新米編集長奮闘記「なぜパチ７を立ち上げたのか⑭」

前回投稿日「8月31日」ですってよ(笑)

約3ヶ月空いているわけですね。なかなかの偉業を達成しました。さて、このくだりももう飽きたでしょうから、気づかなかったフリでサクサクいきましょう。サクサク。

さて前回は純粋な編集部員「2名」を推薦すること。かつ一人を機種情報寄りの人間、もうひとりをデザイン寄りの人間にしようと決めた、というところまででしたね。

実は機種情報寄りの人間は既に意中の人物がいたんですね。

ちょっと見た目はキモチ悪いし、しゃべり方もキモチ悪いんですが、パチに関する愛は本物、機種に対する愛も本物。加えて言うと、既に機種関係の業務に携わっていて、メーカーさんとの関係性もそれなりにあって、そのキモチ悪さからマスコット的に可愛がられている部分も無くはない。

……引っ張ってもしょうがないので、あっさりいきます。それが『右キモ』です。

私と彼の交流は弱交流といったところ。会えば話すが、プライベートでの接点はないですし、仕事での絡みも特にない。まぁそんな感じです。

私の役割としては「推薦」までですので、その先の最終判断及び社内調整は偉い人の仕事。とはいえ、当然のことながら無責任な推薦なんてものは出来ませんし、何より本人の意思確認が重要。なんせ今の安定した業務から離れて、新しいものに挑戦するわけですからね。

パチ7がダメだった時に戻れる場所があるかどうかなんかは分かりませんし、用意してあげられるほど私に権限なんてものもない。

さてそうなると本人の意思確認と、ヤツが二の足を踏んだ際の説得が重要になるわけです。恐らくちゃんとした方なら、万全の準備をした上でコンタクトを取ると思うのですが、そこは私です。

あまり失敗した時のことを考えませんし、失敗しないと思い込むというアホ体質なので、なにも準備などせずにGO。大丈夫、大体うまく行きますって。


「ねぇねぇ、機種ページとか作りたい」

「あ、作りたいっす」


ほらね。こんなもんなんですよ。まぁ条件とかなにも聞かずに二つ返事な右キモも相当な猛者。こいつはこいつでアホ体質だなぁ、なんて思いながらも、意中の人物を2つの推薦枠のひとつとして確保したわけです。

右キモに関しては、推薦から決定まで実にスムーズに運びます。まぁ右キモ以外に当社でやれる人間はいない、という事実も後押ししてくれた感じですね。

さて、次回は軽い詐欺をぶつけあったカモ原こと左キモのお話です。

13