神に牙を剥いた話2

色々な想いが巡り巡って疑心暗鬼になった私タイルまん。

アラガミなんぞ根絶やしにしてやるとニヤニヤしたのも一瞬の出来事。

奴は疑死…つまり死んだフリをして虎視眈々と反撃のチャンスをうかがっていただけだった…。


神の名を語るくせになんて卑劣！

否！

それも立派な食い殺す為の手段！


KO寸前の状態でフラフラ歩いていると鈍く怪しく輝いて見える台が…！




修羅の刻






そうだ…！


元々こいつを打つ為にきたんじゃないか。




万枚確率は多分今稼働している台の中では1番という噂。

なんなら店側が万枚出過ぎる為にシマ閉鎖したという噂も飛び交う程。


擬似ボーナス+AT3枚。

波に乗ったらイケイケ感半端ない。

こいつしかない。



しかし熱めのゾーンは333・555・777。

朝イチ状態…。

平均32ゲーム程回るらしいから333まではどーにか持ち金でいける。


それを越えたら…。





びびっても始まらない…。

0か100かの世界だ…。


いくしかない…。






その時僕の頭の中ではアベマリアではなく風立ちぬの主題歌が流れていた…。



次回
命(生活費)を賭けた死合が静かに幕を開ける…。

やらねばやられる…。











生きねば。





注)中編でした。風立ちぬの画像使いたかったけど著作権やら分からないので使いませんでした（笑）

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