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天運、地運、そして人の運
天運、地運、そして人の運
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ザンボさん
サラリーマンでありながらいかにパチスロと深く付き合えるかを模索してたら10年が過ぎてしまいました。 いかに勝つかではなく、いかに楽しめるかをメインに打ち続けています。よろしくお願いします。 - 投稿日:2016/01/18 17:18
わたくし、ギャンブルはパチンコ以外ほとんどしない人間ですが、結構麻雀は好きです。いわゆる下手の横好きで、麻雀は運力を競うバトルだというスタンスでいるので実力を持っている人にとって見ると何やってんだこいつと思われることが多いです。
麻雀マンガもよく読んでいて、好きなマンガを挙げるとちょっと前置きの枠がなくなってしまいますのでここでは述べませんが、麻雀マンガは往々にして、能力バトルという体で運力を操ることが多いです。
題材にもよりますが
天から与えられた「天運」
その場所や状況に左右される「地運」
行い、行動によって結果が変わる「人運」
って言うのをよく見ます。パチスロだと地運は台設定に因るんですかね。
運はどこまで行っても結果からしか確認する事が出来ないので、過程が正しかったのか誤っていたのかという答え合わせにしかなりません。
しかし行っていた行動が合っていた場合は言いようもない高揚感を得ることがあるでしょう。
予測があっていた、というのはパチスロ・パチンコ打ちの快感ポイントの一つだと思います。設定読み、釘読み、スランプ読みその他諸々がピタリハマって勝った時の気持ちよさは何にも代えがたいですね。
そんな運のうち、人運を短期間で充足する事が出来るのが、レバーオンによる「引き」。俺の右腕が光って唸るGODを引けと轟き叫ぶを毎ゲームやるのも良いですが、凱旋で言うと赤7なんかは15Gだけちょっと右腕光らせると即100G上乗せなんてことになるので「俺すげえじゃん!」を簡単に得ることが出来ます。しかし単発スルー時のがっかり感もまた相応。
そんな自分の力で何かやってやった感を手軽に得られる台が増えている気がします。良台とされるもの、クソ台と扱われるもの、いくつもの台がホールを駆け抜けていきました。今日はそんな台達をピックアップしたいと思います。
というわけで前置きが長くなりましたが今回のお題は「自力」です。
世間的には自力台と思われるもの、思われないものが有ります。ぶっちゃけパチスロやパチンコ何て自力で大当り引くんだから全部が自力台なんですが、そういう次元じゃない、何か別の要素が働いた場合によく挙げられます。じゃあその線引きはどこなの?というと結構曖昧、というか気分によるというのが本音でしょうか。
ざっと昨今の有名台で自力かそうじゃないかを挙げると
・ガルパン → 自力台
・モンハン → 自力台
・秘宝伝伝説 → 自力台
・ヤッターマン 自力台
・GOD系列 → NOT自力台
・ジャグラー → NOT自力台
・バジ絆 → NOT自力台
なんとなく見えてきました。
傾向としては「1/10を切るような確率が重要な要素を占めている場合」「ガチ役物が絡んでいる場合」あたりが自力台と認識される気がします。
バジ絆辺りは意見が割れると思いますが。
で、ここからが本題。
自力台で打ってて「面白い!気持ちよかった!」って機種と「なんだこの台無理ゲーすぎだろクソが」って思う台が結構分かれるってこと。個人的にはガルパンは後者です。めっちゃ打ってるけど。
先日、某別ゲームのブログで面白い理論を記載しているものを見まして。それがこちら。
プロスペクト理論:http://bit.ly/1ndcBQE
ざっくり簡単に言うと、
利益にかかわる部分は堅実になろうとするけど、損失にかかわる部分はよりリスクを求めるってことでしょうか。
嫉妬されるからという意見もあると思いますが勝った報告に対して負け報告のほうが結構見ますでしょう。自分も昨日言いましたしね。逆に勝った時は感情が高ぶらないというか「勝ったな」「ああ」みたいな気持ちになるんですよね…ってそれは今回のお題からちょっと離れてました。
要は、勝ってるときの自力はより安定している方面に、負けている時の自力はよりリターン多めにすると行動理論的に面白く感じるのでは、という話です。
前者は、例えばループ型ARTで継続率UPよりもより確実なストックを求めたりすることが好まれるとか。
後者は、例えば天井が深いけどそこまでたどり着けば恩恵が大きい、とか。
パチスロでは損失と利益は割とイコールなんで判断に困りますけれども。
そんなことを、パチスロヤッターマンの話をしていて思い出しました。
あれ、最後の継続が完全自力のルーレットなのですよ。利益にかかわる部分が、安定性0のルーレットっていうのものすごく不満が溜まるんですよね。目に見えて、かつ自分のレバーのせいで継続判定されるというストレス。当たったら次も乗り越えないといけないのに終了するときは1回で終了。理不尽。
いや、大体のループ型パチンコはそうなのですけど、こう自力で目に見える形にされるとなんかイライラしてくるというか。
そして大事なのが「公平性」。
先のヤッターマンは穴を6つにして、当たりと外れをそれぞれ可視化しているのでわかりやすいのですが、ガルパンやモンハンなんかは勝利と敗北の条件が違うので、お前それダメな方に偏ってるだろ!?と思いたくなります。
こっちのベルは何回連しても相手に当たってくれない、そのくせ相手の攻撃はすぐ当たってやられる、だの言うやつですね。プロスペクト理論で言うところの、損失の方がより強く印象に残るため、それを回避しようとする(=回避失敗すると非常にストレスが溜まる)って内容に当てはまると思います。
そこをレア役だと強めのチャンス演出が発生する…とかで有利に見せることで、ストレスを緩和しているようなものだと考えます。
有利に見えるステージや戦闘ではより安定して勝てるように。
不利に見えるステージでは餌をチラつかせてここで勝てれば大きいと思うように。
平等に見えるステージではより有利に見せて安定させるように。
そういうバランス配分が出来ている台が、評価を得ているように感じます。逆にこのバランスを崩すとクソ扱いされやすかったり…悪いのは自分の運なのに、難しいですね。
もし開発の方が見ていれば、こういった理論とかも考えてバランス配分をしたらいい台が出来上がるんじゃないかなと願っていたりしています。
と言っても素人が考えるようなアイデアなんてプロが思いつかないわけないので、当然知っているうえでものすごく練られていると思いますが。
後これは個人的な感想も入ってくるのですが、常時自力感があふれる台は疲れる、という印象を受けました。
具体的には麻雀格闘倶楽部ですとか、乙女魂とかそのあたりの、毎ゲーム何かを求められる奴ですね。これも一つの台の形だとは思いますので否定はしませんが、なんつうか当てるまでに息切れしそうでした。
今回も落ち無し。
あ、昨日乙フェスで-30でした。初当たり7回引いてうち6回が通常って何だこの台無理ゲーすぎるだろクソが
ではまた。
8
ザンボさんの
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このコラムへのコメント(12 件)
うわあほめられた!ありがとうございます!
公平性でいうとKPEが本当上手くできててすごいなあと思います。
西遊記と喧嘩祭の、負けても文句なし!なシステムバランスは偉いです。
あのピチューーーーンが無ければもっと売れたでしょうに…
納得です
ザンボさんの書かれる文章は、理路整然として
構成がしっかりしていて脱帽なのです
ノン。払った金は無駄にはならないです。
昨日なんてよんせんえんでおにゃのこたちのレベルが250上がったからね、大成長だからね(焦点の定まらない目で
ザンボさんに敬礼。
完全自力に見えてそうじゃないファフなんとかさんみたいな例もありますしね
ただ違う何かを求めていくとオカルトめいた世界に入るのでそれはそれで楽しいのかもしれません
全く目押しできない方が連続で○○が揃う!的なのが続きやすいと思いますし(オカルト
6掴んで「持ってきたな…」とか言ってみたりフリーズ引く前に「雨が…来るなぁ…」とか言ってみたいけどそれただの変な人でしたわ
モンハン月下は知らん間に逃げられるのでそこ辛いです もう1年ぐらいになるのでそろそろ詳細な解析出してくれませんかねェ…
レバー次第なんでしょうけど、違う何かが動いている気がしてますw
特にジジババwww
???「ワシはワシの豪運を1度も疑ったことなど無い」
絆は確かに意見割れかねないですね・・・ある種高確対応したレア役差し込むのは自力感のようでもありますけど高確あればな部分でもありますし・・・
モンハン月下はお戻りください
負債を背負った時、結構立ち回りに変化が出てきちゃいますねー、心が弱い。
自分の場合は「最後に、一目だけでもいい、光を…」ってジャグラーに座ることが多い気がします。いわゆる未練打ち。
麻雀のオーラスなんてハネ直逆転トップしかねらえませんね!(断ラス的発想
ただ、麻雀に関してはオーラスに順位の変わらないアガリはしません(笑)。