパチスロは激しい一撃性を持った機種に人気が集まり、ARTを主軸にした機種が増えていきました。それと同時にノーマルタイプは徐々に冬の時代に突入していくこととなります。
 

2009年

・CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜 販売台数約237,000台

もはや恒例となった毎年のエヴァパチ、今度は渚カヲルを主役と位置付けた『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』で登場です。安定を選んだというか手抜きというか、そのスペックもお馴染みどころか前作と全く同じ確率とシステムとなっております。

変わった部分と言えば演出関連なのですが、新規で作られたアニメーションリーチの他、保留先読みと隠れ確変が新たに採用されています。隠れ確変に関してはいわゆる潜伏確変とは違い、大当たり後の時短演出が実は確変状態になっているというものであり電チューサポートもあります。ラウンド中の昇格同様、時短かと思ったら確変だったというサプライズを狙った演出だと思われますが、逆に言えば素直に確変に入る機会が減りました。

なお本作のコマーシャルソングとして林原めぐみ(綾波レイ役の声優)による『集結の園へ』が制作され、アニメからの流用ではなくパチンコ主導でコンテンツが広まる動きが喜ばれました。

優れたバランスと言われた前作そのままだけに、販売台数もシリーズ最大の23万台を突破。実は唯一別スペックが登場しなかったのですが、リリースペースの早まりにつれて既に次回作にとりかかっていたからなのでしょうか。

 

2010年

・新世紀エヴァンゲリオン 〜魂の軌跡〜 販売台数約84,000台

BIG中の小役を避ける必要が無くなり天井到達時はすぐにRTが発動するなど、より遊びやすくなって登場したパチスロエヴァ第4弾。パネル内部には綾波レイのフィギュアが収められております。さらに今作から演出用ボタンが搭載され「ネルフボタンを使って、敵を倒すのよ!」と指示されたりします。まぁ使わなくても倒せますし、そもそもMAXBETボタンじゃ駄目だったんでしょうかと思ったりしないでもないですが。

遊んでみるといつものエヴァであり、各種役をカウントして楽しむ仕様ではあるのですが、中でもBIGフラグ成立時にBAR図柄を揃えると流れるムービーの設定差がかなり大きく、それゆえにBIG2回程度で見切られる台が続出。実際数回で見切れるかはあやしいところなのですが、結果的には設定推測する楽しさへのこだわりが仇となったかたちで稼働を減らしてしまいました。

なお、末期には設定6だとREG中の小役ラインが光らないというバグじみた判別情報が広まったりも。

 

・CRヱヴァンゲリヲン 〜始まりの福音〜 販売台数約205,000台

最後の後に始まりがある、というわけで『CRヱヴァンゲリヲン 〜始まりの福音〜』です。今作から演出関連はほぼ新劇場版に準拠し、タイトルも「ヱヴァンゲリヲン」表記となりました。 

確変確率は過去最高の70%となっていますが8R当たりが追加されており、一回当たりの出玉を減らしながらも継続率を重視した作りに。専用筐体にはコントロールレバーも搭載され、特定演出の操作が可能となり打ち手とのシンクロ率もアップします。

全体のゲームフローはいつものエヴァで間違い無いのですが、長期稼働してきたエヴァシリーズにも新劇場版の映像は新鮮であり、豊富な演出を見る楽しみが生まれたタイトルでもありました。

ただ、演出の強化を続けたシリーズだけあって「エヴァは楽しいけれどロングリーチが長い」という指摘が強くなり始めたのもこの頃であり、以降シリーズはこのジレンマと向き合い続けることとなります。どんなにハマろうとも当たれば全て15Rだった過去シリーズと比較し、長いリーチ演出の先に当てても8R単発が有りうる本作は、シリーズファンでこそ物足りなさを感じるものだったのかもしれません。
 

2011年

・モバスロ ヱヴァンゲリヲン 〜真実の翼〜 販売台数約77,000台

モバスロとは携帯電話連動サービスであり、会員登録を行うとサブ液晶にミニキャラが登場する等カスタマイズサービスが受けられるというもの。演出バランスを変更して新鮮な気持ちで楽しむこともできます。そして下パネルはエヴァ初号機となり綾波レイフィギュアは右上に移動。

ゲームフローとしてはREG後がビーストモードに変更となり、100G間特殊リプレイを出現させずに完走すると上位RTの覚醒モードに突入となる等より介入度が高い仕様になり、伝統のゲーム性を崩すことなく変化をつけようとする工夫がみえます。

完成度は決して低くなかったものの、前年に『新鬼武者(ロデオ)』、同年には『押忍!番長2(大都技研)』『モンキーターン(YAMASA)』がヒットするなどパチスロの主流は完全にARTタイプへと移行しており、ホールでの存在感をアピールする機会に恵まれなかった印象でした。

 

新時代を牽引したエヴァシリーズ

アニメ界で新時代を築いたエヴァは、パチンコ・パチスロ界においても新たなスタンダードとなり後世に大きな影響を及ぼしました。ホールで人気を博したエヴァはパチンコ好きのおじいちゃんからは楽しい定番機種として、勝率重視のスロッターからは食えるパチスロとして、アニメファン以外の層にも広く知られていきます。

しかし人気機種の宿命として、定番化の後には陳腐化が待っています。「エヴァはもう飽きた」という声が聞こえてきたその頃から、変化と革新を求めたシリーズの闘いが続くことになるのですが、そのあたりはまた次回ご紹介しましょう。
 

次回、エヴァシリーズ全機種レビュー破に続く




(C)GAINAX/Project Eva.・テレビ東京
(C)Bisty

(C)GAINAX・カラー/Project Eva
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(C)GAINAX・カラー/Project Eva (C)カラー・GAINAX
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(C)カラー (C)カラー・GAINAX
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(C)GAINAX・カラー/Project Eva (C)カラー (C)Bisty

(C)カラー (C)Bisty



 

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岡井モノ
代表作:オカイ☆サロン

学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ7自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。

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