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ナラビモノガタリ そのFINAL 激闘見知らぬ地での ナラビモノガタリ
ナラビモノガタリ そのFINAL 激闘見知らぬ地での ナラビモノガタリ
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長門龍希さん
田舎でひっそりまったりな養分デス 石は投げないでください - 投稿日:2016/04/03 19:41
時は遡り
2011年
8月後半の日
『じゃあ早朝から遠方の友人の家に泊まりに行くから、明々後日の夜くらいには何事もなければ帰ってくると思うから』
そんなことを夜のうちに告げておき、1日目の始発の電車の乗るため駅に向かって移動をするが1つだけ告げたことにウソが混ざっている。
遠方の友人の家に泊まりの旅行に行ってくるということだが無論コレだ、3日も不在にする理由がパチンコというのはさすがに正直言いにくいという
部分もあったが正直に言えば止められたかもしれないというのもそうだ。
3日もいないわけなので車も駐車場に置いていくわけにもいかないので自転車、自転車のロックも厳重に鍵も無くさないように注意しつつ駅から東京駅へ乗り換えしていく。記憶違いでなければ初めてかもしれない東京駅、今も昔も慣れない。
そこから人生初の高速バスに乗り込み、目的地向けて走らせる・・・北へ北へ・・・ではなく西へ西へと走らせる。道中の記憶は一切合切ないので多分寝ていたのかもしれない。
そして初めての地であり未知のエリア、某電鉄ゲームでも目的地の代表例でもある名古屋駅に昼過ぎくらいに到着する。イメージで言えばやはり都会ということくらい、エスカレーターすらないような駅の人間からすれば東京も名古屋も一括りに都会であった。
名古屋駅にて切符を買い土産物候補を見てからお昼ご飯へ、味噌煮込みうどんやひつまぶしに手羽先や外郎などがあるが選ばれたのは味噌カツ・・・!飲食店が並ぶエリアの角だかのお店で食べた味噌カツ丼という・・・!
昼食を食べてから移動し目的地の最寄駅へ、地図を取り出し確認し大通りに沿って西に歩き目星をつけては北へ行きダメなら戻る・・・そんなことを繰り返していた。
どれぐらい歩いただろう、地図を見ながら歩きに歩いた。住所も書いていない最寄駅と大雑把な地図を
ここどこだろう?
ついに迷う、未知のエリアで発動した方向オンチと人と話すのが苦手な人見知りな性格と目的地が目的地なだけに聞くのを躊躇う。
携帯はガラケーかつ地図アプリなんて大層なものは入ってないし一人旅故に相談する相手もいない、最悪の手段としてはまた最寄駅に戻ってから虱潰しに行くしかない。
\プップー/
後方の方から聞こえる車のクラクション、歩道を歩いてたから威嚇のクラクションでもなければ車道でトラブって鳴らされてるわけでもない。
そのクラクションの先には1台のタクシーが止まっていた、手をあげてたわけでもなければ他に誰かが利用するために止めていたわけでもないが止まっていた。
「どうしたんだ兄ちゃん、道にでも迷ったのか」
とタクシーの運転手のおじさんは話かけてきた、人見知りで会話のキャッチボールを始めるのは苦手だがわりと相手がキャッチボールを始めてもらえれば意外と平気であった。
タクシーの運転手なら周辺の地理にも詳しいかもしれない、もう聞くしかないと思い地図を見せつつ尋ねた、ここへ行きたいけど初めての地で道がわからなくなってしまったと。
「駅がここだから確かにこの辺りのはずだな・・・乗りな、一緒に探してみよう」
そんなわけでタクシーに乗り目的地を探しつつおじさんと話す、どこからきたのか何をしにここまで来たのかなどを。おじさんも多少パチンコなどはするが競馬や競艇などがメインで、遠出の気持ちはわかると。
15時くらいになりしばらく走らせて目的地と思われる場所につく、事前に調べておいた外観の通りでありもう1つの事実確証に近いものにし、おじさんにお礼を言い代金を払おうとしたがメーターが入ってなかった。
「料金はサービスでいいよ、メーター入れてなかったしこれから勝負するのだから少しでも軍資金残しておきな」
「勝負で勝ったらお土産沢山買っていってな、そして帰りにもしおじさんのタクシー見かけたらその時は駅まで利用してくれればいいよ」
そう言っておじさんのタクシーは去っていった、おじさんのタクシーが見えなくなるまで頭を下げた・・・見知らぬ地でのおじさんの優しさは心に深く染みた。
そして辿り着いた目的地にて確証となったもの、それは真夏の日中にもかかわらず並んでいる人達であり近づくと最後尾と思われる人がこっちだと手招きをし並びの最後尾につく。
前に並びは20人いない程度であり、狙い台を確保できる順番であるのに安堵をしツイッターやらで知り合いに連絡をとったりして待ち時間を潰しながら。
時刻が18時になりついに実戦開始、となるわけではなくひたすら待ち続ける・・・近くのコンビニで食べ物や飲み物を補給しつつひたすら待つ。
時刻が夜遅くになりお店のスタッフが出てきて誘導される、店舗の北側から立体駐車スペース的なものがある西側に移動する。そしてスタッフからこれからの並びに関する注意事項の説明が入る。
・これから開店までは並びの列はここに形成した状態で待つ
・外トイレなどはないので近隣のコンビニなどを利用すること
・列を離れる際は前後の人に一言入れてから、近くにいるスタッフにも一言入れてから
・基本的に列を離れられる時間は20分程で、それ以上の場合は列を詰める場合もある
ということであった。
開店までの時間はただただ寝るに徹した、周りの人はゲームをしたり雑談していたり近場の人とトランプなどのカードに興じていたがとにかく寝苦しい夏の夜を過ごした。ちなみにその西へ移動する時点で台数<並び人数であったがどうして並んでいたのかは謎である。
2日目の朝9時になり、本当に入店を開始し40台だかの台の中から真ん中の角台の1つに着席。
長い時間長い距離をかけて挑む台、愛知県のホールまで来て打つその機種とは
そう激戦の地はパーラーニューギン、ニューギンの直営店でその日は花の慶次 焔の先行導入の初日であった。
ちなみに実戦等で記憶に覚えている部分は
・隣のおじいちゃんが焔保留で利家の水風呂へ行くも外す、前作である愛で愛保留が確定だったことから外したのは内心驚いた
・10kかからない程度で当たり、それが結構連チャンしてそれでじわじわと当たりを引きマンパチーノは軽く超えてる
・結構甘やかされてる反面、交換レートはそんなにな記憶
・島のの外には大量の覗き見をするユーザーの群れでイメージがこう
● 見物人
■ 他の台
□ 打ってた台
| 仕切り的なもの
●●|■■■■■■■■■■空間■■■■■■■■■■|●●●
●● ●●●
●● ●●●
●●|■■■■■■■■■□空間■■■■■■■■■■|●●●
時間にして昼前くらいで程よく連も終わりふと思うことがあった。
もう帰りたい
先行導入でとにかく打ちたかった、連も重ねて結構なプラスは手堅いしタクシーのおじさんの優しさを無にしたくない、せっかくのプラスから負けたくない、ホームシックとは違う感覚は達成感で満たされたからのかもしれない、導入されてから打ちこめばいいじゃないかと。
そんな理由からコールボタンを押して 乂 その後の台はどうやって人を選んだかはわからないがもしかしたら最初に辞めた人かもわからない。
投資と往復の交通費などを差し引いても25kくらいのプラスになっていたのでほくほくと店を後にした、ちなみに昼メシに寄ろうとしたお店の前で何もない所で盛大に転んだが運の反動のかもしれない。
再び名古屋まで戻り帰りたいという願望は強くなる、当時は観光とか何も考えてなければ知り合いもいない上にそこそこ勝ち金持っているので長居はしたくなかったが帰りのバスは3日目の昼頃とまだまだであった。
待ちきれない中取った行動はその日のうちに東京へ向かうバスの手配、遅くの夜行バスが手配できることからすぐに手配する。(3日目のバスという理由はチケットを手配した当時は閉店も覚悟していたからである)
それまでの時間は名古屋駅で土産を買い、ネカフェで時間を潰し、夜行バスに乗り東京へ戻り、そのまま田舎へ帰っていったのであった。
遠足は帰るまでが遠足、なんていう言葉があるように遠征も帰るまでが遠征である、帰るまでは何があるかわからないものであった。
最寄駅につき、長旅の疲れを感じつつ改めて荷物を確認する。携帯・充電器・充電用の電池・お守り・お土産・自転車関係の鍵とここまでは良かった。
切符がない、切符があるべき場所になく探しに探すも見当たらなかった・・・その時駅員の人に事情を説明したところスムーズに会計を済ませて本当の帰路につくのであった。
ちなみにこれが当時無くしたと思われた切符である、リュックの隅で挟まっており裏になっていて黒いリュックに紛れていたのをわりと最近発掘したのであり、ナラビモノガタリの書く要因でもあった。
距離だけでいえばエスポワールの時の遠征が最長距離であるが、一人旅の遠征かつ個人の並びという意味では距離も時間も最長の並びでありきっとこれを超えるものは自分はないと思う。
だがそれ以外のようなナラビモノガタリなら、また起きるかもしれない
抽選には抽選の物語があるように、並びには並びの物語がある・・・これはそんな並びの中でも印象的だった物語達。また
ナ ラ ビ モ ノ ガ タ リ ノ オ ワ リ
デハデハ・・・
【本日の一言的な】
かれこれひっそりと続いたナラビモノガタリも今回で一区切りという形になります、この名古屋のエピソードを書きたい、けど他にも面白いかもしれないエピソードあったなあという気持ちで書いていました・・・!これからはしばらくはまた普通?なものを書いていきますので何卒よろしくお願いいたします。マダ シリーズモノ ノ ネタ ハ アル
ナラビモノガタリと物語シリーズっぽい感じですが未だに偽打ててません
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長門龍希さんの
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このコラムへのコメント(12 件)
コメントありがとうございます・・・!
意外と人混みとか苦手なのもありますが孤独ってのもあったりしますね、不安になるというか
おっちゃんは本当に粋でした・・・本当名刺とかあればいただいて大事にするべきでした(´・ω・`)
そして、タクシーのおっちゃん粋すぐる!!素敵や!!!素敵すぎる!!!おっちゃんの名刺をとっといてほしかったカビバラさぁぁん!
コメントありがとうございます・・・!
優しすぎるおじさんでした・・・多分負けててもおじさんの優しさあって忘れられない遠征になった気がします(´;ω;`)
結果も良い方向で終われて良かったですね。おっちゃんも喜んでますよ、きっと。
コメントありがとうございます・・・!
ある種情熱もいきすぎたくらいですけどねー、今やその情熱は(´;ω;`)
コメントありがとうございます・・・!
次のコラムからもひっそり精進いたします(`・ω・´)ゞ
コメントありがとうございます・・・!
今はどうかはわかりませんがかなりグルグルしてましたね、ただ等価は・・・
確かに愛知多いですよねえ何か理由あるのですかね、ではレッツゴー直営店
コメントありがとうございます・・・!
(´;ω;`)本当に忘れられない優しさです・・・忘れてはいけない優しさです
ある種一点集中なモノになりそうです
後々ほんと良い思い出になりますね。
とても面白かったですよ~。
また次のコラムも楽しみにしてます。