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【長編パチ小説】 【第3話】 タイトル未定
【長編パチ小説】 【第3話】 タイトル未定
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芥川パチ之助さん
初めまして!念願のパチンコを題材にした小説を投稿さえて頂きます。感想その他お待ちしています! ※中の人の詮索は絶対におやめ下しあ※ - 投稿日:2016/04/05 17:53
発信ボタンが押せずにいた。まだ、戸惑っていた。
多分奥さんはこんな電話をもう何度も受けただろう。そしてウンザリするくらい同じ説明をしただろう。居なくなることで困る人がいる。困る内容や過程はどうであれ、「人探し」と言うジャンルのヒントになる人間は、大体疲れ果てる。探す人間が多ければ多いほど。
かと言って他にヒントがない。いや、ヤツを探す上で奥さんはヒントじゃない。問題そのものと言ってもいいんだ。ただ家族を問題そのものにしてしまうと、俺にはお手上げだ。繋がりが無さすぎる。だからヒントだと思い込んだのか。
出たとこ勝負は苦手なんだがな・・・
情報の解禁が何一つされていない新台と対峙して、当たりを得るまで現金を入れ続けるような勝負があったとしよう。勿論、勝利だってそこにはあるはずだ。金を失う結末の方が多くとも。
ただそんな勝ちには価値がない。大事なのはいつだって勝ち方なんだ。負けを反省するギャンブラーなんて3流もいいとこ。勝ちだけを突き詰めるからギャンブラーなんだ。大事なのはいつも、何故負けたか?ではなく、何故勝てたのか。だ。
ここで躓けば・・・ ヤツとはもう会える気がしない。
ラスト千円のレバーオン。そんなヒリつきを思い出すかのように、俺は発信ボタンを押した。
「もしもし、カズです。お久しぶりです。」
-第4話へ続く-
※この物語は一切のフィクションであり、登場する人物その他えーっと、あ、ハンコどこですか?ご苦労様です。
ヒャッホーイ。ストⅤするぜー。
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芥川パチ之助さんの
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このコラムへのコメント(4 件)
絶対におやめください。
定期更新の方がよろしいですかね・・・?迷ってます。
プロフィールに追記してあって少し吹きましたw
まだ買ってないですが。
次回はいつかな?