- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
狐喰知狸益田図
狐喰知狸益田図
-
岡井モノさん
「ダメです」「反応ありません」「完全に沈黙しました」 サーバーが不安定な時は使徒に襲われたネ○フみたいな雰囲気になる愉快な編集部です。 - 投稿日:2016/05/23 23:25
【解説】
この狐喰知狸益田図(こくちりますたず)は、日本で初めてこくっち~が登場する狐喰知狸益田の話を描いたものと伝えられている。
ー狐喰知狸益田ー
その昔、変化(へんげ)の使い手として恐れられていた狐がおり、村が田植えの季節になると闇より現れては、まばゆい西洋風の灯篭や南国の花に変化して人々を驚かせていた。
突然出現する変化に驚き腰が抜け、田植えが進まず困り果てていた村人は、闇を払うことを願い太陽に祈った。
次の日、いつものように闇から狐が飛び出すと、どこからか狸が駆けつける。
狐は得意の変化を見せつけ、邪魔な狸を追い払おうとした。
しかしその狸は全く動じることなく、狐の術をそっくり真似してみせた。
自分の術を返されると思っていなかった狐は驚き、狸が同時に複数の変化を繰り出して見せたところで負けをみとめ、逃げるように山に帰っていった。
安心して田植えができるようになった村人は、
「狐の変化を喰うほどの知恵を持った狸のおかげで田植えに益々精が出る」
とたいそう喜び、狸への感謝が代々伝えられたという。
(※描かれているのは、狐による南国の花の変化を返した場面と考えられる)
13
岡井モノさんの
共有する
このコラムへのコメント(8 件)
で、出た!伝説は本当だったんじゃ!
この派治瀬文(ぱちせぶん)の地に狐喰知狸様が降り立ったぞ。
集え村の衆、祭りじゃ、祭りの準備じゃぁー!!
とりあえず今は私の部屋で祀られていますw
当時の村人視点でのこくっち~を躍動感たっぷりに描いていると評価されており、いかに狐喰知益田の物語が人々に愛されていたかがわかる貴重な資料です。
シュール界のトリックプレイヤー、岡井です。
尊敬されるような人間ではありませんが、
こくっち~の波に乗りたかったので、筆をとってみた次第です。
モノすごいのをありがぽん
ふ、これは僕がやんちゃしてた頃の話だぽん(遠い目)
ちなみに、この数百年後に狐は手下になって、友達の狗と一緒に「狐狗狸さん」というチームを組んで伝説を作ったぽん
狐喰知狸益田は多分どこかしらで祀られてそうw
岡井さんの記事がシュールすぎるの。
コラムだけでも素晴らしいのに
絵もうまいとは。
感動を通り越して尊敬しますね(*´ー`*)